きまじめチキン日記

岩手県二戸市 昭和38年生 チキン産業 経営者 十文字保雄

2010年12月

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 録画していた、NHK日本の、これから若者の就職難」を見ました。さすが名だたる方々が揃っておりましたので勉強になりましたね。どうしても会社側の立場になってしまうのか、学生さんの意見には少々イライラさせられましたけど(笑)。

 勝間和代さんの主張「新卒一括採用をやめる」という提案には「学生の高望みを諌めるために長い期間が必要」や「同期がいることで切磋琢磨になるし、教育も効率的にできる」という意見がありました。うーん、その通り!

 また勝間さんは「雇用の流動化〜解雇規制の緩和」を言っておりましたが、これについては大賛成ですね。終身雇用は日本の長所と言っても良いと思いますが、入り口を狭め企業の競争力を損ね、学生の就職難を招いている面は否めないと思います。「安定よりチャンス」にしないと。

 次の、海老原嗣生さんの主張「中小企業に眼を向ける」については、ある学生さんが「でも大企業に行きたい」と本音を漏らしておりました。就職で苦労しなかった親の影響を受けたゆとり世代の学生さんたちは、そう思うのでしょうね。いずれこの辺りのミスマッチが社会的に損をしているように思えてならないですね。

 最後の宮本みち子さんの主張「若者に職業訓練を」には少々疑問を感じました。「そういうものは会社に入ってから教えるからいいよ」というのが本音ですね、少なくとも当社は。いや、外資以外の終身雇用的な会社はみなそうではないでしょうか?

 最近Podcastで聴いている石原明さん流に言うと、いま会社は「組織化」が大切で、社員がみな物事を「肯定的」にとらえる考え方になっていることが競争力の源泉だそうですから、そういう人を取りたがる。

 ですから、今のような時代は、普通に職業訓練をして普通に世の中に役に立つような程度の人では、いまの日本がさらされている国際競争には勝てないし、国内競争も熾烈だから無理。

 まあ持ち前の能力が大前提ですが、気持ちを入れた仕事が期待できるか、あるいはいま口が先に立ってヤンチャでも将来リーダーとして期待できるのか。そのへんを企業は見極めているというのが現実だと思います。

 スタジオには高校生の方が2人参加していて、最後に意見を求められて、「正直言って分からなかった」「勉強になった」と素直なコメントをしておりましたが、やっぱりそういう人のほうを取りたいと思った企業人は多かったのではないでしょうか。

(写真:昨年末の奥中山高原スキー場で)

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 今日は本社が休みですが、工場は最後の稼働日ということで3工場を巡回しました。昨晩は盛岡のホテルに泊まったので、県央工場(八幡平市)→県北工場(軽米町)→二戸工場の順です。

 一面雪景色の中、晴れた空のもと、除雪された高速道路を走るのは気持ちいいものです。しかし一般道の日陰はかなり危険な状態で、気を遣いながら走りました。

 12月30日は恒例により稼働は1時頃の終了になっていまして、急いで3工場を回ったのですが、最後に二戸工場のF工場長から「仕事終わったら解体室でスピーチしませんか?」と不意を突かれ下記のスピーチをしました。

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 「皆さんお疲れ様です。私は二戸市議会選挙に立候補した十文字保雄です。◯◯先生に負けないよう頑張りますのでよろしくお願いします!

 ‥なんて冗談ですが、それにしても今年は猛暑で稼働日が減ったり、鶏の体重が3.5キロになったり、ご迷惑をおかけしました。

 しかし皆さんが頑張ったせいか、ボーナスはなんとか満足いただける位になったかと思います。社長としてもホッとしております。

 さて、少ないですが年末年始の休みは、若い人は楽しんでいただき、そうでない人はゆっくり休んでください。また、ストレスが溜まった方は、嫁いびりをして、1月4日には元気な顔で出勤をお願いします。

 みなさん1年間本当にごくろうさまでした。良い年を!」

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 ボーナスの報告などは社長がやらないほうが良いと周囲に諭されて以来、新年会以外、直接現場の皆さんにスピーチすることはずっと無かったのですが、久しぶりに話して緊張した!

