きまじめチキン日記

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2009年07月

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 本日午後、当社もお世話になっていますP社さんの「JA新いわて公開確認会」に参加してきました。

 JA新いわては合併によって岩手県の半分に迫る面積を持つ地元農協で、当社(S副部長)も含め8者によるプレゼンによって、農協を始め関係する団体がどんなことに取り組んでいるのかがだいぶ理解できました。

 また、供給させて頂いている醗酵鶏糞がどう使われ、循環型農業がどう動いているのかを改めておさらいできました。

公開確認会

 農協さんのプレゼンによりますと、400kg/10アールの醗酵鶏糞散布による水稲栽培の特徴・課題は下記の通りだそうです。

<特徴>

  1. 初期生育が慣行栽培よりゆっくり。また、生育後半まで肥効が継続。
  2. 気温が上がってくるとガスの発生が著しい。
  3. 食味は慣行並み。

<栽培上の注意点>

  1. 根腐れ防止のため、こまめに水の入れ替えを行うこと。
  2. 倒伏防止とガス抜きのため、6月下旬に中干しをしっかり行う。

ジーピーエス産直通信から

 化学肥料の使われ方に比べれば、まだまだ回数が少なく潜在能力が引き出せていないと思うので、今後に更に期待です。(素人考え?)

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 商工中金さんを通じて、財団法人商工総合研究所から春先に原稿依頼が来まして、「チキン業界とその盛んな地域」と題して、当業界のことを書きましたが、このほど届きました。

 せっかくなので、今日はそれをそのまま載せたいと思います。


  チキンとは、ブロイラーのことであり、業界内では食鳥と呼んでいます。食鳥業界と書くのが普通ですが、啓家の意味を込めて私は「チキン」を積極的に使っています。

 さて、テキン業界の始まりは戦後です。それ以前は採卵用で年をとって卵を生まなくなったメスが鶏肉として消費されていました。戦後アメリカ人がこれでは硬くて食べられないというので、採卵用で生まれてしまったォスの肉用の飼育が始まり、まもなくして昭和30年代にアメリカから肉専用種の通称ブロイラーが導入され普及し出します。

 商社や地場の穀物問屋にとっては、飼料の供給先として将来性があると言うことでチキン業界は急速に伸びていきます。その商社や地場の穀物問屋などが処理工場の建設に乗り出すことも多かったようです。また、農協でも進出するところが出てきました。

 ちなみに当社は地場資本ではありますが、農家からのスタートということで非常に珍しい例です。父は農家の後継者という立場で、どの作物がよいか探っていた頃に、講演会を聴いてチキンの将来性に気づき、中学校卒業以来飼育していた鶏でしたが、祖父の反対を押し切つてリンゴ畑の木を切って本格的な鶏舎を建設して始めたのだそうです。

 このころは、全都道府県あまねくブロイラー養鶏家が誕生したと言って良いはずですが、今は上位から順に言いますと、鹿児島県、宮崎県、岩手県の3県で53%のシェア。青森県、北海道が4位、5位に名を連ね、日本列島の南北の両端が担う比率が高くなっています。といいますのも、畜産は他に柱になる産業のない県で盛んになるという傾向があり、これは、この産業が特に平坦な土地を必要とせず、山間部など住宅から離れた所で飼育するのが適しているということから来るものでしょう。

 当社が展開するエリア、岩手県北はまさしくそういう地域であり、近くの八戸市に飼料コンビナートがあり、アメリカからの穀物原料が巨大なタンカーで運ばれてくるという量のメリットを享受できてぃます。また、チキンは小動物であり、肉にするのにたくさんの人手がかかります。公共事業が激減した今、建設業が雇用需要を吸収できなくなって、地元では当業界への期待はますます大きくなっています。

 さて、チキン産業は日本の戦後と共に始まり、今に至っています。30年代に興り、40年代に高度成長、50年代にはピークに達し頭打ち。バブル期には、当社はブラジルに進出し、まもなく撤退すると言ったことを経験しました。その後の失われた10年はチキン業界にとっては輸入品に苦しめられた時期です。それを脱したのがちょうど小泉改革の頃でしょうか。

 ここのところの食品の安全への意識の高まりから、当業界には追い風が吹いているとも言えるのですが、日本の人口は減少に転じております。他国に比べてチキンの国民一人当たりの消費はまだまだ伸びる余地があると思うのですが、まだ日本の消費者は「ヘルシー」より「美味しい」のほうに重点が置かれているように見えます。アメリカでは既にビーフの消費量をチキンが抜いて久しく、今では世界の肉の消費量の伸びの大半がチキンだと言われておりますので、国内のチキンマーケットは未だ開発途上と言えるわけで、46才の経営者の私としてはこれからどういうことが起こってくるのか楽しみにしています。

