きまじめチキン日記

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2024年08月

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　今週は月曜日朝に社長室を含む本社２階のエアコンの不具合が発覚。涼しい日だったからか、なんとかその日午前の役員会は中会議室にて出来ましたが、午後はギブアップで在宅勤務。

　火曜は取引先さんとゴルフで出かけ、水曜日は会社の休業日。昨日の木曜日は、Ｈ専務が出かけていることを確認して、第一事務室の机を借りてほぼ１日座って居ました。

　いや、新鮮でしたね。どちらかというと社長室に引きこもりタイプですし、こうして大空間で仕事をするのは副社長として旧社屋の社長室に移る前以来なので、２５年ぶりくらいかな。

　ワイワイガヤガヤ、コミュニケーションを取って仕事をしている皆さんを見て、社長としては悪くない気分になります。特に営業部のＫ常務の声が通り過ぎるくらい通るわ（笑）。

　しかし、やはりというか、集中してあれこれ考えたり、隠密の電話をするのは憚れますね。

　今日の午後には修理のための部品が届くそうなので、社長室に戻ることになりそうです。ちょうどいい体験かな。


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　実は私、オムライスとかチキンライスは食べないようにしています。おいしくて食べ過ぎてしまう割に炭水化物ばかりだから（笑）。

　学生時代はピラフもよく食べました。牛丼が贅沢なほうで、今考えると貧血になるのは道理ですよね。その反動で今は肉と野菜ばかり食べてます。

　さて、セブンイレブンから今販売になっている菜彩鶏使用の「でかむすびチキンライス」。大きくて２７０円です。

　今朝食べてみましたら、美味しい！！やばい！！全部食べそうになりました。前言に反して、冷蔵庫に置いてきた残り半分を食べるのも楽しみです。

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　当社では役員にはＣＸー６０を貸与しているのですが、乗り心地が固めで、下のトルクが細いターボディーゼルエンジンで、トルコンレスのオートマだからか、スムーズに運転するのが難しいように思います。

　昨日はＮ常務の運転につい苦情を言ってしまいました。「おいおい、もう少しスムーズに運転できないのか？？」と。

　そう感じたのは我が家からすぐのところのＴ字路。停止線のところで急ブレーキ。そしてアクセルをグンと踏んで横断歩道を過ぎて、また強めのブレーキ。

　彼曰く「警察が見てるかもしれないので‥」。うーん、警察見てたって停止線のところで一度止まるだけでいいでしょうよ。

　「２回止まらないと捕まりますよ」と彼は経験則を言ってましたが、私はそんなことしなくても一度も一時停止で捕まったことがないですが‥。

　その後も強いブレーキが多いように感じたので、「ブレーキが遅いんじゃないの？？」と申し上げました。

　じゃあ私自身の運転はどうかと言うと、ここ十数年で大きく変わって、ブレーキをなるべく踏まないようにしてます。だから余計感じたのかもしれません。

　大きい転機は、ドイツ車を何台も乗り継いで、ブレーキを踏むことでアルミホイールが汚れるのが嫌になってきたこと。

　それから燃費を意識するようになって、ブレーキが最もエネルギーの浪費につながると思えてきたこと。せっかく作った慣性エネルギーを殺してしまうのですから。

　私の巡航速度は決して遅くはないはずですが、燃費のことがあるので加速はほどほどにしています。ハイパワーなクルマを欲しがらなくなったのはそういう志向に変わったからなのでしょうね。

　以前、ドイツでレンタカーを借りて５００ｋｍほど走ったことがありました。信号が少ないのに感心した覚えがあります。逆に言うと日本は信号が多すぎでブレーキばっかり。これは脱炭素と真逆の方向ですよね！！　こういったところも、日本の生産性が低い証左では？？

　気がつくと、仕事でも無駄なエネルギーを使わずにハイパフォーマンスを導けるようにを自然と心がけています。ま、これは昔からで、無駄が嫌いなのでしょう。

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　経営会議合宿の会場となったユートランド姫神では麻雀セットが貸していただけるということで、１次会は９０分ほどで済ませて、某部屋で麻雀が始まりました。

