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 カーグラフィックTVでトヨタプリウスの特集をやっていて、由良拓也さんの論評を聞いていたら興味が湧いてきまして、試乗してきました。

 先代のプリウスはデビュー間もなく地元のディーラーさんがわざわざ試乗のために本社まで持ってきていただきましたが、今回は通りがかりにちょっと寄って山道中心に走りました。

 日頃使っている車がスポーティーな音なので、まずその静かさに感動。しかしモーター駆動での出足はもっと力が欲しい感じ。

 インテリアの感じは繊細で未来的で悪くないですね。ステアリングにボタンが集中してあって、メーターは奥にあるという設計はとても良い配慮だと思います。

 ただ、外観のために前のガラスが寝ていて、三角窓があって、後ろが見にくいという点は私にはかなりの減点材料。そういえば所々に青のポイント装飾があってこれも好きじゃないなぁ。

 レーダークルーズコントロールはやっぱり便利ですね。車間距離を自動でやってくれて同乗者にも自慢できますよね、今は。このクラスのクルマでオプション選択が出来るのが嬉しいです。

 また、試乗車には付いてなかったですけど、太陽電池で駐車時の真夏の換気をやってくれるオプションは有り難いですよね。プラスしてリモコンキーでエアコンをスイッチオンできるそうで、これは他にないものすごい引きのポイントです。特に今のような夏は。

 このレーダークルーズと、真夏対策のオプションの2つの装備があることでかなり本気で欲しくなるのですが、4WDが無いし、ワゴンが出るとか言われてますし、トヨタは他にハイブリットのバリエーションを増やしてくると言うし、更にプリウスに11月にプラグインハイブリットを追加すると言うし、大体にしてこのプリウスは今注文しても来年春でしょうし‥。

 それにしても、ハイブリット自体より、未来的な装備を楽しめるクルマとしてプリウスはやっぱりクルマ好きの琴線に触れる存在として認めざるを得ないですね。