 しかし、鳥インフルエンザや飼料穀物の国際市況の乱高下といった問題で、不安定な時代を迎えております。自動車の世界では、GMやクライスラーの経営危機が言われておりますが、チキン業界では昨年世界一の企業が債務不履行状態になりました。鶏が3歩歩けば忘れるように、経営者として過去の栄光はすぐ忘れるようでありたいと思っております。

 私は入社して24年目ですが、この間に当社は3倍近くの羽数になり、国内生産シェアも2%から7%になりました。現場感覚を大切に、良い仕事をしてきたからだろうと思っております。岩手人はきまじめだと言われますが、だからこそ首都圏のお客様に支持を頂いて、今の当社があるわけで、今後も地元の人の良さを伸ばして、良い仕事をして、「リンゴと言えば青森、チキンといえば岩手」と言われるようになりたいと思っております。

 目指すは日本一。人と地域の替在能力を引き出すことを念頭に、社員と共にこれからも頑張っていきたいと思っております。

(写真:先日の横浜山下公園で撮影)

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 7月19日、20日は全国的に連休だったわけですが、久慈工場は18日から3日間休みとして、生鳥ラインを入れ替える工事をしました。

 私が出張したりしているうちにこの3日間が過ぎて、稼働して4日目の24日に行って見てきましたが、2ラインが1ラインになりスピードが上がったにもかかわらず静かになり、品質も確実に上がった印象でした。素晴らしい!

 しかし、この3日間、いや3日間だとすると普通働く時間は、8時間×3日=24時間だけどそうじゃなくて、24時間×3日間+13時間=85時間はまさしく不眠不休の工事だったそうで、休み明けの21日の稼働開始時間にギリギリ間に合ったのだとか。

 その間、機械メーカーさん、工事業者さん、当社管理職の間で言葉で言い尽くせない壮絶なドラマがあったらしく、24日の時点での当社管理職の顔にも疲労の色が‥。

 聞くところによりますと、当社のK常務はある工事業者さんから「ここ久慈は、凄いメンバーがいますね。日本全国広しと言えど、こんなに機械に精通しているスタッフがいる工場は見たことないです。だから朝までには何とかなるでしょう」と言われたそうです。

 確かに、ひと癖もふた癖もある強力なスタッフが久慈工場には揃っているワ!

(写真:迷いましたが、たまには現実現場の写真を‥)

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 テレビ岩手に「ザ・ナビゲーター7」という報道番組がありますが、昨日(7月25日)は畜産の特集でした。

 いま大変苦労してらっしゃるからか50分のうち40分は牛関係で、最後の5分ほどでやっと当社の場面が出てきまして、私のインタビューもありました。

 「世界の肉の消費のほとんどがチキンだと言われています。地元の産業の中では追い風の立場なので、しっかり右肩上がりに‥、岩手と言えばチキンと言っていただけるように頑張りたいと思います。」

ザ・ナビゲーター 7

 昨年とは打って変わって、食鳥業界もいまや厳しい環境に様変わりしておりますが、ついつい他の畜種には申し訳ないようなコメントをしてしまいました。我ながら空気が読めてないですね。

 最後に、進行役の高橋佳代子さん(みのもんたのアシスタントを20年務めた)には、当社ともうひとつの養豚の会社さんに「細かいところに気が利いていて、社員さんたちも生き生きしておりました」と嬉しい言葉を頂戴しました。

 ちょっとお疲れだった夏に、元気をもらった番組となりました。

 なお、再放送が8月1日、16:30からあるそうですので見逃した方はどうぞ。

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 ここのところ休日午前は洗車が日課になっています。

 以前は洗車機に入れて終わりだったのですが、幌つきの車はそうはいかないので手で洗っております。

 しかし、やっぱりこの方面も情報を集めるとあれこれ欲しくなってきて、高圧洗浄機を買ったり、ワックスなどもあれこれ試してみたり、ついついそっち関係のモノが増えてきています。

 ちなみに高圧洗浄機はやっぱりコイン洗車場の代替にはならないですね。少ない量の水道水を圧力を掛けて出すだけなので、調整できますがついつい面ではなく点になってしまいます。

 幌に掛けたら、なんとその圧力の線で布製の幌に模様がついてしまいました‥。何とかして直さなきゃ。

 いっそのこと洗車機に入れたら、この模様も直ったりして? まあ一度はやってみよう!