　今年は香港で例によって日本より大きい牌で麻雀しましたがそれ以来ですし、社員とやるのは超久しぶり。気がつけば幹部も全て私より若くなってるし。

　東回しで終了ということで、小一時間だけプレーしました。赤牌が混じってたのでインフレ麻雀。親満でトップに立って逃げ切り体制で居ましたが、最後は初牌の白を振り込んで、混一色、小三元、ドラドラに振り込んで負け。最後にちょっと甘くなってしまいました。ああ、自分らしい（笑）。

　麻雀、久しぶりにやると楽しいですね。若い頃はアフター５によくやったものです。社内麻雀大会いつかあるといいですね。

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　幹部が集まって一泊する経営会議合宿。今年は何をやろうか考えた末にひらめいたのが、７４項目の十文字フィロソフィについて、現場に即した実例を交えた文章を書いてもらおうということ。

　事前には何も言わず、十文字フィロソフィの書かれた経営計画手帳と京セラフィロソフィとパソコンを用意してもらい、昨日午後と今日の午前の計８時間で１６人が手分けして全項目を書いてもらいました。

　私はチェック係。ほぼ半分はダメ出ししたかな。その結果、昨日で２６項目合格し、今日は昼ご飯までで６９項目まで行けて、残り５項目だけ宿題としました。思ったより進みましたね。

　これを完成させたらｐｄｆ書類か製本して社内で見てもらおうかと思います。どっちが見てもらいやすいかな？　製本したら幹部のいい記念になりますよね。

　そして月一冊の読書感想文のノルマ向けにも格好の本になりそう。

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　岩手農協チキンフーズ株式会社は、株式会社十文字チキンカンパニーに吸収合併する運びとなりました。

　そのことを今日は、岩手農協チキンフーズ株式会社八幡平工場の社員の皆さんに報告をしてきました。

　３５年間慣れ親しんだ社名が無くなるのは淋しいと思う方もいらっしゃると思いますが、長く十文字の主導で経営してましたので本来の名前になったとも言えます。

　社員の待遇面ではもとより十文字のルールと同じでしたので、スムーズに行けるかと思います。テレビＣＭ等のＰＲ活動もより効率的になるかと期待しています。

　引き続きどうぞよろしくお願いします。

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　昨日は取引先さんとゴルフのあと八戸市内での会食でしたが、ホテルにチェックインのあと時間がありましたので、歩いてすぐにある八戸市美術館に行ってみました。

　繁華街近くにあるので２０２１年に出来たときからその存在は知ってましたが、展示テーマやら漏れ伝わってくる噂はあまり芳しいものではなかったので、わざわざ行かなくてもと思ってたんですけどね。

　直前にネットでホームページを見てもピンとくるものがなかったのですが、ひとまず行ってみようと行ってみましたら、なるほどこれは市民参加型でいいかも！と思えましたね。

　今回の旅には財布を忘れてきたのですが（笑）、無料で３０分ほど十分楽しめました。

　特に地元の写真家、蜂屋雄士さんの家族写真の展示が良かったです。十数組の家族が自ら撮った写真９枚、写真についての家族との定型のＱ＆Ａ、そして美術館を舞台にした写真家による家族写真。スマホで撮影しそのままスマホに残すだけの今の若い家族が、プリントの価値を再認識してるコメントがリピートされるさまに、昭和の写真文化のほうが黄金期だったのかもと思えました。

　また、八戸ゆかりの方々の書の展示が良かったです。他にもあれこれ見ましたが、さすが２３万人都市八戸市、多彩な才能が存在してるんだなと感心しました。

　既存の立派な美術館側から見ると格下っぽいかもしれませんが、逆に新しい美術館を感じ、これは大いにアリだなと思った次第です。

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　昨日、盛岡のCafe Bar West 38で開催された、橘和徳さんと絵美夏さんのツーマンライブに行ってきました。

