きまじめチキン日記

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2013年10月

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 主に新幹線の車中で小山昇さんの「絶対に会社を潰さない 社長の時間術」を読みました。小山さんの本はもうこの世に50冊以上出ているんだそうで、驚きですね。私の書棚で計算すると24冊目でした。

 65歳におなりになり、自分のライフワークとして目指すべきことの記述として、今の時点で武蔵野の経営サポート会員(社長)500人のうちの100人には、自分を人生で世話になった人10人のうちに入れてくれるはずだと語っておられました。もう会員ではなくなっておりますが、私ももちろんカウントすることでしょう。

 また、日々日本中を飛び回って経営指導をしている小山さんですが、それでも社員のことを第一に考え相当な時間を費やし、日曜日は必ず家庭のために時間を空ける原則を守っていることに改めて驚きます。

 「社長の時間術」というタイトルですが、社長のみならず中小企業の仕事が出来る人の時間に対する考え方として、極端なまでに実践している小山さんの話はとても刺激になります。

 また、時間管理こそ、自分の人生をどう生きるかということに違いないことを思い知らせてくれます。

 それに、知人の経営者の例も出てくるので楽しく読ませて頂きました。広くオススメします。
 

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 業界紙「鶏卵肉情報」の最新号である10月25日号を見ていたら、『9月に訪米した日本のブロイラー業界関係者に対し、全米チキン協議会(NCC)のロエニック事務局長は「米国に輸出する鶏肉は、独立性と客観性の観点から国の税金が使われた食鳥検査に合格しなければならない。(日本のように)検査料を民間企業が負担する食鳥検査制度に合格した鶏肉は、米国への輸出を認められない。食鳥検査は国が検査料を支払うべき制度である」と説明したという。』という記述が飛び込んできました。
 
 米国政府の公式発言ではないのでほどほどに飲み込まないといけないわけですが、改めてどこが払うべきかの原点を考えさせられる発言でした。

 つまり、業者が払ったお金で検査していると知ったら消費者はどう思うか、ですね。そのことを一切説明せずに、業界は「せっかく検査をやっているのだからPRしよう」としているわけで、ある意味、一部を隠して一部だけを知ってほしいということに頑張っているわけで、何だか悲しいですね。

(写真:遠くから‥)
 

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 みなさん、どんな商品でも日本製が一番品質がいいと思ってますよね。その日本に外国人が来ると、まず驚くのが街が綺麗だということのようです。

 先日、ラジオだったかでこんな話を聞いてなるほどと思いました。

 生物といえば、動物と植物の2種類というのが世界の常識なわけですが、日本だけは神道の影響で「物にも魂がある」と考える。

 そういえばそうです。クルマでもパソコンでもテレビでも、工場の機械でも、果ては包丁でも生きているものとして扱うのが日本です。

 生きているから、キレイにしてあげるわけです。キレイにしてあげるとそのモノが気持ちよく働く。すると良い商品が出来る。人を怪我させることも無くなるでしょう。

 みなさんも明日から仕事をする前に、「包丁のホウちゃん、今日もよろしくお願いします」と言ってから仕事をすると、結果は全然違ったものになるのではないでしょうか。

(今年の3工場の鶏霊祭が終わった後のスピーチ/写真:インドネシアにて)
 

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 今週末は各部門の合宿が集中してありました。生産部が昨日新安比温泉ホテル清流閣で、営業部・支援部・品質部が今日同じく新安比温泉で、製造部3工場は今日つなぎ温泉ホテル大観でした。台風で日程がかき乱されること無く無事終了してよかったです。

 それぞれの合宿には「社長勉強会」が盛り込まれていまして、経営計画手帳に書かれていることについて90分質問に答え続けます。とはいっても前には私の他に役員と幹部が並んで、質問を振って答えてもらいます。

