きまじめチキン日記

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2014年05月

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 以前、某取引先の若い社長が社長室に来た時、勇気を振り絞って言いました。

 「息苦しいよ。その香水だかシャンプーだか、勘弁してくれ!」

 ‥しかし本人はピンときてない様子。 

 今から考えると 香りつき柔軟剤だったんですね。まあ、時にはいい香りだと感じることもありますが、私は匂いに敏感だからか、強いと具合が悪くなることが時々あります。

 ネットで検索したら、香りつき柔軟剤は人気だそうですが、私だけじゃなく、そういう弊害が報告されているんですね。
 
 当社は食品会社であり、アクセサリー、香水、ヒゲは禁止と経営計画手帳に明文化しているのですが、関係者によると柔軟剤自体は禁止できないとか言いグレーゾーン化しているようです。

 こういうたぐいは常識の範囲でわかると思うのですが、匂いには敏感な人と鈍感な人がいるので参りますね(笑)。

(写真:宮古市内の某ホテルに泊まったら懐かしい資生堂ブラバスが置いてありました)
 

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 昨晩は二戸市内の「短角亭」にお客様を案内させていただきました。我が家から歩いて5分です。

 ちょっと早めに店に入ろうとしたら、あれま、農産物流通ジャーナリストの「やまけん」こと山本謙治さんがそこにいらっしゃるじゃないですか。ナマのやまけんさんには時々お目にかかっているのですが、今回は1年ぶりで、全くの偶然。それだけ二戸によく来ていらっしゃるということなんですね。

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 少々の雑談ののち、お客様がいらっしゃいまして早速、地元短角牛の焼き肉を開始。 

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 こちらから紹介しなくてもお客様から「美味しいよね〜。肉に味がある。最近こういう霜降りじゃない赤身肉が人気なんだよね。当然そうなってくるよね」と言ってくださいました。

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 「実はこの店に、エージングビーフを通じて赤身肉の美味しさを伝える活動をしている山本謙治さんという方がいらっしゃるんですけどね」と話しましたが、お客様の会社との相性はイマイチかと思い(笑)、紹介は控えさせていただきました。

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 話は子供の頃の食について展開。この辺りは八戸港の影響からか動物性蛋白といえば、魚、イカ、タコ、カニの記憶が圧倒的でした。鶏肉はその次。我家の食卓で焼き肉なんてほとんど無かったです。というわけで、いま二戸に地元産短角牛を本格的に扱う「短角亭」があるということは隔世の感。

 二戸は短角牛、佐助豚、菜彩鶏の3本柱で売り出し中だとすれば、佐助豚のとんかつ店、菜彩鶏の唐揚げ店がこの短角亭の周辺にどかっとできれば面白いことに成るんでしょうね。いや、夢です(笑)。

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 日本創生会議が発表した「2040年には若年女性(20〜30代)の激減で全国のほぼ半数の市町村が消滅の可能性がある」と発表したニュース、衝撃でしたよね。

 岩手県では、盛岡市、花巻市、北上市、奥州市、紫波町、金ケ崎町だけがセーフで、あとの27市町村は消滅だそうです。

 実は私、実感として地元自治体の人口減少がこのまま続いたら、国内人口の偏在が相当極端に進むのだろうなと危惧して、業界の会合での挨拶や、毎年やっている業界紙新年号への寄稿をこのネタでやろうと密かに思って、これからデータを収集しようかと思っていたのですが、その手間が省けてしまいました(笑)。

 我々にとって、農場はまだいいです。システム化が進み、最小限の人数で出来ますから。

 しかし工場はそれぞれ300〜500人規模ですから、今存在している二戸市、久慈市、八幡平市でその人数が集まるかどうか‥。機械の進化で補えないであろうことは容易に想像できます。

 ただでさえそういう傾向にあるのに、東京オリンピックに向かって景気を上げていくとすればますます楽に稼げる都会への集中が進むのでしょうね。

 考えれば考えるほど、当業界の危機を感じる今の地方を取り巻く環境。これは震災以上に問われる経営課題といえるでしょう。

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 今日放映されたTBS系「健康カプセル!ゲンキの時間」は疲労についての話題でした。お風呂は41℃がいいとか、仕事では40分毎に5分の休憩がいいとかのコツが紹介されました。

