きまじめチキン日記

岩手県二戸市 昭和38年生 チキン産業 経営者 十文字保雄

2020年08月

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 手元に旭屋出版の「ラーメン繁盛法 第3集」(2500円+税)が届きました。

 十文字丸善スープの操業開始に伴う広告を、丸善食品工業さんがこのムック誌に出してるんですね。

 せっかくですので、ここでも紹介させていただきます。お客様あっての工場です。何卒よろしくおねがいします。

 ちなみに、十数年前にこういう類のラーメン店経営のムック本を何冊か買ったことがありました。鶏ガラ納品が縁で、ラーメン界のカリスマ、佐野実さんと出会って興味が湧いた頃ですね。

 コロナ禍でラーメン業界はどうなのでしょうか? 接待で使うことは皆無ですし、癖になるラーメンを断つことはなかなか出来ないでしょうから、健闘しているのでは?

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 ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」の上・下、読みました。世界のベストセラーだけあって、いやー、濃かった。

 私の世界観の根幹にあるものはというと、人類といえども動物の一種であり、DNAに仕組まれた種の存続が本分であるというもの。

 雄と雌の遺伝子の組み合わせと突然変異でわざわざ違うものを生み出し、環境の変化に合致したものが次世代を生み出していけば、地球がどんな風になろうとも大概人類は生き延びていけるだろうと仕組まれている‥。

 どちらかというと科学的アプローチかな。最近まで歴史全く興味なかったですからね。そういう私にとって、この本が世界史の教科書だったら、もっと興味を持って読んだだろうなと思えます。有史の前の世界のほうが興味が持てるのは私だけではないはず。

 これを読むと改めて、21世紀に生きる我々は本当に幸せだと思いますね。何年か前にモスクワに行ったときに思ったのが「他の国と売ってるものとかほとんど変わらない!」ということでしたが、まさしく国境線が薄くなって、世界全体が資本主義、自由主義の世界になって、お金を介して異国の人でも協力し合うことができる。戦争もほぼなくなった。

 しかし、幸せをもたらしてきた人類の進化は更に何を変えるというのか。ネアンデルタール人と我々ホモ・サピエンスが別格であるように、これからはホモ・サピエンスが進化前の過去のものになろうとしているかもしれないと指摘されると、複雑なものがありますね。

 幸福を語るところで仏教の世界観が出てきました。真の幸福とは私達の内なる感情とも無関係、ですか。分かっているようで全然分かっていない仏教。これを読んで更にまた分からなくなりました(笑)。わからない私はまだまだなのでしょう。この著者は私より13歳下で、30台後半の著書か‥。

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 今日の某地銀さんのゴルフコンペ、前日の昨日ドタキャンさせていただきました。予想気温32℃ということで、暑さに弱い私としては自信がありません。すみません、ご迷惑をおかけします。

 ‥などと、私は図々しく断る勇気はかなりあるほうです。しかも年齢を重ねて強化されています(笑)。自分の体のことは自分が一番良く知ってますからね。

 ちなみに昨年までは、時間がかかる週末のゴルフコンペはほぼ不参加でしたが、今年は時間に余裕がありますので、珍しく参加することもいいかと思ってはいたのですが。

 しかし、北東北はさほどではないですが、今年の8月の異常な暑さ、凄いですね。外で仕事をしている方、ほんとうにご苦労さまです。

 そういえば私が子供の頃は、エアコンって学校にも家にも無かったですよね。更にいうと車にも電車にも無かった時代があった。こんな馬鹿暑い50年前の日って、外で仕事してて、車も走ってたのかな??

 今はエアコンあるから、ある意味鈍感になっているんでしょうね。エアコンなければ、堪忍袋の緒が切れて、都会脱出して山間地に移り住んだり、休暇をとって北の遠くに出かけたりするのでしょうが。

 つまりエアコン普及で都会への人口流出が進んでいると言えなくもないのでは。さっさと北の山間地に移ったほうが自然ですし、快適ですよ!