 1回90分につき50問ほどの質問に答えたでしょうか。合計150問ほど。「鋭い!」とか「なるほど〜」と思える質問にも結構遭遇します。

 表題の「社長が誰にも負けないほどやっていることは何ですか?」という質問には一瞬ドキッとしました。ゴルフだって極めるほどはやってません。私の弱点を突かれたかも。

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 で、少々悩んで出た答えが「時間の管理かな。電車の中では本読みっぱなしだし、スキマ時間を有効に使うようにしてるし、無駄な時間を徹底して無くして、それが出来なかったときは本当に悔しがってます」でした。

 もともとそういう性格だけど、小山昇さんから学んだことで更に拍車がかかりました。その小山昇さんの最新刊「絶対に会社を潰さない 社長の時間術」が次に待機してて読むのが楽しみです。

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 噂を聞きつけて、八戸自動車道上り折爪サービスエリアに行ってきました。地元ですが食事時にこの辺りを通過することは滅多に無いのですが、当社二戸工場にて昼の用事を済ませて、安代インターに移動するのに、軽米インターから入ってみました。

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 ここは岩手県なんですが、「八戸食堂」さんという看板になっておりました。ほとんど八戸方面からのお客さんが立ち寄るのだからということなのでしょうか。

 早速券売機で「菜彩鶏と三陸産あわび茸のバター醤油丼」を選択。厨房にチケットを渡しましたら、「少々時間がかかりますので、お待ちください」と言われました。スペシャルメニューだし、混雑する時間だし、そりゃあ仕方がない。

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 席に座ると、目の前にパンフレットがありました。

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 NEXCO東日本の青森・岩手・秋田ブロックでは「どんぶり王座決定戦!」というキャンペーン中のようで、その一環としてこちらのお店ではこのメニューでエントリーしているんですね。

 ちなみに下り線折爪SAは「佐助豚の黒にんにく醤油丼」でした。

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 待つこと15分。後の番号の方がどんどん呼ばれるのは少し気分良くないけど、このスペシャルメニューが目の前に現れるとそのことも忘れてしまいます。

 バター味が効いててまろやかで美味しかったです。

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 食事が終わってトイレに入ると、こんなキャンペーンのポスターが目に入ってきました。「いわて久慈をめぐるドライブラリー2013」ですか。「あまちゃん」に相乗りした企画ですね。あわび500gプレゼントを20名にプレゼントだそうです。

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 「稲盛和夫 最後の闘い―JAL再生にかけた経営者人生」を主に羽田−宮崎間のJAL機内で読みました。

 実はこの本、買うのは少々ためらいました。 盛和塾の機関紙はもとより、週刊ダイヤモンドなど一般紙でも日本航空再生のストーリーは何度も取り上げられていましたからね。

 でも、この物語は何度も頭に入れるに値するし、少しでも知らなかった新しいことが書かれているのは逃すわけにいかないので、読んでみました。さすが著者の大西康之さんの視点は確かで、アメーバ経営と京セラフィロソフィー以外の成功要因についても触れてありました。

 それにしても、ワンワールドに留まるか、好条件を提示しているスカイチームに移籍するかについて稲盛会長の判断は鮮烈な印象を与えます。お客様の利便性のことと、これまで一緒に戦ってきた仲間への信義についてが判断ポイントになり、ワンワールドに留まる決断をされることは永遠の教訓として覚えておきたいと思いました。

 このことをはじめ、塾長の教えはやっぱり深い。この物語は私にはバイブル級の価値があるなと思いました。

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 食鳥業界の若手の会である「全国食鳥青年同友会 21世紀の会」が20週年を迎え、東京會舘で記念式典、講演会、懇親会が開催されました。

 初代会長である私も記念品を頂戴し、ショートスピーチをさせていただきました。思い起こすのは、最初の会合でお互いが見ず知らずでギシギシした感じで始まったこと。今ならネットで繋がってから顔合わせという順序なのでしょうか。

 講演は署名なマーケッターの西川りゅうじん氏でした。目線が業界からかなり離れたところにいて、「不況活動」など独自に編み出した本質をズバリ指摘した言葉で表現する氏の話は、90分という時間を感じさせないものでした。

