c5b1a524.jpg 昨日から今日に掛けての安比高原でのお客様との懇親を終え、いま帰ってきました。

 以前にこの安比高原をはじめとするリクルートグループの岩手県でのリゾート事業を経営していた高塚猛氏(ダイエーホークスの球団社長としても有名だった方)の講演を聴いて、印象に残ったのが標題の言葉です。

 スキー場は日当たりの良い南斜面に作るのが常識だそうですが、敢えて北斜面に作り、逆に「雪質がよい」という利点を徹底して社員に理解させて、場面場面に応じて、それをさりげなくお客様に向かって言ってもらったそうです。

 キャッチコピーにしても、今は良いことばかりアピールしてもお客様は信じないので、正直に自らの駄目な点を認めて、良い点を遠慮無くアピールするとスムーズに理解してもらえると教えて頂きました。

 自分の弱みを隠さず外に出し、良いことを倍加させようと言うこの考え方はいろいろと応用できます。遠慮がちでマイナスポイントばかり考えがちな岩手県人(というより旧南部藩?)には、とても重要な示唆だったと思っています。