きまじめチキン日記

経営 鶏肉 健康 岩手 読書 愛車 ゴルフ

2015年11月

DSCF6145

 先々週、四川省に行った際に、あの有名な希望集団四兄弟のご長男が療養中に構想したという庭園に案内いただきました。

DSCF6116

 11月ですから本来花を楽しむ季節では無かったのですが、結構楽しめました。

 DSCF6100

 しかも、デジカメを持ってるとただ見て楽しむだけでなく、格闘モードにもなるのでいいですね。

DSCF6085

 過去に訪れた中国各地の庭園では、やっぱり日本のほうがいいかなという印象を持ったのですが、今回はなるほど中国庭園もいいかもと思えました。

DSCF6118

 オフシーズンということもあるでしょうけど、ワイルドな感じがいいじゃないですか。

DSCF6119

 整い過ぎているよりいいかもと思うのは、国民性のことと共通かもしれない。

DSCF6166

 それにしても、昨日の日経新聞の記事には驚きましたね。

DSCF6164

 いま、中国全土で桜の植樹が進められているそうです。

DSCF6154

 締めくくりには、日本人にも中国の綺麗な桜を見に来てほしいと書かれてました。

DSCF6197

 中国人はやるとなると徹底してやりますからね。

 田舎町にドッカーンと4車線の道路が出来上がっていて、走るクルマはまだほんの少しとか(笑)。

 日本の田舎町でよく見る、地権者のNOで道路がそこだけ狭くなっているとか言うのがありませんから。

DSCF6210

 この先、人口に比例して日本の10倍以上の桜の木がある中国になるのかも?

 花見の文化が輸出できて、日本もまんざらではないですよね。
 

IMG_1509

 私クルマでもカメラでも根っからの新しもの好きではありましたが、なぜか最近キヤノンPowershot G7というデジカメが妙に手に馴染み、困っています(笑)。

 調べたら2006年のモデルでしたから、もうそろそろ10年前ですか。感慨深いです。

IMG_1529

 このモデル、Gシリーズとして7代目にして大幅な変更となり、当時かなり人気でした。当時のコンパクトデジカメとしては大型の1/1.7センサーで、35mm〜210mmの6倍ズーム、一眼レフに準ずる高品質なコンパクトでした。

 しかしレンズはF2.8−4.8と今となっては暗めですし、シャッターの感触等がだいぶ緩めでしたし、ホワイトバランスも今と比べたらかなり不安定。色も得意不得意があって、じゃじゃ馬みたいな性格を常に感じていたように思います。

 それでも時には活躍してくれて、このブログでも2011年6月の久慈平岳に行った時に使いました。

IMG_1604

 さて、今日はコレを長男のアイスホッケーの試合に持って行ってみました。三沢アイスアリーナは明るいからもしかして大丈夫かなと、高校生対中学生の練習試合を撮影。

 ホワイトバランスをマニュアルでセットして、オートフォーカスをキャンセルしてマニュアルで無限遠の一歩手前にセットして‥、これでも高感度に限界があるので1/60ほどのシャッターしか切れなくて、手ぶれ補正もイマイチなので、歩留まりなんて惨憺たるものです。

 でも以前の私に比べたら、まずまずの使いこなし。このカメラのこれが限界に近いでしょう。

 限界に近い力の発揮させ方ができているなら、本望です。

IMG_1493

 ノルウエーのショッピングセンターで、アテンドしていただいた英国N社のM社長が、「これ面白いから、おみやげに‥」と持たせてくれたのがコレです。リコリス菓子というのだそうです。

 北欧独特のものだそうで、その場で食べた時には一同「マズイ」で意見一致したのですが、確かにそうでも私には驚くほどではなかったな〜。

 持ち帰って調べたら、のど飴の一種で、主成分は塩なので、塩飴と思えばいいと解釈。

 「嫌いな人におみやげであげたらいいよ!」と言われてもらったものでもあるので、人にあげるにあげられず(笑)、持ち歩いて、先週の四川省出張は空気が乾燥してたので役に立つかもと少しずつ食べました。

 また、乾燥した空気で風邪も引いてしまったようで、塩飴だから帰国してからも役に立つかもと時々口にしたのですが、ドロッとしたものが残り、やっぱり日本人の口には合わないかな。ま、ドロッの成分が喉に良いのかもしれませんが。

