きまじめチキン日記

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2015年10月

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 「日本の食は安すぎる」に続いての山本謙治さんの著書「激安食品の落とし穴」を北欧視察の最中に読みました。それも、価格についての某ベストセラーを読んだあとです。

  デンマーク、ノルウエーと行ってみたのですが、世界に冠たる高賃金国ということで、工場視察で賃金を聞いて驚き、また量販店の鶏肉売場に行ってまた驚きの繰り返し。皮なしむね肉なんて2000円/kg、フリーレンジ(放し飼い)ならその倍ですからね。

 むね肉の人気が日本と全然違うからというのもあるのでしょうけど、工場を視察して量販店を拝見してみるとみるとやっぱりやまけんさんが指摘するように、日本と違って価格志向がそんなに無いような気がします。

 これら高福祉の国は労働時間も少なめ、国民の幸福度も高いわけで、どうして日本はこんなに頑張って残業して、食品でも安いものを目指すのかはやっぱり社会システムの違いが大きいような気がします。

 仕事上はもっと効率重視、余暇に時間とお金を遣う習慣に切り替えていかなければ、やまけんさんの言う「エシカル」のムーブメントは大きくならないのでは。日本人は仕事でかっこつけが多くないですか?

  ところで、この本の中で、学生による地鶏と若鶏の比較試食で圧倒的に若鶏の評価が高かった例が紹介されています。

 チキン業界人としては、若鶏は単純に安いから価値がそれなりなんだという整理の仕方で見て欲しくない気持ちもありますね(笑)。

 でもやまけんさんがこの本の中でいくつも例を出して解説しているように、安いなと感じている食品にはそれなりの背景があるのでは‥と想像してみる習慣をつけて頂ければ幸いです。

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 北欧の旅行ガイドを読んでいて気がついたのが、デンマーク、ノルウエー、スウェーデン、フィンランドの国旗が似ていること。キリスト教からの影響らしい十字が左側に入ってるんですね。

 調べたら、オリジナルはデンマークらしく、さらにアイスランド、グリーンランド、アイルランドも同様で、さらにイングランドもその支配下にあった影響で十字が入っているデザインだそうです。

 十文字家の紋章(=島津藩の紋章) と近いので、妙に近しい気がしてきます。わが人生でイギリスに半年滞在したのもその関係かな。デンマーク、ノルウエーと訪れて目に入る風景にやたら惹かれるのもそのせいか?

 そういえば東洋にも似た関係の国旗同士がありますね。
 

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 デンマークに来ています。北欧は初めてです。

 昨日は早朝に出発し、コペンハーゲンから国内線で出かけてきました。空港に着いて、朝食はこの国独特のホットドックをということでこの店に立ち寄りました。

 時間は6:55。開店前ということで店員さんが慌ただしく準備をしてました。検温をしたり決められたルーティンを素早くこなしてました。

 搭乗前の手荷物検査でも何でもそうですが、この国は目に入るものが何でも最小限の人数でキビキビやられていて、清々しいです。

 ちなみに訪問したデンマークの2大チキンインテの一社を工場見学する際は、工場長が自ら白衣やら靴を用意してくれました。

 工場従業員の月給は約70万円で、税引き後の手取りは40万円という国ですからそうなるのでしょうね。

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 ホットドックと飲み物のセットで、日本円で935円。やっぱり高いなー。

 でもマスタードがマイルドでとても美味しかったです。 

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 55周年記念ということで、6月十和田湖旅行を3回に分けて企画し、約500人の社員・関係者に参加いただいたことはご報告した通りです。

 そして、総合職、事務職の社員で5年以上勤務の社員約90名には、台湾、中国を中心に、タイ、欧州など数グループに分けて視察旅行に行っていただきました。

 そのほとんどが海外初経験ということで、行き先の食文化や鶏肉の流通に関するレポートやらを社内ネットで報告していただいておりますし、社内ブログでは裏話やら感謝の言葉を頂いております。また、秋の合宿の宴会もいつも以上に盛り上がったような気がしています。

 特にいつも定型業務をやっている社員に初めての海外という組み合わせでは、大いに刺激になったと思います。 

 「社長、次はヨーロッパに行きたいです!」と遠慮なく合宿で言われてしまいました。

 「うーん、次は自分のお金で行ってみな! 身になるよ!!」と言いたかったのですが、まあ、今回はガイド付きの初の海外を経験したのだから、次はより少人数で、特命を与えて、ガイドなしで出かけてもらうのもいいかも!?

