きまじめチキン日記

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2012年07月

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 Podcast「石原明の経営のヒントプラス」で読書後どうしてるかという話題がありましたが、昔の私はマメでしたね。響いた言葉はそのままザウルス(シャープのPDA)に入力していた時期があります。

 マイクロソフトのPocket PCを経て、携帯電話に統合するときに、その響いた言葉をYahoo!ノートパッドに移行しておいたのですが、いま改めて開いてみるとなかなかいい言葉が並んでました。復習して見たいと思います。

 最近はというと、とにかくマーカーで線を引いて、そのまま本棚に(笑)。 プライベート系のものはもちろん自宅で、ビジネス本は会社。お気に入りの本は社長室で、漏れた本は図書室。

 ちなみに社員は図書室をどれくらい活用しているのでしょうね? 「たまに社内ブログに図書室にあった本を読んでみた。社長がこんなところに戦を引いていた。」みたいな報告があれば嬉しいのですが‥。

 この時期、お客様の来訪も出張も少なくなります。会社全体のことを見直す絶好の機会ですし、本棚の本も手にとってマーカーで線を引いたところを読み返して今後のヒントにしたいと思います。

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 当社の良き伝統である、現場の皆さんのモチベーションはライバル企業には絶対負けないようにと思って経営してきたつもりです。現場の皆さんは半分お客さん。辛い職場ですから、なるべく気持よく働いてもらおうと思ってきました。

 しかし、盛和塾で学んでいるように「全員経営」までは行ってなかったように思います。というわけで、これからは現場の皆さんには体を使うだけじゃなくて、頭も使ってもらおう。

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 そのツールとして、新たな試みをスタートさせます。何かは内緒です。

 異業種で成功している事例があるし、うまくいけば厳しい業界の環境をブレイクできる力になるはず。

 半年後、一年後どうなっているか楽しみです。

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 右の「みんなの唐揚げ」はあの日本唐揚協会が監修した本です。2011年10月に発行されているんですね。内容が濃く、フルカラーで980円と非常にお買い得な内容となっております。副題が「唐揚げってなんでこんなにウマいの?」となってますが、いいですねーこのコピー!

 日本唐揚協会とは何か、唐揚げにまつわるトリビア、唐揚げの揚げ方、唐揚げの聖地といえる大分の有名店紹介、そして47都道府県にちなんだユニークなオリジナル唐揚げレシピが結構笑えます。ちなみに岩手県は「南部せんべい的唐揚げ」が出てましたが、これってまんま焼肉屋牛兵衛さんのレシピじゃない? 

 ちなみに、日本唐揚協会の安久会長は「唐揚げ100日行」を2度達成しているそうで、その行が泣けます。簡単に自分もやってみようかと思えなくなるくらいです。

 そしてもう一冊は大分県のローカルな編集による「大分食巡礼からあげ八十八ヶ所巡り」。780円。

 タイトル通り、大分の唐揚げの名店88店を紹介してあり、巻末には集めて楽しいスタンプ帳付き。巻頭の座談会も含め、自然体での内容がとても嬉しいです。 

 私は中津の唐揚げ店巡りは一度やっているので、 今度やるなら宇佐のほうですね。

 ちなみに今年の「からあげフェスティバル」 は9月22日、23日だそうです。私も一度入ってみたいと思ってますが、今年は無理かな‥?

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 当社では5年前より社内ブログを導入。プラットフォームはサイボウズブログ2.0なのですが、これが今年の3月31日でサポート終了してしまっていたそうです。残念。

 今や社内ブログどころじゃなくなって、主流は社内SNSになっていることは容易に想像がつきますから仕方がないといえば仕方がない。

 先日の経営会議で、システム室担当次長からその報告があって、現在の社内ブログについて役員・管理職たちの感想を聞いたのですが、概ねというか100%肯定的な言葉ばかりでした。サイボウズブログサポート終了なら次世代では今の発展形になることを期待したいという意見でまとまりました。

