きまじめチキン日記

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2008年07月

十文字研修風景

 今週は、職位毎の研修を3日連続でやっています。課長代理、主任・係長、部長・課長の3回です。

 最初に私から挨拶をすることになっていまして、今回は、当社はなぜ「さん付け」を強制しないかについて話しました。

 今の当社の社風なら、いかにも「さん付け」しそうですが、想像するに、あまりにアットホームに成りすぎてどうかなと感じています。

 肩書きなんて、日頃、肩書きで呼ばれないなら、昇格したときや名刺交換したときくらいしか意識しないわけで、下手すると責任感というか、組織での役割を軽視してしまうのではないかと‥。

 もちろんマイナスもあって、組織のピラミッドの下部になると、遠慮がちになるという欠点はあるわけですが。これは、そこにいたるまでに既に社風自体がおかしいと言えると思います。

 ところで私自身を振り返ると、けっこう「さん付け」で呼んでいる人も多い(笑)。とっさに役職名を言えるようにならなきゃ、ね。

 めまぐるしく変わる肩書きを覚えないで済む「さん付け」は便利かも!?

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 先日、二戸までいらっしゃって一晩おつきあいした同業者のある社長に、「十文字社長はこの業界では宇宙人ですよ。悪い意味ではないから、そのままでいてくださいよ。」と言われました。

 嬉しいような、嬉しくないような‥(笑)。

 でも、「業界の常識は社会の非常識」であることが多いと肝に銘じて、社会的な目で自社を見たいと思っております。

 逆に、異業種で常識とされていることが、この業界ではまだ取り入れられていないといったことが多々あるので、そのヒントをもらうために異業種に学びたいと思っております。

 それと、心当たりがあるのは‥、「いまどきの若者」像が新聞などで語られると、自分自身がかなり近いのでは?といつも思います。

 時代の先を行っているつもりですが、45歳にして、まださっぱりわかってないのかも知れません。

(写真:一昨日の二戸市内に懸かる虹)

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 地元の靴屋さんで買ったシンプルなデザインで堅牢なスリッパはお気に入りでしたが、かれこれ4年半を経た今年の春頃に、右足の親指の下が擦れて白い下地が見えるようになったので、よさそうなスリッパをあちこちの靴屋さんで探していたのですが、なかなか見つからない‥。

 やっと見つけたのは、仙台市内のある和服店の店先で、手作り風でシャープな形(写真左)でこれは悪くないと思って喜んで買って帰りました。

 しかしこれに履き替えてから、社長室のフローリングにゴムの擦れた跡が時々残るようになって、「こりゃあまずい」と気が付き、先日のアムステルダムでのフリータイムには、大通りの靴屋さん10軒ほどを巡りスリッパを探し求めて、やっとのことで「これだ!」と思うものがClark’sの店で見つかって、もう片足を女性の店員さんが探しに(盗難防止のために店先には片方しか置いていない)バックヤードにいくこと10分。

 ‥見つからない。そして店長とおぼしき男性が今度は探しに行くも、また見つからず。やっと見つけた物なのに、15分も探してもらったのに‥。残念!

 まあ、Clark’sは日本にもあるし、いざと成ればネットで探そうと思って帰国したのですが、Clark’sの正規輸入品のリストには載ってない模様。がっかり。

 結局、楽天で探してごくスタンダードなもの(写真右)を購入しました。クッションが良い他は、デザイン的にはお客様用に本社玄関に並べているのとほとんど変わらないですね。

 今考えると、アムステルダムのClark’sの店はサイズ別に並んでいて、同じデザインのスリッパが複数のサイズの所にあったわけで、‥もしかして左右が分かれて別々の場所にあった可能性が‥。

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 今日、日産GT−Rが納車になりました。注文主は私でも会社でもなく、会長(父)です。

 納入元は、当社の販売先の社長が経営する、北上市内の中古車ディーラーです。

 昨年12月の車検が通った未使用車のブラックが、ナンバープレートが「10」で届きました。うわー、やっぱりブラックは存在感があるわ。

 そのO社長がわざわざ納車に合わせて一緒にいらっしゃると言うことでしたので、会長の指示で、本社の社員も外に出て見守る中で納車されました。

 O社長は、R32、R33、R34の歴代GT−Rに乗ったことがありながら、今回のGT−Rには乗ったことがないというので、まずはO社長のドライブで20分ほど走ってみることに。

