東北大学大学院様来訪 独身時代のボランティア活動の中で知り合った友人が東北大学の大学院生をやっていて、「東北の地域企業の経営者の方のキャリア形成」について調査中ということで、助教授を伴って仙台からはるばる車で来て頂きました。

 2代目として、記憶にある私の子供の頃の経営に関する思い出から始まり、会社に入ってからの出来事などをインタビューされ、お答えしました。

 中学校や高校(盛岡で一人暮らし)、大学(東京で一人暮らし)での、会社を話題にした親との記憶がほとんど無いことに改めて我ながら驚きましたね。

 それに比べますと、小学校の時のことはよく覚えています。4トントラックを運転する父の隣に乗って出掛けたこと。近所に駄菓子屋が無くなるので、お前がやれと父に言われてやったこと。会社が厳しいので(労働組合ができた頃)と言われてスキーとアマチュア無線の機械だけは買ってもらえなかったこと。忘年会で家では全然飲まない父が泥酔して社員に絡んでいる姿。等々。

 それから、「キャリア・アンカー」というアンケート調査をその場で受けました。こういう性格診断の類は結構好きです。

 しかし、キャリア形成云々という質問の連続にはとても違和感がありましたね。思ったのですが、私には全然「キャリア形成」という概念が頭の中に無い‥。もう行き着くところに来たからかな?

 まもなくその場で診断結果も出されたのですが、私は「純粋な挑戦」のカテゴリーが一番点数が高かったようです。

 そのまま書きますと、「より困難な状況に挑戦し、日常の争いや競争に勝ち抜くことに最も価値を置くタイプ。」なのだそう。

 素の性格は全然温厚(?)だと思うのだけど、経営者となったらそうならざるを得ないですね。立場が人を変えますね。ですよね?