 当社では、書く側、読む側の妥協点として、1月に3記事のノルマを120名ほどに課しているのですが、これが管理職にとってもちょうどいいのでしょう。書くのは仕事でもプライベートのことでもOK。プライベートのことは、タイトルの先頭にそのことがわかるように『◇』を入れるのがルールになっています。

 仕事のことの報告等はもちろん価値があることですし、プライベートのことだと親しみが湧いて社内の一体感を醸成するのに役立っています。

 そしてもうひとつ。この「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」の著者のひとり、藤田晋さんが書いているように、「最初は内容が稚拙でも続けているうちに洗練され、自分の言葉でいいことを書くようになる」ということは言えますね。

 次世代では、社員教育という観点でももう少し記事数を多く、でも読むのが大変になると困るので字数は少なく書いてもらうようにしたいと私は思っております。さてどうなることやら。

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 地元岩手でオールスター戦をやると昨年発表になった時には、行ければいいなと思ってたけどチケットはノーマーク。先週日程を知り、ちょうど空いていたので手に入れば儲けものというつもりで、チケ活(?)を開始。

 ツイッターで縁のあった千葉のマリーンズファンの方が申し出てくれて、あれこれしている間に2人分の一塁側の内野席チケット確保。長男の中学校の下校時間を待って急いで盛岡へ。駐車場も割とスムーズに確保できて試合開始20分ほど前に入場できました。

 生きている間は地元でオールスターなんてありそうにないですし、最初で最後のチャンスを掴めたことになるでしょう。ネットに感謝、協力いただいた方に感謝です。

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 選手の紹介が終わって、その選手たちやマスコットガールが広げて巨大なフラッグが球場に出現。

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 「心をひとつに。力をひとつに。」とありました。

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 地元の子供たちや選手たちのスピーチ。でも岩手県営球場はスピーカーがバックネット裏だけのようで、じぇんじぇん聞こえません(笑)。

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 外野席には沿岸部の小中学校と思われる野球チームが陣取ってました。

 外野手は毎回のウォーミングアップのたびにボールを投げてくれるので、その度ごとに盛り上がってましたっけ。外野手がそれを焦らすのがなかなか笑えました。

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 外野フェンスはこの日のためにスポンサー名や沿岸の市町村名が書かれていました。あー、だからか、高校野球の決勝は一昨日でも昨日でも明日でもなくて、明後日なのは。

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 巨大フラッグが退場していよいよ試合開始。

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 始球式は、双眼鏡で見たら「OFUNATO」と胸に書かれてましたから大船渡の中学校のピッチャーでしょうか。

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 試合開始は18時。この写真は18:47頃ですね。ほんの少しだけ天からの水滴を感じましたけど、雨も降らずに、気温は24〜25℃くらいでしたし、風もなく良かった。

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 3回が終わって盛岡さんさ踊りの実演。双眼鏡で見ましたけど、皆さんいい顔されてました。

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 そしたらその後、4番に入っている岩手出身の畠山(ヤクルト)がホームラン! ヤクルトファンの見慣れた光景が見れました、一塁側でも!

 ちなみに、この試合にライオンズの菊池雄星も出ていれば、と地元岩手の人たちは思ったでしょうし、本人も忸怩たる思いでしょうね。そういえば雄星世代の二戸出身の下沖くんはどうしたかな。

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 12球団のマスコットキャラクターは一斉に揃って愛嬌を振りまき、いろいろ楽しませてもらいました。ライトの守備位置に寝っ転がって、何をやるのかなと思ったら‥。

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 おお、後頭部の上に花火があがりました。

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 あまりに近くて、破片が落ちてきたのを感じました。そういえばこのあと虫が増えてちょっと厄介でした。

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 こうしてみると、プロ野球と高校野球の外野の守備位置はぜんぜん違うんですね。まあ、オールスターですから皆さんホームランを狙ってくるので外野フライは必然的に多かったですけど。

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 風船飛ばし。

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 ちなみに携帯のワンセグを見ている方がいましたけど、リアルと少なくとも5秒くらい違うんですね。ポータブルのワンセグは私も持っていけばよかったと後悔したアイテムです。

