きまじめチキン日記

岩手県二戸市 昭和38年生 チキン産業 経営者 十文字保雄

2008年12月

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 今年もあと3時間あまり。「1年が早いですね」と言うのは、世の中に流されている証拠ともとれるので言いたくないセリフだと思っているのですが、実際私もそんな状態から逃れられていません。

 でも、会社のほうでも社員を飽きさせずに1年間過ごせたし、追い風もあって良好でしたし、最盛期の12月も無事に進んで、満足です。

 方やプライベート。家長として家族の新しい機軸をいくつか打ち出しました。

 その一つが、写真のリビングルーム。私は食事が終われば、オーディオルームに直行して大音量で‥のパターンが多かったのですが、降臨(?)することにしました。

 オーディオルームのサブスピーカーとして活躍していた30年選手のダイヤトーンの名機DS−1000を持ってきて、最新のオンキヨー CD/HDDチューナーアンプシステム BR-NX10A(S)と組み合わせて、BGMとして聴くことに‥。会話も増えるはずです。

 それから、リビングルームに続いてダイニングルームのテレビも外す方針だったのですが、家族内で議論して、使い方を見直すことに。子供たちがそれなりの年齢になってきたので、それも良いだろうと納得しました。

 更に、息子たちの読書の習慣付け。毎日20ページの読書をして、小さいカレンダーに本のタイトルとページ数を書き込んでいくことに。遅れても進んでもよいから365日×20ページをノルマにしました。少なかったかな?

 「達成したらクリスマスには‥」

 あ、やば‥。まだ下は信じてるかも知れない年頃でした。

(写真:中央のクマのぬいぐるみはサンタさんからのプレゼント)

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 本社は今日から1月4日まで休みですが、工場は30日まで稼働して1月4日も稼働です。で、今日は二戸工場と県北工場に行ってきました。

 年末は12日連続稼働でお疲れだったはずですが、今日は最後で、およそ通常日の60%稼働で終わりじまいなので出勤率も高く、やり遂げたという安堵感でみな自然と笑顔になりますね。

 「お疲れ様!」と「シンクーラ(辛苦了)」を連発して工場を回るわけですが、今日はその言葉がよく効きます。

 さて、年間290日稼働は、業界内でもかなり多い方ですが、宮崎には310日稼働している工場があるそうで、会社の姿勢は見上げたものですが、それ以上に食鳥検査をする外部の獣医さん側のフォローはたいしたものです。

(写真:二戸工場の箱詰め作業)

鶏糞工場

 明日12月30日、朝8:00から8:24まで、IBC(岩手放送)テレビで、「十文字チキンカンパニー 十の約束 総集編」が放映されます。

 オリジナルの放映時間が乱れ、再放送をゴールデンタイムにやっていただき、おまけに年末に総集編! 一挙に全部見れます。

 本社社員はお休みですが、工場は本年の最終稼働日と言うことで出勤時間になりますが、地元岩手の滞在人口も増えている頃ですから、たくさんの人に見てもらえるのではないでしょうか。

 地元新聞に中途採用の広告も出す予定なので、不景気と言うこともありますし、たくさんの応募を期待しております。

(写真:きょうの軽米コンポスト)

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 昨夜は内定者懇談会の第3回目。秋に採用になった学生も含め、二戸市内の「大吉」で菜彩鶏をタップリ食べて、楽しく飲みました。

 その際、地元の銘酒「南部美人」の5代目蔵元であり、JCの後輩でもある久慈浩介くんが届けてくれた新製品の梅酒の試飲会も兼ねてやりました。

 甘味料を入れずに作った逸品で、評判は上々でしたね。やっぱり梅酒になっても南部美人らしさが感じられます。

 実は、ついこないだまで南部美人ブランドの焼酎の開発も本気でやっていたようですが、急ブレーキが掛かり梅酒にシフトしたようです。

 老舗にこうしたチャレンジがあるということがいいですよね。

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 一昨日の記事で書き忘れたんですけど、食糧自給率を上昇させることは雇用の創出にもつながるんですよね。

 しかし、農業を始めると言うことはそう簡単なことではないし、休耕地を再び農地として利用するには非常にイニシャルコストがかかるようです。田んぼなんて2年も休めば、回復するのに大変だとか。

