昨日、最後まで残っていた岩手県でも、コロナ患者が確認されました。発生は時間の問題だったということでしょう。
岩手県民はみな第1号になることを恐れていたと言われますが、確かに目立つことを嫌う県民気質はあるので、そのこともあって長期間ゼロでいられたというのはあるかもしれませんね。
根底にあることで思い浮かぶのは、人口密度が低いことのほか、外国人がなかなか来ない、外国に渡航する県民が少ない、国内観光地として存在感が薄い、県民気質として夜遊びに積極的ではない、シャイな人が多いので握手も滅多にしない、といったところでしょうか。
さて、タイトルに神話と入れましたけど、他に最近岩手には「豪速球投手の産地」神話があり、小沢一郎氏が40代にして次の首相候補と騒がれた頃には山口県に次ぐ「首相輩出県」神話がありました。
なぜこれらの神話ができるのか。
冷涼な気候ゆえ、天候不順で飢饉が度々発生して、たくさんの地元の人達が犠牲になり、堅強だったり優秀な頭脳で凌いだ人たちが生き延びて今に至っているというのが岩手県だからだと私は思っています。
しかも、広すぎて他県との交わりが少ないので、血が濃くなっているのかも。
(二戸市の呑香稲荷神社にて7月25日)