 それにしても、このBMW Z4を中古で手に入れて、いろいろと教わることが多いです(笑)。

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 昨日は、岩手県チキン協同組合の今年度の事業の打合せを若手が集まって協議。

 新たに作るパンフレットの議論をしていたんですが、業界用語にバリエーションが結構あるんですね。「ひよこから食卓まで」を並べてみると‥、

 始まりである、親鳥がいて有精卵を生産している所は、まあ種鶏場しかないですね。

 有精卵を21日で孵化させるところは、孵卵場か孵化場ですね。業界人は孵卵場と言うほうが多いと思います。さらに孵という字は難しいので、ふ卵場とか、ふ化場と書かなきゃとか‥。

 ヒヨコを育てて3キロほどにする農場には、生産農場、肥育農場、飼育農場などのバリエーションが。業界人にとっては生産農場なのですが、一般の方にはやっぱり太らせる意味の肥育農場かな。飼育じゃあ、何でも飼育になってしまう‥。

 大きくなった鶏を肉にする工場は、業界的には処理場で済ますのですが、他にも加工場、処理加工場、解体工場などがあります。ここは特に一般の方に悪いイメージをもたれないように、言葉を選びます。

 こうしてみると業界で使用している言葉と、一般的に使われている言葉は違います。あ〜、日本語って面倒くさい。

NHKオンデマンド

 20日のゴルフの後、都内のホテルにチェックインしてから21日の午前まで部屋でテレビを見たり、持ってきたネットブックでブログをアップしたりとゆっくりしました。

 テレビで見た番組は、5回シリーズのNHKスペシャル「マネー資本主義」の最終回で、翌朝にはネットブックでNHKオンデマンドを利用して、金融工学の暴走についての第4回を見ました。便利になったものです。

 さて、このシリーズを通して番組に出てくる人たちが、資本主義の行き着いた昨今の悪い結果を前にあれこれ語る切り口が多彩で、納得できるものもあれば、そうでないものもあり、私の考え方の立ち位置も見えてきたような気がします。

 それにしてもこの番組のベースが、「100年に一度の不況で世界が変わる」というところにあったと思うのですが、本当に変わるのでしょうかね?

 こういう事態はすぐ忘れて、また世界中で余っているマネーが行き先を探してうごめくような気が‥。

 それに、お金を持っていた方が富を失い、その分他の人にもチャンスが回って来ているとも言えるわけで、全体ではそんなに悲観する必要もないかと‥。

 ところで、おもわず唸ってしまったイギリスの風刺詩をメルマガ「ビジネスブックマラソン」を紹介しますね。

自然から、自分の手で生計を立てる者がいる。それを「労働」と呼ぶ。

自然から、自分の手で生計を立てる者から、生計を立てる者がいる。それを「商売」と呼ぶ。

自然から、自分の手で生計を立てる者から生計を立てる者から、生計を立てる者がいる。それを「金融」と呼ぶ。

 なるほど言えてますよね!!

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 新幹線のキップはもっぱらえきねっとを利用して、予約をしているのですが、席まで指定できることが分かって以降は、10号車の10番A席を取るように心掛けています。

 10号車は乗り降りが遠くなって不便なのですが(笑)、逆に空いていることが多いようで、悪くないかなと思っております。

 というのも父がGT−Rを昨年中古で手に入れたとき、ナンバー指定を依頼されて、とっさに出てきたのが10番だったのでした。

 そのあと、今年4月に購入したマツダ・アテンザも10番にしてみました。今後もそのパターンでいこうかなと思っております。

 会社の車こそそうすべきだったかな?

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 連休なのですが、今日はお客様のN社の食肉事業本部のゴルフコンペが茨城県のゴルフ場で行われまして、私も昨年に引き続いて参加してきました。

 参加人数は112人。人数ではこれより多いコンペもあるとは思いますが、これだけの畜産関連のVIPが一堂に会する重要さではこのほかには無いのでしょう。

氷川丸@横浜港

 国内チキン担当のS部長は、「何とか鳥から優勝スピーチする人を出したい」と前々から言ってましたが、M畜産のT社長の準優勝で終わりました。もう一息でした。

 私はといえば、ロングホールでチップインのイーグルが出たりしてバラついたので、ダブルペリア方式での順位付けで、上位に名前が来るかもしれないと優勝スピーチまで考えたのですが、残念ながら成績は真ん中くらいでした。

