2月25日のTBS系「情熱大陸」は高校教師、眞鍋公士さんの鶏を使った「命の授業」について。
有精卵を手に入れて卵に名前を書き入れて、ガラス窓のある孵卵器で孵化させて、生まれてきたひよこを育て上げ、屠殺して肉にして、水炊きにして食べるまでを描写しておりました。
教育のあり方として賛否両論あるようですが、卒業生の話にも有りましたが、とてもいい教育結果をもたらしているように思えました。
孵化と生育の両工程を合わせても2ヶ月半ほどですから、1つの学期中に完結できるいい素材なのですね、鶏は。
ショッキングな屠殺のシーンですが、自分の育てた鶏を自ら屠畜するか、業者に任せるか、選択できるようになっているようでした。でも自分で、と選択する生徒が多そうでした。生徒たち、偉いっ!
社会では、孵化→肥育→屠殺→料理→消費、とすべての工程が別々なわけで、私にとっても新鮮な番組となりました。
この現物の生命を使った「命の教育」自体は賛否両論どうしても出てくるし、日本中の高校でやるなんて姿は想像出来ませんが、この番組を見るだけでもすごく価値のある教育になると思いました。