2012年10月
2012年10月31日
今日は今シーズン工場見学最終日

鳥インフルエンザの防疫対策のため、例年通り11月1日から翌年3月31日まで工場見学は禁止となります。 そのため今日10月31日までで今年の工場見学は終了となりました。
今年も多数の来場者にアンケートを書いて頂き誠にありがとうございました。数々のご指摘は社内ネットで共有化して、毎月の経営会議で話題にしております。また、工場では従業員が見れるように拡大コピーして貼っております。
厳しい叱咤とともに、時には励ましの言葉もいただくことがありますが、直接お客さまと会話する機会のない現場の従業員には特に響いていることでしょう。これからもよろしくお願いします。
私ももちろん社内ネットの掲示板で全て読ませてもらってます。中には私に直接話しているような記述がありますが、すみません、返事もしないで失礼しておりますことをお許し下さい。
2012年10月30日
電波時計普及率40%

昨日、本社の朝礼で、「電波時計の腕時計をしている人、挙手お願いします」と尋ねたところ、およそ40%くらいでした。
朝の掃除は5分間ということになっていて、2〜3分前に集合して始まるのですが、外やトイレの担当だったりすると離れているせいで8:05に揃って終えることが出来なかったりします。
そこで、朝は徹底して時間に正確にするために「電波時計に出来ればして、そうでない人は月曜日の朝は正確に合わせましょう」と指示しました。
ちなみに月曜日は掃除の前に朝礼があってその終了時間はまちまちなので、掃除終了時間も曖昧だったりしましたが、どんなときも8:15に終えるようにと指示しました。
さて、今日から皆さん揃いますでしょうか‥。
2012年10月29日
社用車にプリウス?

某工場長が社用車にプリウスを買いたいという。効率を追求する工場長らしい考え方だと思いました。
「価格は通常そのクラスの社員に与えているギャランフォルティスに比べても安いし、その工場長は日頃FFに乗っていて問題無いと言っているし、お客様も環境にやさしいということで喜んでもらえるでしょうし、試しに一台、入れてみたいのですが‥」

却下しました。なぜ四駆にこだわるのか。それは1年に1回あるかないかの大雪の時、役職が上の人こそ動けないと困るのです。
ハイブリットの四駆でリーズナブルなものが出れば検討しますが、そろそろ出してもらいたいですね。
ちなみに三菱アウトランダーのPHEVが1月に出るそうですが、それは個人的にちょっと興味あります。昨日そのベースモデルのガソリンの2400cc試乗しましたが、うーん、新しいんだから内装とかもう少し気を使ってくれよーという感じでした。でも徹底的な実用志向は三菱自動車らしい、いい方向かも。
2012年10月27日
ふれあい給食出前授業

昨日は「ふれあい給食出前授業」のチキン編ということで、久慈市小袖小学校に行って来ました。
子どもたちは、2年生2人+3年生4人=6人の複式学級。会場となった図書室には新聞記者さんなども入って大人が14人と不思議な空間になってしまいました。
久慈市長のあいさつの後、いただきますして雑談しながら食事。私の左右に座った2人の男の子は色々話しかけてくれて楽しかったなー。沿岸の気質だからなのか、小規模校だからなのか、人懐っこく会話が弾みました。

ごちそうさまして、私からレクチャーを少々。牛肉、豚肉、鶏肉を日本人1人あたり1年に何キロ食べるでしょうか?とクイズをしてみましたが、シーンとしちゃったのち、担任の先生が正解してくれました。お茶目な先生でした(笑)。
そして農場の作業の動画を見せながら、野田村から来た渡辺農場長が解説。その後の質問タイムは6人の子どもたちがほぼ2巡するほどたくさん質問がありました。うーん、小規模校、けっこういいかも。
2012年10月26日
なんぼか回復

