きまじめチキン日記

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2021年05月

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 農畜産業振興機構が発行する情報誌「畜産の情報」の最新号を見たら写真の数字が目に入りました。

 何年か前に過去10年で4割増えたというアナウンスが有った鶏肉の国内消費でしたが、これだと明らかに頭打ちの傾向ですね。

 コロナ禍で、量販店の販売の伸びや唐揚げブームで鶏肉消費が伸びている手応えがありましたが、実はさほどではなかったようです。

 そうなってくるとコロナ明けの鶏肉相場が心配です。国内生産が増産増産できてましたので、消費が落ち着いたときが怖い。

 とはいっても、こういう困難をくぐり抜けてきたのが今生き残っている業界各社です。当社も舵取りを誤らないようにしなければ。

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 一昨日、めんこい協同組合の総会のときに、組合員である株式会社オヤマのT常務からプレゼントが有りました。

 それは砂肝を使った新商品「いわいどりのとりたん」。鶏の舌は小さすぎて一定量集めるだけでも一苦労なわけですが、砂肝(筋胃)こそが牛タンに近い触感だということで商品化に至ったようです。

 柔らかくして、切り方も工夫を凝らしてるみたいです。味もついていて、フライパンに油を引いて、弱火で表裏2分ずつ火を通すだけ。

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 食べてみたら牛タンより少し柔らかいくらいで、コリコリ感はそれ以上。惜しげないボリューム感でコスパがいいのが鶏素材であることのメリットでしょうか。

 私のには砂肝8個分入ってましたが、200g入りで580円。通販でも手に入るそうです。お試しください。
 

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 新型コロナウイルスの影響で、私が代表理事を務めるめんこい協同組合の昨年の総会はごく少人数での開催でしたが、今年は21組合員中10組合員の参加で、ホテルメトロポリタン盛岡にて昨日開催されました。遠くて隣の宮城県からの参加でした。

 例年ですともう少し多い会員数が東京に集まり、午後総会をして、そのあと情報交換会をやって、夜は懇親会という流れで親睦を深めるわけですが、なにしろ軸となるO専務が中国から日本に帰国できないで丸1年以上経っていますので、食事をして各社さんの現状を報告してもらって全部で2時間ほどで終了しました。

 ご多分に漏れず入国・帰国が滞っているわけですが、この非常時の中で、1社さんの実習生寮でクラスターが発生して少々帰国者が出ているほかは、なんとか持ちこたえている範囲かなと思います。

 数字でいいますと、これまで右肩上がりで技能実習生の数は増えてきてましたが、昨年度は62名減の826名になり、新たに特定技能1号27名、特定活動26名が加わっています。

 地方の労働人口減でますますニーズは高まっていきますので、コロナ明けにはV字回復しかないです。

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 藤原市長から頂いた「二戸歴史物語」「続二戸歴史物語」を読みました。全部で450ページくらいですね。

 たくさんの人名が出てくるこういう歴史ものは苦手ですが、地元のことでもあるのでそこそこ興味を持って目を通すことができました。

 2冊とも地元の奥昭夫さんが書かれたもので、過去の文献をくまなく読破して現代人のバランス感覚で真理を追求する仕事ぶりに頭が下がります。

 それにしても結構な文献が地元に残っているものですね。米は取れないし、地元の特産は炭くらいしか無い貧しい地域と、どこかで読んだものを鵜呑みにしてましたが、実はそれなりに豊かさもあって、会輔社のような稀に見る進取の人材を輩出した組織があったということで、認識を改めさせられました。

 廃藩置県の前後の地域区分の話が出てきますが、地元の気質が真っ直ぐすぎるのか、政府に対する反抗と受け取られて、二戸市の主要エリアが属したのは、弘前藩→黒羽藩→北奥県→九戸県→三戸県→江刺県→青森県→岩手県とたらい回しにされたというのは、今を生きる我々の気質に残っているとすれば修正しておきたいところです。

 さて、地元二戸市の人口は減っていくばかりですが、おそらくその当時より多いはずでしょう。この本で言っているように、我々は悲観ばかりしないで、歴史の続きを作る心構えでやっていかなくちゃですね。

