十文字研修風景

 今週は、職位毎の研修を3日連続でやっています。課長代理、主任・係長、部長・課長の3回です。

 最初に私から挨拶をすることになっていまして、今回は、当社はなぜ「さん付け」を強制しないかについて話しました。

 今の当社の社風なら、いかにも「さん付け」しそうですが、想像するに、あまりにアットホームに成りすぎてどうかなと感じています。

 肩書きなんて、日頃、肩書きで呼ばれないなら、昇格したときや名刺交換したときくらいしか意識しないわけで、下手すると責任感というか、組織での役割を軽視してしまうのではないかと‥。

 もちろんマイナスもあって、組織のピラミッドの下部になると、遠慮がちになるという欠点はあるわけですが。これは、そこにいたるまでに既に社風自体がおかしいと言えると思います。

 ところで私自身を振り返ると、けっこう「さん付け」で呼んでいる人も多い(笑)。とっさに役職名を言えるようにならなきゃ、ね。

 めまぐるしく変わる肩書きを覚えないで済む「さん付け」は便利かも!?