douzoku

 2代目社長は創業者の息子。そりゃあガチガチの同族会社と思われても仕方ないのですが、私自身、当社はリベラルなカラーがあるし、田舎にあるのにあか抜けたところがある会社として、周囲は認知しているものとてっきり思いこんでました。

 それにこれくらいの規模になってきますと、経営自体を一族・親戚で占めたら、会社自体が閉鎖的になって時代に取り残されてしまう懸念が強まると思っております。

 というか、同族で占める事実より、そういう思いこみというか、諦めが社内にある時点で、会社がそこで終わってしまうくらい今の世の中は競争が厳しい。

 会長・社長以外にも、3人ほど従兄弟・親戚が勤めていたりしますが、親戚だからということで特別扱いは全くありません。

 しかし、家族的な社風を作りたいとも思っております。公私を全く分けて、職場の同僚の趣味とか、家族がどういう状況だとかが分からなくて、円滑なチームワークができる訳がありません。

 「子育てをすると親が成長する」と言いますが、会社も同じです。上司も部下も、どんな年になってもお互いの成長が見られ、刺激を与え合う、そんな職場にしていきたいものです。