(写真:上の2枚は二戸工場、下は県央工場で)

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 12月24日のNHKクローズアップ現代「”内定が取れない”〜新・就職氷河期〜」では学生の苦悩が描かれており、ほんとに大変だなと思いました。

 ただ、番組中に指摘があったように、中小企業に限って言えば、需要のほうがずっと多くなっているわけで、会社側が「少数・厳選採用」だとすれば、学生の側も「自信過剰」で「自分を高く売りすぎ」という問題を抱えていると言えなくもないようです。

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 学生にすれば最初に就職する会社というのは、世間体を考えればある意味、学歴以上に人生の大切なポイントでしょうから、そう簡単に譲れないとんでしょうね。

 それと、ゆとり世代の子供たちが、就職氷河期とは逆に就職時に接待攻勢を受けた世代の親の緩いアドバイスで立ち往生しているのではないかという気がしないでもないです。

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 就職浪人も新卒と同じ扱いにして欲しいと経済団体に申し入れがあったそうです。

 結婚も家を建てることも、まず一度やってみないとわからないと言いますけど、就職もその類かもしれませんね。1年目の就職活動がうまくいかなくて当たり前とも言えるかもしれません。

 しかし、とにかくどんな会社でもいいから就職してみるのが一番のような気がします。結婚や家を建てるよりも簡単にやり直しは利きますからね。

(写真:本社の大掃除の様子)

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 いわて武蔵野会でのからの学びから、本社ではゴミ箱の撤去を実行に移しすっかり定着しております。最初は少々のクレームは出たようですが。

 その結果、第1事務室の47人に対してゴミ箱1個、第2事務室の19人に対してゴミ箱1個になっておりましたが、私は2階で一人なのでそのままにしておりました。

 しかし、思い切って数日前からゴミ箱を隠しておきましたが、特に問題なし。ゴミは受け取った封筒などにまとめて入れて、1階に降りるときに持っていけばOKということで、今日はゴミ箱を返上しました。

 おかげで見た目にすっきり。ゴミを出さないようにとの気持ちも高まりますし、封筒だとかペーパー1枚1枚の大切さも実感できます。

 ただ、スペースが広い私の机ですから、ゴミの束を置いておいても問題ないのですが、そうでない人だったらちょっと工夫が必要かもしれませんね。

 さて、そういう私も自宅ではまだゴミ箱が残っています。さてどうするか‥。

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 暦上の今年最後の朝礼になりました。12月と1月、3月と4月という節目に、社長として何を話すか思い悩みます。以前は会社の決算期も12月だったので、悩むことはなかったわけですが。

 さて、この2つの節目。考えてみたら、3月4月は会社としても節目、12月1月は個人の節目として捉えたらいいんじゃないかな、と思いつきました。

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 実際、私は12月の今頃は30分くらいかけて、毎年、個人の10大ニュースを思い起こし、ランキングして電子データとしてヤフーノートパッドに取ってあります。1991年からですから既に20年になりますが、これを見るのは私だけです。

 たまに「1995年ってどういう年だっけ?」とか疑問が湧いたときに、探してみることにしております。

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 子供の頃、家族で今年の10大ニュースを作った記憶がある人もいるかも知れませんが、そういうノリで作ってはいかがでしょうか?もう遅いという人もいるかも知れませんが(笑)、特に若い人にはオススメです。

 ちなみに、私の今年のナンバーワンは会社の50周年感謝祭でしたけど。

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 それにしても、今年も良い年末を迎えることができました。皆さんが熱を入れて良い仕事をしてくれたおかげです。感謝申し上げます。(以上、今日の朝礼スピーチの内容+アルファでした)

(写真:上3枚がバンコクの屋台にて。見ての通りモミジが具になっているヌードルですね。一番下がバンコク市内でしか食べられないトムヤムクンちゃんぽん)

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 最近どこからか聞こえてくる言葉「仕事と思うな、人生と思え」ってなかなかいい言葉だなと思っておりました。

 調べたら、原田隆史さんがオリジナルのようです。ここにその意味するところをご自身で書いておられます。

 子供にはガミガミ言うのじゃなくて、「こんなに散らかして、君の人生はそんなでいいの?」なんて言うのが効果的かもしれませんね。

 原田隆史さんの本は「大人が変わる生活指導」をはじめ何冊か読んだはずですが、ほんとに本質を突いた言葉が出てきますよね。隠れファンです。おかげで非体育会系だったことを悔やんでおります。