 最後に写真のように「疲労をため内体にするため最も効果のある食材は? A:牛肉 B:鶏肉 C:豚肉」というクイズがありました。英玲奈さんがA、三宅裕司さんがB、渡辺満里奈さんがCと答えがバラけましたが‥

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 正解はB:鶏肉ですね。

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 鶏むね肉にはイミダペプチドが多く含まれていて、強い抗酸化力を持つ物質で、細胞の酸化の予防・疲労の軽減に効果があるのです。

 三宅さんは、この番組でそのことを取り上げたことを覚えていらっしゃって難なく正解したわけです。

 しかし、3人いるうちの1人が自分の番組で取り上げられた過去があったから知っていたわけで、やっぱり一般的には認知されてないことなのでしょうね。3人いたら3人とも当たり前に正解になる時代が来て欲しいですね。

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 昨年に引き続き、先週、ビジネスでお役様と十和田湖に行ってきました。

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雨が降ったりやんだりで、風が強く、残念ながら天気に恵まれませんでした。

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 夕方到着して、乙女の像までの散歩の時間を取ってたのですが、とてもじゃないですが行く気に成れない天候でした。

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 人影のない通りでしたが、湖畔に佇む「十和田湖マリーナ」に店の人がいるようでしたので、たまたま一緒になった当社のS専務と入ってみました。

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 うーん、いい雰囲気。で、飲み物を注文。

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 ご主人と会話を楽しみました。どうしても話はビジネス的に「十和田湖観光はどうなのか?」の話になってしまいます。

 「この辺りでは、大半のホテルが閉めて、残っているホテル十和田荘十和田湖レークビューホテルにお客さん入ってますね。それから(我々が泊まったている)十和田湖レークサイドホテルは個人経営で固定客を掴んでます」‥なるほど。

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 「いま、全国各地で外国人旅行客が増えてるじゃないですか?」と聞いたところ「いやー、全くですよ。十和田湖には来てません」

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 ということはこれからドッと来るという可能性があるわけじゃないですか?と思ってしまうのですがいかがでしょうか。

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 この休屋(やすみや)周辺から景勝地奥入瀬を抜けて、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの前を通ると、駐車場に車が並んですごく流行ってるなと感心してしまいますから、十和田湖・奥入瀬自体はそんなに廃れているわけではないのでしょうけど、季節的な濃淡がはっきりしたり、週末偏重みたいなことになっているのでしょうね。

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 以前にお伝えしましたように、経営計画手帳に書かれている社内用語のテストをこの春の部門合宿4会場で開催しました。

 その結果が出来上がってきまして、点数を社内ネットの掲示板にアップしました。100点満点の上位からですが、学校の試験とは違って「同じ点数なら早く終えた人が上位」というルールにしました。

 手帳に載っている中から選んで出すのですが、ほとんどが既に指定しているキーワードが空欄になっていてそれを埋めるだけですので、みなさんなかなかのハイスコアでした。

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 しかし残念ながらその分布はロングテールを描いてましたので、70点以上を合格として、それ未満だった方々には再試験をすることにしました。

 これでほとんど社内の考え方が揃うはずですが、つい先日に幹部が会議で「目標」と「計画」を間違って使うという大失態を見せてくれました。学んで実行しなければアウトだぞ。しっかりしてくれー。

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 昨日は岩手県チキン協同組合と、一般社団法人日本食鳥協会東北支部の総会がホテルメトロポリタン盛岡ありました。

 当然ながらそちこちで、このたび収束宣言が出された、熊本県で発生した高病原性鳥インフルエンザについての話題になります。

 そして最後に、岩手県中央家畜衛生保健所の小笠原所長の講演がありまして、写真の資料を頂戴しました。

 熊本県庁の今回の時系列の対応状況を示した表を見ると、まさに見事としか言いようのない素晴らしく迅速な対応に感激せざるを得ません。くまもんブームで勢いがついたのか、はたまたスピーディーな蒲島知事のリーダーシップの成果なのか。