(写真:今私が来ているのはモーターショーの会場ではないです)
 

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 先週末は生産部合宿。今週末は、支援部・営業部合同合宿と製造部・品質部合同合宿が別々に行われ、昨晩は後者の新安比温泉清流閣に夜お付き合いさせていただきました。

 若手の幹事スタッフが用意したのはオーソドックスな、コーラをストローで一気飲みする競争。結構飲んでから終盤にやらせるところがなかなか乙ですね(笑)。

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 左から本社、久慈工場、二戸工場、県央工場の4チームの戦い。

 ちなみに女子には途中から助っ人ありという条件でしたが、結構頑張っていただきました。

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 見てるほうが具合が悪くなるような‥。

 結果は、1位本社、2位二戸、3位久慈、ビリ県央でした。

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 罰ゲームとして何かアトラクションということで、県央は全員揃ってどこかで見たような気合の入れ方。

 いや〜、場を盛り上げていただきました。お疲れさまでした。


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 二戸市内に「ハウス・オブ・ピクニック」という店があります。

 アメリカの古き佳き時代をイメージしたインテリアがすごく印象的で、どちらかというと若者の集まる店だと思い込んでてあまり行く機会がなかったのですが、秋の菜彩鶏メニューの噂を聞きつけて食べに行ってきました。

 それが上の写真の「菜彩鶏のバジルチキンとやさい」(1380円)です。いやー、おいしい。菜彩鶏のボリュームがたっぷりだし、アスパラもトマトも玉ねぎもしっかりした素材ですが、特にポテトが下地のソースに絡ませてとっても美味しい。2人で行って一皿じゃ足りなくて、追加でもう一皿頼みました。

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  最初に出てきたサーモンのカルパッチョも激うま。

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 パーナ貝の白ワイン蒸し。身がボリュームありますね。

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 パスタは、アンチョビとトマトのアラビアータですが、これがまた最初から辛めで食欲をそそります。

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 それにしてもこの店、おいてある、飾ってある一つ一つがすべて必然性がある感じ。

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 ものを少なくするのが整理なわけですが、これだけモノがあっても無くてもよさそうなものが目に入ってこないので、これも整理された姿に私には見えます。

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 何気に置いてあるストーブが照明みたいにキレイ。

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 センスの良いご主人が探し当てたもので囲まれた空間は居心地がいいですし、話のネタに困りません。

 思いのほか料理もいいし、次回若いお客さんだったらこちらでご接待申し上げようかと思いました。

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 TPP大筋合意のニュースがありました。

 わかりにくい発表でしたが、鶏肉は骨なしの現状関税11.9%が6年目に撤廃。骨付きの現状8.5%も11年目に撤廃ということですよね。調製品(加工品)も11年目で撤廃だそうです。

 例えば300円/kgの骨なし鶏肉が268円になるわけで、それはそれで脅威ですが、以前と比べ国産鶏肉と輸入鶏肉の価格連動性は薄くなっており、楽観的に見ています。それより豚肉が安くなることで鶏肉とバッティングすることで影響があるんでしょうね。

 そういう意味では、TPP前に稼いでおいて体力をつけ、いざ災難にあうとすればそれを凌げるようにしたいものです。

 TPP云々については、世界の大きな流れは自由貿易に向かっているんだし、少々の戦術の違いを語ってもしょうがないのではと思っています。民間企業は生き延びるためベストを尽くす。それだけです。‥と、何度か同じ事書いたような(笑)。

 ちなみに岩手日報さんではこんな記事を書いていただきました。

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 毎朝7:55からやっているラジオ体操。来週からいよいよ「ラジオ体操第3」に挑戦することになっています。

