きまじめチキン日記

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2017年12月

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 12月29日は本社、30日は工場の仕事納め。

 工場は昼食前に終了して解散となっておりますので、30日8時頃には八幡平工場、11時頃には久慈工場に行って現場をぐるぐるっと回りました。

 話しかけられるのはいつものように「ボーナスありがとう」のひと言が多かったですね。

 そのうちほぼ半分の人が「たくさんありがとう。来年はもっとちょうだいね」と異口同音に遠慮なく言ってくれるのは、風通しが良い証拠ということで喜んでおきましょう(笑)。

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 さて、久慈工場は増設により新ラインで国内最高の毎日92,000羽を加工しているわけですが、増設ですので、旧工場も動いております。

 焼き鳥作業室はほぼ変わりない光景です。作業が作業ですので、もともと静かではありましたが、それ以外の旧建物がガランとしてますので、ますます静かになったような。

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 午前中の稼働を終え、ドリンクと菓子パンを持ってバスに乗って食べて帰ることになります。おつかれさまでした。

 読んでくださっている皆様も、良いお年を。

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 ラーメンは子供の頃から大好物なのだけれど、炭水化物ダイエットに取り組んでいることもあって滅多に食べなくなっています。

 しかし、昨年できた、当社に最も近い、二戸駅東口降りた所のラーメン屋「麺屋 小野万」さんに「菜彩鶏の濃厚鶏にぼラーメン」(800円)というメニューが最近できて美味しかったと社内ブログで話題になっていたので、昨日行ってみました。

 ふむふむ、これはまさしく鶏と煮干しのスープがドロドロとして濃厚だわ。味は、素朴というか、塩味も薄めで飾らない感じ。鶏肉のチャーシューやネギが存在感あって、今風といいますか、昭和のラーメンとは全然違う新鮮さで舌を楽しませてくれました。

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 そういえば、店内に流れる音楽はジャズ。大きなモニターでメニューをアピールするところは店主のこだわりでしょうね。

 思い出すのは、四半世紀前にあった小野万さんの蕎麦の店。美味しいと言うので評判でした。しかし店はほんとに隠れたところにあって、普通の家に上がるような店らしくない店でしたが、昼時間はいつもいっぱいでした。

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 その伝統を受け継ぎながらも、斬新な店構えと商品。

 ラーメンは伸びている産業ですが、競争も厳しい世界ですよね。頑張って欲しいものです。

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 このボルボV40クロスカントリーには、デビューした2013年に試乗したことがありました。その時はエンジンは静かでいい感じでしたが、乗り心地が固くて、妙に頭が窮屈な印象だったと記憶しております。

 しかし、アダプティブクルーズコントロール(ACC)が付いてて、コンパクトでコミコミでも400万円でお釣りが来るということでかなりそそられましたが、せっかく車高を高くしたのに、最低地上高が145mmしかなく地元岩手で使うのに躊躇し、見送ったのでした。

 しかしこの冬は、昨冬を一緒に過ごしたBMW X1を春に友人に手放していたので、再度思案しなければ無くなり、ベンツのGLAとコレと悩んだ末、最低地上高のことは忘れて(笑)、初めてのボルボブランドを選択。

 横浜の自宅の近くの中古車屋さんにあったのを、横浜で登録して、スタッドレスタイヤに変えて、11月中旬に岩手まで乗ってきて使ってます。

 一言、これはいいもの買ってしまったな!と思ってます。特に、珍しい5気筒エンジンがやっぱりいい味出してます。ターボ付きでトルクもありますし、トルコンのオートマですし、静かで穏やかな感じ。久しぶりに力のある車を日常使ってるわけですが、気持ちいいですね。

 また、4年前のクルマなのに、アダプティブクルーズの制御がさすがボルボといえるほどに良くて、追突警報にはブザー音と赤いランプで教えてくれるのがまたいい。

 加えて、BOSEでもハーマン・カードンでもないのに、オーディオの音がいい。インテリアのホワイトベージュ色も良くて、ドアのパワーウインドウスイッチのあたりとかのデザインは惚れ惚れします。オートハイビーム、自動防眩ミラーも付いてるし。

 残念なのは、最低地上高のことと、ハンドルがあまり切れないことと、椅子のツートーンが見た目落ち着かない感じなこと、パドルシフトがついてないことくらいかな。燃費はリッター11kmと良くないですが、この気持ちよさなら仕方ないですね。

 そして、購入当時はサンルーフ付きの手頃な物件が全く無かったので諦めましたが、今出てることにはガックリ。冬前のタイムリミットだったので仕方なかったですが、惜しいことをしました。

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 社内でゴルフ人口が増えてとても良いことだと以前に話しました。

 もう一つ、オススメしたいことがあります。それは株投資です。パチンコや競馬などの博打をやるなら、株投資も考えてみてはいかがでしょうか?