 というわけで、さて、誰にあげようかな(笑)。

 グローバルな時代に異国情緒たっぷりな土産なんてなかなか無いわけですが、これは小さくとも存在感のある強烈な土産ですね。M社長、ありがとうございました。

DSC_3542

 さきほど社内5S委員会による5Sチェックがあり、机の中やら後ろのロッカーの中を見られました。

 前回に続いて、社内で禁止になっている小さなゼムクリップを引き出しで発見され、自分の咄嗟の判断の誤りにがっかりしてしまいました。私もまだまだです。

 チェックが終わって、 自ら5S委員会的な目で再点検しましたら、余計なネームホルダー3枚発見。

 時々やるんですよね、ネームホルダーの持ち帰り。申し訳ないです。返すのも何なので、何かの際に使うかもと思ってこうして3枚キープしてあったのですが、もう何年も実際に活躍してくれたことはありません。もったいない気がしますが、捨てるしかありませんね。いや、側だけは本社の文房具コーナーに預けておこうか。

 ところで、これらネームホルダー3つのうち、ピンクのは首から下げるものです。首から下げるのは裏返ることが多いので、社内で作成するときには必ず両面に名前を入れるようにと指示してあります。このピンクのもそうなってました。

 片方だけだと、気になりますよね。我ながらこういう細かい所にこそうるさいです。

DSCF6355

 この写真は先週の中国出張での市場視察として、成都市内の分譲マンションのショールームで見たものです。なんと中国の家庭のキッチンにも5Sが波及し始めてるんですね。

 実はこの前日の某有名企業の飼料工場の視察でも壁に5Sが掲げられているのに感心。整理は節省空間、整頓は節約時間だそうで、なるほどな〜。

 さらにその2週間前のノルウエー出張でも、同業者の工場には5Sがありました。ちゃんと5つ全てがSで始まる英語になっていて、意味がさっぱりわからない言葉もありましたが、ここまで来たか!という感じ。

 世界でも優良企業は5Sが当たり前。発祥の地、日本もうかうかしていられませんね。

 ちなみに、写真の意味がわからない方がいると思いますので解説を。最小限のものを用意し、定位置を決め、瞬時に取り出せるようにする。しかもそのモノがどこかに行ったら、帰りを待っているかのような姿がコレです。

DSCF6368

 ベストセラーになっている松岡修造の日めくりカレンダー「まいにち、修造!」が横浜の家のトイレに飾ってあります。

 これらがトイレに置かれているだけで、入っているわずかな時間で、心構えを正すことができます。素晴らしいことです。

 毎日めくるのが面倒ですが、自分のためならサボってしまうことも、家族のためとなるとしっかりめくってあげられる。家族の人数分の1の手間を毎日かけるだけとも言えますね。それもいいですね。

 しかも松岡修造さんのあのお馴染みのキャラクターと動きある写真から、なんとも爽やかな気分で書かれている言葉を受け入れることができる。かなり完成度の高い商品だなと思います。

 そいうえば、長男のアパートのトイレにも同じようなものがありました。毎日まめにめくってくれているようです。

 自分はと振り返ると、大きめの盛和塾の日めくりカレンダーが社長室に掛けてあります。

 しかしその日にめくることをほとんどサボっています。めくるのが面倒な形であることもありますが、よく考えるとかなりかっこよくないですね。

 休み明けに外してしまおうと思います。ちょっと本末転倒ですね。

DSCF5899

 11月17日、約6時間のフライトの後その日の予定を聞き、3時間の車での移動で到着したのが閬中(ろうちゅう)という中国四大古城のひとつに数えられる街。

 なんと偶然にも持参した「地球の歩き方 中国 2015~2016」のグラビアページで特集されているところじゃないですか。

 アテンド先の四川張飛牛肉有限公司さんに夕食をごちそうになり、夜8時過ぎに案内いただいたのがこちら。

DSCF5901

 入場料を払っていただいて入ってみると大音量が流れてて、屋外の並んでる店舗をステージにショーが行われてるじゃないですか。

DSCF5905

 ステージがどんどん奥のほうに移動していって、それに連れて観客も移動。

DSCF5912

 ダンサーたちの洗練された踊りがいいです。

DSCF5919

 マスクが一瞬で外されて素顔が見えたり隠れたり。これは四川伝統の芸能でもあるようです。

DSCF5924

 手前だけじゃなく、奥の高いところにもいて踊ってる。

DSCF5941

 エンディングは中国伝統の虎とドラゴンの舞。

DSCF5947

 出口を出て終わりかと思ったら、川辺で対岸のネオンをバックに最後のパフォーマンス。うっとりです。

DSCF5976

 翌日、古城の中にそのポスターがありました。天気が良ければ毎日やっているそうです。

 三国志ゆかりの場所として張飛が眠る閬中を訪問されるのでしたら、このショーに足を延ばしてみたらいかがでしょうか。楽しめましたよ。

DSCF5871

 成田空港から成都まで飛行時間約6時間。初めて四川省に降り立ちました。

 そして昨日までの1日半で、クルマで500km、新幹線で300km、合計で既に800kmくらい移動しました。

 高速道路では「南部」を通過。驚いたことに「nanbu」と英語表記も日本と同じでした。まあ、これほど広い国土ですから、日本と同じ漢字の地名なんてたくさんあるかもしれませんが。

