きまじめチキン日記

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2012年12月

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 今日は今年最後の工場稼働日。県央工場に行って来ました。

 工場の中は圧倒的に女性が多いのですが、男性だってもちろん要所要所にいます。

 500人もの社員が働く工場ですが、省力化のために徐々に機械が増えてきて、その機械を調整する男性社員が多くなっています。

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 私が行った時には、たまたま鶏の平均体重が少し小さめでしたので、機械の調整があちこちで行われていました。

 包丁を持つ社員もそうですが、機械の調整はまさに職人技。一人ひとりの社員の教育以上に、この調整で大きく品質が左右されますのでとっても大事です。

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 さて、ここのところ寒かったせいか、他社さんの供給量が落ちているといった話が聞こえてきておりましたが、当社は順調に年末を迎えることができました。

 製造部(工場)からも営業部からも、こういうときは異常なくらい「生産部に感謝!」の言葉が聞こえてきています。農場のみなさん、生産部の皆さん、してやったりですね。

 では、過去5年で何勝何敗かな? 5勝0敗くらいになったら、私からもひれ伏すくらいベタ褒めしてあげたいと思います。

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 今年まだやり残していること。それは牛角で菜彩鶏メニューを食べることだっ!

 26日アフター5に友人を誘って八戸の「牛角 ゆりの木通り店」に行って来ました。マイナス10℃、少々小雪が降る中ドライブしてきましたけど、お腹いっぱい食べて大満足の旅でした。

 菜彩鶏メニューは、写真のように豪華7種類の味付き。2人で全部食べるわけにも行かず、「ハーブチキン」「塩ダレチキン」「チーズフォンデュチキン」の3つを注文しました。

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 これがニンニクとネギが効いた、塩ダレチキン。450円です。

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 カルビだとかを食べた後、なかなかいい口直しです。切り身のサイズは少々小振りですが、牛や豚に合わせたて火が通りやすくなっています。

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 次のハーブチキン。これも450円。

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 ハーブが効いてて、味が友人にも好評でした。

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 そして、チーズフォンデュチキン。

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 七輪の上のチキンにチーズを載せます。

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 徐々にチーズが溶けていき、それを口に頬張るとこれがなかなか。工夫が効いたオススメメニューでした。

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 店のスタッフは元気がよくって、オジサンたちの話しかけにも楽しく対応してくれて気持よく過ごせました。ごちそうさまでした〜。

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 遅くなりました! 難産の末、出来上がってきた卓上カレンダー。テーマは菜彩鶏のロゴマークを胸に、東北フットサルリーグ1部に参戦中のフットサルチーム、「イタチカ」です。

 昨年までとは趣向が変わり、アクティブで若々しいイメージのカレンダーとなりました。気に入っていただけるものと思います。

 実はこれ、今年イタチカさんが独自に作ったカレンダーの絵柄を拝借して作成させて頂きました。グラフィックデザイナーさんの精魂込めた作品を楽しんでいただければ幸いです。

 そして当社の菜彩鶏にかける意気込みを感じていただければ!

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 12月23日放映された、NHKスペシャル「日本国債」を録画で見ました。

 日本国債はスペインやイタリアにも劣らぬほど危険水域にあるという見方と、ぜんぜん大丈夫だという見方と、経済の専門家たちを2分する論争があるということは分かっていましたが、大蔵省や金融機関の仕事ぶりが生々しく見せられ、なんだか危ない綱渡りをしている印象が強かったですね。

 それに、日本国債暴落を期待してそちらに賭けを張る外国人投資家たちの存在。私にとってカリスマといえる稀代の投資家ジム・ロジャーズ氏も「15年もの間、日本国債破綻は外れてきたけど、そろそろ現実になる日が近づいている」みたいなことを言ってました。

 彼が言う「日本は、人口を増やすか、移民を受け入れるか、生活水準を落とすかしなければならないが、どれもやっていない」という言葉はもっともだと思います。緩くなりすぎている日本。

 でも、バブル経済の時もそうですが、調子よく行っているときは、 「日本だけは経済の常識が当てはまらない」みたいな論調が出てくるような気がします。アメリカも一時そんな論調がありましたよね。

 私にとっては悲観的に準備する必要性をますます感じる番組となりました。

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 いまブームに成っているからあげ店を自社でやろうかと考えたことはありましたが、当社のやるべきことかと自問自答して、結局止めにしました。