 そしてほとんど発生後3日ほどの間に、112,000羽の殺処分のために、延べ4,235人もの関係者がいきなり普段の仕事をそっちのけにして投入されたという事実。

 おそらくご夫婦2人だけが働いて間に合う規模の職場だけに、こんな事になるなんてまさに想像がつかない夢の様な出来事だったに違いありません。

 原因は今だ不明ですが、防疫の状況によってはこうなるかもしれないという想像力こそ全国の農場の現場には等しく持っていただかなければならないと改めて思った次第です。

 ちなみに岩手県ではこの1年に、既に126名の農場長を集めて独自の「養鶏農場使用管理者研修」を行って、出席者には「修了証書」を渡しています。

 これはまさに全国の全農場の管理者の義務、いや最後には試験という難関を作って本気で頭に叩き込む仕組みにしてもらいたいところです。(くどくてすみません)

鶏卵肉情報5月10日

 掲載許可をいただきましたので、業界紙「鶏卵肉情報」の最新号に載った門馬照久さんのコラムを読んでいただけますでしょうか。(上記の画像をクリックすれば大きな画像で読めます)

 書かれているとおり、100人以上いる場で、最初の講演の後で当社の2人が質問し、また次の講演の後でも当社の2人が質問。鮮烈に目立ちました。

 当社の手帳の「凡事徹底10カ条」には「8.講演等は一方通行、質問無しで終わらせない」という条文があり、社員はその通りにしただけですが、さすがにこれには嬉しかったですね。

 経営会議では当社ではもう何年も前から「説明」の時間は省略しています。事前に資料をパソコンで見てから、出席者がお互い質問を浴びせる形です。逆に質問がなければ話さなくていい。

 おかげで社長の疲労度は圧倒的に少なくなりましたし(笑)、会議が濃くなったと同時に、所要時間も短くなり、おまけに部門長の質問力が磨かれますし。これは一石四鳥です。

 質問にノルマを課したことがポイントかな。

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 バックネット裏の絶好の席のチケット2枚ちょうだいしていましたので、ファイターズファンの長男(笑)と岩手県営球場の楽天対西武戦を見てきました。

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 スタンドは赤一色。なんと、この赤のジャージは入場者に無料で全員に配られました。これ着るとやっぱり昨年のチャンピオンマークが入ったお気に入り選手の、有料のが欲しくなります。

 でも中には西武のシャツを着てる人もいましたし、ファイターズ大谷のを着ている人も近くにいましたよ。

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 放送で言ってましたけど今日だけは「岩手イーグルス」だそうで、場内放送で選手を紹介するときも「岩手イーグルスの攻撃は‥」と連呼してました。球団の経営戦略が透けて見えます。しかし、そういう工夫・カイゼンの積み重ねがプロ野球をこれだけメジャーにしたのかもしれません。

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 試合の方は6回を終えて9対1と西武の一方的な展開。昨年はこの球場で芳しくなかった雄星がお返しする姿が見たかった私としてはちょっと淋しい気持ちで、長男の都合により途中退席しました。

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 3年ぶり3度目の産廃の講習会に行ってまいりました。ここのところ日々あまり眠れてないので、午後寝るかもしれないと思って3日間臨んだのですが、ほとんど大丈夫でした。やっぱり年齢に応じて睡眠要求量は減るみたいです。

 さて、ここ2年ほどの間、チャンキー協会の会長挨拶で「畜産に国家資格を」と訴えてきているのですが、その思いは私がこの産廃の資格制度を体験するにあたって、「これは素晴らしい。畜産もちょっとしたことで世の中に迷惑をかけるので同様の制度を創設し、5年毎の更新を義務付けるべきではないか」と思ったからです。

 今回改めてそれを実感しました。法律や政令などがどんどん変わっていくことは、世の中の変化のスピードからして当然。それだけ進歩の速度が早いということです。その最新の情報を学ばせ、定着させるには良い仕組みだと思います。 

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 昨年9月に発刊に成っている稲盛塾長著「燃える闘魂」。今週は奈良に出張しているのですが、昨日朝、読み終わりました。読むほうに集中してたら降りる駅を1つ間違って危うく遅刻するところでしたが、なんとかセーフ。

 この本は講演をまとめたもののようですが、盛和塾塾生には復習のような感じかな。

 一番感動したるのが、日本航空に届くお客様の感謝の手紙の部分。東日本大震災にまつわるそちこちのシーンで、JALの従業員の対応に感動を呼んでいるんですね。

 「燃える闘魂」が経営者、いや日本の社会には必要なんだという内容より、「人として大事なこと」を判断基準にするフィロソフィーが従業員に伝わったときの凄さを改めて感じた次第。
 