 さて、今朝は茨城県のゴルフ場に7:15集合でしたので、朝5:40横浜のホテルをチキン業界の関係者で乗り合って出発。

マリンルージュ

 前夜はチキン業界の関係者が横浜に集合して、マリーンルージュという客船に乗って横浜港周辺のディナークルーズの旅を楽しみました。

 景色は最高でしたが、ほとんど他のお客さんはカップルばっかりで‥。

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 このブログを読んでくださっている方々に、最近よく「車の鍵は見つかりましたか?」と聞かれます。

 はい、見つかりました。見つけた家内は自慢げによこしてくれました。場所は私の書斎でした(笑)。

 時、既に遅し。3万7000円を払って新たに地元のBMWディーラーにキーを作ってもらった後でした。‥でもまあ、見つからないよりマシですね。

 ちなみにこの車にこれまでかかった金額はというと、車両本体価格185万円に車検を通して、税金を払って、手数料を払って、岩手まで持ってきて215万円ほどでしたが、クルーズコントロール(なんと純正)を付けて、CDチェンジャーを付けて、タイヤを替えて、キーを新調して(笑)、結構かかってますね。まあそれでも250万円以内です。

 タイヤはまだかなり残っていたのですけど、高速道路のわだちにハンドルを取られがちで、それにばっかり神経をとられるのがどうにも我慢できなくて、乗り心地重視のブリジストン・レグノGR−9000を奮発してやりました。

 というのも、実は‥、この車を手に入れて500キロも走らないうちに、2度、高速道路でご厄介になってしまって‥。

 やっぱり私の使い方だと、クルーズコントロールと高い直進安定性は欠かせないですね。

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 今週の出張には、「ウェブはバカと暇人のもの/中川淳一郎 」と「読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか/勝間和代」の2冊の新書を持参して出かけ、移動が多かったこともあり、両方読み切りました。

 インターネット賞賛の風潮から、近頃は限界論が台頭してきているようで、その辺りをこの2冊でじっくり考えてみようと思ったのですが、いや〜、どちらも超面白かったです。

 まあ、勝間さんの本は、タイトルと内容がちょっと違うのではないかと思わなくもないのですが、逆に内容は私にぴったりと言いますか、ブログの位置づけを改めて考えるヒントになりました。

 ところで、いま一番影響力のある勝間和代さんの本を読むのは初めてでした。既に成功を目指す世代を過ぎつつある私にとっては、目新しいモノが得られるのかなと疑問を持って読み始めましたが、やっぱりこの人は女性・男性関係なくただ者ではないですね。

 これまで私のブログをプロモーションすることなどほとんどやらないできましたが、勝間さんの影響を受けて、ブログランキングをとりあえずセットしてみました。

 左のバナーをクリックすれば、ブログランキングに反映されます。どうぞよろしくお願いします。

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昨日、一戸町の「ハーブレストランMiMi」に社員を連れて行きました。

時間がなかったこともあり、車中から電話で、「菜彩鶏の香草風味を4つ。15分後に行きますので、作っておいて!」。

私にとっては、吉野家の牛丼と同じくらい一生涯で食べている外食の定番なのですが、何度食べても美味い!

レストランMiMi

ボリュームたっぷりの菜彩鶏のもも肉が一枚載っている定食が1100円とお買い得でもあります。

この料理のもも肉をみると、会社で最近の平均体重の数字をチェックしなくてもおおよそのことが分かります(笑)。

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 「いわて武蔵野会」が発足して早くも2社目のベンチマーキング先は株式会社イワテロジックスさんでした。

 私は社員3人を連れて訪問してきましたが、会場の会議室には会員企業8社から40人ほど集まっておりました。

玄関に

 小山昇さんの愛弟子として、大きな社内改革を成し遂げている菊池正則社長は、10年来のつきあいですので興味津々です。

 別会社を経営している彼のお父さんも存じ上げているのですが、いや〜、その血を引いてか、社長も元気、社員も元気。

床掃除

 元気な朝礼の後に、30分間の掃除。武蔵野流の一点集中型は会員企業にとっては常識ですが、当社はまだその域に達しておらず、連れて行った社員にとっては新鮮に写ったようです。

