2012年06月
情報収集に床屋が効く
昨日は、安比高原ゴルフクラブで行われたお客様のゴルフコンペに出席し、別件である取引先と近くの新安比温泉で夕食というスケジュール。
ゴルフが終わって開放され「結構時間があるなー、どうしようか?」と思い悩んだ末、ちょっと早いけど床屋に行こうかと思いつき、荒屋新町(旧安代町繁華街)を通ると、理容美容関係の店を3店発見。
外観で判断できかねたので、この町内で歯科医をしているJCの後輩のA君に電話。行きつけの店を紹介してもらいました。
店に入ったら、「何しに来たの?」みたいな顔で「いらっしゃいませ」と言われたので、「カットお願いします」と言い即座に椅子に座らされました。
理容師さんは同世代くらいの男性だったので、あれこれ雑談をしながら切ってもらいました。そして、しばらくしたら、きょう午後は休診というA君が来て、その雑談に加わって楽しくこの辺の状況を知ることができました。 A君、ありがとう、ね。
つくづく思ったのだけど、旅先で床屋に行くということは、ただ髪を切ってもらうだけじゃなくて、観光ガイドを無料で付けてもらうようなものですね。
もちろん、なかなか思うような髪型に成らない覚悟が必要ですけど(笑)。それもオツなものと思えば楽しい世界です。
(写真:先週泊まった花巻温泉のバラ園)
とり南蛮丼、岩手県内のローソンで販売中
2008年にカシオペア青年会議所が主催した「カシオペア新名物料理コンテスト」で優勝したのがこの「とり南蛮丼」。確か金融機関にお勤めの料理好きの男性の作品でした。
カシオペアJCの後輩たちが優れた企画で、こうして地元のチキン産業を盛り立ててくれるとは、ほんとうに有難い! 感謝申し上げます。
これが6月19日から岩手県内のローソンで販売中。価格は498円で、一部を寄付するのだとか。1ヶ月ほど置くのだそうですから、ちょうど梅雨の時期の食欲減退に良さそう。ちょっとだけ辛いです。
数量限定なのでお昼時間早めに行かれたらいいと思います。ごひいきに!
裸の王様になってないか?
世代別で9〜10人ずつ社員を集めてやっている「社長を囲む食事会」は既に7回終了。あと9回の予定です。しかもこれからほぼ毎週末ですので、これまで以上に体調を整えて臨まなくては‥。
さて、あちこちでユニークな質問を頂いて楽しく過ごさせていただいております。「今度買う車は何ですか?」「社長の家での教育方針は?」から「選挙には出ないのですか?」まで、とにかく社長として格好の付く答え方を訓練させていただいているとも言えますね。
中には「社長に楯突く人はいるのですか?」という暗に批判めいたような質問もありました。中途採用でまだ社歴の浅い社員からでした。前の会社と相当文化が違うんでしょうね。
もちろん会長にはあれこれ言われますし、役員会での私は、人事異動案をはじめどちらかと言うと刺激的な提案をしてますので、「社長、それは無理です!」なんてよく言われてます。なんせ私はそれぞれの現場を細かく理解しているわけではないので、言いっ放しができる。
よって役員会は結構なせめぎあいがあると言えるのでは。そんなことを周囲に感じさせずに、役員が社長のもと一丸となっていると社員が感じているとすれば、それはそれで私は感謝しなければなりません。
今日は株主総会と取締役会の日。改めて役員の皆さんに社長への監視機能をお願いして終わりとしました。年がいくとセッカチでワンマンが過ぎるようになりがちなので、自分でも気をつけたいと思います。
(写真:八幡平市の花の森レストランにて)
見て面白いフットサル
菜彩鶏のロゴを胸にフットサル東北1部リーグに参戦中の「H.F.A.イタチカ」の試合が、本日16:00よりホームグラウンドの八戸市体育館でありました。入場料無料ですが、今日は500人もの観客が入ったとのアナウンス。(写真は試合開始前)
地元ですのでカチタイところ。気合はいつも以上に入っている様子。
相手は仙台市のDEAR BOYSという強豪。チーム名に似合わず監督が試合中ずっと厳しい声を挙げてました。