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 4月30日に亡くなられた渡辺淳一氏。私が読んだ氏の著作は「マーフィー100の成功法則」と「鈍感力」の2冊です。

 特に2007年に出た「鈍感力」は文字通りタイトルの着目点でなるほどと感心したものでした。それも44歳と自分も少しは鈍感力が出てきたからだったのでしょうか。お陰で51歳の今、鈍感になったことを良き材料として使わせてもらっている気がします。

 ページをめくって、マーカーで線が引かれているところを読み返すと「愛の女神を射止めるために」の章に以下のところがありました。

 誠実さにくわえて鈍感力、この二つがあれば、まさに鬼に金棒です。 

 事実、多くの女性は、「多少、気に入らなくても、何度も何度も誘われ、懸命に口説かれると、次第に心をほぐされ、好きになるかも‥」といってます。 

 いや、自分に対してじゃないですよ(笑)。 若い社員に対してこれらの文章をときどき引用させてもらって話しています。

 それと、「鈍感力」といえば、成毛眞さんのツイッターのBOTでこういうのがあります。

 鈍感であることは、 相当に重要な要素であると思う。 にぶければにぶいほどいいのである。

 感覚が鋭い人は、小さな失敗にもいちいち落ち込んでしまう。 その一方で、成功にも敏感だから小さな成功に酔ってしまうのである。 これでは大きく成功する前に満足してしまうから、大成しないのだと思う。

 鈍感な人は、失敗を失敗とも思わないから、 挫折せず前向きでいられるし、小さな成功では満足しない。 こうした人こそが、自分の納得できるところまで突き進み、 大成功を収めることができるのだ。 

 大いに共感するところです。でも、思うんです。私の父にはまさに鈍感力があって、私にはその半分もあるかな?

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 この地元の鶏肉で作られたチキンサンドは昨年3月に試作品を試食させていただきましたが、1年がかりでこのほど完成し発売になりました!やったー!おめでとう!

 二戸駅の売店となにゃーと物産センターで売ってまして、今日買いに行ってもらったら税込み400円とのこと。もちろん地元産の鶏肉を使用しております。

 前にも紹介したとおり、二戸市民文化会館内のレストラン橋本屋の清水正敏さんが企画開発したものですが、八戸市のむつ食品さんが製造しているようです。

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  パッケージを開けてビックリ、むね肉がすごいボリューム。これは食べごたえがあります。パンには耳がついていますが、とても柔らかくてぜんぜん違和感なく、ソフトな触感がたまりません。 

 これはイケますぞ。是非食べたい方というは毎日お早めにお買い求めください。 

 ちなみにパッケージには岩手県でキャンペーンをやっている「2013戦国ダンシ九戸政実」 が描かれていますが、「あなたが選ぶ現代の九戸政実くん選抜総選挙」で956票をいただき「銅の的賞」にご主人、清水正敏さんが選ばれているという展開!

 なるほど〜。でも、だったらご主人の顔も印刷すればよかったのに!!
 

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 二戸若手料理人の会によるまちおこし料理「ぶっとべ!つくね串」があっという間に累計1万本を売り上げたそうで、それを記念して今日、二戸市内のショッピングセンターニコアにて「二戸ぶっとべロック」発表会がありました。

 演奏の前にトークセッションがあって、私も「ぶっとべ」と二戸市出身のシンガーソング公務員、田口友善さんを結びつけた張本人ということで、トークに加わりました。その辺の経緯についてはここをご参照ください。

 トーク終了後、さてでは演奏というところで藤原二戸市長が到着し、急遽あいさつされました。

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 演奏は2回。ノリの良い曲で、2回も聞けばもう歌えるんじゃないかと思うような仕上がり。公務員を務め上げた田口友善さんですが、全然らしくないといいますか(笑)、ポップで売れ線のような曲をポンポン作り出します。

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 一緒に演奏していただいたのは、ドラムが田口さんの友人で現二戸市副市長の戸舘弘幸さん、ベースが二戸市在住のエビス佐藤さん(当日の芸名)。

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 コーラスには「二戸若手料理人の会」で「ちっちや食堂」の若旦那。ちなみに「ちっちや」の名前は、「乳屋」がもとになったそうで、牛乳販売をされていたとか。うーん、初めて知りました。

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 ノリノリで「二戸ぶっとべロック」2回の後、「じぇじぇじぇレゲエ」も演奏。難しい曲でしたが、今日はじめて3人が揃って演奏したというのに息もピッタリでした!!

