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 先日の東北大学大学院の助教授の来訪の後日談で、「十文字さんは勉強家だって言ってましたよ。」という話が聞こえてきました。恐縮です。

 社長室のデスクの背後には、本棚が並んでいて、その演出が効果があったのかな?

 しかし、自分でもなぜこんなふうにビジネス本を読みあさったり、セミナーに出たり、仕事関係の番組を録画してみたりするように成ってしまったんだろうと不思議にも思います。

 子供の頃から読書は大嫌いでしたし、じっとしているのが耐えられなくて、受験勉強も相当やらなかったほうだったと思うのですが、今は逆ですね。頭でっかちなくらい。

 人生要領で生きてきたといいますか、何でも本質やコツを掴んで、ちゃんと結果を出したいという意識だけが強かったと思うのですが、そうしているうちに、読書量で沢山のコツを獲得しようとしている自分がいます。結局、これって逆に物量で勝負になってきているのでは?という感じです。

 それに、社長というポジションは、学んだことを実践させる立場でもあるので、面白いです。

 先週のセミナーで「社長は決断をするのが仕事。社員は実行するのが仕事。社員は考えてはいけない。直ぐ実行すると、社長の決断が正しかったか間違ったかがわかる。すると社長は考え直すんです。そうやって会社は強くなる。」となかなか刺激的なことを聴かされました。

 社長は社員に期待しつつも、依存しないようにということなのでしょう。

(写真:寒い中、雛輸送車の洗浄中)