 ‥と自信を持って言えてないこの頃ですが(笑)。


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 小山昇著「仕事ができる人の心得」をテキストに学んだからか、自分は何より仕事ができる人でありたいと思っていますし、部下にもそうあって欲しいと思い導いているつもりですし、社会に出る直前の息子たちにも、仕事ができる人はこうなんだよとLINEで説教することが多くなりました。

 そのハウツーの一番根幹になるのは何かと言うと、私は「現実的」であることだと思っています。人は目の前の現実から離れて、夢や理想を思い浮かべてしまうわけですが、実際目の前にあるのは掛け離れた現実。

 そういう現実をも受け入れて、組み立てていくのが仕事ができる人であるということです。まずは目の前の現実をしっかり観察して掴むということ。

 逆に言うと、現実に抗って頑張ってしまうと、エネルギーロスが著しくて不経済だし、もったいないなと思ってしまう私がいます。

 でも、そのクールさが、時としてできるはずの進歩を妨げているのではないか? 先日書いた、優等生の弊害という文章そのまんまですね(笑)。

 現実路線は創業者の父を受け継いだところがありますが、父はまだ夢がある(笑)。だから心機一転、社長・会長の入れ替えをしたというのもあります。

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 そして、自分としてもそこのブレイクができないとイカンかな‥と思っているので、会長になってから外部の方と会話するのはいい刺激になります。

 昨日は更に短角牛まめぶのご馳走までしていただきました。ごちそうさまでした!

(写真:久慈市山形の平庭山荘のコテージ群)

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 昨日の誕生月昼食会で「暑気払い」の話題が出ました。曰く、このコロナ禍の自粛の中でビールがものすごく美味しかった!と。

 当社の暑気払いの仕組みは、6〜8月の間に、課長以下の総合職・事務職が6〜12人の単位で、地元の飲食店で夜会食をするというもので、会社負担上限5000円です。

 そりゃあ、今年そのままやっていいのか悩みましたよ。しかし、他の大人数が集まるイベントが中止となる中、これくらいの人数であればお客様の会社さんでも概ね許可しているという話が聞こえてきて、なおかつ当時岩手県は発生がゼロだったので、やることにしました。但し、気がすすまない方は不参加でいいということで。

 地元飲食店に喜んでもらおうということもですし、おそらくガラガラの店の中で割と安全に開催できるはずと思ったこともありましたしね。

 不参加は1割ほどいたようですが、社内ネットに開催時の記念写真が出ているのを見ると、皆さん楽しんでもらえたようで、良かったです。8月6日には久慈市で初の患者がありビビりましたけどね。

 それと、昨日話題になった行事のことでもうひとつは、「当社の感謝デー中止を残念がっている方から電話とかが結構きますよ」ということ。いやー、本当に申し訳ないですね。

 それにしても、コロナ禍で来年も無しで、2年後に開催したら異常に集まって大混乱をきたすなんてことのないようにしなくては‥。

(写真:誕生月昼食会の弁当は二戸市内の「食道 荒ヤ」さん製ですが、コスパ凄すぎ!)

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 野球は数字のスポーツである。ごもっともです。

 統計学を駆使すると、送りバントは効率の悪い手段であり、日本の野球界は古い体質を引きずっていると指摘する記事を見て、うなずくとともに、当業界は大丈夫かな?と思いました。

 考えてみると、このチキン業界も野球と同じように数字に彩られた世界であり、野球が攻めと守りの数字に大別されるように、チキン業界は飼育と加工の数字のコラボのように思えます。

 そして、野球の攻め、つまりバッターの数字は、打率、打点、本塁打数の3要素があるわけですが、チキンの飼育は昔から、育成率、要求率、平均体重の3つです。

 私の勝手な解釈だと、育成率=打率、要求率=打点、平均体重=本塁打数、かな。

 実はいちばん大事だという意味で、要求率=打点。逆によく言われる割にあまり大事でないのが、育成率=打率のところ。大物狙い的な視点で、平均体重=本塁打数といったところでしょうか。

 ま、平均体重は大きすぎると何かと迷惑なのですが(笑)。

 ちなみに要求率は飼料のコストをダイレクトに表し、育成率は同じように雛コストを表します。ただ雛は飼料コストの数分の1なのです。平均体重は売上もありますが、工場に入ってからの効率に影響が出る数字でもあります。

 野球界はいま、出塁率+長打率を表しているOPSという数字が説得力があると言われていますが、チキン業界では、上記の3要素に日齢も加えたPS(プロダクションスコア)が最も普及しています。

 OPSとPS。何から何まで似てますね!?

