今日は午前中、岩手県副知事の来訪があり、午後は県の環境生活部の「食の安全・安心意見交換会のパネラー役と、県関係の仕事が重なりました。
岩手県の県北・沿岸振興の本部長を副知事が兼務することになったそうで、井の一番に当社を訪問されると言うことで、チキン産業を重視している証でしょう。
午後は県立大学のホールで、食の安全・安心意見交換会でした。まずは、北海道大学大学院教授で鳥インフルエンザについては世界的な権威である喜田宏氏の講演。
所々にユーモアたっぷりな説明で、学者らしくない印象でしたが、元々民間の方だったんですね。講演に先立っての打ち合わせの昼食時には、ゲストなのに我々にソフトクリームを振る舞ってくださいました。
喜田先生は『渡り鳥→鶏→人』という感染経路と勘違いしている人が多いと指摘。人間の感染には非常に特殊で希なルートなので気にしなくてよろしいと言ってました。
香港の「ライブバードマーケット」(生きた鳥を売り買いする市場)の写真を見せてくれましたけど、海外の事情という意味で、これが一般消費者への最も効果的な説得材料かもしれないと思いましたね。
私の出番は、パネラーでのワンチャンスで、DVDで会社の農場の衛生管理の現状を見てもらい、アドリブで説明させて頂きました。割と喜んで頂いたようです。