 来年4回目の年男&社長業11年目を迎え、ちょっと焦って今の時期でしかやれないことはないか探しているこの頃。

 そういう自分を発見すると、この言葉にはもう少し早く出会えれば良かったかもしれません。それだけ甘ちゃんだったな‥。

(写真:社長室と会長室の間の部屋の窓から駐車場を撮影)

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 恐れずに自分の意見を述べよ。
その代り、他人の意見もよく聞け。

 昌頭に言うこと、繰り返し言うこと、そこにその人の主張がある。

 悲しんでいるのか、ごまかそうとしているのか、相手の目をしっかり見なさい。

 以前、何かの本に書いてあった、田中真紀子さんが父、故田中角栄から言われた言葉だそうで、なるほど〜、と感心して書き留めておきました。

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 その言葉を思い出したのが今年の民主党の党首選挙でしたね。テレビでお2人の目を比較していると「現首相を応援する人はどこを見て支持しているんだろう?」と懐疑的になったものでした。

 寡黙でも弁舌豊かでもどっちでもいいから、目だけで語ってくれる政治家出てきて欲しい!

(写真:どちらもバンコクで)

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 出張中に録画したNHK「クローズアップ現代」が溜まっていまして、関心のあるのを見ておりましたら、12月6日の「ワクチンが打てない 〜遅れる日本の予防接種〜」には本当にイライラさせられました。

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 そのページの文をそのままコピーしますね。

 海外では全ての子どもに無料でうつのが当たり前のワクチンが日本では使えない、数万円の費用が壁となり接種率が上がらない、など、日本の予防接種は他の先進国より20年遅れていると言われている。
 
 このためポリオにかかって手足がマヒしたり、肺炎球菌やヒブに髄膜を侵され命を失う子ども達が後を絶たない。

 かつてはワクチンを積極的に接種していた日本が、なぜ「遅れた国」と言われるまでになったのか?

 背景には、副作用問題にゆれてきた過去やワクチンの効果を検証する体制の不備があるとみられている。

 社会の将来を担う子ども達を大切に育てるには、今、何が求められているのか?

 事実上の義務化を進める欧米の事情も取材し、ワクチン問題解決の方策をさぐる。

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 過去に起きた副作用による被害をあまりに重視したため、完璧なワクチンを求め「おっかなびっくり」状態になっていたり、国内メーカーを育成するため外国のものをすぐ許可しないとか、もうほんとに厚生労働省はどうしちゃったのかと言いたくなります。

 最も大事な「子どもの健康」のことがどちらかに行ってしまってますよね。というか日本という国自体が、どうかしていることの一端がこんなことに表れているような気がします。

 それから、外国で先行して許可されたワクチンなら、何百万人、何千万人の検証が既に済んでいるわけで、なぜそれを日本の中でそれに比べてごく少数の試験をしなければならないのかよく分かりませんね。

 私が実験台になっている「舌下減感作療法」もかれこれ何年やっているのでしょう? いい加減認可したらいいのにと思うんですけどね。

(写真:関係無いですけど、11月イスタンブールに向かうフェリーからの眺め)

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 2009年は「いわて県北食材紀行」、2010年は「いわて県北の食力」というタイトルで、やまけんこと山本謙治さんによるカレンダーを製作し、好評をいただきました。

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 そして今年は、大阪生まれで、脱サラして岩手県でも雪深い雫石町に移住してきた写真家、奥山淳志さんにお願いしました。

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 奥山さんには、当社の会社案内の表紙の写真などを撮っていただいておりますし、以前に地元の産業としての鶏以外のところを取材いただき「北東北鶏紀行」というホームページを残していただいております。

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 今回は許可をいただきましたので、その詳細も写真でお見せしましょう。

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 1月は「サイトギ」というイベントです。来年は2月8日に開催されます。

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 2月は「茅葺の民家」。雪に埋もれた佇まいです。

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 3月は「早春の北山崎」。三陸、リアス式海岸のもっとも美しいところの一つです。

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 4月は「浄法寺街道」。3年前に自転車で通ったかな?