 今週は準備の週ということで、昼休み時間に繰り返し再生して見てもらっています。

 第3は、ラジオで放送するには複雑すぎて普及しなかったのだそうです。ということはラジオの制限があったから緩い体操になっているというわけですね。結果的には、だから第1は高齢者でも広く普及したということなのでしょう。

 時間当たりの運動量が高い第3は、現役世代にはちょうどいいのではないかと確信しています。

 ただ、場所をとるみたいです。本社のそちこちに散らばってやることになりそうです。
 

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 24歳でイギリスに半年いた際に、FORD ESCORTという1.4リッター5ドアの車を預けられて確か2万キロくらい走った記憶があります。

 そのフォードの八戸のディーラーに昨日行ってみました。 父が新型マスタングの右ハンドルを欲しがっていて、春に左ハンドル発売時には、秋には右ハンドルデビューの予定と聞いていたのですが、さっぱり営業の話が聞こえてこないので確認にということで。

 新型マスタングネットや雑誌のレビューでも好評でしたし、価格もリーズナブルなので、私も賛成してたのですが、話を聞いたら、ヨーロッパで好評なので日本の生産は後回しになったとか。もしかして左ハンドルの在庫処分に苦労しているのかもしれませんね。というわけで来年までお預けとのことです。残念。

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 代わりに、外に停めてあった2台の車の試乗をさせていただきました。

 まずはフィエスタ。1リッターターボがやたら好評ですよね。

 ここのディーラーにはマニュアルシフト、1.2リッターのMINIで出かけていったのですが、1.0リッターのこのフィエスタのほうが力がある感じ。アクセルを踏むと立ち上がりからぐいっと来ます。デュアルクラッチもよくマッチしてて、これなら許せる感じ。確かに気持ちいい。

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 キネティックデザインとメーカーでは呼んでいるらしいですが、私は結構嫌いじゃなくて、内臓もなかなか抑揚に富んで楽しくてこれはこれでいいのじゃないかと思いました。

 センターの液晶が小さくて、日本ではナビの機能が付かないわけですが、せっかくなら本国同様ナビ機能を付けてヨーロッパ感覚を演出して欲しかったですね。私はナビはこれくらいで十分だと思ってます。

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 次はフォーカスです。マイナーチェンジで1.5リッターターボと普通のオートマチックになったそうです。

 同情した営業の方が言ってましたが、フィエスタと同じメーカーの1.5倍の排気量があるとは思えないおとなしい出足と加速でした。

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 内装のデザインはフィエスタと似た傾向。目の前のメーターの上部にカラー液晶がありデジタルで速度表示するのがいいと思いました。走るとかなり静かな印象でした。

 それとびっくりしたのですが、ウインカーレバーが日本車と同じ右にある! メーカーがその気に成ればできるのだが、着手していないのが現状という認識でいましたが、フォーカスの工場ではこれが簡単にできるそうで、そうなったそうです。今後、他の輸入車メーカーも是非やってもらいたいですよね。

 最後に、話が逆になってしまいますが、クルマの色が2台とも普通すぎてなんだかな、と感じます。輸入車は日本車と違うのが命みたいなところがありますので、是非日本車にないような色を用意して欲しいと個人的には思います。
 

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 岩手に根を張り活躍中の2人組のアーティスト、「アンダーパス!」。

 テレビをあまり見ない私でもやたら耳につくフレーズで、全国的な流行歌なんだなと思ってましたら、なんと岩手で流れてヒットしているという、それが彼らの「たらりら」でした。2009年でしたか。

 翌年の当社の「50周年感謝祭」でお呼びして初めてお目にかかって以降、素晴らしい曲でありながら「いわてみんなのうた」のための「たらりら」の次に、県のゆるキャラのテーマソングである「わんこきょうだい」と来て、今考えるとはぐらかされていたんですね。

 8月のイベント「とり合戦」で久しぶりに間近にパフォーマンスを拝見して、終わって販売していたCDを全部サイン入りで買わせていただいて、リッピングしてここ一週間クルマで聞いてたら‥