 ところで、久しぶりの中国出張でがっかりしたのが、Facebook、Twitter、Lineはまだしも、GmailをはじめとするGoogleの各種サービスも使えないこと。 日本にいるときに業者にVPN接続の申し込み手続きをすればよかったらしいのですが、時すでに遅し。

 このブログアップもアップロードした画像が全く見れない状態なので、どういう仕上がりになっているか甚だ心配ですが、とりあえずアップしてみます。メールは帰国後に開けるのが怖いです‥。

DSCF5865

 東京Walkerの別冊ムック本「からあげWalker」では、あの日本唐揚協会公認の全国の美味しい唐揚げ店231店が紹介されております。

 同じ唐揚げと言ってもそれぞれが見るからに個性的。今、外国人が日本に来て食べたい1位はラーメンだそうですが、次のトレンドとして「唐揚げ」が来るのではと思いたくなります。そしてラーメン同様、唐揚げが世界に羽ばたく日もそう遠くないのでは。

 ただ、新店ブームは昨年をピークに今は閉店も多いそう。何事もそうですが調整局面があるんですね。

DSCF5866

  ところで、第5回からあげグランプリ「しょうゆダレ部門」金賞に輝いた地元一戸町の「いちカラ」さんも紹介されています。

 人手不足だったそうで、当社に一番近い本店はいったん閉めてましたが、先ごろ再開。社内ブログでは、「以前よりおいしくなった」との複数の証言がありましたよ。

 蛇足ながら、当社の菜彩鶏はなにより「唐揚げ」が一番美味しく食べられると私は信じております。
 

DSCF5830

 55周年記念社内ゴルフコンペのあと、ビギナー参加者の社内ブログからは異口同音に「面白い!」「頑張って次回は‥」「練習するぞ!」という声が聞かれました。

 「よく学び、よく遊び、よく働こう!」をモットーとする私とすれば嬉しい限りですが、なにせ岩手はオフシーズンが長いので、来年の春までこの思いが残っているかどうかはかなり心配です。

 そこでオススメなのが、ゴルフダイジェストオンライン(GDO)によるスコア管理

 私はゴルフを始めた社会人1年生の時からのデータを、独自に作成したエクセルの表に入れていますが、このGDOの存在を知ってからはその両方に記録しており、今やGDOのデータが過半数を占めています。

 GDOはパット数とか、第1打がフェアウエーかどうかなど入力できますし、パーオン率などのデータも詳細に出ますので、プレーの最中、ほんの少しの追加情報(パット数、第1打が○か左か右か、バンカーショット数、OB数、ワンペナルティ数)を書き留めることで自分のプレーがいろいろな角度から分析できます。

 そしてこれを元に、ゴルフ仲間と直近のスコアやアベレージを開陳し合うことで士気を高めています。

 今まさに始めたばかりという方には、この無料サービスがオススメです。今はスマホのアプリで同期もできるようですし。

 プロ野球ってデータを楽しむという面がすごくあると思いますが、こうしてゴルフでは自分を主役にデータを楽しめるわけで、プレーして終わりじゃあもったいない!
 

DSCF5851

 宇都宮といえば餃子ですね。でも取引先Z社様との1次会で話題に出た、宇都宮で美味しい唐揚げの店がどうしても気になったので、3次会にお付き合いいただきました。

 店の名は「みよしや」。栃木県庁の近くにあります。

DSCF5860

 宇都宮名物元祖かぶと揚げを前面に打ち出しています。9時過ぎに入りましたが、結構賑わってましたよ。

DSCF5859

 注文して出てきた「かぶと揚げ」は、業界人からすれば小雛サイズでさほど大きなものではありませんでしたが、げんこつみたいに天地方向に嵩があって、これが500円とはなかなかリーズナブルです。

 カリッと揚げてあって、オーソドックスな醤油味で飽きずにむしゃむしゃ食べれる印象でした。

 考えてみれば、こういう鶏の上半身だけを使った料理ってなかなか無いので、そこに目をつけたお店の方の先見の明に感心。

DSCF5838

 鶏糞発電プラントの建物建設を受けていただいているタカヤさんから、落成直前の気仙沼市の水産工場を見に行きませんかとの誘いを頂き、6名でお世話になってきました。

 タカヤさんでは、自社ブランドとしてFactoriaを提唱。工場を受注建設するだけでなく、脱3K(きつい・汚い・危険)の環境づくりやスタッフのモチベーションと採用に効果的な提案をしていくのが趣旨のようでした。そのショールームとしての今回の工場見学です。