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 5月は言わずと知れた「岩手山」。

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 6月は「七時雨山の馬放牧」。ちなみに七時雨山には昨年登りました。

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 7月は「漆掻き」。最近では全く地元以外から弟子入りした方がいて話題を集めております。

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 8月は「たばこ畑」。地元二戸市が日本一だと聴いておりましたが、最近では市町村合併などがあって日本一の座を奪われたとか。

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 9月は「男神岩」。展望台が出来る前は、何度も男神の突端まで行ったものです。高所恐怖症の私も。

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 10月は「荷軽部の短角牛放牧」。荷軽部地区には当社の種鶏場や生産農場もあります。

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 11月は「市日」。二戸では9がつく日に開かれます。高齢者の方々が街に出るきっかけになっているようです。

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 12月は「稲刈り後」。へえー、そういうことですか。奥山さんのほうが岩手の風習について良く知ってらっしゃいます。

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 今回の写真はソニーのNEX3と付属のズームレンズで撮ったのを一部トリミングしたのですけど、やっぱりレンズが‥。もっと絞って撮ればいいのか、苦手なズーム領域なのか。レンズの大切さが身に沁みます。

 現物はもっと綺麗にできております。ご希望の方は、当社玄関からお持ち帰りいただくか、社員に「欲しい」と伝えてください。

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 当社のもみじ(鶏の足)を輸出していただいているT社さんの案内で、国内では珍しいもみじを料理に使っている店に案内いただきました。

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 写真の通りもう原型をとどめていないといいますか、ほとんど違和感なく食べられます。爪は除去されてますし。ただ骨は残りますけどね。

 この料理目当てなのか、このお店「台湾海鮮」は女性客で賑わってましたよ。

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 さて、高病原性鳥インフルエンザ発生で困るのは、このもみじの輸出が滞ることです。

 島根の農場に続いて、富山の野鳥から検出されたとか。本格的な冬はこれからという今、心配です。

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 K専務と共に、年末の挨拶回りのため2日間で9社を訪問してきました。

 ここ数年で引越しされる会社さんが多くて、しかも品川付近に集まったため、とても効率よく回れます。

 今年はどうでしたか?来年はどうなりますかね?などの切り口で会話が始まったりするのですが、総じていえば産地にとって今年はまあまあ、来年は厳しくなりそうというところです。

 夏の猛暑で雛の供給が不足して、年末に向かって相場が押し上げられ、春まではその傾向が続くと予想されます。

 しかし、飼料価格は1月よりアップすることが発表され、4月も引き続き上がる見込みのようです。まあ、これは補填金が発動になるので目先は気にならないのでしょうが。

 一番懸念されるのが、3/4の国内シェアを握るチャンキー種がUS由来の鶏種からUK由来の鶏種に戻り、どうやら非常に性能が上がっているということ。

 養豚業界でサーコワクチンによるエポックメイキングな生産効率向上があったときに、相場が低迷したのと同じようなことが起こりそう。

 猛暑で結果的に喜び、生産効率向上で結果的に泣くという‥。まあ世の中、皆そんなものですよね。

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 昨日は久慈市山形町荷軽部地区の芦沢第一種鶏場の地鎮祭がありました。気温は氷点下4℃! 直立不動で超寒かった〜。

 終わった後の直会は、日本一の白樺林である平庭高原を葛巻側にちょっと降りたところにあるくずまきワインの工場の敷地内にある「森のこだま館」で開催しました。

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 こちらには地産地消レストランと‥

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 葛巻ワイン即売コーナーと‥

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 民芸品コーナーと‥

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 体験コーナーがあります。

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 地産地消レストランの料理は結構おしゃれな装いです。

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 今回のメインデッシュは、施工業者の(株)ヤマモトさんの丹波黒どりでした。さすがに身のしまったお肉でしたね。また、この味噌ベースのソースがいいんだなあ。

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 デザートは地元独特の料理「豆しとぎ」。かなり土着の菓子ですが、こんなふうにおしゃれに出されても悪くないですね。

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 昨日の「いわて武蔵野会」のベンチマーキング先は花巻の小彌太さんでした。当社でも菜彩鶏のノボリなどを作っていただいているスクリーン印刷の会社です。

 社長あいさつに前後して、会長(=お父様)のあいさつと工場長から取り組みのプレゼンがあったのですが、風通しが良いらしくて、社長へのクレームの言葉が上から下から遠慮なく出てくるんですね。なんとも明るい社風を実感。
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 今回の小彌太さんのベンチマーキングは2回目。前回私は欠席しましたが、たしかにすごく綺麗になってました。

