先週土曜とほぼ同じパターンで、午前中、二戸市PTA研究大会がありました。
参加者もちょっとかぶると思いましたが、ほんの僅かだろうということで、私の最初の挨拶は、先週と似たような話になってしまいました。
講演は、県の総合政策室長で、ジョブカフェのセンター長などをされて、若者の雇用問題を現場で肌で感じた人でしたので、大いに参考になりました。
フリーターにだけはなるな。挽回しようのないツケを払わされる。いまフリーターの平均年齢は30歳を超える。自分より若い者がどんどん入ってくる。生涯年収はずっと仕事があったとしても5200万円で、正社員の1/4。
子供を自立させる=親としての卒業試験。「地震・雷・火事・親父」と言われた時代はどこへ?父親が家族の中心になりなさい。等々の指摘をいただきました。
私自身、民間企業の経営者として、人の吟味には相当のエネルギーを費やすようになりました。はっきり言って、社長の能力で勝負すると言うより、社員の力で勝負したいと考える私は、この世の中の経営者の内で少数派ではないでしょう。
世知辛い世の中といえばそうですが、人材のマッチングに今後ますます力が入って、一定水準以上の素材づくりとしての学校教育、家庭内教育の重要性はますます高まるばかりなのでしょうね。
(写真:昨日の校内ロードレース大会)