 おじゃましたのは、株式会社大森さん。御夫婦で社長・専務を担われている会社さんで、新しい社屋兼工場には15名ほどの社員が働く予定の職場だそうです。

 見せていただいたら、なるほどタカヤさんの考え方がふんだんに導入され、社員の休憩室は商品開発室やお客様を招いての試食まで兼ねるような作りになっておりました。

 ちなみにこの職場を見せたら、来年の高卒者のうち既に2名がこの職場を見て決めてくれたと言っておりました。口で説明するよりやっぱり見た目ですかね。

 でも、それは単に見た目だけで惹きつけられたというのではなさそうでした。 特に女子トイレをはじめ、社長の奥様である専務さんの社員に対する優しい思いがひしひしと感じられます。

 ああ、そうか。タカヤさんのFactoriaの考え方に共感するクライアントは、既に社員思いだったり、何より人が大事だと思っている経営者なのかもしれない。それはもしかするとタカヤの望月社長の思いに共感する先なのかも。

 その実は相性が良いクライアント探しの磁石だったりして。

 選ばれるよう頑張ります(笑)。


DSCF5823

 久慈工場増設に伴い、津波・原子力災害補助金をいただくことになったことのご挨拶に、本日岩手県庁に行って来ました。

 対応していただいたのは千葉茂樹副知事です。確かどちらかでお目にかかっているはず。でも数日前にローカルテレビで拝見してもどうしても思い出せなかったのですが、私が地元の青年会議所(JC)の理事長をやっている頃に二戸地方振興局に赴任しておられて大変お世話になった方なのでした。

 そのことを告げられ、また私のあるエピソードを覚えていらっしゃって恐縮してしまいました。その話とは‥

DSCF5822

 JCの理事長を務めた翌年には直前理事長になるのがお決まりなのですが、それが終わっても40歳の卒業まであと3年ありまして、お荷物扱いされるのも何なので、当時の当社の基幹工場がある地元久慈市の久慈JCさんに移籍することを企てたのでした。

 そうしましたら、二戸JCからも久慈JCさんからも大反対を喰らいました。地元は振り切ってでも実現したい思いだったのですが、受け入れる側が「ウン」と言ってくれなくてとうとう諦めたのでした。

 いま考えると、その動機には少し純粋でないものが有りましたが、お互いの発展のためにも、良い刺激になったのではないでしょうか。押し通して実現させればよかったかな。

 ま、その年には当社の社長に就任しましたので、久慈JCさんでも扱いづらかったかもしれませんが。

 そして、エンディングの40歳の年には二戸JCに戻り、両JCから暖かく送ってもらい卒業!

 うーん、やっぱり動機不純は実現しないかも(笑)。

DSC_3541

 この情報を提供してくれたのは、我が家のおとなりの株式会社南部美人久慈浩介社長です。日本酒業界の顔になっているあの彼です。ありがとうね。

 何年か前に、南部美人さんのほうが先にJALのファーストクラスに採用と聞いており、さすがとは思いましたが、まさかしばらく経って当社の菜彩鶏まで採用されるとは思いもしませんでした。

 先週までの欧州視察はJAL便を利用したので、帰りの便にあったファーストクラスのメニューをお借りしましたが、残念ながら菜彩鶏の文字はありませんでした。 

 そして、探してみますよと言っていた久慈社長が昨日持ってきてくれました。

DSC_3539

 現実に見ると感慨深いですね。とても嬉しいし、社員の誇りにも成るかと思います。

 ちなみに私がファーストクラスを経験したのは一度だけ。25年ほど前に、某商社さんとブラジルに出かけた時のこと。

 VARIGブラジル航空のカウンターでそのことを告げられましたが、おそらく間違って高い価格でエコノミークラスの席を取ってしまい、不憫に思われてダブルアップグレードしていただいたものでした。そこで初めてキャビアを食べたことだけ覚えています。

 2回目はあるかな?

 それまでせっせとJALのマイレージを貯めることにしましょう。その時まで菜彩鶏はメニューに残ってるかな?

