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 「こないだはみんなの前で上手くしゃべれなくて、落ち込んでます‥」とある社員からメールがありました。

 実は私も以前そのコンプレックスがあったのですが、社長業をやっていると、場数を踏むことで何とかなってきたように思います。

 本社での毎週月曜日の朝礼スピーチも、社長方針の伝達という大命題があってやっているのですが、隠れた目的は、私自身の場数を踏むためです(笑)。

 それと、上手にやろうとする優等生に限って、その呪縛にはまってしまうように思います。上手にと思うほど、上手に出来なく、ぎこちなくなる。オリンピックの女子フィギュアみたいなものですかね。

 結局、人の心を打つのは、淡々と「気持ち」を伝えること。感激したとか、感謝したいとか、おめでたいとか、そのことを強く心の中で膨らませると、「上手にやろう」という気は失せてしまうように思います。

 それから、準備ですね。準備が無くても話せるにはかなりの人間レベルに達していなければ出来ませんよね。私も含め、一般人はしっかり準備で練る必要があるのではないでしょうか。