久し振りに厳しい環境に陥っている当業界。痩せ我慢ぽいことを書いてしまいましたが、ようやくここへ来て反転の兆しが見えてきました。
昨日の日経新聞でちょうど隣の記事になっていましたが、穀物市況は相変わらず高止まりなので、輸入元のブラジルの出し値が10月より高くなっているとのことで、やっと市場原理が働いてくるということでしょうか。

しかしコストを考えると恐らくピークになるであろう12月も含め、今年度は毎月アンダーグラウンドな世界でしょうか。
でも、たまにこういうことがあるから引き締まって企業として永く存続できると私は信じています。ゆでガエルの法則はまさに真実で、良き刺激は環境変化対応能力を高め、企業の寿命を伸ばすと思います。
2012年10月25日
下ネタジョーク

昨日の種鶏農場長大会で、ある農場長のプレゼンに下ネタジョークが入っていました。
感心感心。社員手帳に、「プレゼンには適度にジョークが入ると良い。」と入れてありますから、担当した社員が作り込んでくれたのでしょう。
その直後、私もそれを引用して笑いを取ろうとしたのですが不発に終わってしまいました。うーん、今考えると、もう少しいい落ちがあったなー。大体そういうのは本番が終わってから気がつきます。やっぱりプロはそこが違うんでしょうね。
そういえば、先日の内定者懇談会でも私の下ネタ不発でした。というか不評でした(笑)。「社長に似合わない感じ」と社員に言われてしまいました。
うーん、 私とすればいつもお堅いイメージなので別な面を見せたかったのですが、慣れないことをして怪我しちゃったかな。
2012年10月22日
夕暮れ時の八幡平

昨日は次男のサッカーの応援の後、取引先の社長を水沢江刺駅で拾って八幡平へ。夜、外国からのお客様と泊まって食事することになっていましたので。

久しぶりの頂上近くの展望台に来ました。まっさきに目に飛び込んできたのが、岩手山の稜線。
「この角度で鶏肉相場が上昇しますように」と思わず拝んでしまった(笑)。

4時半頃でしたので、東側は山影が。

西の秋田側は真横から太陽の光が届きます。

風が強い2℃でしたので、車から出て撮影して乗り込むまで5分くらいがいいところでしたね。

すこし降りて陽の光を浴びる美しい木々を撮ってみました。

望遠も持ってくるんだったなー。

もっと降りると紅葉が見られましたが、ここ源太岩あたりではもう数日あとが見頃なのかも知れません。今年はちょっと遅目ということでしょうね。
2012年10月21日
出かけた先での時間つぶしは図書館へ

今日は次男の中学校サッカー部の応援で奥州市に行って来ました。ベスト4に残って3位決定戦まであるため、午前と午後の試合の間に時間を潰さなければならないのですが、ゴルフの練習場以外だと、最近は本屋さんよりも図書館に行く事が多くなりました。
新聞は読めないし、座れない本屋さんに比べ、気に入っても買う訳にはいかないし、雑誌は少ないというデメリットがある図書館ですが、車のナビで行けるし、その自治体に来た思い出としても残るのでなかなかいいです。
しかも図書館毎にさまざまですね。徹底して利用者に静かにさせるところもあれば、係員の会話のほうがうるさいところも。サービス業の延長で対応が気持ちいい人もいれば、何でこの人機嫌が悪いんだろうと思うことも。
それから気になるのが、新聞の見せ方。今日行った奥州市立水沢図書館の新聞は例によって、あの重いので背をカチッと止めてあったのですが、ぎりぎりのところで完璧に文字が見れるように綴じてありました。細かいところですが嬉しかったですね。
2012年10月19日
三人称で考えることができていますか?