 助手席に乗って戻ってきたところを、撮された写真がこれです。うーん、助手席に乗っているだけで、何とも言えない‥、というか助手席が怖い(笑)。まあ、凄い加速です。

 O社長を囲んで、車談義に花を咲かせながら昼食を食べて見送ったら、会長はGT−Rでそそくさと自宅に戻ってしまいました。というわけで、私はまだステアリングを握っていません(笑)。

 会長は、社員に順番で貸すので乗って欲しいと言っています。

 社員、社員の家族、友達と、この車に接する人は増えていくと思いますので、その反響が楽しみです。

横浜の夜景

 本日0:26頃、岩手県北部の洋野町(ひろのちょう)で震度6強、二戸市や久慈市で5強の地震がありました。

 私は熟睡していたのですが、さすがに今回はあっという間に目が覚めました。

 しばらくすると各工場長や洋野町の農場担当者から無事との連絡が、携帯のメーリングリストで相次いで入りましたが、心配された久慈工場の確認がちょっと遅れて2:24に入って一安心。再び眠りに就きました。

 今朝もあれこれ情報が入ってきましたが、工場の社員もほんの数人が後片づけで休むとの連絡があったくらいで、社員も家族も無事のようです。

 けが人が多数出た模様ですが、先日の岩手・宮城内陸地震とは同じ6強でも、被害はさほどでなさそうです。

(写真:地震があった直後の二戸市。‥ではなくて、先週の横浜での夜景)

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 今日、久慈工場にお客様を案内してきました。

 ヤキトリ部門の部屋を案内しまして、目にとまったのがレバー串。

 ここのところ夏バテで毎日8時間寝ても疲れが取れない状況なので、「そうだ、レバー串があるじゃないか!」と思ったのですが‥。

 ヤキトリ部門は、中国産冷凍餃子事件以降、順調に推移しておりまして、社販もストップしているとのこと。

 私も食べられないのです。とほほ‥。 

アムステルダムの十文字 World Poultryという英文の業界誌の2007年23号の記事を翻訳したものが、国内の業界誌である「鶏の研究」に掲載されておりまして、そのタイトルが「集約型生産体制のほうが地球温暖化に影響を与えない」というものでした。

 ‥集約型生産と比較した場合、オーガニックや放し飼い飼育のほうが地球温暖化に対する環境負荷が高いという事実だ。それに加えて養鶏は他の畜種に比べても環境負荷が小さいことがわかった。

 業界のことがある程度わかれば、そんなことは常識の範囲だと言えるのでしょうが、一般人にとっては意外なこととして受け止められるのではないでしょうか。

 1キロの肉を作るのに、一般的には牛が13キロ、豚が7キロ、鶏が4キロの飼料が必要と言われているので、畜種間の違いは明確なのですが、同じ鶏でも放し飼い飼育だったら動きが活発になるので、おそらく5キロ必要とかいうことになるのでしょう。地鶏であればもっと必要です。

 ちなみに当社のように、抗生物質を与えない飼育では、飼料を仮に5%余計に必要ということだとすれば、4.2キロということになります。

 健康と地球温暖化の最良の妥協点として、当社はいい線を行っていると思うのですがいかがでしょうか?

 ちなみに、最近、牛肉が苦戦しているようです。物価が高くなり、一番高い肉がさらに高くなれば、やっぱり消費者離れが進みます。

 将来、牛肉がいまよりもっと貴重品になるかもしれないと思うと、出張では牛肉弁当に手が伸びるこの頃です。

(写真:アムステルダムの十文字??)

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 我が家にダイハツエッセが来たのはゴールデンウイークでしたので、もうそろそろ3ヶ月が経とうとしています。

 走行距離はまだ970キロ。私はオフタイムに運転するのみで、家内の方が乗っているかも知れません。

 3速オートマなのですが、それにしても運転が楽しい!

