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 上京して、年末のお客様へのご挨拶を、営業担当専務としております。

 やっぱりどこに行っても話題になるのは期限表示のことです。誤解を招くのでここではいちいち書きませんが、昨日聞いたお客様の話は私にはどれも正論に聞こえました。

 「世の中おかしな方向に行っているような気がしますね‥」のセリフが印象的でした。

 私は思うんですけど、やっぱり「期限」という言葉と、食品の持つ特性がミスマッチしていると思います。

 賞味というのは、おいしく食べられるという意味だそうですが、これは温度などの環境条件で大きく変わるのですし、グラフにすればカーブで描かれるものです。

 なのに、「期限」という言葉は、断崖絶壁の線をイメージさせます。これで大きな誤解を招いてはいないでしょうか?デジタル時代の考え方にしすぎてないでしょうか?

 こないだのテレビでは、評論家の方が「食べられる食品を、早めに捨てさせて儲けている」と言ってましたが、結果そういわれても仕方がない現実があるような気がします。

 だから「目安」が適切だと思うんですけど‥。