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 手前の黒い3つのキャラクターは岩手の「わんこきょうだい」ですね。ちなみにわんこきょうだいたちは設計ミスからか(笑)、目が見えないようで、介護がなければどうにも成らないみたいでした。

 球団のキャラクターたちがその個性をのびのびと発揮しているのに対して、なんだか岩手人の不器用さ、朴訥さを表現しているようにも見えました(笑)。

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 内野席の端っこでは放送の声も聞こえないし、選手交代に電光掲示板が追いつかなくて苦慮しましたが、意外にもサッカーとアイスホッケーに明け暮れているはずの長男が次々出てくる選手名をよく当てるのにビックリ。 

  我が家では新聞もとってないし、テレビでもプロ野球を見ている素振りはなかったので、知らないはずと思ってましたが、学校で休憩時間に新聞を読んでいるとのこと。うーん、受験生だし、新聞を再開するとしようか。

※試合の詳しい内容はこちらからどうぞ

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 2年半で約5万キロ連れ添ったスカイラインクロスオーバーを手放しました。これで私の手元にはBMW116iだけ残っていることになります。

 というわけで、恒例の振り返りを10項目挙げてみましょう。

1.スタイルはなかなかイイ アメリカではインフィニティEXとして販売されてるんですが、デザインが好評だった上級のFXを小型化したようなスタイルですよね。SUVとクーペの融合という狙いは十分達成されていると思いますし、時々はっとするかっこ良さはあると思いました。ただ、やはりアメリカ向けのデザインだからか内外に光モノが多いのがちょっと、ね。

2.エンジンがうるさい  3.7リッターなんですが、以前現行のスカイラインセダンで経験した2.5リッターに比べるとやっぱりパワーが違います。しかし、うるさいのなんの。2.5リッターのほうがシュルシュル回ってよかった。今からでも2.5リッターで出したらいいのに。

3.乗り降りがしやすい  これは本当にちょうどいい。ドアを開けてすっとスピーディーに乗れます。昨今コンビニに買い物行くとかという時に、よっこいしょ的な負担は皆無です。それに比べると116iはやっぱり低くて乗り降りに気を使います。

4.オプションのレーダークルーズコントロールの上限110キロ(正味100キロ+)では流れに乗れない 私にとっては初めてのACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)でしたが、楽しかったですね。一般道でも結構使いましたが、時代の先取りをしている気分になれますし、実際非常に楽です。しかし、同じACCでも輸入車は上限が200キロで国産車は110キロというのは、それだけで商品価値が何倍も違うと思います。ですから次はACC付きの輸入車にせざるを得ません。ま、免許証の残り点数が少ない時は国産車のほうがオススメですが(笑)。

5.室内空間とトランクがちょうどいい ドイツ車はまっすぐ横にゴルフバッグを積めるようになってないのに比べ、これは3個は積めます。そして人が4人乗る空間としてもベストだと思います。BMW X3の後席に乗るとほんとにがっかりしますから、なぜそれより小さいのにこんなスペースがあるのかと感心するほど設計が巧みだと思います。

6.タイヤを変えたら、あれま大違い すり減ったのでトーヨーのSUスポーツというハイグリップタイヤにしたんですが、幅も一回り太い235になり外径も大きくなりかっこ良くなりました。スポーティーに走れますし、ある意味ポルシェカイエンの小型版みたいな走行感覚になったんじゃないかと自負しています。ただ小回りがきかなくなったし、乗り心地は少々硬めなのがデメリットですが。

7.燃費は10モードと同じ9.1キロをマーク 最初の頃は8.7キロくらいからスタートしましたが、高速ではレーダークルーズを設定して安楽に浸っていたら徐々に燃費が上がってきて、とうとう累計で9.1キロをマークしました。まあ、メーター読み110キロが実際は102キロほどだったりしますので、リッター8.3キロくらいかな?
 