 660ccに700kgそこそこの重量。これをフルに回すとエンジン音が心地よいし、逆に燃費自慢に挑戦するも楽し。カチッとしたボディに柔らかいサスで、乗り心地も上出来。

 ガソリン価格高騰で、「社長も軽自動車に乗ってください」という局面になっても、これならかえって楽しい生活が送れそうです。

 ちなみにこのエッセは、Dセレクションという限定仕様車。ドアミラーが手動だったりしますけど、スモークドガラスやパワードアロックが付いて、もちろんエアコンやCDステレオが付いて、カタログ価格75.6万円。‥これは全国の無印良品で売るべきですね。

 家内も「買い物に便利」と気に入っているようです。こうなると、家内のRAV4をもっと荷物の積めるクルマに置き換えたくなります。

 近頃クルマで遠出していませんので、このエッセで東京あたりまで出かけたらどうなるのか?とか考えています。

新旧リクルーター

 新たなメンバー構成で2010年春の採用チームが活動を開始し、今日は第1回目の会議が開かれていました。

 K課長から、事前に下記のテーマで話してチームのモチベーションを上げて欲しいとのことでしたので、例年になく少々準備をして30分ほど話しました。

  1. 経営理念・ビジョン
  2. 新卒採用の目的
  3. 採用ターゲットと方向性
  4. リクルーターへの期待と目標

 経営理念については、逆に自分の言葉で話して欲しいと指名。びっくりしたでしょうけど、さすが当社の若い社員たち、それなりに答えてくれました。

 「地域と我々の潜在能力を引き出し 真に価値ある食品作りを通じて 豊かな食生活に貢献する」が企業理念なのですが、なんと言っても私としては「潜在能力」と言う言葉に一番こだわっていることを話しました。

 また、当社の社員に協力会社の社員等を足すと約3000人。その家族を入れると1万人。当社に以前勤めて卒業した人や、これから将来勤める人やその家族を入れたりすると、この地域で今生きている2万人くらいに影響があるかも知れないと改めて強調。

 その隠れた2万人のピラミッドの頂点付近に新卒で入ってくる新入社員は就くわけで、地域の力になってもらう人で無ければならないことを言いました。

 ちょっとプレッシャーだったかな!?

 これから夜は顔合わせ会です。柔らかく行きまっせ〜!!

(写真:その後の懇親会)

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 岩手県の方々は既に民放4局のCMをご覧になって知っていると思います。

 あの東国原英夫宮崎県知事が、岩手県で講演をします

 主催は岩手県広告業協会ですが、特別協賛として岩手県ブロイラー事業協同組合が付きまして、私も関係することになりました。

 ちなみにこの組合の組合員の社名が以前と違って「ブロイラー」が外される傾向になるので、これを機に「岩手県チキン協同組合」となることで手続きが進んでいます。

 講演会は無料なので、月曜日の時点で、テレビ局には1042席のうち半数近い応募があったそうで、やっぱり人気ですね。

 私の所にも割り当ての入場整理券が来る予定です。このブログの愛読者には優先して差し上げることが出来ると思いますので、ご連絡ください。


東国原英夫宮崎県知事 講演会

日時 平成20年9月6日(土) 13:30〜

場所 都南文化会館 キャラホール

住所 盛岡市永井24−10−1

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 盛和塾25周年記念となる第16回全国大会の2日間の日程を終え、たった今帰ってきました。

 確か昨年まで2000人を切る参加だったはずですが、今回は25周年ということで、2555名の参加(奥様は同伴OKです)と大にぎわいといった感じでした。会員数も4899名と、5000人が目前となりました。

 入会してから、もう10年になります。その間、5回前後全国大会に参加したかな。

 一昨年も感激して帰ったのですが、これまではどうすれば会社をうまく経営できるかという手段を発表者の経験からあれこれメモした気がしましたが、今回はそれぞれの人間模様というか、生き方に共感した回だったような気がします。

 優秀な父と兄を尊敬しながら、陰に隠れているタイプだった方。厳しい父に育てられた3兄弟で、兄が仕事を放棄してしまって弟と頑張っているという方。子供の頃の相続のもめ事から「お金持ちになる」という野望だけで経営し失敗してきた方。‥等々。