イタチカは守備の時間が長くなり、カウンターで応戦します。しかし一瞬のすきにシュートを決められ、前半を終了して1対0。
後半開始してからチャンスが何度もやってきて、シュートの連続。そのうちに点が入るだろうというムードが盛り上がってきたところでしたが、フリーで2点シュートを決められ万事休す。3対0で零封されてしまいました。
でも観客としては、選手たちのハイレベルなプレーぶりに満足して帰ったに違いありません。
一瞬のミスから攻守が入れ替わり、直ぐにゴールを狙うそのスピード。コートが狭く、プレーヤーは少なく、サッカーの試合から中盤をバッサリ抜いてやっているようなものですから、面白いのは当たり前といえば当たり前。
相手チームはベテランが多いように見えたのに対し、イタチカは若そう。もっと伸びる余地があると思うので今後に期待ですね。
消火訓練
今日3時頃、本社の避難訓練がありました。「火事だー」という女性社員の声の後、全員最寄りの出口から上履きのまま外へ。2分ほどで避難できていないひとがいないか人数の確認が完了。
そして消化器を使った実地訓練。49年生きてきましたけど、消化器を使うのは初めて。
ひえー、ピンクの煙が出て迫力満点。
周囲を社員が囲んでたのですが、風上に皆さん移動。
農場での期限切れ消化器はたくさん用意してあって、それを使った訓練を交代交代でやりました。
そして放水も。消防団に属している社員も何人かいるので、そのデモンストレーションみたいな時間。
ちなみにこの動噴とホース3本で100万円だそうです。
ホースに水が流れていきます。
私も触ってみましたけど、結構な圧力です。
ついでに洗車して大受け?
土曜の午後のリフレッシュタイムになりましたね。
増産傾向に歯止めは掛かるか
昨日は業界の主要産地協議会が花巻温泉でありました。これは鹿児島、宮崎、岩手に生産拠点のある会社が集まり、年に2〜3度情報交換をするというもので、3年のうちに1回は岩手で開催するものです。合算した数字は業界の70%に相当するほどの大手の集まりです。
前年対比の生産見込み羽数を確認しあうのが主なのですが、昨年度の上半期は鳥インフルエンザや東日本大震災の影響で落ち込んだので、今年の上半期は前年対比で100%を大幅に超える数字になるのは自然なのですが、下期はご覧のとおり100%を割っています。
前年の育成が良好だったからということもあり、この数字をどう捉えるかは難しいところです。平均体重次第で実質供給増に成ることもありえますしね。
それから各社の厳しい台所事情ゆえ、批判の矛先が相場のあり方に向かうのはこれまでと同様でした。憲法改正か鶏肉相場のあり方刷新か、というくらい昔から議論されているんだけど、変わることなく今に至っています。これが出来たら消費税増税を果たしそうな野田首相以上のヒーローですね。
中華料理の店、龍潭酒家(ろんたんしゅか)
昨年出来た二戸市内の中華の店。私の周りでは誰も「龍潭酒家(ろんたんしゅか)」という正式名称を言う人はいません(笑)。「あの中華の新しい店」で通ります。
で、前に一度だけ昼食のために寄ったことがあったのですが、料理は美味しいけど居心地がいまいちな気がしたので遠ざかっておりましたが、先日社員との夕食会で使ったら結構良かったので、早速翌週リピート。お客様の接待に遣わせて頂きました。
以前来た時に違和感があったのはたぶん、衝立がなかったからだと思います。今は個室とかがもてはやされてますし、それに慣れてしまっているからでしょう。
奥まったテーブルに8人。高い衝立があってこの狭い個室感覚がちょうどいい。
ブラインドが降りてましたけど、ちょうど夕暮れ時でしたので上げてみたら道路の反対側のクリーニング屋さんが見えて、クリーニングの話題で盛り上がりました(笑)。
料理はあれこれ出して頂きました。創作中華料理とでも言うのでしょうか。敷いているオレンジの話題でまたひと盛り上がり。料理が凝っていると場が盛り上がりますね。
これはヒラメだったかな?