 しかし、積極的に挑戦した同業者さんがあるんですね。同じ岩手のオヤマさんが地元での成功をバネに東京でオープンしたというので先日行って来ました。

 場所は台東区浅草橋。とはいっても秋葉原からも歩いて7分だそうで、結構近かったです。

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 メニューは「いわいもも」が5個で400円、「いわいむね」が5個で300円、「いわい手羽先」が3個で300円。

 それにクリスマスシーズン限定ということで「いわい半身」が2500円。

 それぞれ1つずつ注文して持ち帰りました。

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 立派な手提げに入れてもらいました。これだと電車でも匂いの苦情をいただくことも無し。

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 もも、むね、手羽先を昼食後だというのに1個ずつ食べてみました。おお、美味い!!

 ニンニクを使ってないといってましたから、生姜醤油味ですね。ついついもう1個ずつ食べました。いや、よく出来てるわー。 

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 それからちょっとお高い半身。これが確かに値段だけのことがありました。手羽先の先はパリパリ食べれるくらい。

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 オマケに頂いたマグカップはとっても渋いデザインでした。

 派手さはないけど、これはひょっとすると化けるかも?

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 稲盛和夫塾長の著作のうち代表作といえるのが、初期の「心を高める経営を伸ばす」です。1989年5月に第1刷第1版が出て、私のは1993年12月の第17刷となっていました。確か1996〜7年に購入して読んだのはずです。

 ある金融機関に勤める友人が勧めてくれて読んだのですが、正直なところあまりピンとこなかった記憶があります。「どうだった?」と聞かれ、「正しくて、当たり前すぎて、ピンと来なかった」と答えた記憶があります。

 それでもその本を開いてみると、マーカーで線を引いてあります。しかし前半は全く線を引いてない。最初に引いてあった言葉が「無私の心が人を動かす」のくだりで、「人を動かす原動力は、ただ一つ公平無私ということです」でした。

 思えば30歳を超えたばかりの私に、この言葉は相当抵抗感があったのでした。独身でしたし、そんな牙を抜かれた人間ばかりの世の中ってどんなもの?という疑問がありました。でも確かにそうなんだろうな、という諦めもあったはずです。

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 その後、1999年にお誘いがあって盛和塾に入塾し、学びを得て、年も取り50歳を目前となり、やっとこの言葉に納得がいくようになって来ました。

 携帯用に最適なビニールカバーの文庫本「心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるために(PHP文庫)」が出て改めて買ってまっさらな状態で15年ぶりぐらいに読んだのですが、比べてみると以前とはまったく違うところにマーカーで線が引かれました。

 古い本を2度読めばいいのですが、新しい文庫本のほうはどうなのか興味があったので買って読んでみました。余白が違うだけで字のサイズは変わらないし、オリジナルよりずっといいですね。お安くなって、持ちやすくなって、耐久性も大丈夫そう。何よりカッコイイ。オススメです。

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 23日、二戸に戻ってきたら、駅の隣の「なにゃーと」でカシオペアFM7周年記念イベントが開催されておりました。毎年やってるんですね。

 私が入った時には一戸高校の「華一」という太鼓と踊りのパフォーマンス。他に石切所小学校マーチングバンドとか、ちびっ子ファッションショー、それにメインゲストのアンダーパスの演奏があったようです。
 
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 食べ物のブースも充実しておりまして、ここは「鉄板焼き処 來」さんのピザせん各種。「ピザせん」とは、南部せんべいを生地に使ったピザのこと。菜彩鶏を使った「チキンピザせん」 もありましたよ。行列でいっぱいでした。

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 左手前は地元の蔵元、南部美人さん。甘酒を無償提供しておりました。日本酒アレルギーの私ですが、甘酒は飲めます。甘くて温まった〜。

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 ここはレストランボヌールさんのブース。「菜彩鶏のコンフィ」1050円の一本で販売しておりました。買って帰って昨夜家族で食べましたが、持ち帰りでもすごく美味しいです。

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 たや畑産業さんの 山桑茶。緑茶とさほど違和感なく飲めるお茶でした。呉服屋さんのニュービジネスなわけですが、楽しみですね。

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 すごく並んでたのは小野万さんのブース、というか屋台カー。ラーメンを提供しているようでしたが、二戸地鶏や佐助豚の張り紙がしてありましたから、具に入っていたのでしょうか?