 コンプレックスや災難や貧困に遭いながらも、頑張って成果を出している人たちばかりだったような気がします。私はまだ恵まれている‥。

 稲盛和夫塾長は、この2日間、ずっとステージにいてスポットライトを浴び続けコメントしたり、表彰したり、講話をしたりと、76歳のお体を酷使されて我々に与え続けられました。本当にありがたいことです。

 心が洗われて、また私も頑張らねばと思いました。

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 主産県会議が昨日、盛岡市の鶯宿温泉「ホテル森の風」で開催されました。

 この会議は、国内チキンの3大産地である鹿児島県・宮崎県・岩手県に事業所を持つ会社が参加することになっており、結果的には国内生産羽数の2/3をカバーする大手が顔を合わせる場となっています。

 年に1回は東京で開催。もう1回は各県で持ち回り開催となっており、今年は岩手県に集合となっておりましたが、4月28日十和田湖畔での野鳥の鳥インフルエンザ感染で日程が延期され、九州両県からの参加がやや少ない状況での開催となりました。

 今回の議題は主に、飼料価格高騰についてと、鳥インフルエンザ発生時の近隣の処理工場間での補完ネットワークの試験運用についてでした。

 飼料価格高騰については、私にも発言の機会がありましたので、「こないだまでは、積み立てていた基金を取り崩して補填金をもらっていたのに、今は基金の協会が市中の金融機関から借り入れをして補填金を我々は頂いている。これって、クレジットカードで利益を買って税金を納めていることになるわけで、経営者として喜べない状況だ」と発言しました。

 さて、私はまだ時差ぼけで日々朝3時頃に目が覚めているので眠くて、1次会で切り上げ8時頃寝たのですが、今朝4時に大浴場に行きましたら、いるわいるわ‥、やっぱり鶏業界人は朝が早いのかな?

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 航空機のエコノミー席に長時間座っているのは、さほど嫌にならない方だと思います。日頃出来ない読書がはかどるからです。

 今回は、高橋克彦さんの渾身の作「天を衝く〈下〉―秀吉に喧嘩を売った男・九戸政実」の2/3、およそ450ページを行きの航空機中で読みました。

 この小説は、二戸の戦国時代の名将、九戸政実を主人公にした小説です。豊臣秀吉の奥州仕置に最後まで抵抗した政実は、地元の英雄です。

 この本ができあがった2001〜02年頃、NHK大河ドラマの候補作品として地元でパーティーが開かれて、そのときに頂いた本なのですが、私は歴史に疎いこともあり、ずっと読む優先順位が上がらずそのままだったのですが、昨年末よりチビリチビリと読み始めていました。

 で、今回一気に読了。いや〜、面白かった〜。

 二戸を中心にこの地域の地名が随所に出てくることもあってイメージしやすく、ほんとに楽しく読めました。いつか、こんどは一気に読みたいと思います。

 いや、その前にまだ手を付けていない、高橋克彦さんの「火怨―北の燿星アテルイ〈上〉」を読まなきゃ!


 どちらも文庫本が出ています。

天を衝く〈1〉―秀吉に喧嘩を売った男九戸政実 (講談社文庫)

天を衝く〈2〉―秀吉に喧嘩を売った男九戸政実 (講談社文庫)

火怨〈上〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)

火怨〈下〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)

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 ベルギーの田舎町で案内されたレストランhobo’s。インテリアもエクステリアも、とてもセンスが良くてびっくりしました。

 そうしましたら、オーナーは日本人のご年配の方で、昔、ひよこの鑑別士として活躍されていたそうでまたビックリ。

 ちなみに鑑別士とは、肛門を見て雌雄鑑別を行い、その日本人の精度とスピードは抜群だとして世界中で重宝され、高額所得者として憧れの職業だった時代があったはずですが、今や、羽毛で鑑別できるようになり、市場価値は下がっているはずです。

 さて、メニューには一般的なベルギーのレストランの料理が並んでいたのですが、私は後ろのページにあったチキンのテリヤキ定食を見逃さずに注文。機械メーカー代理店の社長は餃子定食を注文。