 そこを何とかすべき時代の要請がいま来ていると思うのだけど‥。

 私の近くには、「定年後に農業やるのが今から楽しみ」という兼業農家をしている勤め人も結構居ます。

 それはそれでその方の人生にとっては良いスムーズな老後なのでしょうけど、やっぱり農業は本業で若い人が「稼ぐ」ためにやってほしいものです。

(写真:浅井隆著「次にくる波」2005年に現在の経済大変動を予測した本でしたが、読んで忘れてました!内容は100%当たりではないですけど)

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昨夜、仙台泊まりだったのですが、スカイラーク系の「夢庵」で遅い夕食をとりました。

ここでは「菜彩鶏のコラーゲン鍋御膳」と菜彩鶏を使った「こだわり卵と銘柄鶏の親子丼と豚汁セット」の2つのメニューをラインナップ。

コラーゲン鍋御膳

やっぱり冬は鍋物でしょう。コラーゲンをたっぷりとって温まりました。セルフサービス主体の店だったけど、店員さんたちが感じよかったですね。

仙台 光のページェント

ついでに小雨の中、仙台名物の「光のページェント」へ。中央の歩道を歩きましたが、私一人には明るすぎました‥。

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 今年最後の肥料部の顧客訪問ということで、宇都宮を起点に、2日間で茨城県、埼玉県、新潟県、福島県とおよそ600キロのレンタカーでの行程を、M課長代理の運転で回ってきました。大雨に見舞われましたが、雪が降らなくて予定通りに進みホッ。

 さて、今回はどちらの会社さんでも社長に対応していただき、お詫びを申し上げたところ、ご年配の社長から若い社長まで多様な方々に見解をいただき、またまた非常に充実した2日間となりました。やっぱり会社の方針はお客様が決めると言っても過言ではない!

 ところどころで日本の食料自給率が話題になり、政治への無力感が話題になるのですが、もし休耕地を復活させたとすると、肥料が不足する事態に日本は陥るのだとか。

 今でも中国の政策に翻弄されるなどして、背中を押されたり急ブレーキをかけられたり、価格の乱高下で経営が立ち行かない肥料問屋さんが出てきそうだということです。

 そういう意味では、国内の畜糞は十分な供給量があるわけで、耕作地が増えるとやっと我々供給側とバランスが取れる方向に行くんですね。

 世界的には肥料が逼迫している現在、食料自給率さえ上がれば、国内では自然と循環型農業が推進されるわけで、‥んー、結局、政治に期待します!

(写真:郡山駅西口にて)

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 テレビを見ていたら、トヨタの九州工場が例年より2日早く、今日が最終の工場稼働日だというニュースが流れていました。車が売れないんですね。

 かたや当社の工場、絶好調で年末は19日から30日まで12日連続稼働! クリスマス商戦と年末年始を迎えて、まさしくかき入れ時です。

 今日は県央工場に様子を見に行きました。

 年末は玉を切らしてはならないと言うことで、出荷日齢を伸ばして、今日当たりの平均体重は通常より1割増といったところ。現場はいつもより大きい鶏を相手に格闘という感じでした。

 ここのところの社内ブログを見ていても、工場からは「今日は何曜日でしたっけ?」と疲労困憊ぶりが伝わってきます。

 あと1週間。一番疲れている頃かな‥。

(写真:機械メーカーさんも部品交換に立ち会ってました)

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 今朝、起きたら30センチほど雪が積もっておりまして、今シーズン初めて雪かき作業をしてから出社。

 朝礼の時間はいつもより2割少ない感じ。遅れて来た人たちも何人かいたようです。県央工場のある八幡平市は50センチだそうで、1時間ほど遅れて稼働開始。久慈市は5センチだとかで、問題なし。海と山で差が付きました。

本社の雪かき

 さて、今日は種鶏の話です。

 先日、種鶏のコッブ(Cobb)の日本の総代理店である松坂ファームさんの新旧社長が来社されました。

 コッブは業界を二分する一大勢力だったのですが、親会社がアメリカの会社になり、日本のような大型鶏に向かない品種改良を進め、日本国内シェアは2割まで下がって、当社も早々に撤退しておりました。

 概ね8割のシェアを取ったチャンキー(英語名Ross)という品種が、あまり餌を食べずにのんびり元気に育ち後半大きくなる性質なのに対し、コッブは最初から食欲満々で食べ過ぎて育成率を落としがちで、育てる方は神経を使うという特徴を持っています。

 私流に、「車で言えば、チャンキーがセダンなのに対し、コッブは扱いの難しいスポーツカーだね」と言っていたのですが、これは事業の根幹なのでセダンを選んでいたわけです。

 しかし、そのコッブも世界の大型鶏マーケットに対して、雄・雌の掛け合わせの試行錯誤をして、今のMXと呼ばれるものは結構良好な成績を出しているそうです。

 ライバルの日本チャンキーさんは「マイクロソフトみたいになって責任を全て負わされても困る」とか言っておりましたし、我々ユーザーも怖いので、ここらへんでコッブには巻き返してほしいところです。

 ただ、スポーツカーだからと言って、高くしないでね!