8. アクセルの反応が穏やかで運転しやすい スカイラインセダンは、2.5リッターエンジンのパワーを大きく見せるために過敏なアクセルレスポンスにしていたのを一転してこのクロスオーバーは飾り気のないナチュラルな反応にしたそうですが、たしかにその面では良かったですね。

9. 4WD性能にはほんとに助けられました 雪道でも安心して飛ばせました。目線が高くなるので視界もいいですしね。実は上級のフーガよりも重いということもあって、「ぶつかるものならぶつかってみな!」という安心感がありました。

10. サンルーフを付けると角(つの)も付いてくる サンルーフが大好きな私ですが、アウディやBMWのように大きなガラスルーフのオプションはありません。普通のサイズのサンルーフはありますが、それを付けると鹿の角のようなルーフレールが付いてくるんですよね。折角のルーフラインが台無し。それが嫌でオプションから外しました。

 以上です。2.5リッターエンジンになって、レーダークルーズの上限がせめて130キロほどになって、サンルーフに角が生えてないようになれば、また購入するでしょう。もしくはできれば来年出るという次世代のスカイラインのラインナップでそれを全部解決して欲しい! 
 

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 基本的にシンプルが好きなので、こういう貼りものは嫌いです。

 しかし、盛和塾世界大会で発表された中野プランツという会社さんが参加者全員に配ってくれたこれ(写真)は、目の前にあったらいいかもと思い、貼る所を探したらパソコンにちょうどいいスペースを発見。

 会社のモノを私物のように扱うみたいになり、5S委員会的には指摘されそうなシールですが、今しばらく貼っておきたいと思います。パソコンを閉じれば見えなくなるし、許してちょーだい!

 IBMのスローガン「Think」は有名です。たまたま見た今朝の7時のNHKニュースで未来工業さんが出てましたけど、この会社も考えさせる経営で有名です。 

 「これでええんか!?」はちょっと関西弁が入ってユニークさを感じさせますし、「もっと考えろ!」と言い聴かせるのに結構いいかも知れません。

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 パシフィコ横浜で開催された盛和塾第20回世界大会の2日間の日程を終え、帰途の新幹線の車中から書いています。さて、何から書こうかな。

 参加者は3962人。中国から200人、台湾から25人。それに韓国からも来ていたとアナウンスがありました。食事もトイレも一斉ですからいや凄い人の渦です。会員は2人の同伴者を連れてくることが可能で、盛和塾の会員数自体は世界で7501名とのこと。2〜3年前に5000人とか言ってたから、年率20%くらいの増加でしょうか?

 8人の経営体験発表者の目覚しい業績に大いに刺激を受け、御年80歳でこれまでと変わらない講評をされる稲盛塾長に驚きましたし、稲盛経営者賞の授賞式では養豚の会社さんが高業績で表彰を受ける姿を目の当たりにして、ムラムラっと来るものがありました。

 最後の塾長講話では、JALの再生が出来た要因について話されましたが、フィロソフィとアメーバ経営の成果とともに、誤解を招くので公には言わないが「天佑」があると思っているとも話されました。

 サンスクリットの格言「偉大な人物の行動の成功は、行動の手段によるよりも、その心の純粋さによる」あるいは「善きことを思い、善きことをすれば、必ずよきことが訪れる」を紹介されましたが、今回は改めてこのことを心に留めたいと思いました。

 但し、「優しいだけでは経営にならない。闘争心が必要」とも付け加えられました。当たり前だけどその両方なんですよね。改めて確認。

 いや、エネルギーをチャージできました。来て良かった。盛和塾会員で良かった。

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 社員の仕事へのモチベーションが高まるように腐心している私ですが、心の中ではどこか、そんなに頑張らなくても一定水準以上の結果が出て長続きする働き方ができれば、それもいいんじゃないかと思っていたりします。

 そういう本性が怠惰な私に気になるタイトルの本の情報がメルマガ「ビジネス選書&サマリー」から出ていました。タイトルは「モチベーションで仕事はできない」で、買ってみたら、あれま、これも坂口孝則さんか!