野菜炒めが華やかでした。
豆腐ですね。
アワビですね。
チャーハンのあとに来たのは、あれ?トムヤムクン!?と一瞬盛り上がりましたが、さすがにそうじゃなかった。
もう皆さんお腹いっぱいのところに、トドメのあんかけ焼きそば。
もうパンパンなところに最後のコレはちゃんと入るんですよね。
ふー、お腹いっぱい。料理はお客様にも喜んでもらえましたし、この席は6〜10人だと絶好ですね。
この店は、もともと近くのホテルに勤めていた方が独立した店と聞いておりましたが、店に出ている奥様のお母様は当社二戸工場にお勤めとか。狭いですね〜。
いっそのこと、むね肉は産地で全部加工したらどうか?
6月13日(水)に放送されたNHKためしてガッテンの「あのむね肉が絶品に変わるウルトラ技発見」の録画したのを遅まきながら見ました。
上記の写真は、最後に業者さん向けのメッセージとして、「こうして工夫すれば不人気なむね肉が高くなるかも。今のように100g29円とかであってほしい。値上げしないで!」というシーンです。うーむ、それだけこの番組の影響があればいいのですが!
この番組では、むね肉のパサパサ感防止の解決法として「加熱前に肉全体をフォークで刺し、塩と砂糖を溶かした水を肉と一緒に袋に入れてもみ込むのです。すると、水は肉に吸い込まれ、塩と砂糖が水分を出しにくくさせるため、加熱して食べれば、しっとりとした肉を味わえるんです!」とありました。
そういえば、調味液をマリネイド(漬け込み)して吸収させたむね肉はどちらかの会社さんで熱心にやってましたよね。その後聞かなくなりましたけど、どうなったんでしょう?
それと先ごろ訪問したアメリカでは以前、むね肉を熟成後マリネイドして出荷してましたけど、最近ではヘルシー志向になって止める傾向だと聞きました。そのせいか近頃彼の国ではもも肉の復活が言われています。
国産の価値を侵すおそれがあるので諸刃の剣ですが、いっそのこと日本国内のむね肉は全て我々産地でマリネイドして出荷するなんてことをしたら売れるかも知れませんね。ただ、もも肉が割りを食って売れなくなる恐れがありますのでそれも怖いですが。
日本人と鶏肉
財団法人日本食肉消費総合センターが発行した「鶏肉の実力」という冊子を興味深く拝見しました。 特に、京都美術工芸大学学長の宮崎昭氏による「日本人と鶏肉」という最初の章。マーカーで線を引いた所を幾つか紹介しますね。
鎌倉時代になりますと、武士の副業に養鶏が勧められたようですし‥
江戸時代になると、滋養のあるものを食べないことには体がよくならないという考えが広まって‥
三代将軍家光の時代、水戸黄門光圀は、小規模でもいいから鶏を飼いましょうと言って、茨城で養鶏を勧めました。さらに八代将軍吉宗は、養鶏業の育成に乗り出しています。
日本で捕虜生活を送っていたロシアの軍人ゴロウニンは、「日本人は卵には目がなく、硬くゆでて、ちょうどヨーロッパの人たちが果物を食べるようにたくさん食べている」と『日本幽囚記』に、書いたりしています。
軍鶏鍋は昭和30年代くらいまで、関東では非常に上等な食べ物と言われてきましたし‥
廃藩置県で禄を失った武士たちが、何か仕事をしなければいけないというので、明治に入りますと愛知県では養鶏を奨励する講習会が行われています。
鶏料理というのは高級で値段も高いものですから、旦那さんは鶏料理を食べて、番頭さんは牛肉料理を食べるというのが通り相場のようでした。
鶏は近代になってひな鶏や若鶏が登場しますが、食用としては日本ではほとんどの時代、廃鳥を食べていたわけです。
なるほど、今に至る背景がちゃんと歴史にあるのですね。
昔は高級食材、今はごく大衆の食材。素晴らしい発展を遂げたと言えるのでは?