 今日の講演のためにこの業界の研究もされ、我がブログも読まれたとのことで、こういうことで貢献ができるのは私にとっても嬉しいところ。

 ここでは内容は書きませんが、西川氏の講演を20年前に聞いていたら果たしてどうだったんだろうと思いました。若気の至りでもっと自由な発想で世の中になにか働きかけていたのではないかと思います。

 予算がなかったということもありますが、当初は業界内の人ばかり呼んで話を聞いていましたからね。記念品を頂いてねぎらいの言葉をかけられ、昔を懐かしむ日になりましたが、少し反省が入ってしまう日にもなりました。

 自分たちがやっておかなくて言える義理ではないけど、業界愛があるなら、若い人たちは後先の事を考えずにバンバン行動してもらったらいいと思いました。隣のレイヤー(採卵)業界の若手も元気ですしね。

 特に西川氏が指摘したように、いまや著名人と一般人の垣根は思ったほどなさそうですから。

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 宮崎に来ています。昨日の昼食は思いがけず訪問先から「チキン南蛮ではいかがでしょう?」と嬉しい提案をいただき、「おぐらチェーン佐土原店」に案内いただきました。どうやらチキン南蛮メニューでは最も消費されているチェーン店のようです。

 チキン南蛮定食は980円。「この店ではむね肉ともも肉を選べます」と悩ましい事実を突きつけられ、私とS専務はむね肉を選択。トイレに行っていたO常務にはもも肉に決めさせていただきました。

 お味は‥、これは確かに万人受けする味です。むね肉だからと言ってもも肉に劣ることは全くありませんでした。柔らかでした。

 同席した宮崎のお二人は月に一度は食べると言ってました。しかしこんな美味しいのが岩手にあったら、2週間に一度は食べるよなー。羨ましい!!

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 昨日、今日の2日間、二戸駅となりの「なにゃーと」では年に1度の「トリコロールフェスタ」というイベントが開催されています。トリコロールとは3色という意味で、二戸駅を利用する岩手、青森、秋田の地域の市町村の物産展とでもいうべき催しです。

 雨の天気の中、今日行ってみたら最初に目に飛び込んできたのが「菜彩鶏」ののぼり! 二戸大吉の系列の「幸の蔵」さんの出している菜彩鶏の焼き鳥セット(3本で500円)をもちろんゲット。

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 そして屋内会場への入り口を幸の蔵さんと左右分けあっていたのが「二戸若手料理人の会」のブースで、噂の「ぶっとべ!つくね串」が売られていました。1本200円です。今回はこちらの話です。

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 二戸は畜産が盛んで、牛の「岩手短角牛」、豚の「佐助豚」、それに当社の「菜彩鶏」もしくは「あべどり」の3種の肉を使って、豚(ぶ)、鳥(と)、牛(べこ)ということで「ぶっとべ!」と命名したとか。

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 先日のIBCまつりでは好評を博して2日間で2000本も売れたそうです。会場でリピーターになって再度買った方が結構いたというので、味も好評なんですね。

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 昨日は天気が良くて1200本。今日は950本用意してると言ってました。

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 今日は11:10二戸発の新幹線に乗り、昼食に幸の蔵の菜彩鶏3本セットとともに「ぶっとべ串」もいただきました。

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 そうか、つくね串だけじゃなくて、これからぶっとべ料理が続々出てくるんですね。

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 「二戸若手料理人の会」 の活動は結構知れ渡っていて、既に存じ上げているメンバーも何人かいます。いい男が多いです。ビジュアル系かも(笑)。

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 さあ、実際食べてみたところ、まずはボリューム満点! 四角く切っているところがコンビニみたいに意図が感じられず男くさくていい。牛も豚も混じってたらこんなサイズじゃあ儲からないだろうなと心配してしまいます。

 味は、これは確かに人気が出そう。美味しいですよ。飽きない味かも。しかも軟骨の食感がとてもいい。「菜彩鶏の軟骨のおかげです」と代表の浜さんが言ってましたけど、そうだと嬉しいですね。

 カシオペア青年会議所の鳥南蛮丼もそうですが、こうした活動には感謝感謝です!!
 