 拙い動画でよければこちらからどうぞ!

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 昨日、整体してもらった市内の某所で、「十文字さん、中古車はネットで見てクルマ買ってるんですか?」と聞かれました。

 「そうですよ。ネットには写真が載ってるから、それをじっくり見て、あーこれは塗装の輝きが違うな、屋内車庫で保管された個体に違いないとか、内装が丁寧に使われたなとか、見ていると大体予想がついてきます。そういう前のオーナーが丁寧に使っただろうなと思えるのを選んで、後で見に行く。」

 「やっぱり私の好きなタイプのクルマは東京エリアに多いので、買えば陸送代6万5000円とかかかるけど、結局その分以上に安く買えると思いますよ。あちらは競争激しいですから。」

 ‥などとアドバイスしました。私にとって愛車はピカピカ輝いてることが必須条件になってますので。とはいえ、これまで買った中古車のうち、3台は現物を見ないで買ってしまったものです。その3台では2勝1敗。1台はどうにも付いている臭いが我慢ならなかった。

 あれはメルセデスベンツ特有の匂いとは店の人に言われたけど、それだけではないよなー、何なんだろう?と疑問に思ってましたが、その臭いの原因が最近分かりかけてきました。今のところの私の推論ではマンションに付随してある機械式ガレージの臭い! 空気が淀んで、オイルの臭いとか、カビの臭いとかが染みこんでしまうんだな。

 さて、中古車を買ってまず最初にやるのは、買った時以上にそのクルマを磨くことです。中古車屋だって商売ですから相当キレイにして納車してくれるのですが、細かいところまだまだなんですよね。一番驚くのは、ハンドルの黒革が軽くしか拭き取られていないことです。

 そこで、水に濡らしたタオルであらん限りの力をかけて、ハンドルを拭きます。するとどうでしょう、前オーナーたちの手垢が真っ黒になってタオルに移ってきます(笑)。これを徹底してやると、ハンドルの革が新品のように手に馴染んできます。中古車でなくても、長く乗っていたらこれをやることを是非オススメします。

 「そんな前のオーナーの手垢とか汗が染み込んだクルマより新車が一番」という方には全然役に立たない話でしたね。いや、ある意味、アクセラのように最新の設計の国産のクルマを安く買える日本人はものすごく恵まれているとはつくづく思います。

 でも、中古車を通じて世界が見えてくる、いわば「中古車道」は面白いです。

(写真:我がBRZはアルミホイールを標準に戻しました。タイヤは中古のアウディA3に付いてきたポテンザです)

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 一人暮らしをしているので、もちろん家事は全部やります。料理や掃除、洗濯も。

 買い物は結構楽しいのですが、いつも気分悪くして仕方なく買うのがティシュペーパー。だって気に入ったデザインのものが無いんだもの。

 あの素晴らしいスコッティの箱のデザインはどんなだっけ?と手元にあった「グラフィック・コスモス―松永真デザインの世界」を開いてみましたら、ありました。素晴らしいですよね。

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 ちなみにデザインはコンペだったそうで、条件として花柄を入れることだったそうですが、松永さんは日常生活には目障りになるので入れなかったそうです。

 その結果、見事コンペを勝ち抜き、逆にこのscottieの文字が企業のブランドロゴに昇格したという展開になったそうです。氏の考えぬく真摯な姿勢と、緻密なデザインの力はすごい。

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 あれだけ素晴らしい唯一無二の完成度だったのに、今では近くのお店に並んでません。並んであるscottieも花柄になってたりします。残念です。

 先日、テレビで断捨離のやましたひでこさんがこういう目につく派手な色を「騒色」と表現してましたけどまさしくそうですよね。無印良品じゃないですが落ち着いたセンスのいいティッシュボックス、渇望中。

