きまじめチキン日記

岩手県二戸市 昭和38年生 チキン産業 経営者 十文字保雄

2006年12月

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 本社は29日、工場は30日を最後に年末年始休暇に入っていますが、私は結婚10周年が間近という事もあり、家内の願いを叶えるためにもということで、早めに休暇を頂き、家族5人で28日から大晦日の今日まで3泊4日で台湾に行ってきました。

 15年前に、ライオンスクラブのホームステイの受け入れを実家でやったときに、台湾の女子学生が来て、その後もその子がまめに手紙をくれたり、結婚して新婚旅行にも二戸を訪れてくれたりして、父は何回か台湾に行ってお世話になって楽しい思いをして帰ってくるので、私も必ずやと思っていたのですが、こんなに遅くなってしまいました。

 
 で、急なスケジュール決定だったのですが、年末の忙しい中、その女性と旦那さんがフルアテンドしてくれまして、何の不自由もなく、ため息が出るほど凄く充実したスケジュールで楽しませてもらいました。2人のおかげです。

 宮殿見学、世界一高いビル見学、ショッピングセンター見学、温泉、海、我々7人だけでのクルーズ、屋台食べ歩き、おかゆ、台湾式しゃぶしゃぶ、ゲテモノ食い、普通の台湾人の朝食、乗馬、電気店街、マッサージ、オマケに彼女が出演しているテレビ局の生放送出演‥。

 天気も着いた深夜と出発の朝に雨が降っただけで、間の2日は天気が良くて、今年は何かとツキ過ぎ!

 また、子供たちと80時間あまり一緒にいて、知らない面をたくさん見せられました。嬉しい面もあり、再教育せねばと思う面あり。

 さて、今年は私にとってはかなり良い年でした。ちなみに、今夜は1年を振り返ってマイニュースベスト10を選出します。(公表はしませんが!)

 では、良いお年を!


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 昨日、2時間遅れの新幹線で夕方、二戸に着いたときはみぞれ。車中では、iモードで何度か久慈工場周辺の大雨の状況報告が流れてきました。

 すぐそばを流れる長内川が氾濫するまでには至らなかったのですが、道路は川状態だとか、午前中で社員が十数人帰っただとか、土砂崩れで○○地区には大型バスが入れないだとかいう情報が入ってきまして、心配しました。

 が、大事に至らずホッ。で、一夜明けた今朝は良い天気。雪も洗い流されて街が何だか綺麗になったような‥。でも道路は所々凍結しています。

 しかし、風対策で、開放鶏舎の窓を閉めすぎて、「蒸らし事故」で鶏を数千羽殺してしまったという情報も入ってきました。残念です。

 4工場は30日まで13日連続稼働。社員にも疲れが見えてきたとのこと。本当にご苦労様です。

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 今年最後の上京から帰ってきました。今回は行く先々で業界全般の話題が中心だったですね。

 来年は飼料価格が大幅に値上げしていくことが確実視されておりまして、産地側はまた大きなハードルを越えてサバイバルして行かなくては成らない状況です。

 しかし、言われて改めてそう思ったのですが、この業界は確かに「打たれ強い」。

 食鳥産業は鶏卵業界と並んで、物価の優等生と言われているわけですが、輸入品の進出による鶏肉相場の下落や、飼料価格の高騰、鳥インフルエンザを初めとする急激な消費減退など、次から次へと飛び越えなければならないハードルが発生するのですが、なんとかそれを乗り越えてきたわけです。

 しかも、大動物の家畜が補助金に大きく頼っている部分があるのに、食鳥は戦後の産業と言うこともあってか、最初からほとんど野放し。

 でも、この野放しが良くて、生命力のある会社が林立する産業になったのではないでしょうか。補助金だとかに頼ってしまうと、延々とそれに頼ってしまいますからね。

 だから、この仕事はとても面白い、飽きないと業界人がよく言うのでしょう。

(写真:東京駅からはやてに乗ったら強風で2時間遅れで二戸に着きました)