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 昨日は八幡平市と二戸市で、今日は一関市(写真)で「生産農場長地区大会」を開催しました。

 ここのところ外部から講師を呼んで講演をしてもらうのが通例に成っておりましたが、久しぶりに会社内の優良農場の事例発表をしてもらいました。

 終わってみると、いつも以上に聞く側が真剣に聞いていたような気がします。鶏舎の環境は少しずつ違うとはいえ、自分と同じ立場の人があちら側に立って事例発表しているというシチュエーションがそうさせるのでしょう。

 質疑応答は自然と活発に進みます。この世界はほんとに深いですし、ちょっとしたノウハウの違いが成績に表れ、収入に直接影響してきますからね。

 こういう場を作るのは会社。いい場を作ることができているとわかると嬉しくなる昨日、今日でした。 
 

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 9月6日に当社久慈工場を案内した小久慈小学校4年生の皆さんから御礼の手紙が届きました。嬉しいですね〜。それに率直な表現が心に響きます。せっかくですので引用してまとめてみました。
  • 服、ボウシ、長ぐつとトランシーバーに着がえて、こうどうしてすごいなぁと思いました。
  • お肉のにおいがいっぱいしていいにおいでした。
  • 工場で肉をさばくところの肉がぶらさがってゆれているところがおもしろかったです。
  • 工場の見学をしてにわとりをきっている所を見てちょっとびっくりしてないちゃったけど楽しく見学ができてよかったです。
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  • 工場に入ってみたらみんなしんけんに仕事をしていてビックリしました。
  • 仕事をしているところを見て、大変なことがよく分かりました。
  • はたらいている人たちを見て仕事を本当にがんばっている人だと思いました。
  • ほねをナイフでとっていたおねえさんはすごかったです。
  • おねえさんたちがすごく早く鳥肉を切っていてすごいなぁと思いました。
  • 切るところが速かったです。はたらくひとはこわくないのかなと思いました。※こわい=疲れる
  • すごく速かったのでびっくりしてしまいました。速いのにきれいにほねをとっているのですごいなと思いました。
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  • 最しょ「ちょっと見るのがいやだなー」と思いました。だけど見学していると中「わたしたちは、こういうふに命をいただいているんだなー。」と思いました。
  • 工場の見学の時ちょっと気持ちが悲しくなる所もあったけど、その分にわとりから命をもらって食べているんだと私は思いました。
  • わたしはふだん、ただ食べていたけど、お肉にかんしゃして食べます。
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  • ひよこはさわってみてきもちよかったです。
  • 初めてさわってフワフワしてかわいかったです。
  • さわってみるとふわふわしていてあったかくて命のすばらしさがよくわかりました。
  • ひよこをだっこするときピヨピヨないてとてもかわいかったです。
  • ふわふわで家にもってかえりたいと思いました。
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  • ひよこを見たあとにかいたいを見たのでひよこちゃんが、かわいそうだなあと思いました。でも食べてもらえるとうれしいのかなあと思いました。
  • 私が一番びっくりしたのは、にわとりの肉のかいたい作業です。一番前で見ていたらこわくなったので、うしろに行って見ていました。それでもはくりょくがあったのですごいなと思いました。
  • とり肉の解体ショーでは、とりが切られているのが少しかわいそうでした。ですが、「私達が生きていく中で大切なことなんだ。」と思い見ていました。
  • ひよこをさわったあとにからあげを食べると、ちょっと食べづらかったです。でも食べるとおいしかったです。 
  • からあげはひよこを見たあとだけど、おいしくてガブ食いしました。
  • とりをさわいているのをみてかわいそうだと思ったけど、のこさないでたべてもらったほうがにわとりがじょうぶつしてもらへるほうがとってもいいと思って食べました。
  • 最後にカラアゲを2こ食べて、どうやったらそんなにおいしくつくれるのかと思いました。
  • おなかがすいている時からあげがきてうれしかったです。
  • ぼくはちょっとにがてだったけどあのからあげを食べてから大好きになりました。
  • 一番心に残っているのは試食です。一番おいしかったです。
  • みんなうれしそうに食べていたので自分もうれしくなりました。
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  • 農場の説明を聞いていたらニワトリが15万羽くらいかっていると聞いて本当にびっくりしました。あとニワトリをかうのは本当にむずかしいと思いました。
  • 工場だけではなくひよこのいる小屋までせいけつにすることはとてもびっくりしました。
  • ひよこを育だてるには、たくさんのひざしとえさがいるんですね。
  • ◯☓クイズでとりのむねがたべるとびょうきから守るなんて初めてしりました。
  • けいひんはあたらなかったけどいろいろまなべるクイズでとてもたのしかったです。
  • ◯☓クイズでは、とり肉の知らないことや、わからなかったことが◯☓クイズで、楽しく知ることができてうれしかったです。
 4年生のみんな、ありがとう! 質問もいくつかあったし、これから返事書かなきゃね。
 