 日本人には株に対して悪いイメージがあるらしく、ここのところ日本企業の株を日本人でなく外国人が買って日経平均を支えておりましたが、最近やっと日本人も目覚めて投資が増えているそうです。

 お勧めする理由としては、第1に、パチンコや競馬等より初期投資がそれ以上になる確率がずっと高いです。

 第2に、株を買うことで、世の中の仕組みに関心が湧き、その会社から定期的に報告書が届き、社会勉強になります。

 第3に、少ない会社で十数万円でも最低単位の株を持てば、株主優待品が届きます。私は、当社の肉を売っているスーパーさんの株主になっていますが、米などが送られてきます。また、ハムメーカーさんだったら、ハムの詰め合わせとかですね。

 ただ、株を短期的に売り買いしようとすると、仕事の時間に仕事に集中できなくなったりしたら困りますので、あくまで長期的視点でやってほしいです。

 年末年始に時間があると思うので、今回話しました。手数料が安いネット証券会社に口座を作ることから始めたらいいと思います。

(12月25日月曜日、本社朝礼の社長スピーチ)

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 鶏肉の消費はここ10年で4割増えたそうです。健康のためには高齢者でも肉を食べるのが良いとされはじめたこと、安い鶏むね肉が調理次第でパサツキを抑えられ美味しく食べられることが浸透したこと、増えるコンビニでのレジ横のスペースをチキンが占めていること、最近ではサラダチキンが浸透してきたこと、競合する魚の消費が減少中であること等がその要因でしょうか。しかも2014年、マクドナルドの賞味期限切れ原料を使用していたことが報道されて以降、国産チキンへのニーズは高まり、作れば売れる状況となっております。

 それでも日本人一人あたりの鶏肉消費量は米国人の3分の1程度であり、伸びる余地がまだまだあると思います。また、中国では伝統的に豚肉の消費が伸びていますが、それ以外の国では鶏肉が一番伸びています。鶏は地球上の限りある穀物資源を最も効率よく肉にできますし、その結果安いので利益を簡単に得たい加工品の原料としても使いやすいでしょうし、ご家庭でも量を遠慮なく沢山食べられる肉として選ばれるでしょう。栄養価としても、抗酸化作用が高いむね肉をはじめとしてバランスが良いとされています。チキンスープは欧米人にとっての味噌汁みたいなものですし、お隣韓国では蔘鶏湯(サンゲタン)は滋養強壮によいとされる料理です。

 このように八方美人さながらあらゆる角度から見て鶏肉は素晴らしい素材で、なおかつ育種改良が年々進むため、同じ体重になるのに必要な飼料は年々減るばかり。黙っていても確実にコストダウンが進む恩恵が得られるのです。

 ‥などと今では言えますが、昭和30年代にアメリカよりブロイラー産業が持ち込まれるまでは鶏肉は高価な肉で、高度成長の波に乗って40年代から50年代に伸長したという割と新しい食品素材です。しかしその後輸入品が安価に持ち込まれ、一時はピーク時の2割ほど国内生産は減少しました。当社も債務超過寸前まで行きましたが、そういった非常に厳しい時代を凌いで、消費者の国産回帰という流れに支えられて今に至っております。

 そして2016年以降、国内の鶏肉生産は過去最高を更新し続けております。岩手県は鹿児島県、宮崎県に次いで第3位で国内生産の約17%を占めておりますが、最大の首都圏マーケットには九州勢より1日新鮮なものを届けることができるという地の利があります。また、岩手人は道徳心が高く我慢強く仕事に取り組みます。岩手がチキン生産で日本一にならない理由はないのです。皆さん、手伝ってください!

(岩手県中小企業団体中央会機関誌NEXUS2017年12月号寄稿)

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 本日は12月23日祝日ですが、業界としてはまさに書き入れ時。工場は稼働日となっております。

 10月より八幡平工場から赴任しているM工場長と一緒に、PJ二戸フーズの工場に入りました。

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 挨拶と軽口が飛び交い、朝からいい感じ。私が来たからというのもあるかな。

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 ラジオ体操から始まります。狭いところなので縮こまってやらなきゃという感じです。

 思ったのですが、狭いところでもできる体操って無いのかな? 無きゃ、作りましょうか。

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 新工場長の提案で、簡単な朝礼。毎朝だそう。

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 労災ゼロで本日も頑張りましょう!オー!!

