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 今朝10時から二戸パークホテルで、十文字二戸フーズ労働組合の30周年記念式典と懇親会があり、4時まで楽しんできました。

 350人ほどの参加で、懇親会は社員の演劇が続き、カラオケを交えてあれよあれよという間にどんどん盛り上がり、最後に物まねタレントが出てきて爆笑のステージがあってシャンシャン。会社と組合との協調関係がだいぶ構築されてきていることもあってか、なかなか盛り上がりました。

 十文字グループ内では、この二戸フーズの現場の人たちだけ、組合が組織化されていることもあって、社長の祝辞もあれこれ考えたのですが、今回は自説を交え少々固い話をしました。

 世の中は、第1次産業が始めで、これは自分で食べるものは自分で作る時代。第2次産業は工業化ですが、貴方はそれをやって、自分はこれをやるという分担の時代。組合が出来た頃はそれで、労使の役割ははっきりしていた。

 で、第3次産業の時代が今で、サービス業従事者が世の中の80%以上になっていて、心のこもったサービスを競う時代で、心のこもらない単純作業だけでは第2次産業も成り立たない時代ではないかと。

 その後に結論として、一番言いたいことを言ったのだが、その際に会場にバタッと物音が‥。おいおい、一番肝心なポイントなのにみんなの視線は音のほうに。一番大事な中身が伝わらなかったじゃないか!くやしー、と思いながらスピーチを終えました。

 ちょっとガクッと来ましたが、その分カラオケで発散して気分良く会場を後にしました。歌ったのは「岸壁の母」。練習無しだからこそ、受けたかな?