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 今日午前9時より、九戸孵卵場で経営会議が予定されていましたが、中止としました。

 10年に一度の大型の台風とのお触れですが、天気予報では岩手県北はそんなでもなさそう。 でもテレビでは朝からひっきりなしに台風情報ばかりやってたことも心理的に影響してか、7時過ぎに中止の判断をしました。

 今(9時過ぎ)の時点でこれくらいならそのままやっても良かったかな‥。場所を本社にしてやったらよかったかな‥。

 でもやるなら全員揃ってやりたいしな‥。集まったら集中してやれなきゃ意味ないな‥。いや、経営会議は大事だから少々のことでは中止にしたくなかったな‥。

 先月のこの会議も台風の影響で、前半の「京セラフィロソフィ勉強会」が中止になってるので2ヶ月連続休みはちょっとな‥。

 あれこれ考えてしまう今回の決断でした。

 そうこうしている間に、午後盛岡で開催され私が出席することになっていた某イベントが中止との連絡が来ました。IGR(岩手銀河鉄道)も運休だというし、これでよかったかもね。
 

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 今朝のあるニュース番組では、今週の季節外れの猛暑が話題でした。再来週もまた暑くなるそうですよ。

 そこへ業界のファックス通信「PMN(ポートリー・マーケット・ニュース)」の「ハクチョウ、続々と飛来」というニュースが目に飛び込んできました。

 季節は確実に冬に向かっていて、社内では今週は種鶏農場長地区大会、来週は3ヶ所で生産農場長地区大会があり、冬場対策を確認します。

 会議では会社側からのプレゼンと質疑応答に、適度な緊張感と意思疎通ができる空気感とでも言いますか、そういうものが両立できているか確認に私は行くようなものです。

 今週の種鶏課のほうはバッチリでしたよ。防疫も抜け目なくやってくれていることでしょう。
 

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 昨日、今日とP社さんとの取り組みである「までっこチキン生産者連絡協議会」の公開確認会が行われました。すでにP社さんとの取り組みは15年を数え、公開確認会は10年ぶり2回目となります。

 1日目は、工場視察の後、新安比温泉 静流閣に移動して、双方の挨拶の後、産地概要説明、飼料、解体、自給飼料の取り組みについてプレゼンと質疑応答。

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 そして懇親会では自慢の「までっこチキン」全パーツを使った料理に舌鼓を打ちました。

 打ち解けて来た頃、特別企画の解体ショー。T工場長が自慢の腕を見せてくれました。T工場長の腕に敵う社員はいないと思いますが、日ごろしっかり技術を身につけている社員たちはやりたかっただろうなー。

