
競合とは、大辞林では「せりあうこと」とありますが、今回の経営塾の合宿では「共に成り立つこと」と教わりました。
共に成り立つ状況が終わったとき、競争が始まる、というわけです。なるほど。
さて、国内のチキン業界はどうなのでしょうか?
昭和30年代に勃興し、昭和60年頃まで伸びてきてまさしく競合状態。同業者がまさしく仲間と言う感じでやってきて、その後、輸入品が入ってきて、自然と国内生産が減少。しかし、ここ3年ほどで輸入品が減少し、国内性産は回復基調。
考えると、まだ過当競争など経験したことが無く、おそらく、今、静かに競合状態から、競争状態に移行している時期なのかなあと思いました。