 社長によりますと、「この業界汚いのが当たり前なので、日本一きれいなスクリーン印刷屋を目指す」そうです。

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 毎日、部分部分を徹底して綺麗にしていきます。

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 過去これだけ汚かったと分かるように、一部は全く手をつけずに残しておくのですね。

 これは武蔵野流で広く普及してますが、やっぱり抵抗があって当社ではこんなの残しません(笑)。

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 それから、社長は立って仕事をしている! うーん、これも武蔵野流で普及が始まっているようですが、出来ないな‥。
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 「社員の方は、環境整備をしてどう思われているのでしょうか?」との質問があって、急遽事務の女性が呼び出され、戸惑いながらも「きれいにすると気持ちいいです」と答えてました。

 いや、全く、そこですよね。きれいにすると気持ちよくなる。気持ちよくなるとストレートに仕事に力をアウトプットできる。

 原点を気づかせてくれた言葉でした。

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 10月10日の感謝祭の記録として、撮影班は6000枚もの写真を撮影し、動画の方は20年もの間当社の会社案内ビデオを作っていただいている一戸町のBePop(浪岡電器)さんに撮影していただきました。

 このたびその動画の編集が終了して、私のもとに届きました。というか3週間も前に届いていたのですが、海外出張などもあり見れてなかったのをやっと見ました。54分に編集してあります。

 見ているとついのめり込んで画面の前で拍手したく成りますし、スタッフの努力のおかげですごく充実した1日だったと改めて振り返ることができます。

 しかし、私の当日の移動と同じような経路をたどったので、なにゃーと会場のアーティストのパフォーマンスは来客のピークが過ぎた頃の場面になっているのと、フットサル教室が入ってないのがちょっと残念かな。

 社内の事業所で昼休みの休憩時に流して、当日都合があって来れなかった方に見てもらえればと思っていましたら、社員から「売って欲しい」という声が出て、お安く販売することになったようです。

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 当社は二戸工場だけ労働組合があるのですが、その組合が35周年ということで式典があるので10時にスタートしてセレモニーに時間がかかり、忘年会の部の乾杯が12時半頃となりました。

 宴会は組合のみなさんの正統派のプログラムが主流で、層が厚いといいますか、当日のプログラムが合計で19本。

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 そのうち、中国人研修生・実習生のプログラムが4〜5本だったかな。

 今日はちゃんと時間内に200人ほどの全員の席を回ろうとしたので、ステージに関心がちょっと不足したかな。

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 新入社員2人のステージにはびっくり。H君、こんな才能あったんだ! そしてA君のダンスが姿に似合わずなんとも妖艶で参った(笑)。

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 工場長以下、管理職、事務員中心のプログラムは清々しい華やかなステージでした。相変わらす演出家のS係長やるなあ。
 
 飲み物を注いで回っていると「ボーナスを◯◯万円ももらってありがとうございます。ボーナスでテレビ買いました。すごくきれいで家族で喜んでました。孫はキッズステーションを見てますよ。ずっと家族でおばあちゃんのボーナスに期待してたから、すごい家族の喜びようですよ!」

 ‥なんて嬉しいセリフが聞けて、嬉しくなって舞い上がって飲み過ぎたのでした。まー、社長って単純なものです。

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 バンコクに滞在中に偶然にもモーターショーがあるというので、立ち寄ってきました。

 もちろんポルシェやメルセデス、日本のメーカーなどのブースもありましたが、東京モーターショーと違って即売会の色彩が濃いらしく、中古車も並んでるんですよね。

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 いま地元で一番話題なのがトヨタのプリウスだそうで、価格は120万バーツ(360万円)ほどから。プリウスだけで4台並んでて、どれも人だかりでしたね。

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 しかし、同じトヨタでもレクサスになると、日本で400万円前後のISでさえ、300万バーツ(900万円)ほどからと結構高いです。LSハイブリットなんて1000万バーツですから3000万円。BMWなどドイツ車なんかも似たようなものです。

 私にはフォードのフィエスタが魅力的に映りましたね。トルコでも見かけたのですが、これが内装も外装も結構かっこいい。私が普通のタイ人なら、60万バーツ(180万円)ほどのコレにします。(写真なし)

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 日本車、ドイツ車は日本でも見れるので、発展途上国のクルマを重点的に見ました。