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 昨年は7月5日に予定していました当社3工場での直売会「感謝デー」。粘って秋への延期も検討しましたが、最終的には中止とさせていただきました。

 そして今年は7月4日に予定していたのですが、ワクチン接種が想定よりも進まず、また変異株が怖いということで、早くも今年度の中止を決定させていただきました。

 他県の同業者の工場でクラスターが発生して、長期間稼働ストップして大変な目に遭っていることも大きいです。

 楽しみにしていた地元の皆様には大変申し訳無いですが、ご理解くださいませ。

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 4月の誕生月昼食会で、「社長の家に行ってみたいです」という話がありました。

 そういえば10年くらい前でしょうか。業績芳しくなくボーナスが少ないときに、私がごちそうするということで12人ずつ地元の飲食店で夜会食をしたことがあり、エクセルガーデンでやったときに、「社長の家が見てみたい!」と言われて「いいよ」と二つ返事で皆さん酔っ払って歩いて雪崩込んだことがありましたっけ。

 今年はコロナで暑気払いも何も見送りということになりましたが、来春は独身者を招いて我が家でバーベキューというのもいいかなと思いつきました。

 とはいえ、建物自体は本社と同じ設計の方ですし、家と会社ほとんど区別がつかないです(笑)。

 綺麗さは、さすがに私一人で頑張って掃除しても会社には負けますので、粗探ししないようにお願いします。

(先週の社内ブログへの投稿/写真はバイオマス発電所)

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 スバル・レヴォーグ、納車から結構走って3ヶ月で5000km超えました。ここで私なりに評価としていいところ、残念なところを5個ずつ書いておきます。

【いいところ】

1.エンジンが低速トルクがあって十分な加速
 
3リッタークラスのトルクを低い回転数から出すので追い越しが楽です。今の時代、これくらいの加速能力がほしいという線を十分クリアしてます。また気持ちいいです。

2.遠出すればリッター13キロ超と悪くない
 
前の所有車、マツダ3の1.5リッター四駆が14キロ超えるくらいで、今あるNBロードスターが良くて12キロですので、個人的には十分満足です。レギュラーガソリンですしね。

3.静かで乗り心地がいい
 
夏タイヤも冬タイヤも17インチにしたせいも多分にあると思うのですが、ガッチリした車体で乗り心地が良く静かです。ホイールベースが結構短いのに立派です。

4.スピーカーの音が意外といい
 
マツダ3の凝った3ウェイスピーカーとはだいぶ違うだろうなと思ったのですが、意外といい音します。ちなみにオーディオ・ナビが何も付かないまま納車でしたが、何とかしてヘッドユニットをつけてもらいました。

5.よく曲がるスバルの四躯
 
曲がりにくい四躯のイメージはスバルには全く当てはまらないと言っていいのでしょうね。長く乗ってみないと明確な評価はできませんが、信頼感あります。

【残念なところ】

1.シートの生地が弱そう
 このベースグレードの生地は廉価版だからか弱そうです。それとスバル車は縫製の技術も他社に劣るような気がします。

2.前後のバンパーの複雑な線の凹に汚れが残りやすい
 
北国なので雪解けの時期は特にそうですが、洗車しても前後のバンパーの線で凹んでるところに泥が残りやすいです。

3.ある洗車機にかけると給油蓋が開く
 少し浮いた状態になることが数回ありました。こういうことはこれまで経験したことがなかったので結構驚きました。

4.ウインカーの使い勝手が違う
 
自分でもよくわかってないのですが、これまで乗ってきたどれとも違う使い勝手で、なかなか慣れません。思ったとおりになりません。

5.シンプルなディスプレイオーディオ+Android Autoが選べない
 
メーカーとして消費者にスマートな選択肢を与えるという思想がなくて、あからさまに利益最優先のように感じるのは私だけでしょうか。

 ちょっと最後が辛辣になってしまいました。1台あたりの利益率が非常に高いのがスバルの経営の素晴らしさなので、経営者の目線で見れば分かんなくもないですが、他社に遅れていますし、次はどういう手を打ってくるのでしょうか。

 ちなみに、輸入車と同じレベルのハードウエアの感触で、ほぼ半額で安いとよく言われるみたいですが、デザインとかあれこれ及ばない点があるので、その言い方はフェアーじゃないような。逆に言えば、もう少し内外装のデザイン、質感を頑張って欲しいです。

 とはいえ、乗るとたしかにいいです。ここから下に降りるのは辛いでしょうね。マツダがこれから出すFR上級車はこれを超えられるかな?