 いやー、すごくいいです。ほんとに。

 全国レベルで売れても全く不思議のない楽曲ばかりだな、と聞けば聞くほど思います。

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 特にこちらの非企画モノのオリジナル3枚がいい。

 古い順番で言うと、2007年発表5曲入りの「濃厚Unpastyle」、2008年発表3曲入り「大地の唄」、2012年発表11曲入りの「ALIVE」、どれもとってもいい。まさに捨て曲なしという感じ。

 紅葉の季節のドライブに、これがまたすごく合うんだわ〜。癒される〜。そして、私のように誤解していた人が多いとすれば、もったいないな〜。

 アンダーパス!さんの今後ますますのご活躍を願っております。
 

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 10月15日の補助事業交付決定の報を受けて、久慈工場の増設計画のニュースリリースをしましたところ、地元のデーリー東北さんと岩手日報さんの一面、そして日本経済新聞さんの東北面を飾らせていただきました。

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 今回は86名の新規採用が補助金適用条件になっておりますので、こんなふうに取り上げられることで久慈市周辺の方々に工場を認知していただいて、そのハードルを早期にクリアする目処を付けたいところです。

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  当社にとっては来年稼働の鶏糞発電プラントに続き、再来年の稼働となる大規模な投資です。

 実質無借金だった会社が、この2件の投資で真逆の立場になりますが、頑張って取り返して、10年後にはひとまわり成長した会社に成れればと思います。
 

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 私は日々、日本経済新聞に目を通しているのですが、日経でもラグビーワールドカップの日本チームの活躍はかなり紙面を割いてます。素晴らしいサクセスストーリーですよね。元気づけられます。

 今や、オリンピックの種目云々でのスポーツ同士の生き残りの様相を呈していますが、同レベルのマイナースポーツであるアイスホッケーをする息子2人を持つ親としては、同時に羨望の眼差しで見てしまいます。

 折しも昨晩読んだアイスホッケー雑誌、Breakaway最新号は「海外挑戦」の特集でした。この雑誌、ホントに熱くて、少子化で国内のアイスホッケーの先行きを懸念していて、目指すところはまさに今回のラグビーナショナルチームのストーリーのようです。今回の活躍でラグビーはこの先10年は安泰?

 男女のトップリーグの選手たちのインタビューを読みましたが、欧米のアイスホッケーリーグは、判断の素早さ、パスの確実さ、それを得るための練習の質が違うみたいです。

 それから、やはり食事と筋力アップの徹底したプログラム化が必要なのかもしれません。防具があるからラグビーよりは危険じゃないし、必ずしも体格が必要とされるスポーツでもないと思いますけど。

 とは言え、正直なところ、日本国籍を取得する有力なプレーヤーが出てくればと願わずに入られませんね。何だか華やかで、これはコレで悪くないような。

 

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 5月、品質部による農場監査に同行した際、思うところがありました。

 鳥インフルエンザの脅威が間近になってからお客様も飼育農場に入場禁止になっているけど、だからといってこのままの状態でいいのか? 古い農場は少々汚くても仕方ないと思っているけど、はたしてそれでいいのか?

 工場がお客様の目に晒(さら)されレベルアップし、その後を追うように訪問者が多い本社もと号令をかけてきたけど、気がつけば農場にはまだまだ本気で手を入れてない。

 そういえば、総合職や事務職で最近生産農場に行ったことがないという社員は100人位はいるのではないだろうか。であればいい機会だから、私も含め全員が参加して、農場清掃活動をしよう!!