 さて、カシオペアFMは私にとっては、身近な人達がパーソナリティーとしておしゃべりをする放送局です。リアルとバーチャルじゃないですが、憧れのパーソナリティとかいうんじゃなくて、お友達がしゃべっている感じなのでなんとも面白い。ちょうど友達のブログみたいな受け止め方でしょうか。とても楽しませてもらってます。

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 この業界、1年で一番忙しいのが、言うまでも無く12月。今日12月23日は二戸工場に行ってきました。

 これまではクリスマス向けの骨付きもも肉の出荷で大わらわだったわけですが、それも昨日で終了。本日は日曜日と言うこともありお客様からは電話がかかってこないので、出荷の担当者にとっては「割と静かです」とのこと。それでも現場ではハイテンションでの会話ばかりでした。

 ちなみに明日は休みをいただいて、火曜日からは年始向けの雑煮対応。30日まで稼働して終わりになります。

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 さて、肝心の鶏肉市況ですが、何とかいい形になってきました。寒い12月だったのが幸いしたのかもしれません。10月頃にはどうなることかと思いましたが、よかったよかった。

 帰りに立ち寄った量販店で買った国産骨付きローストチキン、堂々としたサイズでした。国産の味わいを腹一杯、楽しんでもらいたいと思います。

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 私のオーディオ歴はかれこれ40年になろうとしています。小学校4年生でオーディオに目覚め、家にあったステレオレコードプレーヤーをもっとよく鳴らせないかと試行錯誤したものでした。

 その後、カセットでのエアチェックに嵌まり、金銭的余裕ができてCDを買い集めることに注力し、気がつけば本棚に2000枚。

 1999年に出現したSACD(スーパーオーディオCD)には感激したのですが、さっぱり振るわなく、売れているタイトルが出ないので私の棚で40枚ほどに増えただけで終わっています。

 近頃ではe−onkyo musicなどのサイトでSACD並の音質でダウンロードできるとは聞いておりましたが、SACDの二の舞に終わってしまうんじゃないかと静観していたのですが、近頃じわじわとタイトル数が増えていると聞いたので、チャレンジしてみることにしました。

 パソコンは価格comのノートパソコンスペック検索で、光デジタル出力端子があるものを検索して、安価なASUSのパソコンに決定。購入してひとまず写真のようにレコードプレーヤーの上に納まっています。たまたま私のSACDプレーヤーにはDAC機能があったので、光デジタルケーブルでパソコンと繋ぐだけ。

 そして再生ソフトは「これ1冊で完全理解 PCオーディオ (日経BPパソコンベストムック)」で推奨されていた「foobar2000」。ダウンロードできるページに行っても、怪しい広告が存在感があって間違えそうでしたが、気をつけて何とかダウンロード。インストールします。

 まずダウンロードしたアルバムは、リンダ・ロンシュタットの「What’s New」。1983年の作。これは当時ベストセラーだったんですが、 彼女の歌い方とスタンダードなジャズの組み合わせに違和感を感じて買わなかったというものです。しかし、ダウンロードではベストセラーだというのでこれに決定。

 もう30年も前の制作なわけですが、やっぱり売れたアルバムだけあります。 なかなか良かったですね。さて次は何にしようかな‥。

 リスニングポイントでパソコンを操作できればいいのですが、まだその環境は作れていません。ちょうどレコードに針を落とすように立ってパソコンに向かい再生ボタンをクリックします。

 何だかなー、と思いますが、どうか本格的なビジネスとしてこのハイレゾオーディオが定着してほしいものです。というか私も久しぶりにオーディオに関心が戻りました。

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 続けて地味な写真ですみません(笑)。

 日記をつけるようになって17年が経とうとしております。はじめの7年は高橋書店の「No.17 ポケット新日記(ポケットダイアリー)」というB7サイズのを使っていて非常に満足していたのですが、10年前に「No.19 大型10年横線当用新日記」に変えてみたのでした。

 いわゆる「10年日記」ですが、長所・短所があります。まずは文字量。ポケットダイアリー比で4倍の面積のところに10年分を書くのですから、文字数がどうしても少なくなります。割り算かけ算で40%とはならないですが、3分の2くらいでしょうか。行動履歴で終わってしまって、自分の思いが書けないで終わってしまうことが多いですね。

 その反面、「前年とか何年か前にはどんなことをしたっけ?」という興味に一瞬で答えることができます。面白いです。「読む」と「書く」が同時に楽しめる。ただもちろん使い始めて年数を重ねてやっと得られる価値ですが。ブログの日記のほうも、過去の今日という日が簡単に見られるといいので、機能追加してもらいたいですね。アナログの方がその面で進んでいるのは不思議。