 もしかして田舎ではこういう騒色が売れて、都会では逆なのかな‥。
 

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 月に一度は必ず行く二戸市立図書館。お目当ては月刊誌の「アサヒカメラ」なんですが、その他にも隔月刊の「風景写真」も楽しみにしてますし、またこの「NATIONAL GEOGRAPHIC」をめくるたびに素晴らしい写真が掲載されていて感心してみております。これはある意味、世界最高の写真雑誌かもしれませんね。

 最新号の第一特集は「90億人の食」となっていまして、なかなか興味深かったので図書館で読まずに、アマゾンで購入して読みました。

 世界の人口は2050年までに今より20億人増えて90億人に達するそうで、しかも発展途上国が肉を食べるようになるため、食料は今の2倍の生産をしなければならないそうです。

 ちなみに現在はというと、世界の作物のカロリーの55%だけが直接人間向けで、36%が飼料用、9%が燃料用だそうです。しかも概算で人間向けの25%は食べられずに捨てられている‥。

 増産と環境保護との両立など難しい問題にも直面し、より効率のよいタンパク源への転換(牛乳>卵>鶏肉>豚肉>牛肉)が期待されているような書かれ方がされておりました。

 それにしても、改めてこの雑誌を手にとってそのクオリティに感心しました。写真が素晴らしく、また印刷も素晴らしいのか、まさしく総天然色を感じます。それに気が利いたグラフなどにも感心します。文章も最小限に留めています。この「90億人の食」シリーズはあと7回あるそうだから定期購読しようかな。
 

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 私が今住んでいる家と私の実家は同じ二戸市石切所ですが、クルマで10分程かかります。グーグルマップで調べてみたらクルマの道のりで3.7キロありました。距離で1キロちょっとのようですが。

 その途中、実家の手前に今は中国人実習生たちの寮として使っている旧本社と私の生家があります。

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 天気の良い休日の昨日夕方、実習生たちが庭の畑に種まきをしてました。おお、頑張ってる。きゅうり、トマトなどは自分たちで作って食費の節約ですね。楽しそうにやってました。

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 そんなところに農作業帰りの老夫婦が通りがかり、「やっちゃんが?」と声をかけるじゃないですか。

 「あれま、きよみのお父さん!なんぼになるの?」

 「あんだほのおやずのとう上さ」

 「ん、ということは今年90が!いや、元気だなー」

 「おりゃあ、危険物とかいろいろ資格持ってるすけ、やどってけないが?」

 「んーーー、人手が足りなくなるかもしれないがら、考えどく!」

 というわけで雑談が始まって、あれこれ懐かしい話を聞きました。

 「やっちゃんがKとかSにいだずらされで雪に埋められて動けなくなって泣いでだのを助けだんでえ。やっちゃん、おどなしかったおんなー」

 んー、確かにそういうこと思い出した。忘れてたのに(笑)。近所の友達といえば上は学年は3つ上で、下は2つ下しかいなくて逃げられなくて、ちょうどいじられる対象になってたんだなー。上級生はとにかく怖い存在でした。きわどいこともかなりしてたし。

 楽しい外遊びの数々とともに苦い思い出の連続でしたが、お陰で人間の幅は出来たかな。

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 一戸町の国道4号線から少し入ったところにこの「御所野縄文公園」があります。5月3日はイベント「海・山の交流」の日だそうで、中1の娘と行ってきました。

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 無料のボランティアガイドをやっているというので、30分コースでお願いしました。

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 ここは1996年に工業用地として土地の調査をしていたら、竪穴住居の跡が見つかってその後整備されて公園になったそうです。通常縄文時代の竪穴式は茅葺き屋根だそうですが、ここは土屋根というのが特徴だそうです。

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 年代としては4000〜4500年前で、縄文時代中期後半とのこと。ちなみに平泉が登録になった勢いでか、世界遺産をも視野に入れているそうです。

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 私が訪問した時には大槌町の「吉里吉里鹿子踊り」をやっておりました。こうしてみるとなだらかな平らな高原の土地で、確かに集落で住むのに適した土地ですね。

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 出店コーナーが有りましたので、そこで娘は「みそもち」、私は「じゅうねもち」を買って‥、

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 さらに、一戸町名物、ポンタの唐揚げを購入。骨付きモモ300円、手羽先80円、ささみ80円でした。久しぶりに食べましたが、シンプルな味付けで美味しかったですよ。

