2つ目の訪問先、AGROVENETO社には、いったんサンパウロ空港に戻り、南の地方都市であるポルトアレグレに飛んで、宿泊。そこから車で5時間でした。しかも道路の状態があまりよくなかったですね。これから帰りです‥。
工場を案内させてもらった後、本格的な情報交換。日本国内の市況の解説を始めたりするのですが、同行の皆さんは日本国内の第一線で活躍している方々なので私にも非常に勉強になります。
今は鶏肉も安いが豚肉をはじめ競合する食品が軒並み安く、また当社もですが生産意欲も強いとあって、厳しい状況なんですね。
ブラジルのパッカーさんの状況はといいますと、空前の荷余り状態で国内市況が急落。おかげでブラジル国内消費が強いそうです。この辺が日本と違うところで、安いからとチキンの消費に火がついたんですね。
生産削減の足並みもほぼ揃ったのか、ブラジル国内在庫の消化の見通しは立っているそうですが、日本国内の在庫はそう簡単にいくのでしょうか‥。
さて、COOPAVELもそうでしたが、この会社の方々も来日して当社の工場を訪問したそうです。おかげで気さくに「ジュモンジ」と呼んでくれました。
夜は、イタリアンレストランに案内されて、パスタをたらふくご馳走になりましたが、やっぱりブラジルなのでシュラスコ風といいますか、次から次へと種類の違うパスタを持ってきて少しずつ配ってくれるんですね。もう当分パスタはいいかな(笑)。
ちなみに社名の中のVENETOは、ベニスの意味だそうです。
(写真:敷地内に日本の国旗も掲げられておりましたが、無風でした)