コンサルタントの石原明さんがご自分のPodcast番組で「自分の脳を公開した」とか言いながら自画自賛していた本がこの「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。」です。やっと私も読んでみました。
いやー、ほんとに参った。この目の付け所は初めてだったし、もしかして世紀の大発見じゃないですか?
近ごろ、何人かのベテラン社員への不満としてあったことが、この論理で見事に明確になりました。水曜日の部門合宿での心得本の勉強会でも「三人称で考える人が仕事が出来る人」みたいに使ってしまいました。私自身も気をつけなくっちゃ。
管理職までもが自分の目線で無我夢中に仕事をすればよかった時代があったと思います。しかし時代は変わって、「自分がどう見えているか」を意識できるかできないかが、組織の質に直結する社会になっているということでしょう。
あ、ちなみに「一人称で考える」というのは自分の視点で考えるということ、「二人称で考える」というのは相手の視点で考えるということ、「三人称で考える」というのは‥。それ以上は、本を読んでみてくださいね。
2012年10月17日
清潔感の真相

例年、春秋の2回、1泊2日の宿泊研修をしているわけですが、この秋は宿泊なしで二戸市内の貸し会議室でミニ合宿を開催することにしました。
今日は工場稼働なしということで、製造部と営業部が別々の会場でミニ合宿。私からはいつもと同じように90分、「仕事ができる人の心得」(通称:心得本)を使った勉強会をしました。
その中で『身だしなみ』という項目がありまして、その解説文は短く「清潔が第一です」です。当社は食品の会社なので特に清潔感にはうるさいです。では清潔感とは何か。
人それぞれだと思いますが私の答えといえば‥
(1)髪型:無用に長くなく、手入れが行き届いているように見えること
(2)服装:体型にサイズがピタっと合って、ダボダボでない服装
(3)滑舌:サシスセソがはっきりして、言語明瞭でよく聞き取れること
(4)仕草:体が鍛えられていて、体が重たい印象がないこと
(5)表情:眉と口角が上がっていて、顔の筋肉がよく機能して表情豊かであること
で、その背景にあるところは何なのか、つまり清潔感の本質とは何なのか、合宿が終わってから考えました。
地球上で生きて言う上で必要なものとして「腕力」というか喧嘩の強さみたいなものがありますよね。これはこれで清潔感とは別な意味で魅力的に見えるものです。
それ以外に必要なものとして、太古の昔から「バイキンに負けない」ということと「変化に対応する頭の良さ」があるような気がします。その2つが合わさって清潔感を成しているのではないでしょうか?
知的に見えるためには、まずは自分で自分のことを分かっているという前提をクリアする必要があります。分かって上記のポイントが行き届いている姿が清潔感に結びつくのではないでしょうか?
以上、思いつきですが、当たってませんかね?
(写真:製造部のH常務の時間)
2012年10月16日
農場長は環境を作れる仕事

本日午後、二戸市民文化会館の中ホールで、株式会社日本チャンキーさんによる「ブロイラースクール」が開催されました。
地元ですし、たまたま時間が取れたので行って最前席で聴講。しかし、正直に言うと午前中の社内会議の案件が頭に残っていたので、前半は集中できず。

現場の技術的なことを事細かく私が分かる必要はないので、後半も斜め読みみたいに聴いてしまったかな。ていうか内容は高度です。
で、思ったのですが、我々の農場長は例えば耕種農業に比べると、商品となる雛に対して設定する環境の選択肢が圧倒的に多い仕事だなと。
耕種農業は天気に左右されることが非常に大きいわけで、もちろん畜産業でもそれは同じなのですが、チキンの肥育農場はエアコンは無くても、エサ、水、温度、湿度、二酸化炭素濃度など殆どの環境は意図して作ってやれます。
雛が社員だとすると、農場長は社長で、その環境の作り方次第で成果がものすごく上下することについては全く会社と同じだなと。
だからどっぷり浸かって、良い成績を出した時に農場長の醍醐味を味わえるこの仕事は結構ハッピーな仕事だなと改めて思った次第。
2012年10月14日
高尾山に登ってみた