 インドのタタ。噂の25万円のナノは展示しておりませんでしたが、このEVなんかは、ぱっと見てインドの車とは思えないほどです。

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 あちこち見ると粗が出ておりますが、バンコクの街並みと比較すると、全然許容範囲(笑)。

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 マレーシアのプロトンは癖のないデザインで広く受け入れられそう。

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 韓国のヒュンダイ(現代)は既に日産、ホンダを追い抜いたそうですが、日本人から見ればデザインや内装の革の色だとか、あまりに丸みを帯びたデザインに拒否反応が出ますが、よくトヨタを研究しているなという印象。

 しかし、サムソンもそうですが、ヒュンダイはタイ国内を走っていても広告が目立つし、一番上のコンパニオンの写真じゃないけど、こういうショーも力を入れてます。

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 うわー、これはすごい顔つき。可愛らしいというか、デコッパチというか。
韓国のサンヨンというメーカーですか。まあ、こういうのが好きな方々は中国を中心にアジアにはいっぱいいるような気がします。建物がそうですからね。

 これでデザインがマトモになってくれば、日本でも国産軽自動車より安く売られることに成るのでしょうね。ユニクロカーとか、無印カーとか、日本のブランドがコラボしたらもうバッチリでしょう。

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 なんか20人くらいの団体が動いてて、周囲の注目を浴びている‥。カルロス・ゴーンでも来たのか?と思ったら、タイのアピシット首相でした。

 同行していたS部長が、一緒に撮影してくれるというので一瞬追っかけをしましたが、なにしろ周囲が人だかりでしたから、なんとか撮れた写真がコレです(笑)。

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 CPフーズ傘下のBKP(通称:サラブリ工場)を訪問してきました。20年ほど前にはじめて訪問して以来、何度か訪問したことがありますが、その間CPグループはぐんぐん成長。

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 CPグループは、元はといえば種苗会社だったそうですが、飼料工場を基幹に、チキンの生産で伸長し、今では流通、通信事業を展開し、世界各地に進出して、2兆円企業になっているそうです。

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 そして、大学生の就職先人気企業として、今年、なんとタイ航空を押さえてナンバーワンになったとか。他国ですが、同業界の関係として嬉しく思います。

 この日は大学生の団体(写真)や、我々の他にも来客がいたようで、賑わっていました。

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 軽く視察するための通路が設けらえているのですが、我々は工場内に入るので重装備。

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 輸出している会社だからそれなりにアピアランスを重視するのでしょうが、それにしてもこの会社は、敷地内に入るとバンコクの外国人向けのホテルと違わないレベルのホスピタリティを感じさせてくれます。

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 CPグループは飼料を基軸に豚も卵も水産もやっているのですが、エビの昼食。これがほんとに美味しい。

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 ちなみに、CPグループのチキンの事業で大規模にやっている国を順にあげてくださいと聞いたら、1位中国、2位タイ、3位トルコ、4位マレーシア、5位台湾、6位ベトナムだそうです。またインドにも進出したとか。

 飼料生産、雛の生産では世界一を目指して驀進中と言ってました。

 アメリカ、ブラジル、そしてタイのCPはまさしく桁が違う。どうぞ勝手にやってください(笑)。

 ‥というか、やっぱりタイ人の笑顔に触れるからか同じアジア人として応援したくなります。

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 イスタンブールからバンコクまで、思ったよりも遠くて9時間かけて到着。その日の夜はムエタイの観戦に行ってきました。

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 私にとって格闘技といえば、子供の頃から新日本プロレス、女子プロレス、みちのくプロレスを見たくらいで、ボクシングもキックボクシングもK1も見ないできましたので興味津々。

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 毎日、2会場を交互に10試合ほどやっているらしく、我々が行ったときの試合が若い選手同士で、すごい打ち合いで流血になって見ごたえがありました。

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 それにしても、例によって始まる前の独特の音楽に合わせて祈りながら踊る姿や、終わってからの礼儀正しい姿には感心します。

 試合をしている最中の選手やレフリー、セコンドの真剣な顔と対照的で心打たれます。

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 どちらにもセコンドが数人いて、打つたびに声を張り上げて体が動く姿が面白く、それを見ていると勝っているのか負けているのかおおよそ分かります。

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 賭博のこともあってか、打ち合いになると歓声が揃って耳に入ってきます。それも5ラウンドのうち中盤までは接戦だったので、打ち合いになると左右交互に歓声が上がって、3Dのヘッドフォンをしているようで面白かったです。