 余談ですが、シンプルなGTってグレード名いいと思いませんか。GT EXも何だかなと思いますし。GT−Hってありえないと思いました。こういうのにこだわる私は古いタイプでしょうか‥。

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 昨日は、岩手県食育推進ネットワーク会議の総会での講演のため、盛岡に行ってきました。

 そもそも、一昨年11月、岩手県チキン協同組合が食育推進の岩手県知事表彰を受けたことから、その1年後の昨年11月に事例発表という形で20分ほどプレゼンするはずでしたが、コロナ禍で流れたので代わりにということで設けられたものです。しかも長くなって60分!

 あれこれ盛り込んでストレッチしましたが40分ほどで終了。火曜日の講演で聞いた、岩手県は脳卒中死亡率1位云々についても話題にしましたら、最新データでは1位は脱却したとのこと。それはそれで良かったです。

 残りは質疑応答とさせていただきましたが、その中であるマスコミの方から銘柄鶏について質問がありました。「銘柄鶏で飼料をちょっと変えただけというものあるんですよね?」

 そうなんです。何かこだわりがありさえすれば、銘柄鶏と認められています。大きく分けて、鶏種、飼料、日齢、飼育環境(屋外)ですね。

 もしかして一般的には鶏種が違わないとまやかしに近いと思われているのでしょうか。飼料の違いで大きな差が出ることはありますし、日齢の違いでもかなり差が出ます。逆に羽色が赤くなったからと言って飼料や日齢が違わないとさほど違いが出ないとも言えます。

 当社の菜彩鶏は飼料で差を出していますが、結果的に人間の五感に訴えるところであれば、味以外にも、臭いと色で差別化できています。他にビタミンEの肉への残存量、それに抗生物質を一切使わないで飼育しているという点が差別化ポイントです。

 要するに上記のような質問が出るのは、銘柄鶏は一般の鶏と比べての差がピンからキリまであるからなんですね。業界としても考えなくちゃいけないことです。現状では消費者の方に、賢く選んでほしいと願うばかりです。

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 昨日、盛岡市内のホテルで開催された、一般社団法人日本食鳥協会東北支部の総会のあと、「鶏肉製品の機能性表示」について、岩手県生物工学センターの矢野明先生の講演を頂きました。

 その中で、岩手県は健康づくりの意識が低いことを証明するデータとして、脳卒中死亡率1位、三大疾患死亡率1位、幼児肥満率1位、高校生肥満率男子1位(女子2位)を挙げておりました(写真)。

 青森県が脳卒中死亡率1位を脱却するべく頑張って、実際最悪県を回避できて、その代わり岩手県が1位になったとは知ってましたし、それ以外のこれらのデータも概ね知ってはいたつもりですが、まとめて指摘されますと食に携わる立場としてガッカリですね。

 コロナでしばらく静かにしてなければなりませんが、明けたら岩手も青森に倣って大作戦を仕掛けたいものです。ん、そういえば明日私は食育関連の会合で講演をすることになっていました。何というタイミング。内容少し変えなきゃ。

 思い起こせば、私も子供の頃「ご飯いっぱい食べて大きくなれ!」と言われたものです。今考えると、ご飯いっぱい食べても上に大きくはならない。ただ太るだけ(笑)。

 この言葉は相撲を始めとする体重が必要なスポーツくらいしか当てはまらないわけで、変な地元の常識だったですよね。ま、その考え方が、わんこそばの起源にもなっているのかも。

 それにしてもあの津軽の「じょっぱり」の気質が軸にある青森県なのに、よく頑張って汚名返上しました。青森のラーメンは美味しいけど塩っぱいイメージが有るのですが、もう変わってるのかな?