感謝してもしきれない この写真は、昨日巡回した久慈工場に貼ってあった詩です。以前の工場長のK氏が作って貼らせたものです。

 感謝の言葉

 感謝してもしきれない
 うちのような工場がいっぱいあるのに
 お客様はとおい北国のうちの工場を選んでくれた
 電車に乗ってバスに乗って
 わざわざ久慈まで来てくださった
 頭をいくつ下げてもまにあわない
 腰をいくら低くしてもおっつかない
 ありがたいことだ
 もったいないことだ
 こうしたお客様が
 ますますわたしたちの工場を大きくしてくれる
 感謝してもしきれない
 ありがとうございます
 お客様

 いいですよね〜。オリジナルはヒューマンウエア研究所清水英雄氏で、それを少々いじったものです。

 無駄な言葉が一つもない詩だなあ、といつもながら感じています。

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 今年の天皇誕生日とクリスマスイブのカレンダーは土日。しかしかき入れ時につき稼働日とあって、工場の出勤率を心配したのですが、管理職の声掛けが功を奏したか、まずまずだったようです。

 本社は休みなのですが、現場がどんな様子か気になるので、昨日の午前は県央工場(八幡平市)、午後は二戸工場、今日の午前は久慈工場、午後は県北工場(軽米町)と巡回してきました。

 やっぱりいつになく現場の人の動きが速かったですね。特に販売課の連中は殺気立っていました。というのも、ここのところ食鳥検査での廃棄も多くて、体重も予想を下回って推移してまして、出荷義務の重量ギリギリで推移しているようなのです。

 同業他社の情報も入ってくるのですが、体重減で苦戦している会社が多いらしくて、当社はまだ良い方かな?

(写真:もも肉の骨抜きの作業で、この時間は鶏王が流れてました。やっぱり肉色が鮮やかです。)

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 同じ仕事をしていても、当社は部門名を時々変えてきました。もちろんその時々に経営陣の思いやこだわりがあったからです。例えば以前の管理部は今は支援部となっています。

 しかし、部門名が迷走した例も結構あります。農場を指導員が巡回して歩く生産課という部署がありますが、昔は、指導課だったり、技術課だったりしました。

 次年度が4月から始まるので、その前に事業計画を作る必要があり、更にその前に人事異動をする必要があると言うことで、今その時期なのですが、部署名のついてもあれこれ悩んでます。

 写真の「種鶏孵卵課」なのですが、しゃべっても長いし、書くのに画数が多くて、なんとかしようと思っておりました。

 しかし、なかなか難しいですね。最終商品としてはヒヨコを作るわけで、ヒヨコ課かなあ‥。ゴロがねえ‥。軽いかな?

 でも、この看板を直さなきゃ成らなくなるし‥。やっぱり止めておこうかな‥。

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 「自分の考える通りに生きなければならない。そうでないと、自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」〜ブルージェ(フランスの作家)

 ある本を読んでいたら、本筋と関係なく、参照欄のこの言葉が目に留まり、な〜るほど!と唸ってしまいました。世の中って、この尺度で二分できます。

 怠惰だったり、臆病だったり、身勝手だったりする自分。それを制御して自分の理想とするところに近づくよう、たった今動いている人だけが、自分を成長させるということでしょう。

 どんな年になっても、自らの成長を実感できる日々を送っていたいものです。

(写真:名刺入れ。これだけはアナログから脱却できません!)

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 「きまじめ品質」は、平成3年に当社がCIを導入したときから、会社の形容詞として使い始めたコピーです。

 その時、当時の営業担当の村上常務(現監査役)が、ただの「まじめ品質」でなく「き」をプラスして行くことを主張して、現在に至っております。

 昨日の朝礼の誕生日スピーチで、その蘊蓄(うんちく)を語って頂きました。

 その1。関西の銘酒「灘の生(き)一本」。この「き」の「生」は混じりっ気なしの意味だそうです。

 その2。約20年前頃読んだ本「非まじめのすすめ」。東京工業大学名誉教授でロボット博士としても有名な森政弘が書いた本。「非まじめ」とは「まじめ」を否定するものではなく「まじめと不まじめ」を融合し統合する考え方だそうです。「まじめ」だけでは良い商品を開発できないし発想を柔軟にということでしょうか。