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 クルマはどんどん進化しているわけですが、昔のほうが良かったと思えることが多いような‥。

 より安全に、より快適にということはあるにせよ、売価を上げるために、コストを下げるために、買い替えさせるために、中国で売るために、といった要素が絡んで進化の必然性が疑わしくなっているような‥。

 気がついたら、手元の愛車3台の社歴が平均16年、家内と息子たちの2台を入れても平均13年を超えているのは、昔のほうがよかったと思えることが多かったからかもしれません。

 ここで、薄々思っていることを10個リストアップしてみたいと思います。時代遅れの中高年の戯言なんでしょうけど。

1.H型でなく、一直線のオートマチックのほうが、エンジンブレーキが素早く効いて良い

2.CVTやデュアルクラッチより、トルクコンバーターのほうがスムーズで気持ちいい

3.インチアップした薄いタイヤより、肉厚なタイヤのほうが乗り心地が良い

4.アルミホイールのデザインが黒っぽいのより、シルバーの明るいもののほうが涼しげ

5.バッテリーを積んで重くなるより、エンジンのみで軽いほうがスポーティーに走れる

6.ターボよりノンターボのほうが気持ちよく回るし、エンジンブレーキが効く

7.液晶操作より、物理スイッチのほうが直感的に操作できるし、汚れが気にならない

8.車体のサイズ、特に横幅は小さい方が何かと運転が楽である

9.最近流行りのSUVより、重心が低いセダンやワゴンのほうが横に揺すられない

10.室内が広くなればなるほど、どうしてもカッコよさは失われる

 ‥などと言いながらも、スバルの新型レヴォーグが話題になってるのを知ると、さすがに最新のクルマに触れたくなりますね。

 それは我慢できても、来年春にはBRZ/86に自動ブレーキとかが付いて新型が発売になるとのことですので、楽しみにしています。

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 昨年春にオーディオルームの機器の刷新を行い、Bluetooth対応ヤマハのレシーバーR-N803を導入したわけですが、amazon music HDをBluetoothで聴くにはどうにも音切れが発生して悩ましく、またそもそもハイレゾであるUltra HDの曲をBluetoothで送れていないことを遅まきながら知りました。それじゃあ意味がない!

 この辺のことを解決するのに今現在デジタルアンプしか選択肢がないなら、amazonのEcho Link Ampにしてしまおうかと考えていたところに、HEOSというストリーミングサービスをフォローしたそこそこ中級のマランツの新アンプ、PM7000Nが発売されているという情報を得て早速注文。

 このアンプは有線LANでインターネットと繋げて、HEOSをインストールしたスマホで曲を選ぶ指示をアンプに送るという仕組み。だからホントに音が切れません。よかった。

 ただHEOSを通じてamazon music HDサービスの中から選曲する形で、amazon musicアプリで選ぶわけではないので、これまで作ったマイミュージックのプレイリストは今のところ選択できません。残念。しかし改善を期待してます。

 肝心の音はと言うと、元の定価がヤマハのほうが高いからか、マランツになってダウングレードした感じ。というか、マランツの音は好みに合わないかも。アンプのDACの音かな?

 それでも、Ultra HDのハイレゾの曲を聞くと目が覚めたように鳴り出すので、やっぱり音源の良し悪しのほうが大事ですね。

 ちなみに、アンプの上のものに違和感を感じたと思いますが、シャープのデジタルアンプ内臓のCD/DVDシステム、SD-V10です。使わないで家に置いておくより、使ってあげたくてここにセット。CDトランスポートとして、光デジタル出力でアンプと接続しています。

 何より、上部からCDをセットできて、またその蓋が優雅に開くのがいいです。

 ちなみにコレ、音を追求したCDシステムですし、スーパーウーファー端子もあるので、単体+スーパーウーファーで鳴らしても面白いので、後々にはそれもやってみたいな。

 この夏は、手持ちの古いラジカセ風CDシステム2台がCDが再生できなくなり、粗大ごみとなりました。これもそろそろそうなっても不思議ではないですから、使ってあげたいですね。

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 地元で評判の、ほやラーメン760円を食べに、洋野町種市のはまなす亭に寄ってみました。

 でも、豪華セットの磯ラーメン1300円に、ほやが入ってるんだろうし、個人的にアレルギーで食べられない蟹は残してでも、そっちがいいかと思って行きましたが、磯ラーメンにはほやは入ってないとのこと。

 ならば、ほやラーメン一択。でも、でも、磯ラーメンに入ってるホタテは是非食べたい!

