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 我が業界の業界紙(新聞)といえば、「全国食鳥新聞」「鶏鳴新聞」、業界誌(雑誌)といえば「鶏卵肉情報」といったところです。

 全国食鳥新聞は文字通り、鶏肉業界専門で、他の2つはどちらかといえば卵業界が主です。これは、卵業界のほうがまだまだ小規模な企業が多く、購読者が多いからなのでしょう。

 で、紙面では当然ながら、ここのところ鳥インフルエンザ、略して「トリフル」の話題が圧倒的に多い状況です。茨城県に行くわけには行かないし、市場も平静を保っているので、岩手にいてどうもピンと来ないのですが、そろそろ収束が見えてきたようですね。

 原因については、違法ワクチン説がほぼ固まりつつあるような情勢でしょうか?違法ワクチンで巻き添えを食らった方々は損害賠償を請求する姿勢とかで、やはり法律違反は何より代償が大きいと認識せざるを得ないですね。

 さて、鶏卵肉情報にマスコミにも良く登場する鳥取大学の大槻教授が特別機構してまして、大変示唆に富んだ内容でした。

 「渡り鳥より分離したウイルスは、鶏には気管内に直接接種しないとなかなか感染が成立しない」

 「七面鳥はトリインフルエンザへの感受性が非常に高いが、七面鳥産業が巨大な欧米では最初に七面鳥が発病し、体内で増殖した後に感染しやすくなったウイルスが近くの鶏群に感染する例が多い」

 「鳥インフルエンザの本来の宿主であるアヒルが、東南アジア、中国、韓国では大量に飼育されており、韓国での連鎖の元はアヒル農場だった」

 ‥といった事実を考えると、渡り鳥が日本に飛来しても、そう簡単に直接鶏に感染が発生しない、との見解でした。だからワクチンも安易に許可すべきでないと。

 なるほど。ちょっと安心しました。