 まだぎこちない感じもありますが、言葉で気持ちが一つになる方向はいいですね。

 明日休みで、今年最終稼働日の30日まであと一週間。お疲れ様です!!

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 焼き鳥は串から外して食べるか、外さないでそのまま食べるかの論争が言われて久しいですが、11月5日放送の日本テレビ系「所さんの目がテン!」では実際に両方食べていただいて投票してもらっていました。

 結果は10人中10人が外さないほうが美味しいと答えておりました。

 私がこれまで見たテレビでは、焼き鳥店主は異口同音に「是非外さないで食べてください」と言っておりましたのでそのことが証明された格好です。

 でも、店によっては串が大きすぎたり、種類が違うのを沢山出すセット売りが中心のメニューだったりすると、どうしても外したくなりますよね。

 美味しさが少し劣るだけなら外して、テーブルを囲む皆で平等に食べたいという心理は仕方ないのでしょう。

 しかし、焼き手の作品を食するという感覚で最高に美味しいものを食べたいものです。そうならないのは、焼き鳥は安いから蔑ろにされている面もあるのかな。

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 それと、なるほどなと思ったのが、焼き鳥と刺し身を比較して、その食べやすさが圧倒的であることです。

 確かに刺し身は最新の注意を払って醤油に少し浸して、服を汚さないように口元までもっていかなくてはならないわけで。それに比べると焼き鳥は面倒がないですね。

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 高村丈治、前二戸工場長の送別会が月曜日に二戸パークホテルでありました。

 贈られた品が還暦祝いのちゃんちゃんこでしたが、60歳の誕生日は来年の4月10日のはず。その定年を待たずして、24年の当社での勤務に終止符を打ったのです。

 人生の先輩たちの、人それぞれの選択。まだ何をやるか決めてないと言ってましたが、どうやら本当のような、高村さんらしい選択ですね。

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 昭和33年生まれの学年の皆さまには、当社でもかなり大事なところを担っていただいてきました。

 この気持ち的には若く見える学年がそういう頃を迎えると思うと感慨深いですし、抜けた後のことを考えると、しっかり裏で採用を進めていかなければと思います。‥というか、ギリギリまで残って欲しいものです!

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 曖昧だったり、寡黙だったり、暗かったりする地元の地域性とは正反対の人で、社風の幅を広げてくれた人と言えると思います。

 24年前の12月、営業企画室に最初は配属になりましたが、半年後には当社でも未知なる世界であり、本人も全く経験のない、加熱加工品の工場立ち上げにまさに粉骨砕身取り組んでいただきました。

 地元二戸市から八幡平市に7年間通い、休日出勤を厭わずとにかく数量を消化するという当時の方針に、部下を牽引してやってくれました。その当時の現場従業員をも含んだ結束力は後々も社内では出色のものがありました。

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 その後は、二戸工場長、県北工場長、本社の製造部次長、そして再び二戸工場長と渡り歩き、本社時代でのカイゼン活動ではコンサルタントの先生の右腕として、現場を厳しく指導してもらいました。若い皆さんはかなり影響を受けたのではないかと思います。

 また、新年会でのお茶目な姿は社内随一だったと思います。サービス精神だったのか、元からコスプレが好きなのか??

 個性派が抜けて寂しいですが、会社を離れてどういう活躍を見せてくれるのか、楽しみにしておきましょう。

 そういえば、彼は今年末で退職ですが、最後の30日まで工場長補佐として出勤してくれるとか。ありがとうございます!