 それから持ち歩きできなくなるということ。ポケットダイアリーの方は出張でも持ち歩いて書くことができます。10年日記はさすがに持ち歩けません。海外に出かけて帰ったら10日分まとめて書いたりして。

 ということで、ポケットダイアリーの来年度版(色はメーカーが毎年決める)を買ってはみたものの、まだ10年日記に未練たらたら。なんせ、50代をそのまま1冊に残せるわけで。しかし内容がこのまま薄いのはどうか‥。

 私にとっては究極の選択です。

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 フォーマルな装いではどうしても長財布がいいと常識的な考えだったんですが、カジュアルな服装にした時に、長財布は邪魔ですよね。クールビズの夏だけじゃなく、十数年ぶりにこの秋、折りたたみ財布にしました。 

 携帯もデジカメもとにかく小さいのが好き。 財布も小さいほうがいいじゃないですか。身軽になれるし。そのほうが私らしいと思い変更を決断。

 財布の中身も厳選しています。免許証と保険証と最低限のクレジットカード。現金もなるべく少なく。コインは今いくら入っているか頭に入れて、自動販売機の前に立つと、今ある小銭が極力少なくなるように飲み物を選ぶようにしています。そうすることでワンパターンから逃れられるし。

 しかし、そもそもおサイフケータイが普及して、ほとんど小銭を使わなくなりましたよね。自販機がおサイフケータイに対応してなかった時と、本屋さん、それに地元のタクシーに乗った時くらいしか小銭を使わなくなったような。

 それと、ポケットからはみ出ている長財布は危ないですよね。特に海外に出た時。高齢化してくるとなおさら狙われやすいので、入ってないように見えたほうが安全! だから折りたたみがいい。

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 ことしもやってきました忘新年会シーズン。皮切りとなるのは二戸工場で、本日昼開催でした。まだアルコールが残ってますが、日曜日の夕方他にやることがないので、ブログを作成しまーす。

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 今年もステージプログラムは20個くらい用意されてまして、最後のくじ引きのプレゼントまで含め充実した3時間半。

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 写真はないのですが、例によってS係長の演出による寸劇&ダンスに私が組み込まれ、ぶっつけ本番で踊りました。皆さん喜んでもらえて良かった。汗かいたので、その後ついつい飲み過ぎました。

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 テーブルを回ってお酒をついで、あれやこれや楽しい会話。中には「最近、とり大きくて、へずねー(=疲れる)」という本気の苦情も。申し訳ない‥。

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 相変わらず華やかなステージは中国人の実習生たち。みんな選ばれて日本に来るだけあって、性格いいし、体格も!

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 フィリピン人の皆さん、気がついたら5人に増えてました。地元に嫁いで来てるんですね。

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  今回気がついたこと。中国人たちのデジカメの色が華やか! この写真では赤系が多いんだけど、実際に目にした感じでは、紫がすごく多い! ついこないだまではほとんどシルバーだったのに。

 ちなみにネイルアートしている子もいますが、明日からは工場なので、今日限り。しかし中国人もおしゃれになったわ。

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 昨日は片道3時間、雪道をドライブして秋田まで行き、盛和塾〈秋田〉の例会に出席。盛和塾〈北大阪〉塾生である中村雄一氏の「フィロソフィーの血肉化と共有について」と題した2時間半に渡る講義(と30分の質問タイム)に参加してきました。あっという間でした。

 盛和塾で塾生が学んでいる「京セラフィロソフィー」を社員と共有化していますか? という単純かつ、踏み絵のような大命題を改めて考える夜となりました。

 講師の中村氏は、塾生と言えども理事・世話人・追っかけを含めてほんのひとにぎりだと喝破し、ご自分の会社や自塾での経験から「輪読会」をどう進めたらいいのか、非常にリアルに淡々と語って頂きました。

 「塾長の厳選された言葉に敵うわけがない。自分の言葉で語るんじゃなく、輪読がいい」。なるほどそうです。この講義も事前に18ページものレジュメが案内のメールとともに配られ、講師の一文一文を読んで確認しながら進めていきました。

 ある意味、自分にとっての盛和塾の位置づけを改めて考えさせられました。まずは改めて「心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるために(PHP文庫)」と「京セラフィロソフィ(塾生限定販売)」を読んでみることにします。いずれにせよ社員の何倍も理解してないと始まらないですからね。