この週末、長男と上京していたのですが、日曜日の午前はやることがなかったので、高尾山の登山に行って来ました。
2009年に放映されたNHK教育テレビ「山で元気に!田部井淳子の登山入門 (NHK趣味悠々)」を見ていて、高尾山が最初の題材として見ていたので、まあ、この後も予定があるしということで、その番組の通りケーブルカーを利用して登ることに。

ケーブルカーで6分ほど。標高201メートルから急角度で472メートルまで世界最高の角度を通過して一気に駆け上がります。

そのあとは山登りというより、整備されたお寺の境内を登っていくんですね。

さすがに汗を書くので上着を脱いで上がります。

ケーブルカーから降りて30分ほどで山頂へ。

町田のホテルを出て、8:30頃高尾山口駅に降り立ち、9:20頃には山頂到着。

食べるものを持ってきたわけじゃないし、まあ、滅多に食べないソフトクリームを買って食べて、それを思い出にしよう。ということで、店員さんにシャッターを切ってもらいました。

そして帰りは6号路を通りました。これも放送と同じ行程です。

高尾山は多様な植物が生育していると聞いてますが、立ち止まってると邪魔になるしということで、あまり休まずに降りました。

降りるほうが長いし疲れましたが、ここのところランニングなどで鍛えているので、受験生の長男より持ちこたえたかな。

途中の目印になる「琵琶滝」。

登っていくケーブルカーを横目で見ながら、「あーやっぱり登りが6号路で、帰りがケーブルカーだったかな」とちょっと後悔。

ケーブルカーの乗り口に到着。10:50。朝来た時より人がいっぱい。
東北人の我々は黙って登るのですが(笑)、ご家族や友人との会話がそちこちから漏れ聞こえてくるので、なんだか人生の縮図がここにはあるような気がしました。中にはハイヒールで6号路を登ってくる女性も。なぜ彼女はあの格好で登っているのか想像力を掻き立てられます。それに中国語も結構聞かれました。
登山の疲れは可愛いものでしたが、その後の都内の電車での移動で立っている時間が多くて、最終で二戸に着いたときはぐったり。やっぱり東京は疲れるわー!
2012年10月13日
尾道の「ブロイラー」のその後

人気のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で話題になった広島県尾道市、株式会社オオニシさんの味付け手羽先、通称「ブロイラー」のその後が一昨日の特番で紹介されていました。
いまこの記事を書いている最中に発見したんですが、おお、「broiler.jp」のアドレスを獲得して立派にホームページで売り出しているんですね。もしかして、broiler.jpのアドレスがつい最近まで残っていたのかと思うと苦笑いしますが。

製造の現場は意外なことに、社長と従業員お二人のみ。 TV放映直後にいきなり3ヶ月分の注文が舞い込んだそうで、従業員のお二人が早朝から出勤を申し出て、生産量拡大に取り組んだとか。
私の手元にもそのご努力の結果、届けられたんですね。ご繁盛をお祈りしますと同時に、この手の商品がブームになってほしいものです。
2012年10月12日
バイオディーゼル

当社では鶏糞工場3工場でBDF(バイオ・ディーゼル・フュエル)を利用しております。軽油に比べ現在だとリッター20円ほど割安でしょうか。
通常月で2500リッターの使用。とはいえ冬は粘度の問題で軽油を多くブレンドしなければならないので使用量は減るとのこと。
ではこのBDFの原料はどこから来るかというと、その一部は当社グループである、岩手農協チキンフーズ株式会社 県央工場 食品センターからです。つまり、唐揚げなどを作っている食品センターのフライヤーの廃油をリサイクルしております。
もちろん経費を浮かすのが最大の目的ですが、やっぱりそのものを「使い切る」のが精神衛生上いいです。