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 ファミリーマートさんのクリスマスカタログにある「菜彩鶏のローストレッグ」を紹介しようと狙ってましたが、カタログを取り寄せるのに手間がかかっているうちに、売り切れたとのこと。

 申し訳ありません。でも嬉しいですね。

 ちなみに、このページ上段の産地表示がない「ローストチキンレッグ タレ」と「ローストチキンレッグ 塩ガーリック」が税込み470円に対して、岩手県産の「菜彩鶏のローストレッグ」は、税込み850円になっておりました。それでも売り切れか〜。

 さて、我が家族のクリスマスは今年も別々なので、社販のローストレッグは私だけ用を想定して仕入れました。でも、年末年始は二戸に揃うみたいなので、キープしておいて時期がずれるけど食べさせなきゃね。

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 バイオマス発電所は昨年11月より売電を開始しましたが、11月から翌年3月まで鳥インフルエンザの防疫期間という社内ルールにより、見学は受け入れておりませんでした。

 そして、今年4月1日から受け入れ開始。10月末までの7ヶ月の間に、63団体、492人の方に見学頂きました。

 私もいくつか同席させていただき、説明のやり方自体にあれこれ注文を付けたりしましたが、徐々に説明する方も慣れたり工夫を重ねることで、概ね満足いただいて帰られていると聞いております。

 鳥インフルエンザの近隣での発生によっては延期の可能性もありますが、来年も4月1日より見学受け入れる予定ですので、よろしくお願いします。

(写真は今日夕方撮影してくれと現場にお願いして撮って送ってもらいました)

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 「鶏むね肉」が「今年の一皿」に発表された時、急上昇ワードとして「チーズタッカルビ」が選ばれました。

 タッカルビは韓国の鶏料理とは知ってましたし、確か渋谷あたりで食べた記憶がありましたが、その応用編であるチーズタッカルビは、実は知らなかったんですよ。

 というわけで「今年の一皿」発表からずっとわだかまりを抱えていたのですが、やっと盛岡の焼肉店「カンドカン」でありつけました。

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 食欲をそそる味で、なかなか美味しかったです。

 ご飯が付いてくるのですが、3分の1ほどの残した具を混ぜて炒めるとこれがまた美味しい。確かに急上昇ワードだけあります。

 試しに「ダッカルビの素」で検索しましたら、そのままの名前の商品がありました。これは試してみなければ!

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 近衛龍春(このえたつばる)著「南部は沈まず」をなんとか年内に読み切ることができました。面白いとは友人から聞いてましたが、これほどスゴイ本とは思わなかったです。

 我が南部藩の大名、南部信直とその子である利直の時代をこんなに詳細に調べ上げ、生活感のある面白いストーリーに仕上げており、私のような歴史オンチにもその当時の一員になったようにリアルに感じられる内容になっています。

 我が九戸政実との確執はクールに捉えて書かれています。時の権力者におもねる心配症的な姿がリアルに感じられて、現実派の私は共感したくなりました。

 また、経営者として資源に乏しい条件をなんとかしようと奮闘している姿に、今を生きる時代の者としては勇気づけられます。

 登場人物の多さには嘆きたくなりましたが、同じ姓を持つ今身の回りにいる人を重ね合わせ、なかなか楽しめました。これは地元だからという約得ですね。

 480ページ✕2段組で、ほぼ1000ページの本を読むくらい時間がかかりますが、地元の人は何倍も楽しめると思うので是非手にとって見てください。

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 お待たせしました! 当社の2018年卓上カレンダーができました。

 ご希望の方は、当社本社や事業所にありますし、社員に直接言ってくださればお届けしますよ。

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 ここ2年、地元の方々の絵を取り上げさせていただいておりましたが、今回も美術集団「北方」の会長であり、二戸市立歴史民俗資料館の館長を務めていらっしゃる菅原孝平先生の水彩画作品を12枚とりあげさせていただきました。

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 地元の風景、特に古民家を描いていることは存じあげておりまして、その田舎のホッとする風景はカレンダーに最適ではないかとチャンスを伺っておりましたが、今回実現できて私も嬉しく思います。

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 しかし、孝平先生(地元の人は親しみを込めてこう呼びます)が絵を書き始めたのは、昭和48年からということなので44年。でも本格的に描き出したのは教師を辞めてからと聞きました。

 今回セレクトするのに、たくさんの作品に目を通させていただいたと思いますが、初期に書かれたのより最近のもののほうが洗練されてていいなと思いました。

 年齢が行ってから絵を描くということって、全然遅くないことなんだなと感心した次第です。

 将来当社のカレンダーに取り上げて頂く絵を12枚書けることを秘めたる夢にしようかな。

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  一昨日から3日間、営業担当のS専務と東京都内で年末の挨拶回りをしております。

 昨日ある有名な会社さんで意外な言葉を聞きました。

 「うちも退社していく社員が多くなりましたし、同時に中途採用も多くなりました。同業他社からも来ますよ」。

 へえ〜。社風がぜんぜん違うライバルからもか‥。

 だからというわけではないのですが、社章バッジを26年目?にして初めて失くして、実費を払って再取得していたので、それと絡めて当社も中途採用募集してますよ、とここに書いておきます。

