盛岡市内のホテルルイズで開かれたこの長い表題のセミナーにパネラーとして出席して来ました。パネルディスカッションの前に一橋大学名誉教授の関満博先生の基調講演があり、先生がパネルディスカッションではコーディネーターを務められました。
もちろん始まる30分ほど前に顔合わせがあったのですが、サーファーのような髪型にアロハシャツ、ジーンズの出で立ちで現れた関先生(65才)は「私は事前打ち合わせはしない主義です。だってつまんなくなるでしょ。酒を飲みながら内輪で話しているような感じになるようにしたいんです」と言うじゃないですか。
おお、だったら私達も、いや来場者全員が先生のようなドレスコードでやったら面白いのに!と思ってしまったのですが、こちらとてこういう場はあまり慣れてないこともあってか、結局壇上では酒場の雰囲気には到達できなかったかな。
さて、今回お呼びがかかったのは、隣の席の一野辺製パンさんの唐揚げ店での協業があったからでしょう。それ以外で農商工連携を意識してやっていることって、うーん、思いつかないな。ただ地方発のグルメブームの盛り上がりからか、ここのところ菜彩鶏を使ったパンとかコンビニとかの弁当が増えているのは事実ですが。
ですから私のこの場での主張は何ということはなかったのですが、当チキン業界では鹿児島・宮崎の九州勢と岩手が首都圏で戦っていて、岩手の荷は真面目な県民性で評価いただいているという事実を話したようなものです。我慢強くて、道徳心が高い県民性が地味なこの食材の価値のベースになっていると。
どう伝わったのか反応を聞きたかったのですが、その後の大交流会を欠席してしまいました。菊池雄星投手の晴れ姿を見に岩手県営球場に行ったもので。登板間隔が空いたからか残念ながら4回で降板してしまいました。
そうなったら楽天を応援するでしょう。一緒に行った方が西武の応援でしたが、やっぱり楽天の勢いを感じましたね。しかし6回終わって既に3時間。7回の楽天の攻撃を見終わって21時半近くなったので途中で球場を後にしました。Z様、いい席のチケットを譲って頂きありがとうございました。