本日午後、当社もお世話になっていますP社さんの「JA新いわて公開確認会」に参加してきました。
JA新いわては合併によって岩手県の半分に迫る面積を持つ地元農協で、当社(S副部長)も含め8者によるプレゼンによって、農協を始め関係する団体がどんなことに取り組んでいるのかがだいぶ理解できました。
また、供給させて頂いている醗酵鶏糞がどう使われ、循環型農業がどう動いているのかを改めておさらいできました。
農協さんのプレゼンによりますと、400kg/10アールの醗酵鶏糞散布による水稲栽培の特徴・課題は下記の通りだそうです。
<特徴>
- 初期生育が慣行栽培よりゆっくり。また、生育後半まで肥効が継続。
- 気温が上がってくるとガスの発生が著しい。
- 食味は慣行並み。
<栽培上の注意点>
- 根腐れ防止のため、こまめに水の入れ替えを行うこと。
- 倒伏防止とガス抜きのため、6月下旬に中干しをしっかり行う。
化学肥料の使われ方に比べれば、まだまだ回数が少なく潜在能力が引き出せていないと思うので、今後に更に期待です。(素人考え?)