鶏南蛮丼

 専門家の間では、「今実施している全頭検査は、BSEを効果的に防ぐ対策というわけではない」とか「BSEが日本人に発症する確率は限りなくゼロに近い」というのが定説になっています。

 しかし、実際は全頭検査を止める気配なし。消費者が離れてしまっては全てが台無しと言うことで、国民の巨額の税金をどぶに捨てながら続いているのですが、もうそろそろいいんじゃないのかな、と思うのですがどうでしょう?

 5年前に高病原性鳥インフルエンザが79年ぶりに国内で発生したときに、急激な消費の減退に見舞われ、当社も減産したのですが、まさしく「人の噂も45日」で、あっという間に回復し、とても悔しい思いをしました。

 そう、人の心は揺れ動くもの。景気の良い頃は過ぎ去り、今はまさしく日本全体が無駄を無くして、効率よくなるためのリストラクチャリング(再構築)の時期なのですから、こないだまでの常識と今の常識は違っていいはず。

 日本が合理的になれるかどうかで、この難局を乗り切れる否かがかかっていると思います。その良い判断材料ではないでしょうか、全頭検査は‥。

(写真:二戸駅隣「なにゃーと」にあるレストラン戸々魯(ととろ)の新メニュー「鶏南蛮丼」はなんと600円で大満足の味)