 確かにここまでやると、わずかな髪の毛など落ちていても気になるわけで、掲示物も洗練されており、まさしく120点満点の見た目でした。

 当社社員への刺激を期待して出かけていきましたが、私にも刺激になりました。

ななかまど

 「人間というものは波風をたてねばならないときには、波風をたてねばならない」という気力を持つことである。

 なるほどな〜、と感心した一文です。オリジナルは「「なりたい自分」になる心理学 」という本だそうですが、私は「わが子を経営者に育てる17の極意」という本の引用で知りました。

 さて、なぜこの本を買ったかというと、父が「この本を読んでおけ」と新聞の広告の切り抜きをよこしてくれたからです。

 ん、私の息子のことを考えてのことか‥。ははは、父の気が早いのは相変わらずです。

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 百鳥(ももとり)第3種鶏場が完成し、落成式を行ってきました。

 シルバーで統一され、鶏舎と飼料タンクからの搬送ラインの機能美が感じられ、なかなか悪くない印象です。

 よく考えると百鳥第1、第2農場と併せて、7万羽の種鶏場の団地となります。これもおそらく日本一では?

 新農場長と握手しましたが、緊張感からか力がこもってました。その心意気良し! しかし、生き物を扱うんだから、肩の力を抜いてやってよ〜。

ねぎま

 先日、ある工場内を巡回しまして、ヤキトリ部門の部屋に行きました。

 何種類かのヤキトリを刺しておりましたが、やり方が珍しくて、「へー、こういう風に刺すんだ」と言いましたら、O工場長は「んー、これはまずいですね。直さないと。」

 話は変わりますが、私のゴルフ歴はもう20年を超えました。(全部のデータを録ってあります)

 過去のデータを見ると、最初の数年毎年良くなって、それから15年ほどほとんど横ばい。最近の4年ほどで着実な進歩が見られます。

 それも4年前にレッスンプロに指導して頂いて、打ち方を抜本的に変えたからです。んー、それまでは何だったんだろう‥。早く教わっていれば良かった。

 やっぱり自己流は進歩がないということをまざまざと見せつけられたのが、私にとってはゴルフでした。

 この実体験を例に、社員に説いていきたいと思うのですが、ゴルフの話じゃあちょっとアレかな‥。でもそれしかないか。

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 カーグラフィックTVでトヨタプリウスの特集をやっていて、由良拓也さんの論評を聞いていたら興味が湧いてきまして、試乗してきました。

 先代のプリウスはデビュー間もなく地元のディーラーさんがわざわざ試乗のために本社まで持ってきていただきましたが、今回は通りがかりにちょっと寄って山道中心に走りました。

 日頃使っている車がスポーティーな音なので、まずその静かさに感動。しかしモーター駆動での出足はもっと力が欲しい感じ。

 インテリアの感じは繊細で未来的で悪くないですね。ステアリングにボタンが集中してあって、メーターは奥にあるという設計はとても良い配慮だと思います。

 ただ、外観のために前のガラスが寝ていて、三角窓があって、後ろが見にくいという点は私にはかなりの減点材料。そういえば所々に青のポイント装飾があってこれも好きじゃないなぁ。

 レーダークルーズコントロールはやっぱり便利ですね。車間距離を自動でやってくれて同乗者にも自慢できますよね、今は。このクラスのクルマでオプション選択が出来るのが嬉しいです。

 また、試乗車には付いてなかったですけど、太陽電池で駐車時の真夏の換気をやってくれるオプションは有り難いですよね。プラスしてリモコンキーでエアコンをスイッチオンできるそうで、これは他にないものすごい引きのポイントです。特に今のような夏は。

 このレーダークルーズと、真夏対策のオプションの2つの装備があることでかなり本気で欲しくなるのですが、4WDが無いし、ワゴンが出るとか言われてますし、トヨタは他にハイブリットのバリエーションを増やしてくると言うし、更にプリウスに11月にプラグインハイブリットを追加すると言うし、大体にしてこのプリウスは今注文しても来年春でしょうし‥。

 それにしても、ハイブリット自体より、未来的な装備を楽しめるクルマとしてプリウスはやっぱりクルマ好きの琴線に触れる存在として認めざるを得ないですね。

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 午前中いっぱい、ある業者さんの提案を聞く会議でした。お客様が6名で、こちらが10名。合計16名。

 これくらいになると全然質疑応答にならないですね。みんな遠慮して。1/3が遠慮すると、それに釣られて真ん中の1/3も遠慮してしまう感じです。

 ホントに、人数って大事だなと思います。人数が多いと仕事を分担して早く終わるというのがセオリーのはずですが、現実は逆で、人数が多いとみんな当事者意識が薄くなって、進むはずのものが進まなくなってしまう。

 ちょっと反省です。

(写真:社長室は出勤する頃には40℃を超えているのが普通ですので、西向きの中会議室にパソコンを移動してメールチェック。無線化が有り難いです。)

十文字ラーメン

 秋田県横手市の隣にある十文字町特産の十文字ラーメンを、先日友人からおみやげに頂きました。実は食べたことがなかったので、とても有り難かったです。

 で、早速、醤油ラーメンを食べてみましたら、スープがうまい。こ、これは、いけるじゃないですか!