 しかし最近は財布を失くし、社章バッジを失くして、年とともに自己管理能力が低下しているのかと思うとがっかりです。

 労災ゼロ継続日数と同じように地道に挽回します。

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 今年の一皿に「鶏むね肉料理」が選ばれた翌日の12月5日、あの松屋に「鶏ささみステーキ定食」というのが出たというので出張先で食べてみました。

 定価650円でしたが、ご飯少なめ(−30円)、豚汁変更(+180円)で800円也。

 ささみを開いた状態で3枚とボリュームたっぷり。醤油ベースのオニオンソースが濃い目の味付けで食欲をそそりました。

 さて、いまや大人気の鶏むね肉ですが、欧米ではもも肉より高いのが常識。アメリカの人気ナンバーワンのフライドチキンチェーンなんて、むね肉・ささみしか出しませんから。

 しかし、アジアでは概ねもも肉のほうが人気があるみたいで、日本はその極致といいますか、我々産地からの卸値なんて、キロ100円台の前半だった時もありました。

 おかげで外食や加工品に浸透して、鶏むね肉は最高の利益商材として扱われていたのですが、いよいよその座も追われる時期が来たのかもしれませんね。

 その要因は、粗食ブームが去って肉ブームになり、鶏むね肉が抗酸化食品としてや、高タンパク食品として浸透したことにあるとは思いますし、むね肉自体が以前より調理しやすくなってきているという説も。

 次は、鶏レバーが来るのではと思ってます。貧血に効くし、スポーツ選手には持久力強化に応えてくれるはず。加工品の進歩で美味しくなってますしね。

 業界人としては、大きなブームを巻き起こすほど力があるとは思ってないですし、その反動も怖いですから、気長にその時を待ちたいと思います。

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 ダイレクトメールで来た雑誌に、思想家の内田樹(たつる)さんが書いた記事があって、参考になりましたので紹介します。

 何を見ても、それを超越的な存在からの贈り物と受け取って、「ああ、ありがたい」と感謝することができる人のことを浄土真宗では「妙好人(みょうこうにん)」と呼びます。

 日が照ればありがたい、雨が降ってもありがたい、風が吹いてもありがたい。これは阿弥陀如来からの贈与だ、お返しせねばならない。

 英語では、「贈り物」と「才能」は同じ語です(gift)。それは才能というのは天からの贈り物であるから、占有したり、退蔵したりしてはいけないという遂行的メッセージをすでにその言葉のうちに含んでいます。

 ‥といういわけで、稲盛和夫塾長が言っている「才能は自分だけのものではない」ということが、英語圏でも常識なのです。

 大谷翔平選手がいま日米で大きな話題になっていますが、彼も自分だけの才能ではないと自覚して、動いているのだと思います。

 我々も彼のことを想いながら、自分の才能を世の中のために発揮しようという気持ちで仕事に取り組みたいものです。

(本日の朝礼での社長スピーチ)

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 昨日2試合と本日1試合、長男の開紀(はるき)が参加すると言うので、1泊2日、秋田県営スケート場まで行ってみてきました。

 国体は少年(=高校生)と青年があって、今回長男は青年に出るんですね。大学2年なので当然ですが、立派な大人たちに混ざって出てると思うと、感慨もひとしおです。また、ひさしぶりに地元二戸のカシオペアスターズの父兄の顔を見たりして、懐しかったです。

 さて、今回の大会は、東北の6県のチームが国体の4枠を競う形。

 昨日、岩手は緒戦の対山形を19対0で快勝。そして3時間もしないうちに準決勝で東北王者の青森と戦って1対9で負け。

 今日は3位決定戦で福島と戦い、3対5で負け。負ける訳にはいかない相手に後半かなりピリピリしたムードで攻めましたが、福島のガードは堅かったですね。

 本番の国体は1月28日から神奈川だそうです。横浜の家から近いんだし、見に行きたいのだけどスケジュールはちょっと厳しいかな‥。

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 今週月曜日、お客様に新横浜の寿司屋さんに案内されて、出てきたのがこれ。カエルの肉です。