 実は私、社長の特権で酔っ払った勢いで、「モモの小バラシやらせて!」と言って久しぶりに包丁を持ちました。肉が骨に少し残ってしまったけど、まあまあ思ったより出来た感じ。「社長、意外ですねー」と言われてまんざらでもなかったです(笑)。

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 いま景気が良いと言われていますが、どちらかというと困ることが多いなと感じてます。

 我々のような華々しくない産業の現場従業員の採用は難しくなりますし、景気が良くなればより価格の高い食材に需要がシフトしますからチキン(若鶏肉)の需要は停滞する心配があります。

 それに円安誘導だと飼料穀物の輸入価格が高くなりますので、鶏肉相場の低迷に対しての抵抗力も落ちますしね。

 そして地道に努力している我々とすれば、この景気に乗って一儲けしちゃう方にはつい羨望の眼差しを向けてしまいそうですしね。気をつけなくちゃ。

 ただ街に出て、サービス業のホスピタリティの水準が下がるのには、何だかホッとします。これまでいい仕事に就職できなかったであろう方々が不器用にも頑張っている姿を感じる時、景気がいいのも悪くないなと思ったりしてます。
 

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 菜彩鶏のマークを胸に闘っているイタチカ八戸。東北フットサルリーグ第11節3試合はイタチカの地元の八戸市体育館で昨日開催されました。おお、スポンサーの広告が立派に出ていました。

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 お客さんは300人くらいいたのではないでしょうか。中には八工大第一高校の応援団が陣取ってくれていました。 選手には先輩が多いようです。

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 両チーム入場。今日の相手は昨年の覇者で、今年は今のところ2位の「かちかち山」。強敵ですが、こちらは前半戦で首位のチームに勝っています。

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 とは言うものの、これまでのところ2勝7敗1分けのイタチカですので、ここは地元の声援でもって勝ちたいところ。

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 気合が入っている様子がひしひしと伝わってきます。

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 玄関で配布されていた名簿には17名所属ですが、今日来ているのは14名かな。仕事があったりするメンバーもいますからね。

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 試合開始。やっぱり攻められる時間が長く、シュート数ではだいぶ差がありましたが、前半は0対0で終了。

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 後半開始早々に1点検上。ゴレイロ(キーパー)のファインセーブが目立ちましたが、いかんせん相手の守備を崩せなくて結局2対0で惜敗。チャンスも結構あったんですけどね。

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 深々と頭を下げ、このあと玄関でお客さんを見送ってました。

 さて、今日は選手たちを写真で紹介しましょう。とはいっても今日出た選手だけですし、写真が拙くてごめんなさい。データはイタチカホームページからです。

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NO.1 山内 元一(ヤマウチ モトカズ)
ポジション:GOLEIRO
生年月日: 1971年12月9日
出身校: 八戸学院光星高校
身長/体重: 176cm/77kg
 
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NO.11 清水 浩介(シミズ コウスケ)
ポジション:FIXO/ALA
生年月日: 1979年2月14日
出身校:八工大第一高校
身長/体重:168cm/60kg

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NO.3 嶋本 敦(シマモト アツシ)
ポジション:ALA
生年月日: 1985年12月13日
出身校:岩手大学
身長/体重:172cm/63kg

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NO.7 山野内 智大(ヤマノウチ トモヒロ)
ポジション:FIXO/ALA
生年月日: 1988年1月13日
出身校:八戸学院光星高校
身長/体重:168cm/60kg

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NO.6 市川 勝行(イチカワ カツユキ)
ポジション:ALA
生年月日: 1980年3月26日
出身校:八工大第一高校
身長/体重:172cm/64kg

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NO.14 細越 勝恭(ホソゴエ カツユキ)
ポジション:ALA
生年月日: 1989年11月13日
出身校:八戸南高校
身長/体重:169cm/63kg

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NO.10 中里 勇樹(ナカサト ユウキ)
ポジション:FIXO/ALA
生年月日: 1987年4月29日
出身校:八戸学院大学
身長/体重:169cm/63kg