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 というわけで私は昨日の回、大野岡田ファームに参加しました。かなり古い農場です。もちろんひよこがいないアウト期間にです。実は前日、別の班が清掃活動をした後ということで、そこそこ綺麗でしたが、まだまだでしたね。 

 私が発見したのは、ガス庫の下。木材や缶や瓦礫がありました。

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 特に気になるのがコンクリート片。

 場長に聞くと、「私が来た時にはありましたので。何にも使われてません」との答え。

 「こういうのが目に入ったり、小石がそちこち転がってたりしたら、気持ちよく仕事ができないでしょうよ」と断言する私。

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 「砂利は、きれいな砂利であって欲しい。何かの部品などが紛れていたらアウトでしょ」‥などと、過去の自分が気が付かなかったことを平気で言ったりして(笑)。

 まだ試行錯誤の段階ですが、鶏肉相場が良好な今年度中に、ふだん出来ないことを片付けていきたいと思っています。
 

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 A主任が書いているFacebookの菜彩鶏のページに先を越されてしまいましたが、ミニストップ地域限定の「菜・彩・鶏の唐揚げカレーパン」が手に入りましたので早速今朝いただきました。

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 唐揚げどんなかな?と包丁で切ってみますとこんな感じです。味は、上品な感じ。カレーパンの王道ですね。そこに唐揚げがころんと入ってます。

 朝これを食べて会社に来たら、机の引き出しに同じものが入ってました(笑)。A主任が私が出張中の先週末に買ってきてくれたんだ!

 有り難いので、昼もコレにしました。

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 いや、実は‥、撮影にミスしたらイカンと思ったので、昨日自分で買ったのは2個。残りの1個は、うーん、明日朝食べます(笑)。

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 久しぶりにレコードプレーヤーでカーペンターズを聞きました。

 やっぱりSACDよりも、聞いてないけどハイレゾよりも、おそらくこのアナログLPのほうが音がいいんでしょうね。

 そういえば、気が付くとカーペンターズのような古い音源はCD、MP3系も含め5つの聞き方があるということですね。うーん、これを進化というのだろうか?

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 いい音で聞きたいという要求は枯れてないけど、いい曲で、いい演奏で、いい声で、いいアレンジで、いい録音というのはなかなか無いわけで、私の最初の舶来のお気に入りであるアーティスト、カーペンターズなんかは全部揃った稀有な例だから、再生を徹底して極める価値が有るのかも。

 このアナログの「First 10 Years」なんて、選曲が良くて音が良いLPで3枚という商品価値が高い逸品なのだけれど、6分割して手を煩わせなければ聞けないわけで、まさに帯に短し‥ですね。

 それにしてもカレンの歌声は永遠です!

 ちなみに和製カーペンターズと呼ばれた小林明子さんは、今イギリスにお住いとか。どうしてるんでしょうね?
 

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 先日、盛岡の和食の店で、以前公務員だったとは思えない某社長と会食させていただきました。

 話は地元の若手経営者に対する話題になります。 

 本業一筋でガンガンビジネスを伸ばしていく社長があれば、商売はホドホドにして公職に付いてまちづくりなどに奔走する社長がいます。

 前者がギラギラで、後者がキラキラと言い替えてもいいでしょうか。

 稲盛和夫塾長は「本業に徹せよ 」と言いますから、ギラギラ推進と言えるのかもしれません。いや、私利私欲では成功しませんよと言われてますから、ギラギラはちょっと違うか。

 いずれ、そういう分け方で見ると、地元にはもっとギラギラな経営者が多くてもいいような気がします。

 若いんだから、もっと家族にいい思いをさせてやりたいと言う欲があってもいい。それが次第に拡大して、社員の幸福に広がっていくのだから。

 ‥などと言う様な年になってしまったか(笑)。
 

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 家族が住む横浜の家にコンパクトなラジオを二戸の家からもってきました。そして、スイッチオン。

 こんなにもFMの局があるとは!

 そして、こんなにもAMがキレイに入るとは!

 ニッポン放送に合わせたら、鈴木杏樹がパーソナリティーやってるじゃないですか!

 しかも、地元ではノイズに埋もれてパーソナリティーの呼吸音なんて感じることは絶対ないのに、それを感じることができてる!

