シビックセンターの鶏の像 月曜日、東京出張中、電車に乗って席に座っていましたら、向かい側で席を譲る譲らないで、面白い光景を目にしました。

 シートに座っていた60歳前後の男性のそばに、70代とおぼしき男性が立っていて、それを見つけた座っている方の男性が、立って代わりに座るよう勧めたら、「次の駅で降りるので‥」と辞退され、仕方なく元の席に座りました。

 しばらくして、また別の70代の男性が近くに来て、座っていた男性はどうしようか迷ったしぐさを見せ、結局、自分が座っているのに嫌気がさした様子で、その席を立ち、べつなところへ消えてゆきました。

 70代の男性は、席が空いたのはわかったようですが、座る気配もなく、周囲の立っていた人たち数名も何だか座りにくくなって座らない様子。苦笑いしてしまいました。

 東京では日常茶飯事な光景でしょうが、高齢者が元気で若い気持ちでいすぎるのもな〜、と思えたりして。

(写真:二戸シビックセンターの2つの姿を持っている鶏の像=福田繁雄作)