　橘和徳さんはこの夏にリリースになった当社のテレビＣＭにて歌唱いただいていましたので、一度拝見したいと思ってましたら、先日の宇津志博恵さんと同じ会場でした。

　橘和徳さんはソフト＆メロウな曲を歌う方というイメージでしたが、この夜前半はジャズの有名な曲中心でしたが、後半はポップスに展開。「デスペラード」と「ヨイトマケの唄」が白眉でしたね。すっと入ってくる歌とはこのことか。

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　そもそも私が初めて彼の歌を聴いたのはデビュー曲の「千のありがとうを」で、曲とその歌唱がとても印象的だったのでした。

　その後、同じ岩手県北の葛巻町出身で、同じ畜産の範疇に入る酪農家ということが分かり、いつかＣＭに是非と思ってましたらチャンス到来というわけです。

　この日誕生日だった絵美夏さんも素敵過ぎて参りましたが、ジャズじゃない橘和徳さんの持ち歌も生で一通り次の機会に聴いてみたいです。

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　二戸市の今年の７月と８月の日毎の気象データ実績を見ました。‥やっぱりそうか。

　昨年は最高気温３０℃超えがずっと続き参りましたが（７月、８月）、今年は比較的穏やかです。夜も最低気温は２０℃ちょっとが続いてて助かります。

　とはいえ我が家の２階廊下には夜でも暖気が残ってるので、暗くなってからは寝室をエアコンで冷やして、寝るときには扇風機にオフタイマーをかけてエアコンをOFFにして、窓全開で寝るとちょうどいいかんじ。エアコンONにして寝ることは皆無で快適です。

　ちなみにお盆の１４日は珍しく昼寝したくなって、仕方なくエアコンを点けて１時間寝たのですが、その後声が枯れたような‥。慣れもあるのでしょうけど、年齢もあるのでもう夏は関東以南に泊まりで出かけるのはあり得ないかな。

　夏が苦手な私ですが、これくらいだったらほんとに快適で、地元愛が湧いてきてます。

（写真は８月１４日早朝５：４４馬淵川公園辺りで）

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　２０歳ころからずっと読んでいるクルマ雑誌、ベストカーを買うのをやめたのが一昨年のこと。

　しかし買わなくてもネットのサブスクで見れるので引き続き目を通してました。そのサブスクが、U-NEXTからAmazon Kindle（お試し）を経て最近、楽天マガジンに移行。

　そしたら見れる雑誌の数がグンと増えて、このお盆休みに時間を費やしてあれこれ見てしまっています。

　で、特集によっては紙媒体が欲しいなと思える雑誌があれこれ出てくるじゃないですが。楽天マガジン自体は３９６０円で読み放題でしたが（９月より値上げ）、本屋さんに行って立ち読みするのの代替もありそうだから安いのか！と実感。

　そして、ベストカーのようにささっと読むのに環境をもう少し整えたいと思えてきて、これまでの10インチ1920×1200のAndroidタブレットから、乗り換えるべくより大型の12インチ2560×1600のAndroidタブレットを発注して昨日届きました。

　初見では画面が綺麗で買ってよかった気がしてます。これだといちいち拡大しないで見れるような。4K液晶ディスプレイとミニPCの組み合わせも考えたのですけど、ひとまずこの環境で行けそう。

　同世代の中でも雑誌をよく買ってた私ですが、これで再び復活するかな。その雑誌を読むので失われる時間は何なのかは考えてません（笑）。

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　「マツコの知らない世界」という番組が好きで録画してみています。８月１３日の回前半はとうもろこしの話題でした。縦にしたほうが糖度が高くなるそうなので、冷蔵庫にあったとうもろこしを縦にして撮影してみました。‥そういえばダイソーでは縦に吊るして売ってますね。

　我が十文字家は祖父の代まで専業農家で、スイートコーンも作ってました。収穫期の６月には朝早く起きて出荷作業を手伝ったものです。そういうわけで時期になるとたくさん食べました。

　祖父のあと、父は鶏を飼育し始めたわけですが、よく考えると鶏用の配合飼料の主成分はとうもろこしです。いや、鶏以外にも畜産用の飼料原料はとうもろこしの比率が高いはず。安くできて栄養価が高いからでしょう。