チキンテリヤキ定食inベルギー

 来たのは、美味しいのですが、日本の味付けとはちょっと異なるものでした。でも、鑑別士のおじいさんのことを思うと、味わい深かったですね。

(上の写真:男女トイレの表示)

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 当社の工場関係の役員・管理職たちと、機械の代理店の案内でヨーロッパに来ています。4〜5年ぶりかな。

 実は今回、出発2週間ほど前に、急遽私もこのツアーに入れてくれるよう頼んで、混ぜてもらったのです。そうしましたら、代理店の社長も「ちょうど私も行きたかった!」そうで、合流してくれました。

 さて今回は、イギリス、ベルギー、オランダと回っています。機械やさんが案内する工場ですから当然なのですが、モデルになるような、新しく、クリーンで、大規模な工場ばかりです。

 日本ではまだ、「人の仕事を機械に置き換えていくら」という発想なのですが、もう「機械の補助に人を何人付けるか」という世界に入っている印象を強く持ちました。

 着実に進歩しているチキン業界のメカニカルの世界。現地の機械メーカーの営業マン(33歳)は、4年前に航空会社から転職したのだそうですけど、エキサイティングな仕事で満足していると言ってました。

 ただいまヨーロッパはサマーバケーション中で、関係各社の管理職も休みだということも多いようです。また、7月上旬の今は、サマータイムで日没が夜10時過ぎだったりして、日没がせいぜい7時ごろである岩手県人の私にとってはとても羨ましく感じます。

 そういうところをはじめ、各地の工場の随所にヨーロッパ人の合理性、価値観を如実に感じることができます。

 それにしても、ポンド高、ユーロ高は旅行者にとっては辛い‥。これも非効率的な日本の社会を物語っていると実感しますね。

(写真:久しぶりのイングリッシュ・ブレックファストが嬉しい!血のハンバーグも美味いです)

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 私の父ですから、同じようにクルマ好きです。

 私が物心ついたときには、ダットサントラックが家にあり、確か私が5歳頃に運転席で父を背中にハンドルを握らせてもらったことがあります。

 その後には、会社の成長とともにスカイライン1800(ハコスカ)→スカイライン2000GT(ハコスカ)→ローレル→セドリック→クラウンと順調にランクアップしていきました。

 途中アメ車も買ったりしましたが、その後、私が運転免許を取った頃に、初めてベンツを買いました。

 300Dというモデルでしたが、当時は日産の3000ccの4ドアハードトップのセドリックもあったので、その違いに大いに驚いた記憶があります。

 ドアの閉めた感じや、開く途中の感じはもう質実剛健のドイツのイメージそのもの。ハンドルは軽くて、しかもかなり切れる。ブレーキはよく効きました。シートも大きくて硬くて良かったなあ。

 ただ、エンジン音はディーゼルと言うこともありうるさく、アクセルに対する反応は鈍くてマイペース。タイヤのグリップが無くてアンダーステアが出るので、正直なところ嫌いだったのですが(ちなみにセドリックもふわふわした感じと4ドアハードトップの剛性のなさで嫌いだった)、今思うとすごく懐かしく、よき時代のメルセデスベンツそのものだったと思います。

 で、いま、父のガレージには、先々代のE300(写真)がありまして、中古で手に入れて10年近くなるはずなのですが、飽きずに乗っています。というか、乗り味がかなり気に入っているんですね。

 ‥、とこんなことを書いていたら、ドイツ車に乗りたくなってきました。しかし、あの頃の違いほど今もあるのでしょうか?

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 先週土曜日、息子たちを連れてゴルフに行ってきました。昨年に続いて2度目です。

 冬はサッカー、夏はホッケーで忙しいものですから、休日に私と一緒に遊ぶと言っても、ゴルフの打ちっ放しに月に1〜2回連れて行くくらいのものです。

 昨年、長男を連れて初めてゴルフ場に行ったとき、子供はゴルフ連盟に加盟すれば子供料金になるというので、早速加入。

 そのままでは年会費がもったいないので、年に何度か連れて行こうと思ってはいるのですが、タイミングが合わずにいました。

 しかし、先週の土曜日は長男がサッカーの練習から帰ってきて疲れているところに、「ゴルフ場に行く?」と聞いたら「いく、いく!」と言うので次男をスコア係として3人で行ってラウンドしました。