 おお、久しぶり! 鶏肉にも似た食感で、更に柔らかくあっさりしています。その確認ができました。

 実は一時、カエルの養殖ビジネスはどうなんだろうと関心を持ったことがあります。

 台湾で養殖しているようなので、機会があれば見てみたいものだと思ってましたが、実現せず。

 確かカエルの飼育方法が載っている本は買ったことがありましたが、飼料要求率や繁殖方法など基本的なことさえ未だに分かっておりません。

 国連が推奨することを発表した昆虫食のことは話題に登りますが、カエルはどうなんでしょう。

 ‥と思って久しぶりにぐぐってみたら、今はネットでも結構情報が手に入りますね。

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 一昨日、火事の現場を見た後に、久慈市内にオープンしたラーメン店「サムライブギー」に寄ってみました。11月28日オープンしたばかりの店です。

 「青森 津軽煮干」の暖簾の下から並んでいるお客さんを招き入れるのは、地元の焼き鳥加工会社の吉成食品の大坪剛社長。

 久慈市内の目抜き通りの活性化事業の一環として、青森県のラーメン業者さんの手ほどきを受けて開業にこぎつけたそう。やるなあ。

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 さて、入ってみると、名前もそうですが、インテリアがなかなか面白いかんじ。

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 メインメニューは4種類ありそうですが、うち2つは近いうちに選べるようになるそうなので、選択肢は残る2つ。「鶏そば」にして、せっかくなのでトッピングと思いましたら、肉玉というのがありましたので、それも選んで1000円。

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 後で解説を読みましたら、「鶏そば」では青森シャモロックとともに当社の鶏も活躍してるようでした。

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 しばらくして到着。

 写真ではあまりそう見えないかもしれませんが、豚のチャーシューとチキンチャーシューのボリューム感がすごいです。

 スープは煮干しと鶏ガラ等が使われてて滋味深いです。青森の会社さんプロヂュースだからか、やや濃い目の味付けでしたが、その際はスープが入ったポットが近くにありますので薄めて飲むという作法になってました。

 確かに、肉のプロ、吉成食品さんらしい店でしたね。肉好きに最高の満足度でしたよ。

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 場所はこちら。久慈ステーションホテルの駐車場が隣りにあり、そこに駐められるとのことでした。

 近くには人気店、らーめんの千草さんがありますが、久慈のラーメン店の双璧と言われるようになってもらいたいものです。

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 昨夜は両親と妹2人が揃って我が家に来て、鍋料理をしました。

 それを作ったのは母でしたが、母が「おかげさまで明日で80歳」と言うまで、私は気が付きませんでした。

 12月で80歳になるとは知ってましたが、明日だったか。うっかりしてました。

 「若い頃は体が弱くて先々どうなるかと思ってたけど、80まで長生きして、子どもたちや嫁や孫達に恵まれて幸せです」と言ってました。

 実際は、相変わらずまとまりのないこの5人家族ですが、そういうゆるさを許容しているところが偉いところでもあるかな。

 元気そうですし、80歳は女性の平均にも満たないですから、90の大台は超えてほしいものです。

 そういえば、私は最近つくづく、父より母から価値観とか考え方を引き継いでいるなと確信しております。

 父似なのは短気なところと新しもの好きなところくらいかな(笑)。

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 火事から5日の本日、現場に行ってみました。

 久しぶりに行ったらロケーションが良くて、写真のように高いところから見晴らせました。

 家事になった鶏舎が右側で見えなくなってましたが、残りの11鶏舎がちゃんと建っていることに感謝したくなりました。駆けつけていただいた皆様、誠にありがとうございます。

 翌日は風が強かったそう。その日であれば山火事になる恐れもあったかもとのことで、これぐらいで収まって良かったかもしれません。

 原因究明はこれからですが、鶏舎のどの辺りで火が発生したのかは、同じ鶏舎が11棟建っていることで類推しやすそうです。

 それから、今日まで沢山御見舞を頂戴しました。ありがとうございました。

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 岩手県産株式会社さんが発売する「いわて菜彩鶏手羽元カレー」を頂きましたので、夕食に食べてみました。

 手羽元がゴロンと2個入ってますので、箱は厚めで、レトルト袋も異様なボリューム感ありました。

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 盛り付けるとこんな感じ。手羽元は煮込んであって簡単にほぐれますので、骨付きの面倒さはほぼ無いです。また、カレーの味が複雑系と言いますか、絶妙でいい感じでしたよ。

 価格は税込み756円とのことで安くはありませんが、ご贔屓にしてくださいませ。

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 参考までに、パッケージの裏面も載せておきます。

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