 しかし、アラカルトで注文できるようになってないみたいでした。その方が客単価上がるのにもったいなくないですか?

 さて、注文してトイレに行って帰ったきたら、もうほやラーメンが到着してました。早い!

 ほやは歯ごたえあって美味しかったですね。ワカメも沢山入ってました。スープも美味しくて、全部飲みましたよ。ごちそうさまでした。

 ググってみたら、ほやは5月〜6月のほうが大きいそうですが、7月〜8月のほうが旨味があるそうです。ギリギリシーズンでしたね。ラッキーでした。

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 先日、IBCラジオで神山アナのトークを聞いていて、しまった!と思いました。

 こんなに暑いのに、トイレの便座暖房とシャワーの温水、最小だけどスイッチ入ってました。しかも、一人暮らしなのに我が家はトイレ3つ。全部同じ状態でした。残念!

 便座暖房はOFFにしたほうが、暑いときは気持ち良い感じ。ま、シャワーの温水は腸の状態が良い状態である限りほとんど使わないですけど。‥年中最小にセットしてるからまあいいかみたいな昔の判断だったのでしょうね。

 東北電力の電力料金はここ数年WEB上で確認するようになりましたが、前年同月との比較が出るので闘争心に火が付きます。前年より少なければ気分いいですよね。来年夏はこれOFFで下回れるかな。

 そういえば昨年は、娘の部屋の蓄熱暖房が冬から入ったまま夏を迎えているのに気が付きました。妙に暑いわけだ! 家族あまり来ないし(笑)、ずっと開けてなかったので気が付かなかったわけですね。

 あと、最近気がついたのが、風呂のお湯が沸いてだいぶ時間が経ってから入っているのではないかという疑惑。これで電気代だいぶロスしてるかも‥。

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 7月21日から試運転が始まったといいますからもう1ヶ月近く経過しています。8月7日には竣工式のために行きましたが、初めて本日ゆっくりと現場を確認してきました。

 丸善食品工業から来られて、現場のトップである工場長を兼務するS本部長に一通り丁寧に説明を受けました。とはいっても未知なる世界なので、半分理解できたか‥。

 冷凍保管庫にはこれまでに作った製品が積み上がってましたが、まずはどういう商品が出来上がっているのかチェックして行くことが先決のようでした。

 私の関心は、この合弁事業の企業文化をどういうふうに作っていくかですが、十文字66%出資の会社ですので十文字チキンカンパニー本体に準じながらも、丸善さんのカラーを織り交ぜ、また新採用の24人の地元の社員たちの個性も寄与してくれたらいいかなと思っております。

 それにしてもコロナ禍で行事がなかなか出来ないのがもどかしいですね。

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 私は社員の育成を積極的に行うとともに、働き方の見直しを通じて、社員の仕事と家庭の両立を支援しながら、自らも仕事を充実させつつ、私生活を大切にする「イクボス」となることを宣言します。

 時間が経過してしまいましたが、昨年11月19日に上記の文章の「イクボス宣言」に署名しました。

 私自身、子供の行事のためにやりくりできるところはやって会社を休んだりしてましたし、会社人間は悲しいという認識でしたので、世間で流行りの「イクボス」大賛成というスタンスです。

 しかし、逆単身赴任になって一緒だった頃を振り返ると、時間が取れる家内にほぼ任せっきりでしたし、子供が5〜6歳くらいになるともう軌道修正は出来ないから、どうぞご自由にとお任せ気分になっていましたね。私は運動会や試合観に行く程度だっただけか(笑)。