※よかったら「菜彩鶏 ファーストクラス」で検索してみてください。

DSCF5820

 欧州視察の帰りの機内で読んだうちの一冊が、この佐々木典士著「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」です。

 シングルライフを送る30代の出版関係の著者が、部屋にモノが溢れている生活から、ネットで得た情報からミニマリスト(身辺のものを極力減らす生活者)に刺激を受け実践して学び得たことから、スティーブ・ジョブズをはじめ数々の著名人の名言を交えながら、幸せとはどういうものかを語った渾身の本です。

 これを読んでると、5Sを実践してモノを極力減らしているほうだと思い込んでいた自分が、ずいぶん道半ばであることを実感させられますね。ま、著者はモノがあってもハッピーであることもあるとは言ってますが、私にとって目前のCD2000枚や本数百冊を処分出来るか否かは、十分踏み絵みたいに感じます。

 ところで、今回、デンマークとノルウエーの北欧とイタリアに行った帰りでもありました。北欧では小奇麗な田舎のシンプルな風景が何より印象的だったのですが、これらの国はやたら労働時間が少ない。

 それに対して、イタリアはドイツより労働時間が多いくらいなのに景気が悪い。今はアベノミクスで良くなっているけど、なんだか日本が慢性的に抱えている病みたいと感じました。

 北欧みたいに労働時間をミニマムにして、テレビ番組なんてあまり面白いのをやってなくて、アナログなことに時間をどんどん費やす国になると、もっとハッピーになれるのかもと思ったりしましたが、まさにそれを実践するのがミニマリストの世界かなと思いました。

 ところで、最初からそっちに行くより、マキシマリストを経てから行ったほうが、ミニマリストの深みが感じられるのかもしれませんね。経済社会で苦闘して、それを卒業して仏門に入るとかいうのと同じかな‥。

DSCF5623

 11月4日水曜日、午後2時半ごろ無事羽田空港に到着し、体調もそんなに悪くないし、運動不足解消も兼ねて、そのまま電車を乗り継いで「東京モーターショー2015」が開催されている東京ビックサイトに行って2時間ほど回ってみました。

 まずは、トヨタS−FR。 ネットで画像を見て第一印象あまり良くなかったのですが、徐々にすごく新しく見えてきてかなり期待して現物を見に行ったのですが、小型なサイズの中でキャビンを頑張って取ろうとしているところが現代的で、これはこれで悪くないかもと思えました。

 癒し系のデザインもいいのですが、なにより色がマツダロードスターが地味目なのに対して、こちらは小型らしく明るい色が並びそうで、楽しみです。

 前回のモーターショー当時には、ホンダS660、ダイハツコペン、マツダロードスターの3台のうち1台は手に入れるだろうと思ってましたが、そうなってないわけで、今回のこれには期待がかかります。FR−Sの名前で発売かな?

DSCF5677

 ミニクラブマンを見るのは初めて。目の外側の膨らみがハッチバックより印象的で、かつ目の内側も広いような。とにかく幅が広くてどっしり構えてますね。

DSCF5680

 後ろのドアを開けた姿もとにかく幅広いイメージです。1800mmだそうですが、もっとありそうに見えます。私はミニはずんぐりむっくりであるべきというのとは少しずれてますが、なるほどこれはこれで商品価値があるなと思いました。ただリアドア両開きは使い勝手はどうかなと思いますが。

DSCF5684

 農機具の会社、ヤンマーのブースがあって、奥山清行さんデザインの車が並んでました。女性が脇に並ぶのでなく、ヤンマーの社員と思しき方々が並んでいるのが誇らしそうでいい雰囲気でした。

 このクルマは色もさる事ながら、フェンダー上部の膨らみが印象的でしたね。

DSCF5693

 ジャガーFタイプは既に発売になってますが、私が見たのは今回の欧州視察中ロンドンで前を走ってた姿です。これが見とれるほどカッコ良かったです。

DSCF5694

 ジャガーのSUV、Fペースです。昔のアウディを見ているような地味な顔ですね。もうちょっとプラスアルファな魅力が欲しかったところ。

DSCF5699

 ディスカバリースポーツも欧州視察の最中何度か見ました。後ろ姿のテールランプが印象的で悪くないなと思いました。

DSCF5702

 カタログにはまだACC(アダプティブクルーズコントロール)のオプションがないので眼中にないのですが、それが付いたら悪くない選択肢かなと思うのですが、乗ってみるとセンターコンソールが地味でちょっと寂しいような。 メーター周りは奥行きがあっていいと思いましたが。

DSCF5708

 レクサスにはほとんど関心が行ってないのですが、RCだけは悪くないなと思います。この秋に200tという廉価版が出ましたので試乗してみたいですね。トヨタの3500cc6気筒は素晴らしいと分かってるんですが、鼻が軽い4気筒もトルクはあるしそれなりに良さそう。

 それにしてもこういうショーでパールホワイトに照明を当てると映えますね。ずるいと思います(笑)。

DSCF5713

 これは女性向きのクルマとして作られたスズキラパンですが、そちこちで言われているようですが、男性にもそそれらるデザインですよね。無印良品で売っているようなイメージ。個人的にも欲しいくらいです。

DSCF5715

 内装がまたいい。涼しげで。

 たまたまこのタイミングで小さな女の子が運転席に乗ってました。そういえば我が子たちとモーターショーに来たことなんてない。だからかな、子供たちはクルマは広ければいいと思っているのは(笑)。