もしこの冊子がご希望なら、こちらからアンケートに回答すると着払いで送ってもらえるそうですので、参考まで。
バスケットボールとバレーボール
この土日は、二戸地区中学校総合体育大会がありまして、昨日は長男のサッカー部の応援に行ったわけですが、今日はバスケットボールとバレーボールの応援に行って来ました。
まずはバスケットですが、会場は二戸市スポーツセンター。電光掲示板とか設備がしっかりしてますね。
決勝リーグ、第2試合。我が福岡中学校は九戸中学校相手に万全の試合。ダブルスコア以上の差をつけ勝利。しかし、監督は終盤ものすごい剣幕で選手たちを叱ってました。目指すところは相当高いのでしょう。
余裕の試合展開なので、気になるのはトナリのコートでやっていた一戸中と奥中山中の試合。抜きつ抜かれつの好試合。終盤で一戸中に焦りが出たのか噛み合わなくなってきて、終わってみれば2ケタの点差をつけ奥中山の勝ち。
そして場所を変えて一戸中学校へ。ここでは男子バレーボールの決勝。
と言っても、男子は福岡中学校と九戸中学校しか無いので、サッカーと同じく2チームでの争い。ちなみに女子は地区内10チームだそうです。
懐かしい〜。というのは私も福岡中学校バレーボール部だったので。同じようにハチマキしてやったなー。
ちなみにその当時はバレーボール部は「外」ですよ。大会も土の上でやりました。今考えると埃まみれですごい世界でした。
いやー、今の福中バレー部、レベル高い。我々の当時は地区予選で、平糠中に負けたのでした。その相手に当社の田之岡工場長がいてやたらアタック決められた記憶が‥。
しかも福中のチーム、まとまりがよさそう。ゲームが動いている以外の時間がなかなかいい雰囲気でした。こちらの監督さんは朗らかそうでニコニコして見てました。
試合は第1セット、我が福岡中が押して割と簡単にセット奪取。第2セットは九戸中がよく拾って相手のミスを誘い22対22まで伯仲しましたが、最後は力尽きてしまいました。
しかし、規模が小さい九戸中がここまでやれるとは結構驚きでした。聞くところでは、九戸でも小学校からバレーボールをやらせるようになったからとか。
34年前の昔を思い出しながら応援しましたが、当時は決してこんなに上手くなかったような気がします。ボールを使って練習するより、坂道でウサギ跳びとかのフットワークばっかりやっていた記憶が。今じゃ考えられませんね。それと私にはバレーボールのセンスがなかった。
だから息子たちをサッカーに導いたようなものですが、バレーボールもバスケットボールも面白さは負けてないですね。
サッカーに慣れた目からバスケットやバレーを見ると、やたらポンポン点数が入る。そして個々の活躍の総和が点差になってちゃんと表れるところがいい。精神的に成長できそうなスポーツはこちらの方かも。
特にバレーボールはミスがダイレクトに点に結びつくので、精神的に辛いかもしれませんが、勝てばその喜びも大きいんでしょうね。
8年越しの愛!
いわば第2新卒として入社して4年、久慈工場の管理職として勤務しているS君の結婚披露宴に出席してきました。
2人は高校の同級生。卒業後に親しくなり、8年の愛を成就して28歳でゴールイン。
その8年間にちょっと距離を置いた時間があって、お互いのことを見つめなおした時期もあったけど、やっぱり人生の伴侶はこの人しか居ないと確信を得て再度お付き合い。急がずお互い28歳という今の時期を選んで結婚。
2人ともスポーツが好きらしく、背がスラっと高い。絵になるなあ。ある意味、理想的な人生の展開。羨ましいくらい!
