「きまじめ品質」は、平成3年に当社がCIを導入したときから、会社の形容詞として使い始めたコピーです。
その時、当時の営業担当の村上常務(現監査役)が、ただの「まじめ品質」でなく「き」をプラスして行くことを主張して、現在に至っております。
昨日の朝礼の誕生日スピーチで、その蘊蓄(うんちく)を語って頂きました。
その1。関西の銘酒「灘の生(き)一本」。この「き」の「生」は混じりっ気なしの意味だそうです。
その2。約20年前頃読んだ本「非まじめのすすめ」。東京工業大学名誉教授でロボット博士としても有名な森政弘が書いた本。「非まじめ」とは「まじめ」を否定するものではなく「まじめと不まじめ」を融合し統合する考え方だそうです。「まじめ」だけでは良い商品を開発できないし発想を柔軟にということでしょうか。
また、カンパニーの語源まで解説していただきました。カンパニーの語源は中世イタリア語の「コンパーニヤ」だそうです。「コン」は共にする。「パーニヤ」は食パン。つまり同じ釜の飯を食う仲間なのだそう。
そういえば良くみんなで一緒に食事します(笑)。
(写真:昨日は最高気温もマイナスの真冬日で、雪も結構降りました。しかしクリスマスに向かっては暖かくなって溶けるそうです。)