 この著者は若くして才能あふれる方なんだけど、個人的な話が多くかったりちょっと脱線が多い方なので、読むのに疲れるんですよね‥。

 でも価値ありました。やっぱり坂口さんの洞察力はなかなかのものです。斜に構えた視点と言えばそうかも知れませんが、これまでの主流のビジネス本の一面的な見方とは違う観点がそこにはあって、興味深く読みました。

 しかし最終的にはモチベーションが高まらない人向けに、自分にエンジンを掛けるノウハウが、自分の経験を元に書かれていて意外な展開でした。

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 編訳された杉山道雄先生(東海学院大学学長)より直々に頂戴した「世界の食肉生産はどうなるか」を出張中に拝読しました。とは言っても、牛・豚に関する記述は読み飛ばしましたので、読んだのはちょうど半分ですね。

 もともと2008年前後のデータを元に10年後を予測するというテーマで書かれたのですが、もう既に2012年ですから1/3ほど経過してしまっているんですね。

 著者の序文にあるように、「2018年には、家禽肉は今まで最大の食肉出会った豚肉を追い越し、食肉の首座になるであろう。」ということと「ブラジルはブロイラー肉輸出の最大国としてアメリカを追い越すであろう。」 ということが大きな結論になっています。

 また国別についての記述がところどころ詳しく出ていて、意外な発見が多かったですね。ここ10年でフランスの生産が減少し、ドイツが伸びたということが意外でしたね。

 ブラジルの隣のアルゼンチンも要注目。中国はもとより、インド、ロシアがじわじわと伸びてきそうです。ミャンマーは意外と言ったら意外。既に生産が多いんですね。 

 畜産関係者がマクロの視点で世界のマーケットを考えるのに価値ある書籍ですのでオススメです。

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 蝉(せみ)は山東省の料理ではごく普通に出てくるんですよね。13日はたまたまでしょうが、昼も夜も会食に出てきました。ちょっと苦味があってそんなに美味しいものではないけど、殻付きエビみたいな感覚で食べられます。 栄養は豊富でしょう。

 その他にも山東料理で驚くのは、飲み物が温かいこと。水と頼んだらグラスにお湯が入ってたりとか、バイキングでアップルジュースと表記があったので入れてみたらホットだったりとか、ワインなんて20℃はありそうだったりとか。

 濃い色に炒めた骨付きの鳥料理は、なかなか見分けがつかなかったけど、頭がゴロンと入ってたりとか、足(もみじ)が入ってたりとか。ちなみに、もみじ料理は私にとってはもう全く違和感ゼロになってしまいました。一言で言って美味しいです。

 スーパーにも行きましたが、真空パックされたモミジ料理はたくさんの会社から出ていて選択肢が豊富。中には贅沢にもモミジが一本一本で包装されている商品があって、値段は1元ちょっと(20円しない)。その見た目の美しさに感心してしまったほどです。

 中華料理と一言で言っても、北京、上海、四川、広東とそれぞれの地方で特徴があるんですね。「秘密のケンミンショー」のネタが尽きたら、「世界の料理ショー」なんて番組やったら中国のネタで結構保つのではないでしょうか?

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 昨日のブログの続きです。記念式典の後は山東省歌舞団のステージ。

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 いきなり中国らしい華やかな舞い。前の席だからか、北朝鮮の喜び組と比べてどれくらいの美貌度なのかとか考えてしまいましたけどどうなんでしょう?

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 司会のお二人はこんな装い。

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 中国でももちろんポップス系の曲が定着しているのでしょうが、ここで中国らしいソプラノトーンの歌手が自慢の声を披露。生の声を聞いて、相当訓練された成果であることが実感できました。

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 中国の弦楽器、二胡の演奏。
 
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 次に出てきた歌手は割りとぽっちゃりタイプの歌手。ポップス系の歌を歌ってました。

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 この方は有名な人だそうですが、「チン・チ・チ」と金属系の楽器を鳴らしながら、延々とリズム感よく話し続ける漫談士。

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 エンディングに近い頃に男女混じってのダンス。この力感込った手のふりをモチーフにした踊りが中国の前世紀を思い起こさせます。

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 こうして旧き時代の中国文化を見たあとは、祝勝会ということでカラオケルームへ。何とか日本語の歌を見つけて歌わせていただきました。