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 トルコは人口7000〜8000万人。国土は日本の2倍という国です。イスラム教99%の国ですが、宗教との距離は限りなく日本に近いようです。しかし、25歳以下の人口が60%を占めるという点が大きく違います。

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 国全体で毎日250万羽の処理といいますから、日本よりちょっと多めですが非常に近い。輸入は関税の関係でゼロで、輸出は10%前後で中東向けが殆どで、欧州向けはブラジルやタイの存在があって競争が激しくて実績がないそうです。

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 魚を結構食べる国民のようですが、例によってイスラム教の関係で豚肉は食べませんので、チキンの消費量が多いはずですが、上記の数字から計算してみると欧州程ではないんですよね。

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 ですから聴くところによると、トルコのチキンのマーケットは毎年10%の勢いで伸びているといいます。日本の1970年代と似ています。

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 今回訪問したこちらの会社は1日20万羽で業界第5位くらいと言いますから、当社と似たような境遇ですが、1工場体制でどんどん設備投資をしておりました。羨ましい〜。

 しかしトルコがEUに加盟したら、さてどうなるのでしょうね?

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 昼食はこちらの会社のチキン加工品を盛りあわせたものでしたけど、結構美味しかったですよ。

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 先週ヨーロッパ出張から帰ってきたばかりですが、いまトルコのイスタンブールに来ています。以前から取引先のN社に海外視察を誘われておりましたが、「50周年感謝祭が終わってから」と言う事で待っていただきまして、12月になってしまいました。

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 今回我々を案内してくれたのは、トルコ国の観光免許を持っているエルカンさん。日本語堪能で真面目でやたら解説が詳しい。彼に言わせると、トルコ語と日本語の文法は同じなので覚え易いとか。

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 まず向かったのは、通称「ブルーモスク」という建物(一番上の写真)。正確にはスルタンアフメット・ジャミイと言うのだそうです。

 同行しているM社長の写真に対する真摯な姿勢に脱帽!

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 手を清めて、頭を清めてから入るのだそうで、我々もそうしました。しかし、この蛇口、なんと17世紀のものそのもの!

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 中もさすがに素晴らしい建築です。天井が高く、すごい緻密な作り。ガイドのエルカンさんは「撮影は自由です」と強調しておりましたが、他のイスラムの国ではあり得ないということを強調しているように聞こえました。

 トルコはイスラム教の国でありながら、その緩い宗教との距離感が日本に近いんですよね。バスから眺めていると街にサンタクロースがいたり。

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 さて、ブルーモスクを後にして、近くのトプカプ宮殿へ。(ちなみに奥にそびえ立つのはアヤソフィアと呼ばれるイスラム教のモスクですが、以前はキリスト教の聖堂だった!)

 こちらは15世紀から19世紀にかけて栄華を誇ったオスマン帝国の歴代の君主スルタンの財宝や洋服などが見られる博物館になっています。

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 世界で4番目に大きいダイヤモンドや、48キロもある金で作られたものなど、その贅沢さに息を飲むものばかりですが、なぜかそういう大事なところは写真撮影お断り。

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 しかしアンティークなものにほとんど興味がない私でも、なかなか楽しめました。

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 一族が寛いだ部屋の数々が公開されておりましたが、タイルとソファーとジュウタンと、なんとゴザが使われてたんですね。

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 それから、ここトプカプ宮殿から眺めるボスフォラス海峡がまた美しい。イスタンブールが情緒あふれる街だというのが分かりますね。

 このあと陽が沈む時間帯に、海沿いの公園をバスから見ましたけど、ほんとに美しい。写真が取れなくて残念。

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 夕方にはガラタ橋の近くのエジプシャン・バザールという商店街(この写真の背中側)に行ってみました。上野のアメ横に限り無く近いイメージ。

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 飴だとか、豆だとか、香辛料だとかが量り売りしています。

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 たくさん店があるんですけど、まあ似たようなものの繰り返しといえばそうです。

 衣類や革製品はブランドが付いたもの(ニセ?)が並ぶんですが、逆に日本人としては、ノーブランドで高品質なものがほしいのですが。

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 もうひとつの商店街「グランド・アザール」も歩いてみましたが、今回「ニーハオ」と声をかけられることが多かったですね。今や日本人より中国人のほうが商売になるのでしょうね。