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 昨日は入社3年目の指導員、Sくんの案内で大野第4−1ファームに行ってきました。

 大野第4は、私が入社した35年前は、仙台市の秋保にあった農場に次いだ大型農場で、4ブロックに分かれて飼育してもらっていて、なかなか良い成績が出なくて苦労してた記憶があります。

 それがこうして鶏舎の寿命の目安となる40年をほぼ迎えるということで感慨深いですね。もちろん農場長が当初より世代交代し、その間も関与した農場長、指導員、担当課長、あるいは作業班の皆さんが精を出して成績向上に努めてきたし、設備課、協力会社さんが設備を保たせるために頑張ってきたわけです。

 このあとしばらくしたら骨格を生かしてリフォームするか、全く新しい設計で生まれ変わらせるか、決断しなければなりません。気持ち的には、2階建ては止めて全く新しくしたいところ。しかし今の建築基準法では坪数がぐんと減少してしまうので悩ましいところです。

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 軽米町の取引先の専務に薄暮ゴルフに付き合ってもらったあと、たらぼを頂戴しました。

 養殖物の天ぷらが雪が残っている時期からスーパーに並んでて、結構好きで買ってたのですが、天然物を手にしたのは久しぶりです。

 何にも知らないでいましたが、上が1回目で、下が2回目のものだそうです。1回目は脂が乗ってると言ってました。そうなんですか。

 天ぷらが定番なのでしょうけど、面倒だしお腹が空いてたので、ひとまず1回目の半分をさっと湯がいて、キューピーのからしマヨネーズで食べたら十分美味しかったです。

 とまあ、全く参考にならない記事でした。実は調べることはしましたが、レシピにアレルギーのある日本酒が入ってる時点でギブアップしがちな私です。

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 冬の間は鳥インフルエンザ対策があるので、私の立場でも飼育期間中の農場に行くことは自粛するわけですが、昨年は冬以外もコロナ対策で竣工式を除いて行かないで終わりました。

 そして鳥インフルエンザが国内で猛威を振るったこの冬も当社の農場は無事何事もなく経過して、ゴールデンウィークも過ぎて一安心と言ったところで、指導員になってまだ1年未満の若いYくん(写真左)に案内してもらいました。2年ぶりの農場訪問です。

 そのYくんは農場に着くなり死亡鶏の解剖を5羽ほどやって見せてくれました。さすが獣医に憧れていたしたこともあると言うくらいの動物好き。手際がいい。もしかして若いのに麻雀で鍛えているからかな?

 Yくんの担当、洋野町を中心とした10農場の農場長のことを話題にしていると、どんどん農場長の世代交代が進んでいることを実感しました。今日会った農場長2人はそれぞれ実父、義父が同じ仕事をしていたというアラフォー。

 調べてないけど、当社の農場長の平均年齢はここのところ下がってるのではないかな? 工場従業員の平均年齢は実際下がってるデータがあるし、どちらも少子高齢化が進む地元で逆を行っている?

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 久慈市の北隣りの洋野町を拠点として、北三陸の素材を加工して世界に発信していこうという志の高い食品会社があるということを地元のテレビで最近知りました。その名は株式会社北三陸ファクトリー

 テレビに映る代表の方もいい雰囲気を持っていらして、商品のデザインセンスも垢抜けてて、しかもあの三菱商事さんの復興支援財団がバックに付いているということで期待が持てそうだし、近いうちに手に入れなきゃと思っていました。

 そしたら、洋野町のK氏から返礼として数日前に届きました。原木椎茸、ほうれん草、真鱈の3種のスプレッド、それに塩ウニ、わかめです。

 まず食べたのはわかめ。水に通して塩を除いてポン酢で食べましたが、コリコリッが程よくこれは癖になる。歯に挟まるんですが、それも嫌にならないほど美味しい。いいものはいいんですね。

 塩うには程よい塩加減で美味しい。これまでのは塩っぱすぎのイメージを持ってましたが、これはいい。最近家ではご飯ほとんど食べてませんけど、このためにご飯炊きたくなりました。

 スプレッドは原木椎茸だけ開封して、サラダチキンに載せて食べましたが、にんにくが効いてて食欲をそそります。でも私自身はにんにくに弱い胃酸過多の体質の持ち主なので、たくさん食べれないのが残念。