 今は夫婦共働きが大半ですし、そういう背景のもと上手にやりくりしている姿を見せる家族持ちの若手社員を見ると嬉しいし、仕事もデキることに繋がりますので、上手にやってほしいですね。

 ちなみに、子供の行事と会社のイベントのどっちを選ぶかについては、まさに時代が変わりつつあるので、重ならないようイベントスケジュールの平日化を始めています。

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 私の経営の師匠の一人、小山昇さんは高学歴な学生は採用しないと明言しています。高学歴、つまり優等生ゆえにそこから降りて自社に馴染めるのか。つまり価値観が合わせにくいからということですね。

 高学歴ではありませんが、どちらかというと私も優等生の類でしたね。そして優等生だったがゆえにその考え方で、結果的にいい仕事が出来ない面があったと、歳を重ねてきて徐々に思えるようになったのでした。

 そこで、優等生の弊害として思いつくものを10個ピックアップしてみます。これらは自分自身への戒めでもあります。

1.上から目線で、当事者意識が薄く、評論家で終わる

2.カッコつけたがり、自分をさらけ出すことが出来ない

3.他人からの批判を素直に聞けない

4.保身に走りがちで、柔軟性がなく、変化に対応したがらない

5.才能重視がゆえに、努力を軽視し、想定外の成果は得られない

6.自信がありすぎて、視野が狭く、ひとつの正解だけを追い求め過ぎる

7.出来ていて当たり前だから、周囲に感謝も感動もない

8.理論的考え方に偏り、義理人情を理解できない

9.プライドが邪魔して、周囲の力を借りることが出来ない

10.敷かれたレールは走れるが、それが無いと何も出来ない

 私が仕事で出会う方々は、こんな中途半端なレベルを超えた、本物の優等生ばかりです。いい刺激をもらっていて感謝です。

(写真:八戸市のレストランVoilaにて)

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 今年のお盆はコロナにより、我が横浜の家族は帰省せず、静かな時間を過ごしています。いや、その前からずっとですけどね。

 昨日・今日で先日送られてきました「井元弘自伝 鳥芳のあゆみ」を読みました。大阪の鶏肉専門店の名門、鳥芳の3代目にして業界の重鎮、井元弘氏が自らの人生を振り返り著した本ですが、読み応えがあり、事業継承のことを考えるという意味でも、こういう時期に読めてよかったと思います。

 井元弘さんは昭和10年生まれ。6人兄弟の末っ子であるはずなのに、兄2人が戦死するなどして名門鳥芳のあとを継ぐことを幼い頃から当たり前のように育てられ、包丁のさばき方を親以上に上手だという方から学び、アメリカでその技を披露したら驚かれるといったような職人気質をベースに、持ち前の美意識とビジネスセンスで加工品導入に尽力してさらに伸ばしていきます。

 また、先代が業界団体でも活躍していたので当たり前のように同業者のために、あるいはお客様本位での物言いをしていく。

 今でも焼き鳥の品名に片鱗がありますが、昔は鶏肉の部位の名称が地方で千差万別で標準がなかった時代に小売規格を制定したことや、あの安藤百福さんが発明したチキンラーメンの味に関わったり、日本製粉のから揚げ粉の開発にも関わったといいますから、さすがです。

 この本の中には挿絵として、鶏肉を皿に美しく盛り付けた写真が何枚も入っていますが、素晴らしいなと思います。量作る側の産地としてはスピード重視ですのでかけ離れた世界ですが、鶏肉に対するここまでの愛情を我々も持ちたいものだと思いました。

 ご子息の井元克典社長には大変お世話になっております。この本を送っていただきありがとうございます。しかし、高校3年生のときバレーボールで全国制覇したとは知らなかった!