 また、カンパニーの語源まで解説していただきました。カンパニーの語源は中世イタリア語の「コンパーニヤ」だそうです。「コン」は共にする。「パーニヤ」は食パン。つまり同じ釜の飯を食う仲間なのだそう。

 そういえば良くみんなで一緒に食事します(笑)。

(写真:昨日は最高気温もマイナスの真冬日で、雪も結構降りました。しかしクリスマスに向かっては暖かくなって溶けるそうです。)

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 今日は、二戸工場の忘年会が二戸パークホテルで正午より開催され、羽目を外して来ました。2次会までおつきあいして帰って、いまこのブログを書いている指の動きも怪しい‥。

 さて、二戸工場は若手社員が多いのですが、毎年その出し物は楽しめます。今年は史上最高、抜群でしたね(写真)。コスチュームも良かったし、男どもの足も結構キレイ?

 私もついステージに乱入して、それなりに受けたのは良かったのですが、退場の際に足首を捻挫してしまいました。

 直ぐに気を利かせてきれた社員が、ホテルから湿布薬をもらって、貼ってもらいましたが、こんなに腫れたのは生まれて初めてかも‥。ていうか、2次会など出ずに、早く帰ってアルコールを抜きなさいって?

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 鶏肉は鮮度が命。

 当社の商品の大半は、フレッシュでその日のうちに消費地に向けて大型トラックで運ばれていくのですが、商品によっては急速凍結を掛けて冷凍してしまうものもあります。

 当社の久慈工場の敷地内には、「物流センター」と呼ぶ冷凍庫部門があります。直ぐそばですので、工場で処理してパックしたものを、こちらに持ってきて急速凍結を掛けることができます。

 ということで、クリスマスを前に物流センターは「骨付きもも肉」のかき入れ時です。担当者は「うちのクリスマス向けの骨付きもも肉は品質がすごく良いはず!どこにも負けないですよ。」と自信満々。

 年中寒い作業場で、ホントーにご苦労様です。

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 エコプロダクツ2006という催事が、東京ビッグサイトで12月14〜16日に開催されておりますが、その中に取引先のP社さんがブースを出していて、ドコモのFOMAを使ったテレビ電話で、産地を紹介するという企画がありまして、今日、県央工場の屋外から中継しました。

 FOMAのテレビ電話なんて、全然使ったことがなかったのですが、いや〜面白かったですね。先方では私の声がスピーカーで流されておりまして、その音がだいぶ時差を伴って帰ってくる感じでした。

 当方からは、鶏の屠体をばらす作業を工場長がやって見せました。会場からの質問のコーナーもありまして、「鶏のどこが一番美味しいですか?」には工場長代理が「むね肉が‥」と優等生の答え。

 屋外と言うこともあって、液晶ディスプレイが見えにくくて、相手方の状況がさっぱり分からなかったので、結構気楽に出来ました。

 本当は工場の中から中継したかったのですが、電波が弱くて諦めました。本当は500人が働いている現場を見せたかったのですが‥。まあ、天気が良くて、岩手山が見えたので、それはそれで良かったですね。

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 業界関係者との会話の中で、よく訊かれるセリフの一つに「御社は農場後継者はいますか?」があります。と言いますのも、後継者難はこの業界で共通の問題なのです。

 私は「全然問題ないですよ。」と答えております。一般的には売買農場にこの問題が多いようで、当社は直営農場の比率が高く、売買農場は少ない方なのです。その売買農場も、息子(または婿)がやりたがらないという例はほとんど無いです。

 これは、地元にある他の仕事に比べて、農場経営がどれだけ潤うかだと思います。今のところこの地域では売買農場は引っ張りだこで、当社のようなインテ間で競うこともしばしば‥。

 それと、直営農場は自らの設備投資が不要で、リスクも少ないことから、やりたいという人が引きも切らない状況です。

 直営農場は請負契約で、成績に応じて支払いしますが、うまくいくと社員でいるより収入が良かったりしますから、社員を辞めてまで農場で自分を試したいという人もいます。本気でやれば、見返りがあるという仕事が魅力なのでしょう。