 後半、何度か「疲れただろう?」と聞いたのですが、否定するのでちゃんと18ホール回りました。しかも、私はカートですが、長男は飛距離がないのでほとんど歩きです。

 息子たちも私も喜んで帰って、翌日はサッカーの試合。私も応援に行ったのですが、どうもいつもの動きと違う‥。妻に言わせると、朝から明らかに疲れた顔をしていた。

 サッカーの観戦が終わればあれこれ文句ばっかり言っている私ですが、さすがに今回は反省しなければ。

 今度はいつ連れて行けるだろう‥。

 ちなみに息子のスコアは157点で、最後のホールはボギーで、私に勝ちました。

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 来年春に入社見込みの内定者に二戸まで来てもらい、昨夜は市内のレストラン「ボヌール」で内定者懇談会を開催しました。

 今回はボヌール特製の「菜彩鶏のローストチキン」がデーンとテーブルに載りました。その切り方を、私を始め社員にやってもらったのですが、さて学生さんたちには鶏のプロらしく見えたでしょうか?

菜彩鶏のローストチキン 二戸 ボヌール

 最初はだいぶ硬かった学生たちでしたが、鳥料理の数々が出されるとともに徐々に本領発揮。自ら一気飲みを率先してやるK君に引きずられて、かなり盛り上がりました。

 3時間過ぎた9時で締めて、まずは飲み過ぎ注意報のK君からタクシーで見送り。

 次ぎにタクシーが来たら、「社長どうぞ!」だって。2番目に酔っぱらいだったのは私か!?

ナタデココ

 こないだのプレゼントコーナーへの賞品提供でもらった週刊ダイヤモンドの見本誌を昨日、新幹線の車中で読みました。

 その中で、野口悠紀夫教授のページが目にとまりました。タイトルは「食糧問題の本質は量不足ではなく高価格」。相変わらず鋭い視点です。

 いま、食糧自給率を巡る議論は少なくともここのところは国内農業擁護派が圧倒的に多くなっていると思うのですが、野口氏は一貫してここでも自由貿易主義のメリットを開陳しておりました。

 この議論に正解はなく、今後の国民の損得としての選択枝としてあるだけなのですが、それにしてもほとんどの先進国は食糧自給率の重要性に気づき、既にかなりのレベルまで上げているわけですが、日本だけ例外でよいのでしょうか?

 食糧自給率だけではなく、タバコ税、サマータイム、消費税率など世界の先進国の潮流がもうある程度出来ているのに、いちいち難癖つけて結果的に変われていないのが日本ではないでしょうか?

 松下電器にとってソニーは研究所だと故松下幸之助氏は言ったそうですが、ライバルの実行は、実シミュレーションでもあるわけで、大いに学ぶべきものと思います。

 とはいうものの、鯨肉の消費など、日本伝統の食文化を壊せだとか言うのは別だと思いますけど(笑)。

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 もう1ヶ月も前になりますが、休日に子供たちをスカイラインの後席に乗せ、時間がないのでコンビニで買った食べ物を食べさせて移動したときに、お気に入りのシルキーエクリュの内装にジュースをこぼして染み込ませてしまいました。

 発見したときは、「うわー、やったかー」とガッカリ。

 その後、諦めきってそのままにしていたのですが、「もしかしてシミ抜きする方法があるのでは?」と数日前に思い付き、持っていた洗車マニュアル本を読んだりして、週末に市内のイエローハットで800円ほどの泡が出るスプレー缶を購入。昨夜、実行に移しました。

 濡れたタオルをシートに敷いて一晩そのままに‥。朝見てみると、まだ濡れたままでしたが、どうやらだいぶ抜けたように見えます。ニヤ。

 そろそろ乾いた頃の昼時間クルマに行ってみると、おー、ほぼ汚れが分からないレベルに!嬉しい〜。

 衣服と違って丸洗いというわけにはいきませんけど、やれば出来るんですね!

 これでお客様に乗ってもらっても、気分を害することもないでしょう! 

 たいしたことじゃないけど、とーっても嬉しい出来事でした。

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