2人は友人にも恵まれているようで、双方の制作したビデオが秀逸で、笑いを誘ってました。また、新郎の作った2人を紹介するビデオメッセージもありました。イマドキの結婚式はこんななのかな。
S君は社内でよく司会を任されることがあるのですが、ちゃんと外さずに言うべきことを言いながら笑いを取るのが上手い。今日最後のスピーチも長かったけどよかったよー。
S君と話していて思い出したけど、新入社員歓迎会の時に私が「彼女いる?」と聞いたら、真摯にキッパリと「います!」と言われたのでした。
何気なく人生の王道を行く彼は間違いなくよき家庭を築いてくれることでしょう。全く心配してません(笑)。
節電した分は発電したものとみなす
6月11日(月)に放送されましたNHKクローズアップ現代は「日本を変える”節電革命”」ということで、この夏も逼迫する電力需給を背景に、各地で対策が練られている現状が分かり、なるほどなーと思いました。
中でも「節電した分は発電したものとみなす」という考え方は、逆転の発想といいますか、なかなか素晴らしい。
それとある意味あたり前のことですが、ピーク時の電力を高い値段にするとか、節電が必要な時間帯に節電してくれたら報奨金を払うとか、経済原理を大胆に持込むことで、新規の設備投資を抑えたり、稼働する発電所を少なくすることが出来るのは誰しもがいいことだと感じているのではないでしょうか。
情報化の時代、手元の端末に全体の需給のグラフが出て、家庭も企業も出来る人から調整していくことを後押しする。
このことって案外、大きな日本人の考え方の転換に結びつくのではないかと思います。一言で言うと、需要者原理主義、供給者原理主義みたいな議論から、そのバランスをITで取れる時代へ。
「お客様は神様です」的な考え方に偏っていたように思えるこれまでの日本。とにかくお客様の飽くなき要望に応えるべく競うことで社会が成長し成り立っていたわけです。
高齢化社会になり、生活している人のうちの働いている人の比率がどんどん減っていく時代ですから、主導権はどちらかというと消費者側に残るでしょうが、立ち止まって供給サイドの実態まで見て、過剰なものに対して仕組みを作ってを社会全体で抑えようということになれば、本質的にエコロジーだったり断舎離だったりの方向に行けるような気がして歓迎したいと思います。
料理男子 からあげ特集号 明日発売
明日発売予定のDancyu別冊「料理男子」第5号、「からあげハッピーデイズ!」と題した、1冊まるごと唐揚げの特集号の見本誌が、手元に届きました。実は久しぶりに広告を入れたもので。
定価690円で、たっぷり唐揚げについて特集になっております。内容については私もこれからじっくり読みますが、かなり濃そう。保存版として出来がよさそうです。たぶん、女性でも買えると思うので‥(笑)。
広告についてはこんな感じです。幻冬舎の見城徹社長を見習って、今回は広告のディレクションは私がやりました。いかがでしょうか?
実際、菜彩鶏は唐揚げ(と水炊き)に非常に適した鶏肉なので、まだの方は是非お試しくださいませ。
2年目社員フォロー研修
昨年の新入社員6人が市内のあるところで研修中というので顔を出してきました。
テキストに目を通しますと「仕事道」という言葉が目を引きます。お、なかなかいい言葉かも。私も仕事道に入って26年。偉そうに指示しているけど有段者くらいになっているかな?