 会社にとっても、そんじょそこらからいきなり農場を任せる人を採用するより、会社で働いて当社の流儀を分かった人が農場をやってくれた方がずっといいわけで、希望があれば社員の希望を叶えてやりたいと思っております。

 ただ、その分社員の採用を増やさねば‥。しかし最近は、学生さんが、「農場をやりたいです」というダイレクトな希望が多かったりするんですよね。

(写真:久慈工場での終了間際の清掃風景)

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 肥料部を除いては、当社は卸さん相手の商売なので、営業用のカレンダーを制作したことはなかったのですが、今回、営業部で作りたいという話が出て、便利なデスクトップカレンダーにしました。

 そして、案をいくつか持ってきたのですが、社員の顔を入れたこのカレンダー(画面クリックでアップが見られます)の案が面白そうだったので、その場で「これが良い!」と私は断定してしまいました。

 案を社長室に持ってきたマーケティング課長は冷や汗だったようですが、大体私の志向が分かっていたでしょ!

 お客様のところにも配られ始めたようですが、早速「これは、ヤスオ社長の企画だね」とのメールが届きました。みんな、そんな風に見てるんだろうなあ〜。企画会社もか‥?

 お客様から見て、電話で応対するだけの人の顔が、これで分かってもらえれば幸いです。

 また、滅多にないチャンスなので3000部刷り、社員全員、協力会社関係にも配布しました。

K先輩宅まちづくり宴会 地元のまちづくりの重鎮(58歳?)が、私(43歳)と同業者のA社の後継者(42歳)を家族で自宅のホームパーティーに誘って頂き、合計10人+αでおじゃましてごちそうになり、まちづくりを熱く語ってきました。

 地元のチキン産業が経済的にはものすごい影響を及ぼしているのに、地元の人は知らなすぎるという認識が重鎮にはおありで、何とか盛り立てたいと有り難い姿勢でしたが、我々若手のチキン産業の経営者側には、もっとまちづくりで活躍して欲しいとも。

 「社員を食わせるのが最大の貢献」とか「会社のことで手一杯でしたので‥」とお茶を濁してしまいましたが、もちろん夢もあります。アンテナショップだとか、あれこれ話題が飛びました。

 その中でも「地元には西日本のように水炊きの習慣がないのが消費量の違いに結びついているのでは」という意見は、まさにそうだと思いました。普及に努めるのが、我々の務めかな。

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 昨晩は盛岡に泊まり、朝は1件盛岡市内の某所に寄った後、午前中は県央工場、午後は二戸工場→県北工場→久慈工場と巡回して、現場を歩き回り「ごくろうさま!」と声を掛けて回りました。

 今日は賞与支給日でしたので、現場の社員の皆さんがどれくらい喜んでいるのか確かめに行ったような感じです。

 昼時間には担当の上司から給与明細を渡す儀式をやることになっておりましたので、午後に巡回した工場の社員は金額を分かっていたようで、方々で「こんなに頂いてありがとうございます。」との声が聞かれまして、社長としてもまんざらじゃないですね。

 昨年の実績に応じて計算式通りに支給すると言っておりましたので、私とすれば驚くこともないような気がしますが、出勤率のこともあるからなのでしょう。

 中には「社長!私(出勤率が)100%!」と自慢げに声を掛けてくれる女性がいて、「いくらだったの?」と聞くと、「199,750円とも〜少しで20万円だったよ!」との答え。

 ところで、各工場で昼の儀式の様子を収録した動画をみましたが、結構やり方がまちまちでした。笑顔が倍になるような儀式に出来ないか、要検討です。

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 今週は月曜日から水曜日まで出張の予定があったのですが、事情によりキャンセル。そのおかげで出社中はデスクワークがはかどり、夜は家でのんびりと読書してました。その中で読んだ本が「見えない病気 低血圧 バラエティーに富む症状」です。

 自分が低血圧であることは承知していたのですが、10月末の人間ドックで測った血圧が、いままで以上に低かったものですからちょっと気になって、ネットで検索して調べ、アマゾンから1冊取り寄せて読んでみたのです。