ソニーシンセサイザーラジオ

 今週末も地元スキー場の雪は期待できないようなので、朝から書斎に籠もり、ラジオを付けっぱなしです。

 日曜の午前は、だいたい地元のコミュニティ放送「カシオペアFM」を聴き、午後はエフエム岩手というパターンです。

 そういえば最近の私は、自宅では、テレビよりラジオを点けている時間ほうが圧倒的に多くなっております。

 そのラジオも、古いラジオやステレオラジカセなどを使っておりましたが、やっぱりアナログでのチューニングは面倒だし、ステレオだとノイズも多いし‥、ということで最新のシンセサイザーチューナーを積んだソニーのモノラルラジオを各部屋用にいくつか買ってみました。

 で、やっぱり大きいのが良い音で気持ちよく聴けます。小さいラジオはボタンも小さいので電源を入れるのにも気を遣うんだけど、大きいと簡単です。

 もう既に、このソニーSONY ICF-M770Vを2台購入して、書斎と洗面所に設置しました。30年選手のナショナルのクーガー7もやっと引退です。

稲盛塾長

 お客様訪問の合間の17日夕方、新高輪プリンスホテルで開催された盛和塾の関東地区塾長例会に参加してきました。参加者は1000人くらいでしょうか。

 不況に突入した今、稲盛和夫塾長が何を言われるのか興味津々で聴きに行きました。周囲の参加者で眠っている人を見て、心の中で嘲笑していたのですが、なんと‥その直後私にも睡魔が襲い20分ほど聞き逃してしまいました。

 講演では、アメリカのサブプライムローンについて言及され、「足を知る」ことの重要性を強調されましたが、その境地に人類が行こうとしない現実を諦観されてか、「人類は滅亡するかも知れないが、会社は守るように」と言われました。

 そのための処方箋をいくつか出されましたが、経営者と労働者の絆を大切にするようにということを第一に言われました。実際、政府と経営者と労働側との議論が全くかみ合わない状況ですからね。これを心に刻むことができただけでも来た甲斐がありました。

 また、日頃からマネーゲームを否定する塾長ですので、我々塾生は、それで会社が傾くということは無いかと思います。

 不況になれば成るほど、盛和塾で学んだ経営の価値が高まります。

(写真:懇親会で塾長は全テーブルを回って歩かれました)

ケンタッキーのクリスマス

 今日も年末のご挨拶ということで都内のお客様を巡回しました。

 途中、時間調整でジャスコの店舗に立ち寄って、鶏肉売り場に数分立って売っているものを観察。

 当社の工場から出荷された「赤鶏ひろの」の様子を凝視してから、他の商品の陳列を確認したわけですが、ブラジル産解凍品の陳列がやっぱり目を引きました。

 ついこないだまで国産品が独占していた棚に、ブラジル産が侵食してきているわけです。うーん、これではいけない‥。輸入品と国産の価格差が開き過ぎると、やっぱりこんなになってしまうわけです。

 来年のチキン業界、国内産地も厳しくなると言われてますけど、こうなったら輸入品を駆逐するほどまで国産も価格を下げてもらって、売り場を取り戻すぞ!

 ‥などと半分自虐気味にお客様の前で吼えてしまいましたが、この戦いは不可避であり、少なくとも他の農作物より競争力のある国産の産地にとっては頑張りどころに違いありません。

(写真:KFCさんとは今取引がありませんが、国産を素材にしたオリジナルチキンは大好きです) 

八丁堀にて
 今日から明後日までの予定で、K専務とともに上京して肉のほうの顧客訪問をしております。

  さて、方々で話題になるのはもちろん業界の情勢。なんといっても、12月も中盤というのに全然相場価格が上昇に転じない状況は、まさしく未曾有の状況。

  輸入チキンも一時の半値に近い価格まで落ちて、市中の在庫は17万トンから更に上積みをしている状況とあって、年末年始の需要期を越したらどういうことになるのか行く末を案じる意見が多かったですね。

  つい半年前までは、業界の山(産地)も消費地もともに未曾有の好調ぶりだったわけですが、ここへきてやっと調整局面を迎えたということでしょうが、それにしても劇的過ぎる‥。

  相場も上がらないし、さっぱり年末という実感がなく今年もあと2週間となりましたが、こうして徐々に4月からの新年度の方針を考えさせられます。

  暗い話ばかり聞いてきましたが、今夜は取引先のK会長がまたジャズ・バイオリニスト、寺井尚子のライブに誘っていただきましたので、英気を養ってきます!



