63d6ce31.JPG

 岩手県中小企業団体中央会の主催で、財部誠一氏の「2009 日本経済の行方」というタイトルでの講演を聴きに盛岡に行ってきました。

 私はテレビはリアルタイムでほとんど見ない人なのですが、ソニーのDVDレコーダーの「おまかせ・まる録」機能で設定したキーワードに引っかかってBS日テレの「財部ビジネス研究所」を見て徐々にファンになってきていたので、ちょうど良いタイミングの企画でした。

 前の左の講師席に座った講演前の氏はうつむき加減なので、大丈夫かな?とか思ってしまったのですが、話し始めたらすごく情熱的。のっけから表題のように日本のマスコミ批判を強力に展開して、ビックリしました。

 折しも新聞の朝刊に「GDP12.7%減」の見出しが出たことを、「四半期の3.3%減を年率換算して12.7%減だというのはまさしく捏造だ!」と切り捨てて、「マスコミは悲観的過ぎて、そのつけが自分に回ってきて、広告費が取れなくて倒産する!」と笑わせてくれました。

 派遣切りについてのマスコミの報道についても、「極端な人を探して報道している。自動車会社の派遣は結構な給料をもらっている」と批判しておりました。

 なるほどなあ〜。氏はどちらかというとこの不景気については楽観論者かもしれませんが、自虐的すぎる日本を指摘され、楽観視したくなる話でした。