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 地元、一戸町に住んでいた芥川賞作家の三浦哲郎。数々の作品の中で、「木馬の騎手」という短編集があります。

 その中に、「出刃」という作品がありまして、この出刃はブロイラー工場で使われる包丁のことを指しておりまして、そのブロイラー工場が実名で「十文字」の名前で出てきます。

 読んでいるだけで、昭和40年代前半の生々しい雰囲気が伝わってきます。

 文中では「妙な臭気」と書いて「ひょんたかまりこ」とルビがふってあるのが何とも言えないなあ〜。