30年前にイギリスにいて、自分の運転するフォード・エスコートで、スポーツカーメーカーのロータス工場の近くを何度も通り過ぎたことがあるし、デザインがカッコイイし、私の好みであるライトウエイトスポーツだし、ロータス・エリーゼは欲しいと思ったことが何度も有りました。が、その決断をするまでに至らず。
そこに、今日夕方、最近コレを中古で買ったという農場オーナーのT氏が別件で訪ねてきてくれて、運転の許可を頂いてトータル1時間近く走らせていただきました。後ろから彼には私のBMW Z4クーペで走ってもらって。
しかしまあ、これは乗用車ではありませんね。まさしくスポーツカー。まず、乗り込むのが大変。サイドシルが高くて、ハンドルが低くて、その間の狭い空間から下半身を潜り込ませなきゃいけないのが大変。T氏は40代だけど、巨漢といえる体格。よくそこをクリアしてますわ。
そして、パワステがない。なのに、ハンドルが小さい。1.8リッターのエンジンはトヨタ製なんだけど、頭のすぐ後ろにあって防音なんて全くしてない感じなので、レーシング気分上がります。
山道走ったんですけど、落ち葉の季節でそれがまた湿ってたりして、そんなに飛ばせませんでした。ステアリング特性が怖いイメージですしね。でも、ステアリングのダイレクト感がまさしくゴーカートという感じ。
また、飛ばして無くても、ドキドキしました。T氏の狙いである仕事からの気分転換には最適な一台かもしれませんね。しかも姿形が低くて、筋肉質な造形で、ザ・スポーツカーと言う感じ。
惹かれる気持ちもあるけど、こんなに乗るのに大変だとは思わなかったので、これから年令を重ねることを思えばエリーゼ購入に至ることはないと思いますから、今日はちょうどいい体験をさせてもらいました(笑)。ありがとうね。