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 昨日は朝、花巻から宮古に移動のスケジュールでしたが、夜中の2時に目が覚めてしまい、ああこれでは2時間は悶々と眠れないパターンだなと悟り、2:40頃温泉ホテルをチェックアウトしてクルマを走らせました。

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 釜石道が宮守まで開通したと聞いているので、せっかくだからと遠野経由にしました。花巻は積雪も結構あるし、道路は凍結状態。さすがにこの時間だと他にほとんど走ってませんから、緊張感があるなんとも気持ちいいドライブでした。

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 遠野を過ぎて340号線では、鹿の家族?5匹に遭遇。ヘッドライトの前で3匹が道路を横切り、あと2匹が私のクルマを引導するかたちで200メートルくらい走って反対側へ。うーん、夢のよう。

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 通るのは2度目となる立丸峠はマイナス5〜7℃。他にほとんどクルマは見かけないし、一歩踏み外せば遭難しかねないので慎重に。

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 予定以上に早く106号線(盛岡〜宮古) に入って、東へ向かうとみるみるうちに雪が見えなくなっていく。

 宮古市内の手前のコンビニに入ったのはちょうど5時頃。お腹が空いてきたので少し食べて、車のなかで寝ようと思ったのだけどぜんぜん眠れず。興奮してるのかな?

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 6時近くになって、ん、明るくなってきたか‥。待てよ、これはいいシャッターチャンスかも!と思いつき、浄土ヶ浜へ。

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 というわけで天気にも恵まれ、これらの写真が取れました。カメラの性能がいいから、シャッターチャンスに恵まれれば、露出を調整するだけで、まあそれなりに。

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 浄土ヶ浜は20代の頃、何度か海水浴に来ましたね。二戸からは結構遠いのでめったに来なかったのですが、縁あって何度か来ました。

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 もちろん、こことて震災の被害があったようで、そちこちに見られます。レストハウスがピカピカの新築だったり。

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 波打ち際で時間を潰しましたが、ここでも時には大きな波が来るので、ドキッとします。

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 山の人間なので、私は海に憧れが強いのですが、両親には「ヤスオは水に弱い」と子供の頃から言われてきましたので、海との繋がりは年に数回こんな風に訪れるくらいで人生終わっちゃうかな‥。

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 それにしても12月の浄土ヶ浜のこの海の色はどうですか。何度撮ってもこれだけはキレイに撮れない。

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 遊歩道の案内がそちこちにあったので、しばらく歩いてみました。

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 誰もいない早朝の公園。海が見え、街の音が聞こえる、もったいないくらい素敵な場所でしたね。水産市場の競りの声が聞こえてきました。

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 ザクザクと凍結して浮いた地面を踏みつける音が心地よい。

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 もうすっかり日が昇り、見慣れたような浄土ヶ浜の光景。

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 しかし、場所と方向によっては津波の被害を受けた地域が見渡せるし、浄土ヶ浜の駐車場の一部には仮設住宅が立ち並んで日々の生活が営まれています。

 考えさせられるものがありましたが、澄んだ気持ちのいい空気を吸わせてもらったからか、その後寝不足を感じずしっかり目を見開いて過ごせた1日になりました。宮古に感謝。

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 環境省で推進しているウォームビズ2012。先日私のところに来られた方に勧められて、さっそく環境省のページから登録し賛同企業になりました。

 室温20℃でも快適に過ごせるように努めるのがウォームビズの基本で、さらに今年はウォームシェアと言って、 図書館などの公共の施設やショッポングセンターなど人が集まるところで過ごすことで、エネルギー節約に努めようということのようです。

 それまで本社では22℃の設定が基本だったのですが、20℃に切り替え。天井の低い第2事務室は問題ないようですが、天井の高い第1事務室では苦情が続出し、元通りになったとか。確かに2つの部屋での設定の2℃の違いはあまり感じないような‥。

 社長室は2階ということもあり、20℃でも大丈夫そう。もちろん私もヒートテックとカーディガンで武装してますからね。

 しかし一昨日のお客様から「社長何かスポーツやってるんですか?」と聞かれたのには苦笑い。もちろん鍛えてるのもあるのですが、中に着てるから余計そう見えるんですよね。わざわざ大きめのシャツ買う程でもないけど。

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 いまの日本は盲目的に安全・安心至上主義がまかり通り過ぎていて、それがいわゆる今の時代の「閉塞感」をもたらしているんだな、と昨日のNHKクローズアップ現代「安全でも高いのはイヤ? 〜ふくらみ続ける商品の安全コスト〜」を見て思いました。 この閉塞感、何だか中国の文化大革命の時代の粛清に近いような気がするのは私だけでしょうか?