　以前見た映画に「キングコーン」があります。甘味飲料もほとんどがコーンからできていると知り驚いたものです。

　気がつくと私の生活においては、ご飯の代わりの主食にもなるし、スイーツの代わりにもなるとうもろこし。さらに生で食べられる品種が開発されたと番組で紹介されてました。

　ますます地球上にはとうもろこしとチキンが普及していくのでしょうね。

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　台風５号が岩手県に上陸した昨日、久慈市の滝ダムが緊急放流と午前中に聞こえてきて一瞬ヒヤッとしました。滝ダムのある長内川から直ぐのところに当社久慈工場とスープ工場がありますからね。

　しかし、午後２時にそれが終了。家が心配だからと早退して帰宅した社員もいたそうですが、その後いつもより１時間早く仕事を切り上げて社員を返したそうです。

　そして今日は恒例のお盆前の半日と少々の稼働ですが、昨日残したの分もやるため１時過ぎにラインが終了とのこと。

　タイムカードのところには、いつも通り菓子パンと飲み物が並んでて、選べるようになってました。

　今日の私は本社出社で朝礼と少々の打ち合わせの後、久慈工場に向かい１１時頃到着。工場敷地はもちろん、社員の自宅も無事だったとのことですし、市内もそんなに被害はなさそうで、良かったです。

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　山の日の振替休日の今日、二戸工場に行ってきました。

　案内役は高卒から総合職に上がって肩書がまだのＫくん。工場の改造箇所などの説明を含めテンポよく案内してもらいました。

　さらに、工場内の誰と誰が付き合ってて‥とやたら詳しい！　幸福推進の私のポリシーを理解してくれてるようで嬉しくなりました。

　「戦力としてとってもいい子が２人、この地域でない人と結婚して辞めてしまって。社内結婚で残ってくれる方がいいですよね」と内心を明かしてくれました。いやほんとです。

　Ｋくんは若いうちに所帯を持って、確か自宅は賢く中古物件を購入したとか言ってたような。同世代に範となるような姿を見せて、恋愛アドバイスをしてくれるのはとってもありがたいです。

（写真：ラジオ体操のあと包丁研ぎ作業をする社員さんたち）

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　これまで財布についてはかなり保守的で、小銭入れ付きで、最も薄い革製で、消耗品としてブランドにこだわらず、ほどほど磨り減れば早めに交換してました。

　スーツを着るようになってから長財布が多かったのですが、海外出張が増えてくるとラフな格好でもコンパクトに収まる二つ折りが良くなり、更にここ１０年は三つ折りを買ったりしてました。逆に厚くなってしまいがちですが。

　次はどうしようかとネットサーフィンしてましたら、メルカリに誘導されて、雑誌の付録に付いてくる財布が売られているのを見て、ほぼ１０００円以下で手に入るようなので、あれこれ良さげなのを手に入れてみました。

　これが思ったより良いじゃないですか。メイド・イン・チャイナなのでしょうか、素材はお安いのかもしれませんが、今の時代ファスナーがしっかりしてたり、縫製がちゃんとしてたりで、なかなかです。さらにキャッシュレス時代に合わせた設計だったりで、これまでの固定観念を壊してくれています。

　都会のように、もう財布は持たない宣言ができれば最高なのですが、ひとまずその前にあれこれもがいてみています。

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　当社が株主だったこともある�蟯篌螢船�ン工房は６月末をもって紫波町の工場業務を停止し、同じ�螢奸璽坤廛薀鵐福爾離哀襦璽弉饉劼任△覘蟷庵�フーズと合併になっています。

　北上川の護岸工事の影響で立ち退きを余儀なくされ、新工場の建設を断念して、従業員の方々は近隣の食品会社や�蟷庵�フーズさんへの移籍がなされたようです。

　当社の夏冬のギフトセットはそういうわけで�蟯篌螢船�ン工房での製造が終了。私は「ギフトは自社商品にこだわらず外から調達でもいいのではないのか？」と言いましたが、営業部では「好評なので‥」とお願いする先を探して、長野県松本市の�詼楸新榮�にたどり着いたのでした。