  ところで、やまけんさん写真・文提供の当社2009年カレンダーですが、ものすごい反響で売り切れとなってしまいました! 増刷にも時間がかかるので断念。部数間違った!悔しいし、申し訳ないです。

(写真:八丁堀駅近くの桜川公園)

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 カレンダーを作り始めて3年目。

 2年連続で、社員の顔とコメントをモチーフにした卓上カレンダーを制作しそれなりの好評を得ましたが、来年のカレンダーは‥

 農産物流通コンサルタントであり、超人気ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」でおなじみの山本謙治さん写真・文とも提供の「いわて県北食材紀行カレンダー」を制作しました!

 やまけんさんには二戸地方の食を愛していただいておりまして、撮影しブログに紹介してくれた食材が多数あります。そこに着目して提案し実現してくれた盛岡の山口北洲印刷さん、さすが当社のツボを抑えてくれます。

 また、やまけんさんには快く(?)引き受けて頂きまして、超多忙な出張の異動の最中に写真を選んで、コメント文章を書いて頂きました。ありがとうございます。

 ちなみに、その写真を選ぶ過程で、やまけんさんから「十文字社長、足りない写真を撮ってくださいよ〜」とお願いされ、12ヶ月のうち2枚だけ私が拙い写真を提供しております。(次は私の写真だけでカレンダーを!?)

 せっかくなので、毎月のタイトルを紹介しましょう。

  1. 雑穀料理&へっちょこ団子
  2. せんべい汁
  3. どぶろく
  4. 稲庭牧野への短角牛放牧
  5. 岩誦坊(がんしょうぼう)の湧き水
  6. 高村英世さんの雑穀畑
  7. 菜彩鶏の焼き鳥
  8. 丹市パン
  9. 短角牛の焼き肉
  10. ヤマブドウとリンゴ
  11. 米田カヨさんの十割そば
  12. 凍み豆腐

 それぞれにやまけんさんの暖かいコメントがありまして、食べたくなりますよ〜。それにしても、やまけんさん、私の知らない地元のことをよく知っています!

 できあがっての反省点としては、せっかくだからもっと大きいサイズで作れば良かったかな? また、製本部分はフラットにしたかった‥。

 それから‥、実は昨年までは卓上カレンダーとして例のCDケースを使ったものだったのですが、社内で「机の上に物を置かない」号令を掛けておりましたので、急遽壁掛けタイプにしたのですが、この内容だったらサイズも思い切れば良かった!

 このページをご覧頂いている方で、ご希望の方は当社までご連絡ください。

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 肥料部のお客様訪問・おわびの旅も第5回目を迎えました。今回は名古屋と東京方面でした。

 名古屋のお客様には厳しい叱咤を頂きましたが、同時に、鶏糞の価値を強く後押しされて、賛辞を頂いたような複雑な気持ちで帰途に就きました。

 鶏は腸管が短く、鶏糞の栄養成分は70%も残っているという事実。世界には鶏糞そのものを豚に食べさせる地域もあるくらい価値があるわけです。

 まあ、仮に先進国で鶏糞を食べて大きくなった豚を提供したら、マイナスイメージで全く売れないでしょうが‥(笑)。

 もしかして、言葉を換えると、鶏糞は植物の「エサ」とも言えるのでは? 

 飼料と肥料はまさしく紙一重では?

 飼料の70%の栄養成分があるんなら、飼料の0.7掛けの値段で売れないかな? ‥ははは、冗談です。

(写真:名古屋駅新幹線ホームから)

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 このごろ、いろいろな方と会話していると、「世の中おかしいよね」「マスコミが変な方に誘導している」という会話になることが多くなってきたような気がします。

 私もあれこれ言いたいことがあるのですが、立場がありますので麻生首相のようには‥(笑)。しかし最近読んだ2冊の本が代弁してくれています。

 「食品の迷信―「危険」「安全」情報に隠された真実とは(芳川充著)」と「誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで(小島正美著)」には頷くこと満載でした。

 で、あらためて思うのですが、添加物について、動物実験で得られた濃度の安全性の1/100を基準にしている現状‥。「違反しているが、だからといって毎日かつ一生食べても問題がない‥」などという報道を毎回するくらいなら、やっぱり「イエローゾーン」「レッドゾーン」という2つの基準を設けるべきではと思うのですが?