DSCF5716

 スズキのエスクードは、ノルウエーの美しい田舎の美しい農家の家に置いてあるところを見ました。

 フロントがキラキラしてなかなか魅力的です。

DSCF5719

 内装はハンガリーで作っているからか、質実剛健そのままのイメージ。時計はいい感じだけど、周囲が追いつかない感じ。

 SUVの中でもコンパクトだし、安ければ社用車にしてもいいくらいですが、単一グレードなのでその余地なし。

DSCF5724

 後ろがまたあっさり色気なしですが、これはこれで今の時代に逆に存在感があって悪くないのかなと思いました。結構嫌いじゃないです。

DSCF5738

 メルセデスのAMG GTですね。こういうのが社長の車として会社にあったらどういう余波が生まれるかなとか考えちゃいます。

DSCF5750

 あるいはSクラスクーペ。デカイし、柔らかくゆるい感じだし、オブジェとして存在感は凄いなと感じました。

DSCF5741

 これはGLCですね。私が狙ってたものです。日本国内では来年発売でしょうけど、それまで待てなかったのでポルシェマカンになってしまいました。

 ちなみにミラノの世界一美しい商店街と言われるところの一角にメルセデスのグッズショップがあって、この車が並んでましたので座ったりチェックをある程度しました。トランクはもしかしてマカンより狭くて、ゴルフバッグが載るのかな?

DSCF5761

 マツダのブースではCX−5のバリエーションになるKOERU(越)を見たかったのですが、見えませんでした。おそらくCX−7かCX−6になるのでしょうけど、CX−5があまりにありふれて売れているので、その選択肢にはかなり惹かれますね。

 この写真のRX−VISIONの極端なまでの鼻の長さに驚き。フロントミッドシップレイアウトを強調というわけですね。噂のようにロータリー&ハイブリットのRX−9として出るんでしょうか。

DSCF5771

 これはルノーのトゥインゴ。メルセデスのスマートフォーフォーとベースが一緒で後ろにエンジンを積むので、そのドライブ感覚がどうなるか興味津々ですね。

 それにしても顔も全体のプロポ−ションも可愛い。4ドアでもフィアット500にもミニ3ドアにも可愛さで十分対抗できるでしょう、しかもリアエンジン、後輪駆動ということで車好きにも訴える。

DSCF5775

 メーターが奥行きがあってなかなかいいし、 スマホホルダーが最初から付いているのもいいじゃないですか。

 ただ運転席で自分にフィットするよう椅子を調整すると、後席がギッチギチでした。

DSCF5784

 ルノーカングーの広さには驚き。これで240万円ちょっととは賢い選択です。

DSCF5803

 フォルクスワーゲンブーズはやっぱりというか観客が少なめ。

 日本では初披露のティグアン、デザインは実直で結構好きだなあ。中身だってゴルフと一緒だからいいに決まってるし。デュアルクラッチだけいただけませんが。

 あと、フォルクスワーゲンにはゴルフ・スポーツバンというのが欧州にはあるのですが、日本では発売しないらしいです。トゥーランとゴルフの中間で、さらに直線基調のデザインになってていいと思うんだけどな。今回イギリスで見かけましたが、並行輸入したらおいくらになるのでしょうか。

DSCF5806

 アウディA4もこれから発売されるわけですが、デザインをガチャガチャ変えずに普遍的な直線基調の美しさを求めるところは惹かれますね。中身も相当いいらしいですし。

DSCF5790

 一昨年行った時と比べて人混みはそんなでもなくて余裕で回れましたけど、日産の自動運転のステージはかなりの人だかりでした。

 後ろでプレゼンテーションの話を聞いているだけでも、自動運転が現実のものとなった時のことがあれこれイメージされます。 

 事故の大半は人のミスで、自動運転になれば間違いなく事故は減るのでしょう。また、坂道でアクセルを踏まない人間に代わってちゃんとスピードをコントロールするでしょうから渋滞も減るでしょう。高齢者の運転によるクルマの比率が増えてきているこの頃、そういう滞りも解消できるでしょう。また、自動運転だと諦めがつくことも多いわけで(笑)。 

 今後、生きている間にそういう技術で救われることになりそうなのでありがたいことです。でも、運転の楽しみはできるだけ長く諦めないでいきたいものです。
 

DSCF5420

 2010年の欧州出張の際には、フォルクスワーゲン博物館「アウトシュタット」に行ったほか、このブログでは取り上げませんでしたが、レンタカーで足を伸ばして、BMW、ダイムラー・ベンツ、アウディ、ポルシェの博物館を回ることができました。あの時は楽しかったな〜。