 中国人の歌う曲を聞いて、「へえー、結構今風な歌あるんだな」と感じてたら、「これは10年くらい前の古い曲です」と言われたりして感心しました。

 意味を意識せずに英語のポップスを聞いてきた私ですが、最近のヒット曲についていっていないこの頃。中国のヒット曲もあながち悪くないかもと思えて来ました。中国語の勉強にもなるし、ね。

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 「中国中日研修生協力機構設立20周年記念大会」に参加するために、中国山東省済南市に来ています。

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 山東省の省都ということで600万人もいる大都会ですが、内陸にあるため日本人には青島の影に隠れてめったに訪れないところのようです。

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 ここ済南南都賓館は、もと迎賓館だったところのようで、庭園もあったりして立派なところです。それにしても内陸だからか暑い。

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 大会プログラム初日の7月11日19:00過ぎに倶楽部ホールで記念式典が開催され、我々も出席しました。

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 さて、今回機構より「優秀日本受入機構18団体」に名を連ね受賞することになったので馳せ参じたわけです。用意された前の方の席に行ってみたら、あれ他の日本の受賞団体がほとんどいない‥。変だなと思ったら皆さん貴賓室で待っていたそうで、声をかけられ遅れて貴賓室へ。

 そうしましたらビックリ。暑いのでノーネクタイ、ノージャケットと係の方から言われていたのに、日本人はジャケット着て、ネクタイもちらほら。やっぱり受賞するんだから格好いいほうがいいかと思い直して、急いでホテルの部屋に戻りネクタイ着用してギリギリ式典開始に着席。

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 日中お三方の挨拶が終了し、いよいよ表彰です。挨拶をされた方々を含め貴賓席の方々がステージに上がります。

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 そこに女性たちがステージ脇から出てきて、表彰の盾を配って消えます。

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 そして私ら受賞者が壇上に登り、自分の盾を持った方のところに立ちます。 

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 一人欠席した方がいたようで慌てましたが、無事盾を頂戴しました。

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 そのまま全員一列に立って記念撮影。

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 ところが一瞬の出来事の後、なぜか私だけ花束が‥。これも我がめんこい協同組合のO専務の友人関係のなせるわざ。びっくりしたけど、他にもあったようなので、中国ではこういうハプニング的な花束贈呈は日常茶飯事なのかな?
 
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 というわけで立派なものを頂戴しました。

 これも、めんこい協同組合のスタッフの皆さん、組合員企業の皆さん、中国側送り出し機関の皆さん、そしてひとりひとりの実習生(研修生)のみなさんのおかげです。

 このあと「何番目に受賞した?」「8番目だね」「もっと上がいるって言うことだね」などと専務と会話してましたけど、500やそこら1700もの団体がある中で、より一層精進して落っこちないようにしっかり頑張りましょう!

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 中国山東省に来て、久しぶりに白酒(パイチュウ)の洗礼。

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 32度の白酒を飲む前に、胃の準備を整えなければ。まずはパパイヤが全員に配られます。

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 そしてスープも。

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 それから乾杯が始まるのだけど、このグラスは大きくて、事前に日中双方で「1/3ずつね」という取り決めをして飲み始めます。

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 はやくも私はこのペースについていけないと白旗。相手側に理解をいただきました。

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 なぜかにんにくをガンガン食べる。すごく胃に悪くないですか!?

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 2時間半でみなさんすっかり出来上がり解散となりました。

 いやー、様式美というかシステマチックといいますか、 もうこんな感じは中国にはないのかなと思ったら、さにあらず。久しぶりに中国式宴会を堪能しました。

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 私みたいなアラフィフが買うような本じゃないですね。この「ぶっちぎり理論38―落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!―」は見た通り、若者向けに作ってあります。

 メルマガ「一分間書評!『一日一冊:人生の知恵』」で知った本なのだけど、昨今、ビジネス本、ノウハウ本、自己啓発本の内容は成熟してきて、語られる内容は同じでも、編集の仕方、表現の仕方の競争に成って来て、最新の感性で具体的に書かれてそうなこの本に興味をそそられて買ってみたのですが、これはなかなかおもしろかったです。やっぱり広告関係の方は伝え方が上手です。

 例えば、お辞儀は30度の角度ということはよく言われていますが、著者にはピンとこなくて「自分のつむじを見せる」つもりでやればいいという新解釈がなかなか新鮮でした。

 38個のひとつひとつが細かいことだけど、気が利く人ってやっぱりこういう細かいことが出来る人だなということがわかる内容になっております。オススメです。

 ただ、実際やるやらないで大きく別れることはあらためて言うまでもありません。というかなかなかできないでしょうね。読了後3秒いないでこれら38個を実践すると決断し、実践する人は読者の10万人に1人でもいるかな?