いや、そう言われれば、我が鶏糞の部門は存在そのものが「使い切る」 最先端行ってると言えますね!
2012年10月10日
鶏肉の輸出

今日の日経新聞に「国産鶏肉 輸出を検討 相場低迷が長引き危機感」という記事が出ておりました。
これまで全くなかったわけではなく、そちこちの会社さんで取り組み輸出の実績はあるはずですが、 こうして改めて話題にして業界団体として議論しているということは、それだけ散発で終わったという実績を物語っているのでしょう。
記事の通り国内の産地はどちらも採算を割って売っている現状なので、藁をも掴むような思いがありますので、輸出は成功してもらいたいですね。
しかし、昨夜の盛和塾で講演者が引用した稲盛塾長の「動機が善でなければうまくいかない」という言葉が一瞬脳裏をよぎります。
2012年10月09日
北海道 対 東北

5日金曜日には札幌ドームに鶏糞製品の取引先の社長と行って来ました。日本ハムの優勝は既に決定していたので、いわば消化試合。でも先発は斎藤祐樹投手と知らされていたので楽しみにして行きました。
残念ながら斎藤投手は楽天打線に初回からつかまり、5回で6点を奪われファイターズは追いかける展開。中田の推定飛距離125メートルのホームランが見れましたが、私は22:00の急行はまなすで帰る予定にしていたので、試合終了は車のラジオの中で聞きました。

楽天は4位ながら昨日の試合にも勝って勝率5割で終了だとか。 それはそれで喜ばしいですね。
東北にも北海道にもプロ球団がなかった時代がずっと続いてたのに、今やどちらにもチームがある。片や常勝チーム、片やBクラス常連のチーム。ユニフォーム姿もなぜかファイターズのほうがカッコよく見えるなんていう違いはありますが、いい時代になったものです。

甲子園の優勝旗についても北海道に先を越されているわけですが、さてでは、プロ野球のチームが早いか、高校野球のチームが早いかの勝負はどちらになるのでしょう。
だるまの目じゃないですが、その両目を開けてこそ、東北に新時代がやってくるような気がしています。私の目が黒いうちに、どちらも実現してくれよー!! できれば東北出身者の活躍で!

ちなみに夕食はもちろんサブウェイで。私は「炭火照り焼きチキン」で、サブウェイは初めてだという取引先の社長には「チーズローストチキン」 。もちろん原料のチキンは菜彩鶏です。
ところで、イオン盛岡南ショッピングセンター内には、今月末か来月初めにオープンするそうで、我が岩手にもやっと出来ること楽しみにしてます。
2012年10月08日
ブーケトス

昨日は入社3年目のKくんの結婚披露宴。この日より先に新郎の苗字が変わり、花嫁はすでに結婚退社して同居していることもあってか、参加者はいつもよりリラックス気分でお祝いでしたね。
上の写真は新婦がお父様とツーショットで入場して新郎のところに到着。新郎が頭を下げ、お父様と握手して新婦を受け取るというシーンのはずでしたが、お父様が「やっぱり、やらないぞ!」のパフォーマンス。会場は大受けでした。
私もあと十数年でこういうシーンを迎えるかもしれないなと思うと複雑でしたけど。

イマドキの趣向を凝らした披露宴でしたが、 これはブーケを投げて受けた人は次の結婚の当事者とされるブーケトスですね。誰も「私が取ってやるワ」という雰囲気じゃないのが時代を表しているかな。

なぜか男もブーケトス。これは聞いた事無いですが、楽しいですよね。新郎は殆どご指名で当社のSくんを目がけて投げたような。さすが新郎、わかってるね。

友人たちの余興で私に突然マイクが渡されました。箱からクジみたいに引いて開けたら「結婚を決意させたのは何ですか?」みたいな質問で、「これは十文字チキンカンパニーの社長さんにお願いします」と。なんじゃあー??
「んーーー、私は新郎と違って付き合って4ヶ月というスピード結婚でした。親にいい年だから早くせいと言われたのが大きかったかな。親の言うことはちゃんときいているので、会社も継がせてもらってます。みなさん親の言うことは聞きましょう」などと結んでなんとか落ちが付いたかな。
その後、ご両家のご両親にも質問がいくつか浴びせられたのですが、軽妙なコメントで雰囲気を更に盛り上げておりました。こりゃあお互い素敵な血筋かも。ご両人様、ご両家様、楽しい披露宴ありがとうございました。
2012年10月06日
食の安全について義務教育で教えるべき