 そうなると、著名な欧州ブランドの自動車博物館を制覇したくなるのが車好きの常じゃないですか。

 今回はミラノに来たついでの11月2日日曜日に、N社のH氏の運転でミラノからマラネロまで往復約400キロのドライブで、フェラーリ博物館、創業者のエンツォ・フェラーリ生家を訪れることができました。

DSCF5426

 フェラーリ博物館に入ると、まずはフォーミュラ1関係の展示があります。

 この世界は詳しくないのでいきなりですが割愛(笑)。

DSCF5443

 と言うものの、フェラーリの市販車についてもそんなに詳しくないです。

DSCF5445

 ただ、デザインについてでけは思いを馳せる楽しみ方が出来るかな、というところ。

DSCF5447

 詳しくないからこそ、こうして実車を見てあれこれ自分の脳みそを働かせるのが、とっても楽しい。

DSCF5452

 それにしても、やっぱりフェラーリ草創期のデザインの美意識に惹かれます。

DSCF5457

 これは伝説のクルマ、ディーノですね。いやー、かっこいい。

 もしもですが、リバイバルで今の技術で蘇らせたらすごい人気になるんでしょうね。ポルシェケイマン対抗で!

 折しもフェラーリが株上場のニュースが入ってきましたが、そういうことやってほしいです!

DSCF5461

 3人で出かけて、それぞれが自分はこれがいいという意見発表会をしたのですが、私としてはミッドシップの最新のよりも、こういうフロントエンジンの車のほうが好きだな。

DSCF5462

 クルマのデザインに、人間の筋肉のような力感が表現されているのに憧れている自分がいると思えてきました。

 そういえば女性の筋肉美も嫌いじゃない(笑)。

DSCF5464

 ちょっとびっくりしたのがこのF40。

 「The0123」とあります。あのアート引越センターですね。なんだか俄然フェラーリが身近に感じてきました。

 超々大企業でなくても、ちょっとしたレールに乗ると、博物館に永遠に展示されるという例があるんですね。

DSCF5466

 さて、一通りの展示を見たあとに、F1のドライブシミュレーターのコーナーに行ってみました。10歳くらいの少年が挑戦しているところをしばらく見学。H氏によると、この子はなかなか上手なので何度もやってるはずとのこと。

DSCF5470

 ここに来て、やらないわけには行かないわけで、25ユーロ(約3000円)払って乗り込みます。

DSCF5476

 さっきの少年のを見て学んでるはずなんだけど、最初の1ラップは全然ダメでしたね。

 100キロも200キロも300キロも区別がつかないからか、ストレートでの直線もなかなか難しいし、コーナーも遅すぎやしないかとアクセル踏むけど逆にスピンして。でも2ラップ目はだいぶ立て直しました。

DSCF5486

 近くで昼食を食べて、綺麗なお姉さんが駐車場で「10分100ユーロでフェラーリの実写をドライブできるけどいかが?」という再三のお誘いを断って(だって国際免許無いんだもの)、40分ほど戻ったモデナのエンツォ・フェラーリ生家博物館へ。

DSCF5489

 まずは倉庫らしき建物にエンジンとともに名車が並んでるわけですが、こちらは陽光を浴びてなかなかいい雰囲気。

DSCF5491

 創業者であるエンツォ・フェラーリの執務室を再現した部屋です。

 うーむ、そんなに広くないし、これと同じにしてくれという社長さんが世界中に何人かいるんでしょうね。というか、私もそう言いたくなります。

DSCF5492

 右側の倉庫から、次は左側の斬新な建物へ。

DSCF5498

 こちらは広く緩やかな勾配がある部屋に、歴代の車が並んでいます。

DSCF5501

 またまた、H氏が「どれがいいですかね?」と不毛の質問をするわけですが(笑)、私は308、328のあたりですね。

 最近のお尻が長いV12は全然いいと思えないです。

DSCF5502

 当時はテスタロッサが凄いな、成功したらこれに乗ろうとか思ってたのですが、今見るとそんなでもないかな。

DSCF5512

 見ている途中、急に会場が暗くなって、エンツォ・フェラーリとパバロッティのイメージフィルムがパバロッティの歌声とともに流れます。

 ここで、フェラーリはどういうイメージを消費者に植え付けたいのかな?なんて角度から想像したりして。

DSCF5514

 真っ赤なクルマばかりの中に、アイボリーのカリフォルニアが並んでました。内装もアイボリー、ピラーはパープルと洒落てます。これはいいな。

 この2館を拝見して、ほんとに楽しませていただきました。

 私の結論とすれば、やっぱり車はデザインだな!です。

 現代のクルマのデザインの平均点は以前より退化してても、ちょっとした見る目があれば、フェラーリほど高くなくてもデザイナーの気持ちが入ったデザインが楽しめる車が手に入るので、ブランドにこだわらず自分なりに愛せるデザインのクルマを手に入れて、瞬間瞬間の鑑賞を楽しむ。それこそが贅沢で、自分へのご褒美になると思えました。