 また「賞味期限」という表記は一般消費者の大半が「レッドゾーン」だと思っているようですが、正確には「美味しく食べられる目安の日」なわけでまさしく「イエローゾーン」の意味なのに、「賞味」という学校で教えない言葉を使うことで混乱を招いている‥。要は仕組みの問題じゃないですかね?

 さて、この2冊の後に「食品のカラクリ11 「ニセモノ食品作り」最前線−激安の裏に「添加物」!! (別冊宝島 1519 ノンフィクション)」に目を通したのですが、表紙は売れ線の過激な告発本に見えるのですが、まえがきとあとがきには、上記2冊の本に近い主張が述べられております。

 日本人は敏感で集中する能力には長けているので、いまのような食の安全・安心のブームになったと思うのですが、これからはより冷静な議論が始まろうとしている兆候を感じさせる昨今の書籍でした。

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 12月3日の地元紙、岩手日報の一面のトップニュースは、「日本一(千葉)が二戸市に進出 来夏操業 120−140人雇用」でした。

 前日、株式会社日本一は二戸市と立地協定を交わしたそうです。二戸市にとっては願ってもない企業誘致であり、小原市長の肝いりで進めた成果がやっと表れたといったところでしょうか。

 100人を超える雇用となれば当社の工場とバッティングすることもあると思うのですが、二戸市のことを考えると少々のことは目を瞑りましょう。

 原料(鶏肉)の供給は、当然この地域からを期待しているということになるでしょうが、以前から私の理想とする姿である「鶏肉に関するいろいろな産業がこの地域に集まる」という形に一歩前進したことを嬉しく思います。

 今朝の本社の朝礼で、このニュースについてコメントをしましたが、朝礼の最後の儀式での「めざせ!日本一!」の唱和のあと笑いがこぼれました。

 社員にはあちらの工場を目指して欲しくない(笑)。

(写真:小若順一・食品と暮らしの安全基金共著の「生活防衛ハンドブック」51ページに「抗生物質不使用の鶏肉を買う」として当社名が掲載されました)

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 デジカメが普及しだしてかれこれ10年。結婚して、長男が生まれた11年ほど前は、25万画素程度でしたので、フィルムカメラも並行して使っていたのですが、次男が生まれた9年前には100%デジカメに移行しました。

 ですから、家内の作る子供たちのアルバムは、小さい頃は昔で言うセピア色の写真といいますか、まだまだ性能が乏しい頃なので、それなりに昔風に見えるところが悪くなかったりします。

 最初の頃は記録メディアといえばスマートメディアを主に使っておりましたが、今はSDカードにほぼ統一。

 このブログを出張先のインターネットカフェなどで書くこともあり、当初はSDカードからパソコンにデータを渡すためのアダプタ(写真左)を持って歩いていたりしたのですが、実は無くしたり忘れたりで厄介でした。

 そして目に飛び込んできた解決策が、右のバッファローのSD&USBカード。これを見つけたときは感動! とにかく手間いらずなのです。ただ、時々USBで認識しなかったりの相性もあったり、帽子部分を付けると挿入に引っかかったりしますので困った物でしたが‥。

 その後に発見したのが、サンディスクのUltra Plus USBシリーズです。SDカードの本家サンディスクですし、開閉にパチッと良い音がしますし、挿入にもほとんど何の問題もなく結構丈夫そうで気に入っております。SDからSDHCになっても、USB2.0なら何の問題もないですし。

 大体、形状のことを言えば、バッファローでも帽子を被せなければ挿入で問題になることもないです。

 価格も跳ね上がるわけではないですし、手早くパソコンにデータが転送できるわけで、通常のSDカードよりUSB対応が可能なこれらの製品はもっと普及しても良いと思うのですが‥。

国産チキンの広告

 出張している間に、業界のビッグニュースがありました。とは言ってもアメリカでのことですが。

 チキンの世界ナンバーワンと言えば、永くアメリカTyson社の代名詞だったわけですが、昨年、同じアメリカのPilgrim's Pride社が下位の会社を買収してナンバーワンに。しかし、その栄華は永く続かず‥。