 不二家の賞味期限偽装が明るみに出た2007年から急に食品のリコール回収が増えているそうです。小売側の力もあり、安全上問題ないのに腫れ物に触るような対応がスタンダードになりつつあって、製造業関係者は一様に「食品としては全然問題ないのを簡単に廃棄するなんて、なんだか変な世の中だよね」と薄々感じているこの頃ですが、是正される兆候はないようです。

 より高いハードルが消費者のニーズだという原則論もあるのでしょうが、官の側としては、緩めたらマスコミに糾弾されることを恐れているんでしょうね。変な構図です。

 その余波で、リコールによる倒産が起きているそうです。PL保険に入っておいたらいいというのもあるけど、大手食品企業はもとよりそういった費用を計上して経営するから耐えられるでしょうし、家庭内工業の延長みたいな規模だと消費者もさほど高い要求はしないとなれば、その中間の規模の会社が厳しいのかも知れませんね。

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 今日は久しぶりにマスコミの取材を受けました。その中で持論を開陳したのですが、そのひとつが「社長はいい気持ちでいるのが仕事」ということです。

 世の中には「明元素言葉」と「暗病反言葉」があって、 「ありがとう」「できる」「元気だ」「美しい」「面白い」といった明元素言葉を使うと人生がいい方に行きますよ。「難しい」「疲れた」「忙しい」「嫌だ」「もう年だ」といった暗病反言葉はつかうんじゃありませんよ。‥と言ってます。

 でも私も良くない気持ちの状態になって、暗病反言葉を使うことがあります。自己嫌悪を感じます。

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 そういう時って自分に勢いがないんですよね。勢いっていうか、自分の生活のサイクルがいい方に回っていない。いい方に何でも回っている社長に本能的に社員もお客様もついてくる訳で、そういう状態を上手に維持できることが大切だと思います。

 言い換えると、自分という一番目の前にある厄介な存在をいかにコントロールできるかが問われていると思います。スタート地点にあるものをコントロールできなければ、次に待ち構える会社なんて出来るわけがない。

 公私別々にしたいと思っていたほうなのですが、やっぱり突き抜けるためには公私の概念無視がいいかと思い始めている50歳を前したこの頃‥。

(12月7日地震のあと新幹線が仙台でストップしたので久しぶりに牛たん定食を頂きました。地震に感謝!)

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 ある方の講演を聞きにいけなくて問い合わせたら録音したMDがあると聞き、「それでは貸していただけませんか?」と申し出たところ、なんとカセットテープにダビングしたものを届けていただきました。

 数日前後して、ラジオ局の方から、放送を録音したCD−Rをちょうだいしました。いつもならCDはiTunesに取り込んでiPodで聞くのですが、滅多にない機会だからどちらも昔の携帯音楽プレーヤーで聞いてみよう!

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 さて、問題は充電池。どちらも標準で付いてきたものですが、やってみたけどダメでした。ちなみに調べてみたら、カセットテープのウォークマンはソニーのWM-EX677で1996年発売のもの。CDプレーヤーはパナソニックでSL-SX510で1998年発売でした。これら使えない充電池類は潔く捨てます。

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 まずはウォークマンのほうですが、付属していた単3電池ボックスをセット。イヤホンは付いてきたものが見当たらなかったので、現役で使っているソニーのイヤホンをセットして再生。おお、普通に聞ける。録音状態もよさそうだ。背景のノイズが懐かしいですね。

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 CDプレーヤーの方も再生ボタンを押すとちゃんと動きました。しかし、音が変! 端子の接触部をグリグリ回したりしたら徐々に音が良くなってきて、普通に聞けるようになりました。耳に軽くかかるだけのイヤホンが懐かしいですね。

 ソニーとパナソニックが輝いていた時代の熟成した商品。なんとも品が良いデザインですし、メカが動く音とかはオーディオマニアのハートをくすぐります。これってタッチパッドよりも気持ちいいと思うのは、昭和生まれのオジサンだからでしょうか?

