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 盛和塾の機関誌が年に5回届きます。稲盛和夫塾長の講話を収録したものとともに、塾生の経営発表、塾長との質疑応答、塾長を知る人達の書き下ろしなどが満載です。

 かれこれもう40冊近く、頂いては読んでいるのですが、時々に応じてグサリと来ることがあります。

 今回は、そう滅多にない塾長自身の懺悔の言葉が聞かれました。京セラが母体となって運営されている京都パープルサンガが、Jリーグの1部と2部を行ったり来たりで不甲斐ない成績を出しているのは、自分自身の心の問題であったとして反省の言葉を述べられています。

 まさしく今回もグサリ。自分の周囲にもいくらでもそんなことがありそう。さすが塾長との思いを強くしました。何歳になっても人間はエゴが出る。それを何とか制御しようとすることが尊いと言われていますが、今回は身を以てそれを吐露されています。

 盛和塾の機関誌であると共に、一般にも購読料さえ払えば送ってくれるようになっているようですので、よろしければどうぞ。