 その、Pilgrim's Pride社が倒産。12月1日のニュースでした。

 この秋は日本国内での輸入鶏肉の価格の急落があって流通の中には大変な目に遭っている人たちも多いのですが、アメリカもこの不景気で市場価格がなんと45%ダウンだとか。

 市況に打たれたのは、同業他社も同じのようですが、Pilgrim's Pride社は昨年の買収が全く裏目になった格好のようです。

 昨日は業界団体の会合があったのですが、国内も来年に向かっては供給過多の可能性が高く、経営危機を招く会社が出てくるのではないかと噂されているようです。

 自動車業界もチキン業界もアメリカの不況を真似て欲しくないものです。

(写真:11月4日の読売新聞夕刊一面の広告)

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 今週も例によって肥料部の顧客訪問ということでK課長と出張です。月曜夜は札幌泊まり。翌朝旭川から置戸に移動し、塩別つるつる温泉に宿泊。今日は士幌町、芽室町と回って終了。私はとかち帯広空港から羽田に飛んで、都内のホテルにチェックインしました。

 昔からお世話になっているお客様と昨晩食事した中で、商品のネーミングに言及されたので、思い出したついでに顛末を書いてみます。

 まずは醗酵鶏糞「白鳥(しらとり)」ですが、これは当社の肥料部が(有)二戸コンポストだった時代に、初めて作られた当社のオリジナルネーミング第一号です。当初この部門を率いていたS常務が、工場のあった地名が「白鳥」ということで、イメージもぴったりということで付けたそうです。

 社名をCIで(株)十文字バイオアペックスに変えた際に、その勢いでパッケージングも含め全面刷新して、あれこれ変えました。

 乾燥鶏糞には名前が無かったのですが、更別村のある農家の方が「手間はかかるけど乾燥鶏糞は安くてとってもありがたいもので、上手に使うと本当に金の成る木になるんだよ」という言葉から「億万長者」というめでたい名前を思いついたのでした。

 その乾燥鶏糞をペレット化したものが「ペレットくん」です。ペレットという言葉はそのとき初めて知ったのですが、語感がよかったのでそのまま使いました。

 醗酵鶏糞をペレット化したものが「宝島」です。これも億万長者と同じノリです。

 最後に、「炭太郎」ですが、これはジャストシステムの一太郎がその当時人気でしたので、パクらせていただきました。

 一番インパクトがあったのが「億万長者」だったと思いますが、実は営業担当者はその名前で、引いてしまったと後で言われました(笑)が、なかなか浸透度が高くて乾燥鶏糞の販売にお役に立てたかなと思います。

 その当時、日本経済新聞の一面のコラムにこれらのネーミングが取り上げられ、また、その余波で業界紙で「日経新聞一面に取り上げられるとは快挙」と褒めていただき嬉しかったものです。

 パッケージについては依頼した八戸の業者さんががんばってくれ、期待以上のものを提案してくれ鳥肌が立った記憶があります。

 こうして肥料部のお客様を訪問して、鶏糞は「クソ」ではなくて、鶏の腸管が短いから栄養素が70%も残る、栄養満点のエサに準じた、まさしく「宝」だということを指摘され、認識を新たにした次第です。

(写真:今朝6時に塩別つるつる温泉を出発しましたが、ガラスが凍結していて、お客様の社長、専務に手伝ってもらいました)

成功と失敗の法則

 稲盛和夫塾長の新刊本「成功」と「失敗」の法則を読みました。1時間もあれば読める字数の本です。

 生きていくと言うことは、苦しいことのほうが多いものです。

 苦しき人生だからこそ、その苦は「魂」を磨くための試練だと考える必要があるのです。

 40歳まで所属していた青年会議所では、活動目的に「修練」という言葉を使っておりましたが、人生本番という40代の働き盛りでも、何も変わらないどころか、更に強まっている気がします。

 70代後半の塾長でさえも、寝ようとするときに、思わず「神様ごめん」という「反省」の言葉が自分の口から飛び出してきます。‥といいますから、気持ちが現役でいるうちは永遠に抜けられないのでしょう。

 でもそういう気持ちでいないと、生きていても死んでいる状態わけで、生き続けている間は結局、自分との戦いが続くわけで‥。逃げられませんね。

 気持ちに張りがある状態を与えてくれた周囲に感謝をしながらプレッシャーと戦っていきます。(と、書くことで自己暗示‥) 

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