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 株主総会の集中日である6月27日。東電には猪瀬東京都副知事、関電には橋本市長が大株主として批判的な発言をしたとの報道がされていました。

 その日たまたま見たテレビニュースでコメンテーターの木村太郎氏が「そうは言っても、東京都も大阪府もこれまでだって株主だったんだから、震災前まで何も言って来なかったんだから、株主としての責任は問われる」みたいなことを言ってました。

 なるほど、おっしゃるとおりだ。

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 東電の民間企業にあるまじき官僚的体質が震災以降も変わっていないと報道されていますが、そりゃあそうでしょう。電力会社は事実上、民間企業とは別のステージに立っているのですから、非難はないものねだりに近くないですか。

 やっぱり与える環境をこれまでとは違う、尻に火がついて動かざるをえない状況に追い込むか、JALのように強烈なリーダーシップで変えていくしか無い。猪瀬さんが社長に成るのがいいのでは?

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 さて、チキン業界は今、久しぶりに相場の波に打たれています。もちろん私も自社の赤字は出したくありませんし、業界全社が利益を出し続けるに越したことはないと思いますが、謙虚に自分あるいは自社のあり方を問ういい機会だという思いもあります。

 JALとか東電の騒動を見ると、ライバルが居て、純粋に経済原則で戦える環境にいることに感謝したくなります。

(写真:中国福建省にて)

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 昨日は10:56発東京駅発のはやてに乗ったのですが、その前に丸ビルのB1にあるサブウェイに寄って、ロンドンオリンピックにちなんでの限定メニュー「コロネーションチキン」を買って車内で食べました。

 美味しいのはサブウェイだから当然として、思いのほかあっさり味! イギリス料理ってどちらかというと薄味だし、サブウェイの主要購買層である健康に関心のある若い感度の良い女性たちだから自然とそうなるのでしょうね。

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 話は変わって昨夜の「第9回社長を囲む食事会」。50代中心で8人集まってもらい、エクセルガーデンカフェで楽しく過ごしました。

 皆さん未だ食べてないコロネーションチキンからイギリスの食事について質問攻め。四半世紀前、半年間イギリス滞在した記憶が蘇りました。でもコロネーションチキンなんて聞いたことなかったなー。

 ステーキか魚のムニエル、煮た野菜、パン、スープが標準で、タマにマクドナルド、ウインピー(マックのライバル)、KFC、持ち帰り中華料理、そしてフィッシュ&チップス。ドライブに出かけてもリトルシェフしか無くって、あとは町のパブを見つけるしかない。ちょっと大きな町だとインド料理店があるくらいかな。

 でも全然食べ物で困ることは無かったですね。塩を足せばそこそこ美味しくなるし。だから、イギリス料理が不味いと言われても正直なところピンと来ないんですよね。

 朝食は逆に充実してるし、ビールはぬるい温度で飲むところなんて体に優しいし、飽食すぎる時代においてイギリス料理はある意味、見直されてもいいのではと思います。

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 福建省と言えばお茶の本場だからでしょうか。空港には高級なお茶の店がありますし、市内を散策するとお茶の店が多いです。早朝にはお茶の選り分けを店先でしていたりします。

 ちょっとびっくりしたのは、来客にお茶を振る舞うのに自動でお湯が注がれるテーブルを兼ねたマシン(写真)が普及していることです。ご主人が慣れた手つきでお茶を作って注ぐのですが、ほんの少量ずつ注いで飲むんですね。今回は特別に自然に生えている高地の茶葉を振る舞ってもらいましたが、苦かったです(笑)。

 日本では考えられないのですが、大胆にもテーブルの黒いところに飲まないお茶などを捨てて、それがホースを伝って下のタンクに捨てられるようになってました。うーん、やっぱり中国らしい!