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 国連によって採択されたSDGs持続可能な開発目標17項目

 よりよき地域を、よりよき社会を、よりよき地球を作っていくお手伝いをしたいという願いは万国共通のものと思います。当社ももちろん賛同します。

 そこで、SDGsに該当することを整理してパンフレットという形にすることにしました。数ヶ月ディスカッションを重ねていよいよ完成。

 最も低コストで環境負荷が少ない肉としてのチキン。最もたくさんの軽作業が必要とされ女性が活躍できる職場としてのチキン産業。クリーンなエネルギーを実現する鶏糞によるバイオマス発電。地元に根ざした農場や工場の業務。自らの成長を実感できる教育や周辺の活動。

 考えてみるとSDGsにたくさん当てはまる、奥が深い産業だなと思えます。

 会社案内とともにお手にとっていただければと思います。

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 今年度の新たな企画として、誕生月昼食会があります。

 総合職・事務職であれば、誕生月に該当する社員が本社に集まり、私と昼食を共にする。現業の方であれば、部門長と昼食を共にするというものです。私は延べ年150人くらいですが、久慈や八幡平の工場長は年500人とかでなかなか大変です(笑)。

 コロナ禍ということで4月からのスタートを見合わせましたが、6月からスタート。私は今日で4回目でした。

 今日、この冬の忘年会・新年会が中止と決定になりましたが、ちょうどその穴埋めにこの昼食会が果たす役割にもなってタイミング良かったかなと思っています。

 私のところに来る人には事前に「私が知らないご自身のことをスピーチする用意をしておくように」と伝えてありましたので、意外な経歴とかを知ることができます。

 そのあと、あれこれ話題提供してもらって私からコメントするんですが、一番興味のあるのは会長と社長が入れ替わった親子関係でしょうか(笑)。

 そして、昼食会が終わったあとに、本社勤務の経験のない社員には、本社の全部屋を案内するようにと指示してあります。

 わざわざ私との昼食のために本社に呼び出すのは気がひけるのですが、せめてもの収穫になってもらえれば。

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 合弁相手の丸善食品工業竹本博則社長(写真右)に好評をいただいている蟒淑源丸善スープのシンボルマーク、実は私が考えました。

 外注すると結構掛かるので、節約のために知恵を絞って捻り出されたものです。フォローして仕上げてくださったデザイナーの方には感謝です。

 スープと言えば鍋とガスの炎のイメージ。下のSOUPを炎の形に変形することも考えましたが、面倒くさくなるので我慢しました。

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 こういうデザインのディレクションをするのは得意ですね。というか審美眼に自信があります。子供の頃からデザインに関心があり、その後様々な分野の雑誌を買って読んできましたし。30年ほど前の当社CIデザインの際には、相当高いデザインの本も買って勉強しましたよ。

 先日の八戸工業大学の感性デザイン学科の学生向け講演で、当社の協力会社さん3社のデザインの宿題を出しましたが、自分でやってもいいかなと一瞬思ったり‥。

 いや、それより、気に入っていただけたのなら、丸善食品工業さんの新しいシンボルマーク考えてもいいですよ!?

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 2018年8月久慈市様と企業立地協定を結び、2019年2月津波・原子力災害地域雇用創出企業立地補助金の交付決定を頂き、同年4月地鎮祭を経て工事を進めてまいりましたが、この度竣工となりましたことを地元の皆様に報告させていただきます。コロナ禍により非常に神経を遣う状況になりながらも、螢織ヤ、森永エンジニアリング蠅鬚呂犬瓩箸垢觜事関係の各社様には予定通りに完成いただき感謝しております。

 当社は、蟒淑源チキンカンパニーの原料提供、人事管理ノウハウと、丸善食品工業蠅離┘ス製造ノウハウ、営業力という両社の力を活かして、チキンエキスを製造する工場です。最新の設計思想でできた工場ですので、衛生的にも、働きやすさでも業界の最先端に位置する工場になっていると自負しております。

 予定していた社員24名の採用が順調に進み、親会社双方での研修を重ねてまいりました。いよいよ製造が始まります。地元が誇る工場になりますよう努力を重ねることをお誓いするとともに、ご支援を賜りますことをお願い申し上げます。

(本日の竣工式に合わせて出した岩手日報に広告中の私の挨拶文)


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 当社のリフレッシュ休暇の日数は徐々に増量してきてまして、今年度は「有給休暇を4日以上含む、連続した8日間」となっています。