　もちろん事前に試食会やりましたよ。その時の印象は、地元密着で独創的で、ちょっと大人しい味付けだなというものでした。これまでと大きく違ってちょっと心配‥。

　しかし、実際社用での発送を終え、私のもとにも直接感謝の声が届いてるのですが、何だか想定外に好評なのです。

　そして昨晩我が家では、まず初めに「手羽元のコンフィ」を食べてみました。‥う、うまい！！　もったいなくて、ソースを残して今朝の朝ごはんに使いましたよ。

　社用か、社員の注文しか受け付けないギフトセットなので、どこで買えるとか言えないのが心苦しいのですが、その限定の分、届いた方にはさらに喜んでいただけるかな。

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　先日の上京の際、十数年ぶりにお目にかかった千葉大学の斎藤修名誉教授。

　書類廃棄の話題になったので、「そういえば京都産業大の駒井亨先生から保管してほしいと書類を何箱も譲り受けましたよ」という話をしたら「駒井先生と連絡が取れなくなったので教えて」と言われました。

　お易い御用で。‥しかしスマホのアドレス帳には無し。もしかしてスマホ入れ替えのときに引き継げなかったか！？　そういえば出てこないはずはないのが出てこなかったりする！

　というわけで、頂いた手紙があるはずと探したら出てきました。よかった〜。

　ちなみに私は、生涯これまで頂いた手紙やハガキはすべて取ってあります。いや、正確には９９％かな。年賀状を毎年４００枚程度やりとりしてた時期もありますので、けっこう場所を取ってます。

　読み返したことはほとんど無く、取ってあるだけで、引退して暇になったら読み返そうかなと思ってます。そして懐かしく思えたりしたら、思いつきでこちらから出してみようかなと。相手先不明で戻ってくるのもよし。相手が亡くなってたらそれも仕方なし。

　郵便利用が少なくなって、肉筆の価値が逆にどんどん上がってると思うので、それはそれで昭和生まれとしては引き立っていいような。

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　先日、お客様が泊まっている金田一温泉のおぼない旅館に食事に行ったら、帰り際、「おかえり　ただいま　いってらっしゃい　おぼない文庫」という自費出版したと思われる本を若女将、大建ももこさんからいただきました。

　地元の美術展をはじめももこさんの絵をそちこちで拝見して感動して、２０２３年の当社カレンダーのために絵を１２枚描き下ろしていただきましたが、まもなく９０ページほどのここまでのイラストエッセイ集を作り上げるとはスゴイ。

　２人の男の子の子育てをしながら千客万来の古い旅館の若女将をしているだけでもスゴイのに、プロのイラストレーター顔負けの絵を描き、ほっこりするエッセイを書けるなんて‥。

　絵を描くからか些細なことにも神経が行き届き、いろんなお客様に対処することで柔軟性が養われ、何か問題があっても解決方法を上手に導く人なんだなと感じました。いやスゴイ。しかもまだ若いでしょう。どれだけ伝説の人になるんだろうと思いましたわ。

　ちなみにこの本は１２００円の値段がついてて、おぼない旅館で売ってるんですね。レトルトカレーとの物々交換でご勘弁を。

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　昨日は岩手から千葉県船橋市の石井食品��の本社まで日帰り出張してきました。東京は暑いので帰れるなら帰る方を選びますよ（笑）。

　用事は、「イシイのファンフェス」でのワークショップへの出演です。１回あたりお子さん連れで計２０名ほどに集まってもらい、今年５０周年を迎えるミートボールの厳選素材を学んでもらおうという趣向。そこに私は鶏肉産地のことを教える役で、Ｎ次長の作ったパワーポイントをベースに５分ほど話したのでした。

　それを１４時、１５時、１６時の３回。卵を２１日間温めてひよこが生まれ、そのひよこは５０日ほどで３ｋｇになり出荷。鶏の１週間は人の１年ほどだから、大きくなっても若鶏なんですよ。鶏舎の外が白いのは雪ではなくて石灰で、長靴を２度履き替えて鶏舎に入るということをするのは鳥インフルエンザ対策ですよ。‥といった話をしましたが、小さい子どもたちには分からなかったかな。