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 もちろんお肉屋さんもチェック。もも肉は上ももとドラムスティックを別々に販売しています。

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 むね肉はパッケージに入れてますが、それ以外はバラで。むね肉は並べにくいというのもあるのでしょうけど、客層が違うのでしょう。

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 ところで、上記のガラタ橋には釣りをしている人がズラーっと並んでいるのがなんともユニークで、近くに行ってみようと、地下道を通ろうとするとこんな感じ。久しぶりに身の危険を感じましたね。

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 トルコ共和国は人口が7000万人。25歳以下の人口が60%。道路は渋滞が激しくて、路面電車に追い越されてばかり。

 この国民が目覚めたら、結構立派な経済大国になりそうなのですが、穏やかというか、街を歩いていてもあまり身の危険を感じ無いというか‥。

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 さて、陽が沈む前に欲張って定番観光地へ。これは4世紀から残る水道橋で、郊外の森の湧き水を宮殿に運んでいたそうです。

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 そしてオリエント急行の終着駅、シルケシ駅へ。

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 その後、ホテルで休憩の後、丘の上のゴージャスなレストランで、ドイツの高級車が止まってて、着飾った美しい女性たちと紳士たちに混じって、東洋人の男6人が食事。

 こうしてイスタンブールを堪能した一日となりました。企画してくれましたN社の英国法人の皆様に感謝です。

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 社団法人日本食鳥協会の50周年式典には、私は日本チャンキー協会の欧州視察旅行があったので私は欠席。父(会長)に出席してもらいました。

 だいぶ盛大だったようですし、この全国食鳥新聞の記事を見ますと、50周年を非常に明るい雰囲気で迎えたということで、輸入品に押されて厳しかった頃が遠い昔に感じられます。

 50年まあまあ良く続いたと言っても、今後も引き続き好調に推移するとは限りません。山あり谷ありが待っているでしょう。

 いつも書いていることですが、適度に厳しい環境に置かれるのが食鳥産業の経営の魅力の一つです。鍛えられていることに感謝してます。

 経営者として、皆が楽観的なときに悲観的に考え、皆が悲観的なときに楽観的に考えていきたい!

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 ポッドキャストで「Suntory Saturday Waiting Bar Avanti」をiPod shuffleにダウンロードして聴くのだけれど、先日は私の愛読する自動車雑誌「エンジン」の鈴木正文編集長が出てて、どんな声なんだろうとワクワクして聞きました。

 しかし、話題がドイツでのレンタカーについての話題で、その内容に大ショック。

 ドイツでは、レンタカーは試乗車の位置づけが濃くて、新車で1万キロ未満の車が揃えられているそうです。

 「ドイツでレンタカーを借りるなら、着いたらカウンターに行って、『今は何があるの』と聞いてみるといいですよ」ですって。

 ひえー、そういう事だったのか。今回ドイツで合計900キロも走ったのに、日本車とフランス車をあてがわれてガッカリしたのだけど!

 複数のレンタカーのカウンターが期待できる駅・空港では、国内外で無予約でいくのが楽しめそうです。

 「日本人はレンタカーというと価格に目が行きますが‥」と指摘してましたが、たしかにそちらに目を取られる私を含めた日本人は「お得」ばっかり考えて貧しいと言えるかもしれません。

(写真:スコットランドの有名なフォース鉄橋ですが鉄道のものです)

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 「防鳥用金網に不備=渡り鳥から感染の可能性―島根鳥インフル」のニュースが入ってきました。

 実は、2004年に79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザの国内発生があったときに、当社は防鳥用の金網に1.4億円を投じて万全を期しました。

 正直、金網にほんとにそれだけの投資をする必要が有るのか、半信半疑でした。もっとお安くできないのか妥協点を探ったのですが、結局手抜きはできないと決断。

 しかし、このニュースのおかげで、失礼ですがやっぱり当社の判断は間違っていなかったと感じることができました。

 そういえば先日訪問した雛の育種会社、エビアジェン社では新興国へ積極的な進出をしているわけですが、インドに進出して、もともと手を洗う習慣など無い地元の人たちに衛生感覚を植えつけるのに大変苦労しているとか。

 そこから始まるんですよね。日本はそういう意味で世界一恵まれているはずですが。

(写真:スコットランドの農場にランドローバーはやっぱり似合う)

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