 徐々にというのは急激に増えると業務に支障が出るからですが、今年はコロナ禍で来客対応も行事も激減しているので、穴埋めもスムーズに出来ているのではないでしょうか。

 さて、私は7月28日(火)から8月4日(火)まで予定通り取得しました。

 休暇は増えたのに行動範囲が限られるという矛盾した状況の中で、ほぼ自宅で限りなくリラックスした日々を過ごしました。

 これはある種の実験ですね。やることなくなったら、出かけるところがなくなったら、さて私は何をして過ごすのか?みたいな。

 結果、期間中、非常に過ごしやすい天候だったこともあり、昼寝とか好きなときに寝て、好きなときに好きなものを用意して食べて、瞬間興味が湧いたものをネットで見たりみたいな、ある意味超贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

 こんな贅沢な時間が消えるなら趣味は要らない!なんて逆に思ったり。

 我ながら、スキマ時間を有益な何かで埋めないと気がすまなかったこないだまでとちょっと変わってきたかな。会長になったからというのもあるのかも。いや、単に年喰ったからか‥。

(写真:7月25日ご近所の紫陽花畑が毎年どんどんすごくなってます)

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 この木下斉さん著の「凡人のための地域再生入門」には「地元がヤバい‥と思ったら読む」と書いてあったので、この少子高齢化・人口減の最中にいる地元を救うためのノウハウが書かれているかと手に取りましたが、違いました。

 地方都市のとある店を畳むことを契機に、リノベーションして不動産業的な立場で繁盛するスポットを作り上げていく物語です。後半はその成功例を元に全国のネットワークを作り上げていく話でした。

 地元で商売をするときの心構え、各論の学びとしてよく出来ている本だと思いました。そういう立場に私はいませんが、地元で起きている店の世代交代とかの背景が少しわかったような。中央で修行してきた若者の出す店とか、デザイナーの活躍とか、あるあるですもんね。

 そして、父が面白がってやっている地元の不動産関連のビジネスがまちづくりに繋がるんだと見直すことになりました。

 補助金については著者は全面的に悪者扱いしています。いわく麻薬みたいなものと。常習性があり、それに頼って本来の力が出なくなってしまう。また、率先して不公平を作り出していて、補助金を使った道の駅などが民間の店を圧迫していることなど、まさしく現実に起こっていることかなと思います。

 それにしても、採算性から逆算して、極力お金をかけずに、ビジネスを始める心構えのありかたは価値あるので、これから地方で商売をやりたい方にはいい本だと思いました。2018年の本です。

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 上京した際に、大きな書店の自動車雑誌のコーナーでチラッと立ち読みさせていただいたことがあった、三栄書房の隔月刊の雑誌「カースタイリング」。

 制作プロセスの絵をふんだんに取り入れながら、クルマのデザインだけを取り上げて論評する雑誌です。以前、定期購読しようかと思ったこともありましたが実現はしませんでした。

 しかし、今週から来週にかけてリフレッシュ休暇を予定してましたので、暇つぶしにいいかと思い、バックナンバーがメルカリで出てたのを購入してみました。出品者さん、ありがとうございます。

 2003年から2009年にかけてのランダムな13冊。当時の状況を振り返って読めるので、後々の評価を元に、当時どうデザイン評論家さんたちに言われていたかを振り返ることが出来て却って楽しめました。

 それにしても、今全く元気がない日産と三菱自動車がデザインで健闘していた時代が眩しく感じます。特に日産のインフィニティ・エッセンスは何とか今からでも実現できないものでしょうか!?

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 さて、この中に、山形県出身でエンツォフェラーリをデザインした奥山清行さんがイタルデザインを解雇されて独立する顛末が書かれております。

 やりたいことがあって、それを自分を止められなくて、車以外のデザインをやって、その後やっぱり自分でクルマをということで、岩手県一関市のMODI社と組んで全くオリジナルなクルマを製作し販売開始したのでした。

 当時その事は知ってましたし、その後たまたまMODIのグループ会社の方が車以外の営業に当社を訪れたことで逆にMODI社を訪れたこともありましたが、これらのカーデザインの裏側の情報をたくさん仕入れてからだと臨場感が増しますね。

 ちなみに、イタリアのデザイン工房ではフェラーリ等をベースに、世界で1台だけのエクステリアデザインを施して制作する「フォリゼリエ」というサービスがあるんだそうです。一生の夢ですね。

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