 吟味して出来た中身だと感じますし、パッケージングも見事です。コロナ禍のあとの活躍が楽しみです。Kさん、ありがとうございました。

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 本日の誕生日昼食会で「社長は電気自動車に乗らないのですか?」という質問を頂きました。改めて頭の中を整理してみると下記の理由が思い浮かびます。

1.充電が即できず煩わしい。外出時は時間つぶしや順番待ちでせっかちな私に向かない。

2.バッテリーが信用できない。時間が経過したり寒さで能力が落ちるのが気になる。

3.バッテリーで重くなる。 山道をひらりひらりと走りたい。

4.どんどん安くなりそう。 尊敬する日本電産の永守会長が安くなると断言している。

5.社会インフラは急に変わらない。 政府の炭素排出ゼロスケジュールは無理すぎる。

 しかし、この私のブログで「電気自動車」を検索してみたら、結構前になりますが意外にもハイブリッド車より電気自動車を切望していた時期があったようです。だったらなぜこんなにネガティブになっているのか。

 こんなに大掛かりな過去の否定をして、新たなインフラをガンガン作り出す必要がある電気自動車への移行は本当にエコなのかという反論も盛り返しているようですし、私ももっとクレバーな方法で温暖化防止は達成できるのではないかと思えます。

 また、その後仕入れた情報で、100年ほど前自動車が普及し始める頃に、化石燃料を使った車と電気自動車の両方があって、しばらくしたら電気自動車のほうが淘汰されたという史実を知ったことで、歴史は二度繰り返される懸念もあるような。

 バイオマス発電という先進的な取り組みをしている立場としては相容れない考え方で申し訳ないですが、これが正直なところ。でも体感することって確かに大事です。クルマとして魅力的な商品が出てくればコロッと方針転換して買っちゃうかもね。

(写真:5月7日新緑の久慈渓流を助手席から撮影)

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 新しいタウンページが届くたびに、ほぼ目を通すこと無く前のものを捨てていました。いまどきネットで用が済みますからね。

 しかしなんだかなもったいないなと考えた末、風呂に入ってるときに目を通してみることにしました。3分の1くらい読んだかな。

 地元にどんな職場あるいは機能があるのかが、これを見ればよく分かります。逆に言うと、これまで目を通さなかったのがもったいなかったかな。

 しかし、こうして目を通せるのも我が地域のタウンページが薄いから(笑)。

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 サイサイ・ドリーさんの作者であるM様ご自身の手製によるフィギュアが届きました。

 当社70周年へのちょっと遅れたお祝いとのことです。良く出来てるなあ。

 ありがとうございます。大事にします。

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 種鶏場に配属になるインドネシア人実習生が住む寮が完成したということで、先日見に行ってきました。

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 最大20人まで入れるということで、あらゆるものが基準を満たすよう計算されて設計されています。

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 新しいですから他の部の実習生が見ると羨むことでしょうね。私から見ても整然とした合理的な作りになってました。

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 実は九戸村内に既存の建物でいい物件がないか探していましたが、見つからず二戸から通っていたということで、完成が急がれてました。

 すでに入国して活躍している女性4人がひとまず入って、これからあと更に4人が入る予定ということですが、この先まだ空きは残ることになります。

 日本人でも、種鶏場で働きたいという遠隔地の女性ならここに受け入れることが可能かもしれませんね。ついでにインドネシア語を習得できるというチャンスも付いてきます!?

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 二戸市の人口をネットで確認しようとしたら、市役所のホームページでは令和2年4月末で26,380人だそうです。あらら1年前の数字ですか。

 ご丁寧にも、Wikipediaでは令和3年4月1日の推計人口が出てまして、24,953人になってました。2万5000人を切ってしまってるのですか!?

 どこまで減ったら市じゃなくなるのかという素朴な疑問を解決すべくネットで調べたら、北海道歌志内市は2994人まで減ってるのだそう。

 それでも市を維持しているし、あの有名な夕張市も町への降格を検討したことがあったが、メリット・デメリットを勘案してそのままでいることを選んだとか。というか、なんと、実際に降格した市は一例もないのだそう。名称変更だけであれこれお金がかかるという逆に首を絞められる要素もあるという悲しい現実。

 それにしてもびっくりですよね。地方でこれから人口がどんどん減少していくというのに、名前だけの市がずっと存続していくのでしょうか?

