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 秋は各事業所を巡回しての食事会をやっております。工場長とか課長クラスを除いて、10人程度の単位で若手を中心に集まってもらい、ざっくばらんに90〜120分くらい話します。

 先週と今週で6回やりました。そのうち、私の失敗談に話が及ぶことが3度。それもこれも、「ちょっとの失敗は挑戦したことへの賛辞になる」「減点主義じゃなくて加点主義で評価するよ」というメッセージを伝えたかったからです。

 数年前、私が加工品の担当役員だったとき、業績向上を目論んで3000万円の機械を導入したのですが、どうもうまくいかず結局元の手でやるほうが早いと言うことになりました。適応サイズ的に応用も利かない機械だったので、1年ほど工場の中で動かずに場所だけ取っているという状態になって、最後には二束三文で引き取ってもらいました。まあ、大損です。

 もちろん、つくづく事前の調査・検討が大事だという教訓になったわけですが、こういうことでその稟議書を提出した人が評価が悪くなるだとか、降格になるのだとかいうことになれば、会社の進歩発展が遅くなるわけです。それが怖い。

 というか、社長が最終決済をするわけで、自己否定にも繋がるでしょう(笑)。

 費用のかからない挑戦を優先することは当たり前としても、費用がかかるからとためらいすぎたのも当社の過去を振り返ると反省材料になります。会社がデカイと、ちょっとのことでも投資額が大きくなるので、現場の当事者はビビってしまうのですね。

 投資をせず、工夫や努力だけで乗り切ろうとして、何度もやってみるが時間だけが経っていくという現実があったと認識しておりますので、両輪でいきたいと思っております。

(写真:軽米町の鶏糞炭化工場の敷地には来春の出荷を控え商品が○○万袋)