　石井食品�蠅気鵑遼楴劭嘘�はViridianというコミュニティハウスになっていますが、今回は子どもたちが楽しめるスーパーボールや輪投げ、ボウリングなどを用意し、また商品を調理して食べられるようになっていて、ちょうどいいくらいの賑わいでしたね。

　短時間ではありましたが、子どもたちや親御さんと会話ができ、中には女の子からツーショットでの写真を頼まれたりして、楽しく過ごさせていただきました。また、ミートボールだけでなく当社の認知度も高めていただけるようなワークショップで、智康社長には配慮いただきありがとうございました。

（写真：スクリーン右側が私の定位置でしたが、撮影のため写っていません）

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　あまりここで何度も言うのも何ですが、社長をやっていて一番嬉しいのは、「たくさんボーナス頂いてありがとう」という言葉を頂いた時です。

　そして、年６回の社内報のこの欄外にある社員１６人分の短い文章を読むのが２番目に嬉しい時かもしれません。

　仕事への前向きなスタンスとか、プライベートの充実した様子やらあれこれ本音が見られて、いろんな人が当社に所属して働いているんだな、ありがたいなと実感できるのです。

　そして、ただ賃金をもらって生活を成り立たせるだけでなく、お客様や会社への貢献による自信ができ、プライベートへの善き余波が作れているような気がしています。

　わが経営の師、故稲盛和夫さんは「働くことは万物に効く薬」と仰いました。

　本来やりたいことと違うありふれた仕事かもしれませんが、１７００人が力を合わせて働いているこの職場が、健全な生活に貢献できているなら、賃金の評価以上に嬉しいことかもしれません。
　

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　昭和9年（1934年）5月27日に、父 亥太郎 母 スヲの長男として生まれました。

　私が生まれたあたりは軍国主義のご時世で、近所の村松八幡宮で青年団の人などが30名くらい集まり、天皇陛下バンザイなどと唱えながら戦勝祈願を行っていた時代でした。

　終戦後は軍国主義から自由主義経済の時代へと移行し、農業の「稼ぐ」という事も肉体的に働くということでなく、経済的に儲けなければならないという時代への変化を肌で感じたのを、今でもよく覚えています。

　商売っ気のあった母の血を引いたのか、中学生の時の入院で食べた卵に着目したのが養鶏業の始まりです。

　最初は20〜30羽ほどを自宅で一人で飼育していたのが、結婚し妻と二人で飼育しはじめ、従業員を雇いはじめ、近隣に農場を建設し飼育を委託しはじめと順調に事業が大きくなっていきました。

　60歳の頃には約2,000人の従業員をかかえる企業までになったのは、私一人の功績ではなく、私自身運が良く、たくさんの人と良いめぐり逢いができた事からだと思っています。

　特に、創業当時から製造部門を担当していた東山光夫元工場長、久慈工場を建設する際に大変活躍してもらった矢部公輔元専務、資金調達に大いに貢献してくれた大庭吉明元専務には大変感謝しています。

　そのほか、16歳から鶏に携わり、人数を数えたことはありませんが、岩手県北・青森県八戸市周辺などで、ざっと１万人を超える皆様に働いて頂いたり教えて頂いたりしたことで今日があると思っています。心より感謝申し上げます。

　近年では若い社員の目覚しい活躍を見て、大変嬉しく、また心強く感じています。

　来年創業75周年を迎えますが、お陰様で夫婦揃って心身ともに健康なので、今後も皆さんの活躍を見るのを楽しみにしています。

　皆さんの力でこの会社はますます伸びていくと確信していますので、安心してこれからも仕事をしていって下さい。

●十文字健助略歴
1934年　誕生
1950年　自宅で鶏の飼育開始(創業)
1960年　結婚を機に採卵養鶏開始(創立)
1964年　ブロイラー飼育に切替え
1975年　�觸淑源�養鶏設立
1991年　�蟒淑源�チキンカンパニーへ社名変更
2002年　代表取締役会長に就任
2006年　旭日双光章　授章
2021年　相談役に就任　　　

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