 ラジコで聞けば、地元でもそういう音が得られるのでしょうけど、やっぱりラジオを耳元に置いて聞くのは格別に感じます。

 このラジオもこんなにいい音だとは、見直しました。

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 韓国の全羅南道で9月、3ヶ月ぶりに高病原性鳥インフルエンザH5N8が発生したと報道されています。

 地図で見るとこの通り、日本に一番近い地域です。九州、中国地方の同業者さんたちは厳戒態勢でいることでしょう。
 
 東北の農場ではまだ発生事例が無いです。発生した場合の想定が進みやや安心ではありますが、発生しないに越したことがないわけで、そこは自然災害と違ってなんとかできる範囲でもあるので、しっかりやりたいと思います。

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 夏になるとときどき二戸スイミングスクール自由水泳の時間を利用させてもらっています。今年は結構な頻度で7月から10回位かな。少しヒンヤリした水温になっていれば気分最高!

 ちなみに水泳は苦手な方です。でも、24歳の時にイギリスに滞在していた時、ホテルにプールがあれば泳いでいたので、その時に平泳ぎであればほぼ何キロでも泳げるようになりました。

 問題はクロール。バタ足と息継ぎが下手なようで、100m泳げればいいほうかな。背泳ぎは面倒なのでやってないし、バタフライは全く。

 日曜日の昼過ぎ、子供たちは別コースで騒いだりしてますが、大人のお客さんは少なく、確実に1コース独り占めできて贅沢に使わせてもらってます。ありがたいです。

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 昨年はキャストのひとりとして舞台に立ったこの文士劇「天を衝く」ですが、今年は一般の観客として初日の公演を拝見してきました。昨年に引き続き客席はかなり埋まってました。

 2年目ということでキャストの入れ替えは一部ありましたが、確実にバージョンアップされているような気がしました。特に、2年目を迎えた面々が役が変わっても成長した姿を見せてくれたことが嬉しかったですね。

 正面のとってもいい席で3時間堪能して、やっぱりBDやDVDなんかで見るより、生はいいなと思いました。音楽も生で気持ちよかったです。相変わらず「天を衝く」テーマ曲は素晴らしい。

 終わったあと仲間で食事をして盛り上がりました。

 この調子で毎年、九戸政実をテーマにして劇をやっていったらいいんじゃないか? マンネリと言われようが地元に九戸政実のストーリーを根付かせ、これを外に発信して行ったらいいんじゃないか?

 来年はこれを少しコメディタッチにしたらいいんじゃないか?

 次は九戸政実の乱を扱ったもうひとつの小説「冬を待つ城」を脚本にしたらいいのではないか? 等々‥。

 さて、終わって周囲に「またステージに上がりたくなったでしょう?」と異口同音に言われましたが、そのつもりは無いです。チケットを手に入れて見るだけで感動できてしまうので、そちらの方がいいです(笑)。
 

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 ご多分に漏れず10月1日、当社でも内定式を開催しました。内定者5名のうち、地元といえる範囲から3人、東北の他県から2人という構成です。

 売り手市場と言われ、内定辞退の乱発で企業側が悩まされるのが当たり前の中で、目標人数を定めずハードルを下げること無く進めた結果、手応えのある5名を招き入れることになろうとは、リクルーターの皆さんの奮闘のおかげと感謝しております。

 昨今の就活では親対策が話題になっておりますが、テレビCM放映はその意味を含めたアクションです。今は県内だけCM流しておりますが、他県でも流したらという案も出ておりまして、思案中‥。

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 食鳥業界同友会「21世紀の会」の産地視察ツアーは今回久しぶりに、当社とお近くの同業者さんである株式会社阿部繁孝商店さんが対象でした。

 両社はもちろんガチのライバルなので、現場同士の交流はかなり限られますし、社長同士がお互い現場を行き来することはまず無い訳ですが、この会のOB同士なので、昨日今日とそれが実現しました。

 私が阿部さんの工場を見た印象はというと、考え方が極端なほど違うということ。そして、やっぱりライバルとして手強いな、ということ。

 そもそも、阿部社長と話すことがあると、ああ、そういう考え方もあるのか、といつも自社を再点検したくなります。それがそのままの感じでした。

 ライバルの存在は無料なので助かります(笑)。

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