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 百貨店を視察して茶器を売っているコーナーを見ましたが、これまた日本との価値観の違いを痛感します。さほど高価ではなかったので、もしかすると普及価格帯ということからなのかも知れませんが、日本はやっぱりシンプルを追求した美で、中国は飾りを加えていく美、ということを痛感しました。

 私の表千家の教室通いはまだ3回ですが、こうして中国のやり方を体感すると、モチベーションアップに繋がります。でも正座もなく、お菓子もない(?)中国のお茶の作法も魅力?

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 出張先でウォークマンの転送機能を使って、NHKの6月23日の放送「マイケル・サンデル 5000人の白熱教室 これからの日本の話をしよう」を聞きました。(いや、ほとんど画面を見ないで早く起きた後の朝のベッドで聞いたので)

 原子力発電を完全にストップすべきか否か、といった日本を二分する質問をサンデル教授はいくつか観客に問い、二者択一で答えてもらい、その中から意見を何人かに聞きました。その繰り返しでしたが、5000人ですからそこには日本の縮図と言っていいものがあったように思えました。

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 最後にサンデル教授は「震災の被害は避けられたか否か?」を問いました。「避けられた」と答えた方が多かったのですが、私はどちらかといえば少数派のほうかな。

 震災が起こらない時に、「今マグニチュード9.0の地震が来たらどうなるのか?」を想定して動いている人がいたかどうか。ほとんどいなかったはず。

 そのことを叫ぶ人が仮にいたとしても、そんなことを真に受ける人がどれだけいたのかな?と。そう思うと、避けられなかったのでは。

 でも確かに、すぐ反省して、何とかすべきだったと思えるように方針転換できるのは日本人のいいところかもしれませんが。

(写真:中国福建省の武夷山にて夕暮れと早朝にホテルの部屋から撮影)

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 昨夜は久慈市内にある「ビストロくんのこ」(久慈琥珀さん経営)で久慈工場の社員9人と食事会。この企画の第8回目に当たります。

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 ここで食事をしたのはほんとに久しぶりです。昔は宿泊したこともあったけど、今は宿泊はできなくなっていて、その分結婚式などにも使えるような形になっているんですね。

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 久慈グランドホテルからバスで送迎してもらいました。

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 おっ、ここかな? サンルームみたいないい雰囲気だなと思ったのですが、団体さんは2階の部屋でした。

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 パーティションで句切られて景色がとっても寂しいので、わがまま言って写真奥の緑が見える方に席を移していただきました。

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 30分近くは飲み物だけという状態でしたが、それ以降次から次へと料理が運び込まれます。

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 みなさん、「美味しい」「ウマい」を連発。日頃美味しい物を食べてないのかと心配になりますが、特に主婦業を担っている女子社員にとっては「自分で急いで作る料理は味がもう分かるので、こうして出される料理はワクワクできる」そうです。

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 あまり料理を確認することなく話が盛り上がるので‥、何だったかなこれ?

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 これはキリタンポみたいにした米の料理で食感が新鮮でした。

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 3時間飲み放題コースなので、ビールやら焼酎やら日本酒やら、こういう時期ですしよく飲みましたね。

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 今回の9人の世代はこれまでで一番私に近い世代だったからかな、昔懐かしい話題でやたら盛り上がりました。

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 これは菜彩鶏の料理ですね。なんて言ったかな? モスコミュールとかジントニックだとか飲み過ぎたのか、覚えてないです。

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 最後に、恒例のちょっと形式ばった「社長に質問コーナー」がありましたが、「めったに無い機会なので、ここにいる私達一人ひとりを褒めて欲しい」という凄い提案が‥。

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 そりゃー、断れません。まあ何とか酔った勢いで、リクエストにお答えすることができました。でも一夜開けると、「あれでよかったかなー」との思いが出てきます。今回限りでお願いしますね!

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