テキストを見たりしてたら、やっぱりPlan → Do → Check → Action のサイクルが出てきます。基本中の基本ですね。だからと言ってベテラン組がコレがきちんと出来ているかというとそうでもない。基本のコレを愚直に繰り返してたら、時間が経てばしっかり差がつくんでしょうね。柔道や剣道と一緒かな。
その中でも一番大切なのは、Planの時点での情報収集力。一言で言うと「聞くこと」ですね。今時の世代はどうしても受け身に慣れてしまっているのでそこのところがちょっと心配。「聞く」のは意欲の表れと肯定的に捉えるのがニッポンの仕事道の常識ですから遠慮無く、ね。
絶品! 菜彩鶏のコンフィ
昨晩は、社員と一緒に二戸市内のレストラン「ボヌール」で食事会。これで6回目なのですが、今回は30代の社員ばかり9名で先週と違って独身比率も結構高目。
まずはオニオンのサラダ。何気なくコレが美味しいんですよね。
そしてこれはテリーヌのような造りの野菜。社員一同、この美味しさにびっくり。
それ以上に好評だったのが、「菜彩鶏のコンフィ」。でも、我々10人中7人が本社から直ぐ近くのこの店のこの絶品料理を食べたことがなかったといいますから、私にすればこれはかなり問題ですね。
もも肉1本料理なのですが、今回は当社の農場の生育が良い頃のやつのようで、大きめ。しかしこんなに大きくてもあっさり全部食べられます。もちろん菜彩鶏ですので柔らかく食べやすい。
店主の古舘夫妻によると、このメニューの大ファンが何人かいらっしゃって、中にはコレしか頼まないお客さんもいらっしゃるそうです。ありがたいですね。
大粒の米を使ったシーフードリゾット。美味い〜。酔っ払ってかこれ以降の写真を撮るのを忘れてしまいました。スパゲッティとデザートがあったのに。
最後に記念写真。
集合写真の中央に写っていたのは、「菜彩鶏のコンフィ」。 なんとシェフの奥様が可愛いモックアップを作ったんですね。いや、このこぢんまりしたお店、飾ってあるものがちゃんと意味があって、楽しさにあふれているんですよね。
特に女性に人気の店でしょうけど、たまには男たちも家族で、あるいは彼女とたまにはおしゃれな時間を過ごしてもらいたいものです。
尾道市、オオニシさんの「ブロイラー」試食
ある意味一番進んでいるのはロシアか?
名古屋で開催されている国際養鶏養豚総合展は、農場の設備関係の展示がされているわけですが、どちらかと言うと食鳥より採卵業界向け、養豚業界向けの展示が多く、ちょっと寂しいのですが、よく見ればもちろんちゃんとあります。
目に入ってきたのは、多段式のケージ飼いのシステム。別の会社さんからもケージ飼いじゃないけど多段式のがあるとは聞いてましたけど、これからアニマルウェルフェア(動物福祉)の時代にケージ飼いのシステムを日本に売り込もうというのはどうかな、とちょっと驚きました。もしかして、日本はアニマルウェルフェアの最後の砦?
いずれにしても「ケージ飼いは採卵養鶏だけ」と言い切れる状態のほうが、国内チキン業界にとっては良いように思います。
話を聞いてみると、どちらも共通しているのは、ロシアで結構投資されているということ。なるほど、アニマルウェルフェアなんてうるさくなさそうですし、今最も遅れて当業界の投資が進んでいるのはロシアなのでしょう。
ロシアには足を踏み入れたことがない私ですが、そのお誘いに乗ってロシアを訪問してみることも面白いかと思い始めています。なんてことをここに書いたら動機が不純なことがバレるか(笑)。
今日の講演の反省
「ポートメッセなごや」で今日から3日間開催されている国際養鶏養豚総合展。その特別講演プログラムのひとつとして私の講演が1時間組まれていまして、やってきました。
4月から話す内容を考え始めたのはいいのですが、その後、全然内容のバージョンアップのイメージが沸かず、冴えない講演になりましたこと、ご来場頂きましたたくさんの方々にお詫び申し上げます。