 ちなみに、ランボルギーニ博物館は結構近くにあるのですが、無念の日曜日休館。次回ミラノに来たら必ず行き、さらに国境を越えてモナコにも行ってみたいと思っております。

DSCF5340

 ロンドンは移動のために10月30日に1泊するだけでしたが、チキン専門店で地元では大人気になっているというチェーン店があると言うので案内いただき、喜び勇んで行ってきました。その名は、Nando's。 

DSCF5345

 メニュー中央上を見ると、ホール(1羽まるごと)、ハーフ、クオーターとありまして、私はハーフプラスサイドメニューのとうもろこしとコールスローを注文。これで10ポンドですから1800円くらい。

DSCF5346

 おお、右下には英国産のチキン規格をパスしたというマークが。

DSCF5347

 10分ほど待って届いたのがこれ。ワイルドですね。撮り忘れましたが、ホット、レモン、ガーリックの3種類のソースを選んでつけて食べるのが基本です。

 KFCにも負けず劣らずの人気と聞いていたので、複雑な味付けを想像していたのですが案外あっさり辛口という印象でした。これなら飽きずにたくさん食べれます。

DSCF5349

 これはアテンドしてくださったN社のM社長が大好きだというウイング10本。

 一部焦げ過ぎが日本人には気になるでしょうけど、確かにこっちのほうが美味しいですね。

DSCF5350

 日本では唐揚げ、焼鳥が人気となっていますが、牛肉にステーキがあるように、鶏肉をガツンと正面から満喫できる料理としての定番が無いような気がしてきました。

 高単価なホールやハーフを遠慮なく満喫できる、Nando'sのような店が日本にもできて人気を博してくれたらいいですね。
 

DSCF5383

 初めてミラノに来ています。

 10月31日土曜日の昨日、ロンドンから到着後市内散策。地元の子供たちと一部の親がハロウイーンということで仮装して街を歩いてて楽しい雰囲気。

 ミラノ万博最終日ということでもあったのですが、混みそうなので無し。代わりにという訳でもないのですが、めったに見られないセリエAの地元の人気チーム、インテルの試合を見ることになりました。

 20:45の試合開始の1時間ほど前に会場に到着。

DSCF5386

 まずは腹ごしらえ。せっかくなのでこちらでしか食べられないものをということで、コロッケみたいなものにしました。結構な量でしたので、夕食はこれ1個で完了。

DSCF5387

 さあ、入場です。ID確認のためにパスポートを持参する必要がありました。というか、チケットを取る際にもパスポートの画像をメールで送ったりして厳しかったみたいです。

DSCF5388

 席に到着するまでは、プリントしたバーコードをチェックして入場するところが2箇所ありました。

DSCF5389

 中にはショップがあって、たくさんグッズが売ってます。場外の店でもそうでしたが、55番NAGATOMOのユニフォームは売ってなかったですね。

 でもプリントは可能ということで、アテンド先のH氏は結構な価格のユニフォームを注文して、それを着て観戦。

DSCF5396

 相手は首位を行くローマ。これに勝てば暫定首位に躍り出るという大一番でした。

 インテルといえば長友。しかしネット情報では、ここのところ精彩を欠き、先発する可能性は低いとのことで、先発メンバー発表の時間ドキドキして見てましたが、まさかの先発! うわー、撮影待ち構えてるんだった!!

DSCF5406

 さすが首位を行くローマがボールを支配。しかしインテルの守備は固く、ときどき反撃に出ていい場面を作る展開。ホームチームの声援9割の競技場の中、雰囲気は悪くない。

DSCF5410

 やったー! 30分過ぎくらいにインテルが1点先取。

DSCF5411

  メデル選手の左コーナーを低くつく素晴らしいシュート。あっさり入りました。

DSCF5412

 長友佑都選手の動きもなかなかいいじゃないですか。ときどき前線に出て存在感を見せつけてくれました。

 さっき、ネットで情報収集しましたが、やっぱり長友はこの試合でだいぶ株を上げたみたいです。

DSCF5418-001

 試合終了。1対0で逃げ切りました。

 息子たちがサッカーを捨ててアイスホッケー一本に絞ってから、サッカーへの関心はあまり盛り上がらなかったのですが、世界を魅了するエンターテイメントとしてのサッカーの存在に改めて感化され、また海外で戦う日本の選手たちにますます関心が高まりました。

 こんな素晴らしい機会を用意してくださって誠にありがとうございました。

↑このページのトップヘ