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NO.4 加賀 崇道(カガ タカミチ)
生年月日: 1980年8月31日
出身校:八戸工業大学
身長/体重:178cm/70kg

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NO.9  佐々木 一哉(ササキ カズヤ)
生年月日: 1988年10月9日
出身校:八戸学院大学
身長/体重:176cm/74kg

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NO.13 細越 勝稔(ホソゴエ カツトシ)
ポジション:ALA
生年月日: 1988年4月20日
出身校:八工大第一高校
身長/体重:174cm/62kg

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NO.18 佐々木 秀樹(ササキ シュウキ)
ポジション:ALA
生年月日: 1987年5月27日
出身校:八戸学院大学
身長/体重:167cm/58kg

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 今日終わって、 2勝8敗1分け。8チーム中7位ということで、昨年に続いて1部残留を掛けての残り試合になってきます。頑張って欲しいですね。
 

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 おや?庭にきれいに実っているブドウみたいなのがあるぞ。

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 いや、よく見たらブドウというより サクランボみたいな成り方してるじゃない。

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 こういう実は取らないと木が腐るって言うし、取っておくか。

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 庭の管理人の家内に電話したら「ブラックベリーかな?」と言ってたけど食べたら渋い。ネットで調べたらぜんぜん違うじゃない(笑)。

 Facebookを介して「黒実ナナカマド」だと教えてもらいました。検索すると「アロニア・メラノカルバ」とも言うんですね。ポリフェノール、アントシアニンが豊富で胃にもいいそうです。胃が弱っている私に天の恵みでしょうか。

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 私の父は生まれながらに起業家の気質を持っていたようで、中学校卒業と同時に鶏の飼育を開始した。中学在学中に体を壊し入院し、その時に卵が完璧な栄養食品であるということが分かって、進学もせず、家業の農業もやらずに養鶏を始めたのだ。病院を顧客に高い利益率だったようで、自動車を滅多に見かけない時代に、高校生の友人を尻目に、儲かったお金でバイクを買ったことが自慢だ。その後、アメリカからブロイラー(=肉用若鶏、チキン)が導入されるという時代の流れに乗り順調に事業を拡大し、私が大学を卒業する頃には1000人を超える社員が在籍するようになっていた。

 私は子供の頃から漫画家やデザイナー、建築設計士などに憧れがあってそういう世界に進みたいという思いはあったが確固としたものではなかった。父は「後を継ぐか、医者になれ」と言っていたが、医者には関心がなかったため父のあとを継ぐことを決めた。今思うと選択肢がたった2つだったことに反抗もしなかったことが不思議だ。しかし西武鉄道グループの堤義明オーナーに憧れていたこともあって、父の跡を継いで「実業家」もいいかと思ったのだ。また、小学生の頃に父が周囲から「社長」と言われて頼りにされているのを見てまんざらでもなかったというのもある。

 その後、私が入社してから10年ほど、輸入チキンがどんどん入ってきて、当社は存亡の危機を経験した。円高になっていたし、インターネットが浸透し、IT産業や自動車産業などの世界をリードする産業が伸びる反面、畜産はどう見ても斜陽産業としか思えなかった。その頃の私は、「潰れるんだったら早く潰れてくれたほうがいい。自分が若いうちに再スタートを切りたい」と秘かに思っていた。そして、大学卒業時にこの産業の将来を考えなかった自分を大いに責めた。

 しかしその後はどうだろう。斜陽産業は電機業界など華々しかった業界のほうで、チキン産業は堅調に推移している。厳しい時代をくぐり抜けて持ち直してきて、私が38歳で社長になった頃からは「食品は需要が安定していてありがたい。特にチキンはヘルシーだし、飼料をあまり食べなくても肉になる効率が良い動物なので安く提供できる。ありがたい産業だ」と思い直し、改めて父に感謝しているこの頃である。