 もちろん当社とは縁もゆかりもなくて、隣の県とはいえ200km程あって遠いので私も通過したことがあるだけです。

 調べてみると結構本格派の取り組みなんですね。これはそのままで何かに使えそう!?

 さて、十文字ついでに、写真家の十文字さんの話題です。昨年、銀座のキャノンギャラリーで十文字美信さんの写真展を見てきました。写真の空気感が凄い。「感性のバケモノになりたい」と言い切る氏だけに、かなりの高みに行っておりました。‥もちろん、訪問者としてサインしてきました。

 また、キナノン提供の「写真家たちの日本紀行」という番組で、十文字美信さんの回は特に興味を持って見ましたが、写真家たちの中でも飛び抜けて異色で、ものすごい美意識で被写体を捉えるんですね。シャッター押すのも最小限でした。

 十文字といえばどの分野でもハイレベル、となりたいものです。

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 私が27歳で企画室長になった頃、部下に回覧する社内報を20部ほどコピーで作ってもらっていたのですが数年で廃刊。

 ちょうどこのブログを始めた2005年4月に、季刊で「十文字グループ通信」として復活させまして、今回は全社員、協力会社まで届くように3000部印刷して配っております。

 その後、ユニークな話題を集めた上下左右の書き込みが始まり、カラー印刷になり、社内で公募した名前「こけろっこ」になり、現在に至っております。

 担当者も3人目。変わるたびにプレッシャーを感じながらやっているようですが、それだけに前任者に追いつき追い越せという気持ちでブラッシュアップが図られてきているように思います。

 また、明るい色遣いでイイ雰囲気を作って頂いている印刷会社さんにも感謝!

セブンプレミアム

 取引先の社長から、セブンプレミアム商品が送られてきました。

 地元にセブンイレブンやイトイーヨーカドーが無くて、会話について行けなかったので、憐れんで送ってくれたのでしょう(笑)。福島のS社長、ありがとうございます。

 どれどれ‥。イオンさんのトップバリュは製造元が入って無くて販売元だけだけど、セブン&アイさんのセブンプレミアムは確かに製造元が入っている。

 んー、どっちがメーカーにとって良いのか判断が付きませんが、消費者がメーカーの名前をどんどん知らなくなるのはやっぱり息苦しい世の中になるような気がします。

 さて、22年前にビジネス研修で行っていたイギリスは既にPB化が凄くて、あー、日本もこうなるのかな‥、と思っておりましたがやっとその水準になって来ましたね。

 しかし、日本の小売りの寡占化はまだまだイギリスには及びも付かない状況なわけで、更に進むのでしょうか?

ブログネタ
「DANONE BODY-ism Calcium Works」 をお試しになった感想をお書きください。 に参加中!

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 骨密度が低いことが私の一番の健康の懸念材料と認識しておりまして、日ごろからヨーグルトや飲むヨーグルト、さらにタブレットでカルシウムを摂るように努めております。

 今回、ダノンの新製品「BODYism」のモニター募集のメールが来ていたので、応募してみました。しばらくして当選のメールが来て、実物が送られてきました、2本(笑)。

 で、飲んでみたのですが、これは違和感が全然ない。普通に飲めます。毎日飲んだら飽きるのかどうかわかりませんが。

 100ml中70gだから、これ1本で350g。牛乳が100ml中110gで、飲むヨーグルト(明治ブルガリア)は100g。ちなみに、タブレットで飲んでいるネイチャーメイドのカルシウムが1粒300g。

 でも、こうやってカルシウムを摂取することで骨密度が高くなるかというとそうじゃないようです。私はこれだけ努力しているのに、毎年の骨密度の測定値は‥。まあ、維持できれば上々のようですが。

 筋肉に適度な負荷のかかる運動と、太陽を浴びることが伴わなければダメみたいです。

 CMを作るとしたら、この3つであることを啓蒙する内容にしたらよいのではないかと思いました。風邪薬のCMのように。

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