前回書いた「フードチェーン・ブランドセミナー」のパネルディスカッションで、パネラーのみなさんの共通した思いとして「食品の安全についての考え方を学校で教えるべきだ」というものがありました。全くそのとおりです。
まず「ゼロリスクはあり得ない」という大原則をしっかり叩きこむということが非常に重要だと思います。
そこが欠落しているという観点に立つと、マスコミの「安心を求める一般大衆の思いは分かるんですよね」というような同情が混じった報道が無くなって、大人の議論ができるようになるでしょう。

安全とは生命に関わる非常に大切な要素なのに、ファジーな安心という感覚的なものに終始しているのが現実と言えるのではないでしょうか。
科学には限界があるので本能を大切にするという観点もあっていいとは思いますが、それにしても盲目的に不安を持ちすぎるいまのニッポン、何とかしたいですね。
このフードチェーン・ブランドセミナーは回を重ねていますが、世の中が日進月歩して、今の状態が過去の笑い話になることを期待したいものです。
2012年10月03日
食の安心?

大震災で昨年は休んだという日本イーライリリー株式会社主催の「フードチェーンブランドセミナー」に2年ぶりに出席してきました。2年前は一部私も壇上に上がらさせていただきましたが、今年は100%客席で気楽に拝聴させていただきました。

印象的だったのは、今や一括りに4文字熟語になってしまっている「安全安心」について英語にどう訳すかというパネルディスカッションでの話。壇上の先生方は「安全はともかく、欧米には安心という概念がない。訳しにくいよね」と言ってました。安心は、feel safe だとかconfidence あるいは trust 、他にもあれこれ出ていました。
私は以前からこう考えています。日本では安全かどうか白黒つけるのじゃなく、すべての人を包み込むファジーな言い方として「安心」という言葉が開発されたのかも。テレビとかマスコミが敵を作りたくない作戦からかも。当初は日本語独特の韻を踏むだけの話だったのかもしれないが。
「食の安全」という世界共通の言葉が今や日本では「食の安全安心」になってきています。しかし「食の安心」とだけ書くと、安心は誰が信頼できて誰が出来ないといった議論のしようがない世界。それこそがこのセミナーのタイトルを構成しているブランドという概念なのかもしれませんが。
私は普通の会話の中で「食の安全安心」みたいにさらっと話すことは抵抗があり、しないようにしています。焦点を絞って詳細まで検証しなければ同じ土俵で正確に語れないのが「食の安全」。情緒的なものを廃して現実的に全国民が同じ土俵で語れるようになるのはいつの日か?
原発をめぐる国民的議論よりは簡単だと思うんですけどね。
2012年10月01日
自動販売機が新しくなった

本社では、先週土曜日、以前の自販機2台が撤去になり、代わりに1台が入りました。2台だった時に負けないくらい種類があるし、カテゴリーの幅も広くなった気がするので大いに歓迎したいですね。
しかし、その隣に、煎茶、ほうじ茶、コーヒー、スポーツドリンク、活性水を紙コップで飲むサーバーが入って、これは個人使用では10円払うことになったので、かなり競争力が高いわけで、さてどうなることやら。
さて、消費税増税で自販機の価格はどうなるのかと関心が集まってますけど、100円自販機だとかが台頭している中で、値上げはないでしょ!と思いません?
100円ショップでも一流メーカー品は売ってるし、それに対抗すべくスーパーでは88円で売ってたりする世の中ですから、5円くらい吸収してくれることを期待したいですね。