このブログで報告してなかったのですが、岩手農協チキンフーズ株式会社県北工場は、この4月1日をもって株式会社ニチレイフレッシュさんの子会社であります株式会社フレッシュチキン軽米に引き継ぐことになりました。
3月30日は最後の工場稼働日となり、15時に業務終了。15時半より引き継ぎ式を開催しました。
まずは当社から私と会長の挨拶、そして歴代工場長7人(当社を既に卒業している2人を含め)にもそれぞれスピーチしてもらいました。改めて思い出深いドラマが当社グループであった23年間の間にあったことを実感しました。
その後、ニチレイフレッシュの早間元晴社長、そしてフレッシュチキン軽米の徳本博社長の挨拶と続き、両トップの固い握手。
早間社長は、当社の「地域と我々の潜在能力を引き出し 真に価値ある食品づくりを通じて 豊かな食生活に貢献する」 という企業理念を、なんと暗唱でスピーチに組み入れてお褒めの言葉をいただきました。
また、「技術的なこと云々よりも、働いている方々の気持ちが大切」とも言っていただき、とてもスムーズに移行できそうだとますます確信しました。
最後には社員代表でO主任を中心に「ガンバルゾー」「オー」のシュプレヒコール。
最後には握手で社員を送りました。もっと湿っぽくなるかと思ったのは私くらいだったようで、みなさんスッキリ笑顔で「ありがとう」の言葉が飛び交ってました。 もちろん複雑な思いはあったのでしょうが。
社員への記念品は、例によって会社のマークと県北工場の30年の年表が入ったマグカップ。私から皆さんにお渡ししました。
手元から社員が離れていく寂しさはありましたが、引き続きこの地域に存在し続けるわけで、当社の生鳥は供給し続けますし、まあ親戚関係になったと思ったらいいくらいでしょうか。
ニチレイフレッシュさんは2007年より洋野町に株式会社ニチレイフレッシュファームとして「純和鶏」という国産の鶏種の銘柄鶏農場を経営しています。今回を機に更に岩手県北に根ざして事業展開していただいて地域経済に貢献していただけることを陰ながら願っております。
(写真撮影:総務人事課Sさん)