 というか、これって「茹でガエルの法則」そのものではないでしょうか? 人口減少しても市でいられることで危機感は薄まって、そして気がつけば誰もいなくなった状態になってしまいそう。

 市から町、町から村への降格義務を法律で定め、どんどん実現していくことで、名前と実態の整合性を図るべきではないでしょうか。野放しなら、だらしない日本国の象徴に思えます。

 そのことで尻に火がついて、人口減の対策やら地方消滅の回避に本気で取り組んでいけると思うのですが。

(写真:5月3日の二戸市民文化会館)

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 先日報告しましたように岩手日報さんの取材を受け、そろそろ5年が経過するバイオマス発電所の話をしましたが、5月2日の朝刊に大きく出ていました。

 とても上手にまとめていただき感謝です。もっと別な言い方したところは結構ありましたが、逆に記事を読むことで、こういう言い方の方が分かりやすく伝わるかもな、と感心しています。

 取材時のブログ記事ではちょっとネガティブなことを書きましたが、発電の世界に足を踏み入れて悪戦苦闘しながらそれなりのノウハウを獲得できているわけで、それをこれからの脱炭素という時代の追い風に活かせないかチャンスを窺っていきたいものです。

 失敗は成功のもと。ピンチはチャンス。いや、アイリスオーヤマの大山健太郎会長は「ピンチがチャンス」と言ってましたっけ

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 先日、二戸市の藤原市長がおいでになったときに地名の話題に私が食いついたからか、後日この「二戸市の地名」という本をいただきました。浄法寺町と合併した際に制作された2007年発行のものです。

 実はこの本は当社のS専務から借りたことがあって、その際には新旧の本社所在地(旧は私の出生地でもある)に関係する辺りだけを見て返してしまったのですが、今日はその時よりじっくり読みました。

 20の地域名、747の字名があるんですね。3月末での二戸市の人口は2万6000人だとすると、単純計算で35人に1個の字名が割り当てられていることになりますか。ほぼ10家族に1個。何だか贅沢ですね。

 それらの地名は姓にも置き換えられて、小中の同級生とか、社員や地元で出会った方々の顔を思い浮かべながらそのいわれを楽しく読みました。ついこの間まで、近隣の集落から嫁をもらうのが大半であったでしょうから、その地名、姓を色濃く遺した存在がその出会った人だと言えなくもないのでは。

 気になる十文字について二戸市には、下斗米字十文字、浄法寺町十文字、仁左平字十文字平がありました。一級河川の馬淵川の支流として十文字川が流れていますし、十文字は珍しくありません(笑)。というか、けっこう地名としては其方此方にありますよね。

 たった今検索したら「名字由来ネット」で出てきました。十文字姓は全国で約2800人。うち岩手470人、福島430人、青森420人だそうです。神奈川370人、東京310人、さいたま210人は意外でしたが、十文字学園の関係なのか、それとも十文字さん都会志向が強いからでしょうか。

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 今年のゴールデンウィーク、工場は29日、3日、4日、5日が休み。日曜日の本日(2日)は稼働日ということで、製造部担当の新役員となったK部長と一緒に3工場を二戸、八幡平、久慈の順で巡回してきました。

 4月1日に入社した45名の新入社員(中途採用を含む)のうちのほとんどが工場勤務ということで、今日の主な目的は彼らの激励ということになります。

 ちょうど1ヶ月経過したわけですが、1人が虫垂炎で入院したほかは全員順調にきているとのこと。また今年の高校卒は覚えが早いと好評のようでした。まだまだ体が慣れなくて大変でしょうけど。

 ちなみに写真の八幡平工場のもも肉の整形の作業は、3ヶ月ほどの研修期間が必要とのこと。先輩が丁寧に教えてくれているようでした。

 中途採用組では、八幡平工場のH主任は早くも本日の私の工場案内を言い渡され、立派に案内してくれました。

 さて、例年ゴールデンウィーク期間中の休日出勤は出勤率が落ちるのですが、本日はさほどではないようです。コロナ禍の人の移動が抑えられているのでしょうね。

 しかし、道路を走る車には遠隔県ナンバーも結構いました。岩手も感染者が増えてますので、これからが心配です。

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