 とはいえ同じチキン産業といえども、高度成長時代の昔とは大きく違ってきている。「第2の創業」のつもりで会社を作り直すくらいでないと成り立たなくなっていたのも事実だ。鶏1羽当たりの利益は薄くなっているので、農場も加工工場も羽数を多くやらないとコストは合わないし、社員が志気を高めて緻密に仕事をしてくれないと薄い利益が更に薄くなってしまう。入りと出が、世界の穀物市況や国内の鶏肉市況に左右され、鳥インフルエンザや自然災害の影響も大きい。

 他業界でも同様だと思うが、こうした厳しい環境をくぐり抜けて企業を存続・発展させることはなかなか容易では無いと思う。しかし良い方に回転し出すと自動的に良い方に回るのが経営であり、組織である。だから経営者はどこにいようが何していようが、頭の中は昼夜を問わず経営のことばかりで支配される。

 さて、親の跡を継いで成功する経営者には2種類あって、創業者の機転の良さや逆境でも努力する才能を生まれながらに持っている人と、それほど才能は無いがコツコツ努力する人がいる。前者はもちろんそのままでOKだ。もし後者だったなら、沢山出ているビジネス関係の本を読みあさることはもちろん、誰かを師にして経営ノウハウを学ぶ必要がある。世の中が高度化しつつあるので、自己流の経営ではどの産業でも成功は難しくなっている。

 そして最後に‥。君があまりにも草食系なら、親の跡を継いで経営をすることはやめたほうがいいかもしれない。若社長に向かって「ボクシングジムに通って戦う姿勢をまず持ってくれ」という経営コンサルタントもいる。10年後はどうかわからないが、少なくとも今はそういう時代だと思う。

 (長男の通う某高校進路指導部の文集に寄稿したものです)

 

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 いま発売中の雑誌Tarzan (ターザン) 2013年 10/10号(500円)には、「カラダに良い肉、決定戦!」と題してトリ肉とブタ肉の比較が載ってます。

 国産鶏肉と輸入鶏肉の戦いのほうに業界人はエネルギーを費やすので、対豚肉なんてあまり考えないのですが、いい機会なのでこれでじっくり勉強してみようと思います。

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 昨日10月2日発売になったサブウェイさんの「サブメルト」シリーズ。温野菜ととろけるチーズを使ったのが特徴です。

 たまたま発売日に盛岡に行く用事があったので、買ってきて一晩寝かせて今朝食べました。いつもながら、写真写りと美味しさの不一致を実感させられるサブウェイさんの商品です(笑)。 

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 上にローストチキンがへばりついていてうまく撮れませんでした。例によって多めに注文したからか野菜がこれでもかというほど入っていますが温野菜でもあるし、バンズには軽やかさがあり、お腹の収まりがとてもいいです。

 ちなみに今日は昨日朝作った具沢山の味噌汁が残っていたので、それとの組み合わせプラス飲むヨーグルトでした。我ながらとても健康によい朝食と言えますね!?

 ちなみに昨日は秋の限定メニュー「きのこチーズチキン」も一緒に買ってきたので、昼はそれいきます。連続で食べても飽きないんだよなー。

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 今日10月1日は、全国的に内定式が多いのではないでしょうか。当社でも3人の学生さんを迎え開催しました。ちなみに前日には会社見学会で見ていない現場を案内し、夜はリクルーターの皆さんと懇親を深めたようです。だからか、みんな緊張なんてしてるように見えなかったなー。

 私からの冒頭の挨拶は例年通り。その後、役員5人からもスピーチを頂き、学生さんの自己紹介、そしてリクルーターの2人からのアドバイスの言葉。

 その2人のリクルーターは異口同音に「遊ぶなら今のうち」という話をしてました。私の思いである「人間の幅を広げておけ」の延長の話でした。社会人に成れば、そうまとまった休みは取りにくくなりますしね。

 学業以外に三者三様で語れる個性をもった学生たちにはもう十分な素養が感じられましたが、いままでの自分を一旦壊すような体験をこれから半年の間にしてもらいたいものです。そのきっかけというか、決断を自分でできることができれば、本物です。
 

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