 そしたら目から鱗!子供の頃からの症状が全部ここに書いてありました。中学校の時は同級生から顔が青白いと言われ、バレーボール部のフットワークトレーニングについて行けなかったこと(このときの診断は鉄欠乏性貧血)。社会人になってからの胃潰瘍。おまけに、若く見られることもその症状だとか(笑)。

 低血圧の患者は、芸術の世界で活躍したり、ビジネスで成功したり、長生きしたりとか、良いこともあるそうですが、気力で体力をカバーしようとするので、行き過ぎると危ないのだそう。

 そういうことだったのか〜!ビジネスでの成功とか長生きはこれからなので分かりませんが、全ての症状が低血圧から来ている‥。

 しかし、直したいという気持ちが強く湧いてきました。そのためには、高血圧と反対で、塩分を多めに摂取することが最も効果的なのだそう。

 これからは家では濃いみそ汁とチェダーチーズを用意してもらい、外ではラーメンの汁を残さずに飲むぞ〜。

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 先日の東北大学大学院の助教授の来訪の後日談で、「十文字さんは勉強家だって言ってましたよ。」という話が聞こえてきました。恐縮です。

 社長室のデスクの背後には、本棚が並んでいて、その演出が効果があったのかな?

 しかし、自分でもなぜこんなふうにビジネス本を読みあさったり、セミナーに出たり、仕事関係の番組を録画してみたりするように成ってしまったんだろうと不思議にも思います。

 子供の頃から読書は大嫌いでしたし、じっとしているのが耐えられなくて、受験勉強も相当やらなかったほうだったと思うのですが、今は逆ですね。頭でっかちなくらい。

 人生要領で生きてきたといいますか、何でも本質やコツを掴んで、ちゃんと結果を出したいという意識だけが強かったと思うのですが、そうしているうちに、読書量で沢山のコツを獲得しようとしている自分がいます。結局、これって逆に物量で勝負になってきているのでは?という感じです。

 それに、社長というポジションは、学んだことを実践させる立場でもあるので、面白いです。

 先週のセミナーで「社長は決断をするのが仕事。社員は実行するのが仕事。社員は考えてはいけない。直ぐ実行すると、社長の決断が正しかったか間違ったかがわかる。すると社長は考え直すんです。そうやって会社は強くなる。」となかなか刺激的なことを聴かされました。

 社長は社員に期待しつつも、依存しないようにということなのでしょう。

(写真:寒い中、雛輸送車の洗浄中)

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 12月4日の日経MJ(昔の日経流通新聞)という新聞に、「安心志向の鶏肉好調」という記事出ていました。

 ワクチンを与え、抗生物質や合成抗菌剤を与えず育てた「特別飼育鶏」が、価格が高くても販売好調で、ニチレイフレッシュでは特別飼育鶏の自社ブランド「FAチキン」としてブラジルから輸入するとのこと。

 当社のをもっと売ってちょうだい!と言いたいところですけど、仕方ないですね。

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 蠖品と暮らしの安全(以前はNPO法人、さらに以前は日本子孫基金)の発行する「食品と暮らしの安全」の2006年12月号には、「抗生物質を使わない飼育法 日本から世界へ」と題した座談会が掲載されていまして、私もその中の出席者となっています。

 一緒に出席されたのは、山口県でこだわりの循環型畜産経営を実践し、上場企業でもある蟒川牧園の秋川実会長と、当社のお客様でもあります螢縫船譽ぅ侫譽奪轡紊凌鳥グループリーダーの富樫幸男さんです。

 蟒川牧園さんは、抗生物質を使わないことを国内でも早い時期に始めた先駆者です。螢縫船譽ぅ侫譽奪轡紊気鵑蓮国内での導入例に倣って、海外でそれを実践させてそれを輸入して販売した会社です。そして、当社は国内で7%のシェアを全て抗生物質を使わない飼育に変えたという、その量に功績ありという位置づけです。

 読んで頂けるとわかりますが、お二人がよくお話になったので、私の出番は少なくなってしまいました(笑)。

 螢縫船譽ぅ侫譽奪轡紊気鵑六笋箸亙未法独自に蠖品と暮らしの安全さんと情報交換されていたようですが、当社もニチレイフレッシュさんの独自名称であるFAチキン(Free from Antibiotics)の厳しい認証をパスしておりますし、何とか相乗効果を出していきたいものです。

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 毎週土曜日の岩手日報の夕刊の一面に「いわてビジネストーク」というシリーズが連載されているのですが、その11回目の昨日、当社と私の記事がカラー写真入りでデーンと出ました。

 しかも、派手な見出しです。「業界トップが目前です」‥うわー。「首都圏狙い積極攻勢」‥そうとも言うか!