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 花粉症に悩まされ、テレビに出ていた第一人者の大久保公裕先生の舌下減感作療法の試験対象にさせてもらったのが7年前。完治はしてませんが、だいぶ良くなりました。

 シーズンの前の秋からシーズンの終了するゴールデンウイーク頃にかけて、毎年3〜4回通ってましたが、今回先生から「来年の今頃からは普通の治療法になるので、近くの病院でいいことになりますよ」と言われました。

 おお、日本で花粉症に苦しむ数千万人の人々の大半がこれで救われるわけで、大変喜ばしいことです。同時に花粉症の薬やグッズが売れなくなるので関係業者は売上の穴埋めを考えているでしょうね。

 ところで、日本医科大学付属病院に通ったおかげで、千駄木や根津のあたりを歩くので結構楽しませていただきました。あと2回ほど通って終わりというのもちょっと寂しい気がしています。

(写真:原色の洪水みたいな根津神社でのひとコマ)

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 「新・流通モンスター アマゾン」と題した週刊 東洋経済 2012年 12/1号を買って読んだら、後半に第2特集として「感情労働の時代」というページがありました。

 肉体労働、頭脳労働の次に来る「感情労働」という言葉は1970年代に米国で生まれ、2000年には日本でも「管理される心―感情が商品になるとき」という本が出ていたんですね。知りませんでした。

 もしかして「自らをコントロールしてモチベーションを持たなければならない時代」みたいなことかなと思ったのですが、この雑誌では営業と会社の上下関係についての取り上げ方でした。

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 その中でも面白かったのは、茂木信行先生の「苦手な顧客に効く感情を活用した営業」。自分と相手の気質を分析して8つに分類し、気をつけるポイントを指南してくれています。

 私は、新規性探求の高い人、損害回避の低い人、報酬依存の低い人ですね。これだと8つのタイプのうち「冒険家(反社会性)」に当たります。でも解説を読むとちょっと違うような‥。「激情家(境界性)」タイプかな。いやストレスを溜めやすくはないな‥。うーん、これだとそんなに偏ったタイプじゃないかも。ということは、凡人かな??

(写真をクリックして拡大すると見やすいです)

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 11月29日、祖母のスヲが老衰で亡くなりました。大正5年生まれの97歳でした。

 親類縁者、町内会の方のみで葬儀を一昨日までに済ませました。お気づきになられた方から会社などに問い合わせがあった際には「ご遠慮ください」と伝えさせていただきました。みなさまご配慮ありがとうございました。

 一戸町鳥越から嫁に来て、6人の子供を産み、いっときは13人の大家族だった十文字家を嫁として切り盛りしてくれた人でした。

 長男(私の父、健助)が中学校を終わってすぐ始めた養鶏の手伝いをしてくれた人でもあったようです。事業拡大の折りには、今はライバル企業になるお隣のA社さんに借入しに行って快く引き受けてもらってきたこともあったそうです。その当時A社さんは雑穀問屋で、地元では農協と並び立つ存在だったとか。

 私は15歳まで一緒の家に暮らしましたが、「いだわしい」(=『もったいない』の方言)という言葉が口癖の、派手なことが嫌いな昔気質のおばあさんでした。そういえば子供の頃は曾祖母もいて、そちらは「おばあちゃん」と呼んでたっけ。

 自家製の味噌や、凍み豆腐、それらで作った干し菜汁がおばあさんの思い出の味ですね。その当時はあまり好きではなかったけど、もう食べられないと思うともう一度‥という気になります。

(写真:実家から見えた今朝の風景)

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 テレビで大々的に取り上げられているらしい東京駅に出来た「東京DOG」という店。そこでイチ押しされているらしいのが「十文字鶏の唐揚げDOG」らしいということでいつか寄ってみようと思ってたのですが、あれま、駅改札内だったんですね。しかも東北・上越・長野新幹線の北改札口の近くじゃありませんか。

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 おお、きれいに商品が並んでいます。

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 数あるメニューのうち「東京駅丸の内駅舎保存復原記念商品」 としてイチ押しになっているのが「十文字鶏の唐揚げドッグ」でした。嬉しいですね〜。

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 買ってみると、パッケージも気が利いていておしゃれな感じ。パンの側面には「東京駅」の文字が刻印されています。その字がレトロな感じ。

 お味は和風な感じで、100周年の駅舎にちなんだというだけあって昔から有るものじゃないかと思えるような印象。末永く定番商品として定着することを期待したいと思います。

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