技術的なことはもとより分かりませんし、経営的なことを開陳するには業界の先輩諸氏もいらっしゃると思うと遠慮しよう。まあ、採卵業界、養豚業界の方々が多く来場される会場ですし、マクロで見てチキンインテの経営者はどういうことに関心を持って過ごしているのだろう、という辺りを総括してみようという意図だったのですが、それにしてもメリハリがなかったですね。すみません。
同じような機会があったらリベンジしたいところですが、まあ、こんなザマではもう声をかけてもらえないでしょう。それはそれでホッとしたりしますが(笑)。
「農場長に国家資格」論の反響
先日ブログで書いたように、チャンキー協会の総会で「農場長に国家資格」論を開陳したのですが、その後の懇親会で賛同してくれるくれる人が何人かいて、嬉しかったですね。
更に「会社の指導員にも資格」をという意見もありました。もちろんそういう事にもなるんでしょうね。農場長の上に立つ人ですから、上級試験みたいなのもあるといいかも知れませんね。「シルバーカードとゴールドカードで分けたら?」と談笑してましたが、案外いいかも知れませんね。
ちなみに小山昇さんは「色は、それだけで言葉」と言ってます。堅い漢字の羅列の資格よりも色がわかりいいですよね。脱線しますが、私は「賞味期限=黄色」「消費期限=赤」にすべきだと思います。現実には賞味期限と消費期限は意味を区分けされずに認識されていますから。
TPP時代の輸出のためにも、という建設的な意見もいただきました。日本の厳格な国家試験をパスした人だけで育てられた鶏肉ということで、海外に向けてブランド的な機能が働くことを期待できるわけです。
そういう意味ではまだまだ国内の業者は国産の地位向上のためにやるべきことがたくさんあると思います。今年はまたヨーロッパに行く機会がありそうですので、しっかりその辺の先進地で学んできたいと思います。
(写真:5月21日の生産農場長大会)
東北フットサル1部リーグのイタチカ、只今1勝2敗
菜彩鶏のマークを胸に戦う「H.F.A.イタチカ」。昨季は東北2部リーグ(北東北=青森、岩手、秋田)で好成績を上げ、1部リーグに昇格。
5月開幕して、2試合目で1勝。しかも昨年優勝のチームだそうで、だとしたら大金星ですね。というわけで3試合目の昨日は楽しみに行って参りました。
先取点は相手チーム「かちかち山」(郡山)。それを追う展開でしたが、守りの場面が多い。しかしみな落ち着いている。これも戦略だなと感じさせてくれます。 チームとしての進化が明らか。
そしたら前半終了前に同点! 1対1で後半戦へ。
残念ながらちょっとしたところでゴールを許し、更にペナルティ数でフリーキックを決められ、3対1に。勝負あったか‥。
しかし、イタチカ、頼もしい。残り2分を切ったところで1点差! しかし最後は時間切れ。3対2でした。惜しい〜。
かちかち山はこれで3戦全勝。得失点差でリーグトップだそうで、イタチカはそのチームに肉薄してましたから、今後にかなり期待がもてます。
悔しさで笑顔がなかったけど、次回は八戸での開催。本拠地に戻って勝敗5分に戻したい所。
6月24日(日)16:00〜 イタチカvsCUORE仙台 八戸市総合体育館 入場無料です。
尾道で人気の「ブロイラー」
もう既にご覧になった方も多いと思いますが、5月17日の人気テレビ番組「秘密のケンミンショー」で、尾道市の味付け手羽先、通称「ブロイラー」が駄菓子屋で子供たちに人気だと取り上げられておりました。
イメージ悪いから「ブロイラー」じゃなく「チキン」を使いましょう、と言っている私には非常に新鮮な響きです。尾道市民にはこの商品一つで「ブロイラー」という言葉が定着しているんですね。 すごい。
笑いを誘ったのは、駄菓子屋で1本80円は高くないか?との質問に答えた小学生の返答。
「80円だけど、1時間くらいしゃぶれるから、ガムくらい美味しい」ですって。
いやー、嬉しいですね。そこまで人気の「ブロイラー」。是非食べてみたいですね。