 もちろん業界3位ですからナンバーワンになりたい!しかし上位2社も結構右肩上がりで成長しておりますので、目前と言えるかなあ‥。

 首都圏に供給するのは、大量生産していると、自然と受け入れてくれるマーケットはそうなるのです。当社1社で、東北6県の国産チキンの需要をカバーできる位の数量ですから。ま、当初から首都圏をターゲットにしていたので、成長できたとも言えます。

 こんなに華々しく記事にしてもらって、少々違和感を感じるのですが、その一番の違和感は、私が2代目で跡を継いでやっているに過ぎないのでは、と思えること。

 社風は私の代になって徐々に変わってきたように思いますが、こういう記事にされますと、外から見てあまり変わってない気もしてきます。まだまだですね。

 岩手日報社さん、ありがとうございました。これだけ期待値が込められた記事を書かれますと、本気でやらざるを得なくなります。素直で単純脳なもので!

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 今朝起きたら、外は真っ白。朝が弱い小学校1年生の息子も喜んで、「雪だ!遊びた〜い」と第一声。

 この週末から安比スキー場もオープン予定でしたから、格好は付いたでしょうか?それにしても、改めて「地球温暖化」を感じます。

 会社に7:30頃出勤しますと、施設課の本社スタッフが駐車場の雪かきをしてくれていました。彼ら4人は、社員と協力会社の約50人で構成される、現場をメンテして歩く人たちをコントロールする立場なので、通常7:00頃に出勤しています。

 さて、12月になりました。昨年は鶏の成育が振るわなく、お客様に迷惑を掛けましたので、同じ失敗は繰り返さないと決死の覚悟で準備を進めてきましたので、その成果を示す月です。

 12月は1年の12分の1でしかないわけですが、チキン業界にとっては、半分かそれ以上の意味があります。7〜8月くらいから年末商戦の打合せをしているくらいですから。

 まさしく、「終わりよければ全て良し」ですね。

東北大学大学院様来訪 独身時代のボランティア活動の中で知り合った友人が東北大学の大学院生をやっていて、「東北の地域企業の経営者の方のキャリア形成」について調査中ということで、助教授を伴って仙台からはるばる車で来て頂きました。

 2代目として、記憶にある私の子供の頃の経営に関する思い出から始まり、会社に入ってからの出来事などをインタビューされ、お答えしました。

 中学校や高校(盛岡で一人暮らし)、大学(東京で一人暮らし)での、会社を話題にした親との記憶がほとんど無いことに改めて我ながら驚きましたね。

 それに比べますと、小学校の時のことはよく覚えています。4トントラックを運転する父の隣に乗って出掛けたこと。近所に駄菓子屋が無くなるので、お前がやれと父に言われてやったこと。会社が厳しいので(労働組合ができた頃)と言われてスキーとアマチュア無線の機械だけは買ってもらえなかったこと。忘年会で家では全然飲まない父が泥酔して社員に絡んでいる姿。等々。

 それから、「キャリア・アンカー」というアンケート調査をその場で受けました。こういう性格診断の類は結構好きです。

 しかし、キャリア形成云々という質問の連続にはとても違和感がありましたね。思ったのですが、私には全然「キャリア形成」という概念が頭の中に無い‥。もう行き着くところに来たからかな?

 まもなくその場で診断結果も出されたのですが、私は「純粋な挑戦」のカテゴリーが一番点数が高かったようです。

 そのまま書きますと、「より困難な状況に挑戦し、日常の争いや競争に勝ち抜くことに最も価値を置くタイプ。」なのだそう。

 素の性格は全然温厚(?)だと思うのだけど、経営者となったらそうならざるを得ないですね。立場が人を変えますね。ですよね?

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