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 この日は他にも山田町の「山田堺田虎舞」と「八幡大神楽」が予定されておりました。「震災復興支援」の意味合いでおいでいただいたようですが、岩手は広いです。200キロも離れたところからほんとうにごくろうさまです。縄文時代だったらあり得ないですね。

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 昨年春購入のスバルBRZと、この春にやっと届いたマツダアクセラで何の不自由もなく今年のカーライフを全うできるはずではありました。

 しかし、どうにも久しぶりにオープンの開放感を楽しみたくなってまして、その心の空白を埋めるには6月に出ると言われるダイハツコペンで決まりというつもりでいたのですが、ネットで見ていると屋根を閉めたクローズドスタイルがいまいち。

 あれこれ物色してたら4年前に手放したはずのBMW Z4(初代、E85)が浮上してきて、またつい買ってしまいました。いや、私にとってオープンカーはバイクの代わりですから、3台目とカウントしいないでください(笑)。

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 ちなみに、4年前手放した価格より20万円お安く手に入れられました。いまどきの新車の軽より安いですよ。エンジンは2.5リッターから2.2リッターに格下げだけど、BMWご自慢のシルキータッチな直列6気筒であることは変わりなし。

 他の違いはというと、シートが革から布に、ホイールが18インチから16インチへ、幌の開閉が手動から自動に、フロントライトがLEDからハロゲンに、色がスターリング・グレーからモルディブ・ブルーにというところが主だったところ。しかも走行距離数が手放したのは5万キロ弱でしたが、これは3万キロ弱。

 実は他にも上京中仕事の合間にいくつかの個体を見に行きましたが、これが屋内保管だったことが明白で程度が抜群に良いことと、走行距離数が少なく、布シートだったのが決め手になりました。

 で、昨日、登録完了したこのクルマを東京から乗って帰ってきました。正確に言うと、朝東京を出て、千葉県で業界関係者とゴルフ(しかも歩き)をして、その後、常磐道を経由して郡山に抜けて東北自動車道を走ってきました。トワイライトタイムにいわきから郡山に抜ける磐越道で太陽に向って走るのが気持ちよかった〜。

 無謀なスケジュールでしたが、疲れたら途中で諦めてどこかに泊まろうと思ってました。しかし、気分がハイだったからか、無事深夜10時に自宅に到着しました。ゴルフもそうだけどこの日だけで700キロ走破したことになり、さすがに腰は悲鳴をあげてましたけど。でも51歳の自分に自信が持て、いい思い出になりました。

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 先日、オバマ大統領が国賓として来日し、ホンダの人型ロボット「アシモ」とサッカーをしたと報じられました。

 「何でアシモなんだ?」と思ったのは私だけでしょうか。アシモがジャンプしたり蹴ったりする運動神経を持てるようになったのはもう何年も前のことのはず。つまり、ここのところあまり進歩してないわけで、日本の技術が最近停滞している象徴みたいなものじゃないですか?

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 たまたま一昨日、昨日と手にした朝日新聞には、ロボットビジネスのことが書かれていました。そういえばソニーはアイボという犬型ロボットを1999年に発売して、私もブームに乗って翌年だったかに2代目のアイボを買ったのでした。

 長男が1998年、次男が1999年生まれで、彼らの時代はこのアイボのようなのが遊び相手になって、大人になったら記憶の片隅に友人としてのロボットが存在するみたいなことになるんだろうな、と思ったものでしたが、まもなく私が飽きてしまい、早々に手放してしまったのでした。ちなみにソニーは2006年にロボット分野から撤退したそうです。

 ひるがえって、当社の工場のロボット化、機械化はと言いますと、20世紀に思っていたよりさっぱり進んでいませんね。

 そこにソニーが食鳥処理機械に参入!なーんてことになれば結構な収益が上がるように思うのですが。というのも日本の産業用冷凍機メーカーの前川製作所さんが異分野である食鳥処理機械分野に進出し、結構な収益の柱に成っているらしいですから。ロボットのノウハウが残ってたら、やってくれませんかね?

(写真:今年2月、地下鉄に乗っていて 時間に余裕があったので、青山1丁目で降りて「ホンダウエルカムプラザ青山」に寄った時のもの)

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