きまじめチキン日記

株式会社十文字チキンカンパニー 代表取締役社長 十文字保雄

2006年03月

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 今日は雪の中、八幡平市の南部富士カントリークラブでお客様とゴルフをやってきました。

 こんなに雪が降り続く中でゴルフをやったのは初めてです。積もらなかったから出来たんでしょうが、まあ、一生一度でしょうね。

 我々は2組6人だったのですが、キャディとして入社した高卒の女の子たちが3人付いて回りました。カートの運転が慣れてなくて、爆笑を誘うシーンもありました。

 今朝窓を開けて外を見たら真っ白でしたから、駄目だろうと思ったのですが、行ってみるものですね。他に1組だけでしたから貸切状態で、いつも入れない女性用の狭い風呂を使わせて頂きました(笑)。

 それにしても厚着をしていって良かった。というか助かった。備えあれば憂いなしです。

(写真:池の奥に見える白い物体は鳥の「しき」です。私が打った瞬間飛んでいきました‥)

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 上京中に吉野屋を通りがかったら、新メニューの「鶏炭火焼丼」が目に入りました。単品で380円。

 炭火焼きというよりも、照り焼きというかんじでした。そぼろも乗っていて、牛丼とかと比べると肉のボリューム感は相当なものですし、おかずが多すぎてご飯があっという間に無くなってしまうかんじでした。

 これが380円で出てくるのは、恐るべし吉野屋。しかし素材は輸入チキンらしく、かなり小ぶりな鶏もも肉でした。中国かな?こういうのもそろそろ原産地表示になってくるんでしょうね。

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 取引先様の商品展示会で、バナナのたたき売りの実演を拝見しました。門司港名物とはっぴには書かれてました。ご年配の夫婦が声を張り上げて、会場中に楽しい雰囲気を醸し出しておりました。

 さて、業界人としての私のバナナの引用のセリフとして「バナナみたいに100g38円とかで安売りするんじゃねえよ!」というのがあります。(ちょっと乱暴でごめんなさい!)

 卸売り価格ですから仕方がないのですが、我々が作った鶏肉は部位によっては1kgの肉が200円を切る価格なわけで、その現物を目の当たりにしますと「何でお茶とかの飲料水より安いんだ?」と思えることがあります。

 物価の優等生であり、栄養のバランスが良い鶏肉。もっともっと評価されて良いと思ってます。

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 以前、このチキン業界(食鳥業界)はかなり特殊だと思っていた時期がありました。

 一般的に会社というものは、お客様に喜んでもらって、お客様を増やしてナンボなのですが、この業界は常にフル生産が当たり前で、喜んでもらってもすぐに生産量が増えるわけではなく、何年か掛けて農場を増やすなどの設備投資をしてやっと増産ができるわけで、かなり特殊だと。

 それから、川上である産地側はお客様に頭を下げなくても良い傾向があります。戦後生まれの新しい産業ですし、需給のバランスが高度成長の時期、供給側の論理で支配されていたと言うこともあるでしょう。それから生きた鳥を飼育するという苦労をしてやっと作り上げた商品という畏敬の念が流通側にあるのかもしれません。

 だからかなり特殊で、世の中の経営の論理だとかを当てはめるのには無理がある、と思いこんでいました。

 しかし、何年か前に、それが自分があれこれ出来ないことの言い訳であることに気がつきました。言い訳のための論理でしかなかったのです。

 盛和塾で稲盛和夫塾長に何度も「原理原則で経営しなさい」と言われていたのに、その言葉を理解できないでいた自分がいたんですね。

 チキン業界は奥が深いです。卵のように産んだらすぐ商品のようには行きません。まだまだ未完成な業界。だから改善の余地が沢山ある。だから面白い!

(写真:工場では白衣に着替えてから、ローラーを掛けて髪の毛などを取り除きます)

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 今日の昼ご飯は、二戸駅東口より徒歩0分の「雑穀茶屋 つぶっこまんま」に行きました。

 地元二戸は雑穀のメッカとして、その筋の人には全国的にも有名なのですが、この店はそのシンボルとも言うべき店です。

 今日の日替わり定食には、ふきのとうの天ぷらを始め、凍み豆腐の入ったおでん、蕎麦の実のお吸い物、あわご飯としっかり地元食材で固めておりました。

 美味しい米が獲れない土地ということで、雑穀のメッカになったわけですし、最近ではチキンのメッカになったのですね。

 先日、お隣秋田からいらっしゃった方が、「秋田は恵まれて美味しい米が獲れてしまうから、苦労した岩手県人と人柄がぜんぜん違う」と言っておりました‥。

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 「こないだはみんなの前で上手くしゃべれなくて、落ち込んでます‥」とある社員からメールがありました。

 実は私も以前そのコンプレックスがあったのですが、社長業をやっていると、場数を踏むことで何とかなってきたように思います。

 本社での毎週月曜日の朝礼スピーチも、社長方針の伝達という大命題があってやっているのですが、隠れた目的は、私自身の場数を踏むためです(笑)。

 それと、上手にやろうとする優等生に限って、その呪縛にはまってしまうように思います。上手にと思うほど、上手に出来なく、ぎこちなくなる。オリンピックの女子フィギュアみたいなものですかね。

 結局、人の心を打つのは、淡々と「気持ち」を伝えること。感激したとか、感謝したいとか、おめでたいとか、そのことを強く心の中で膨らませると、「上手にやろう」という気は失せてしまうように思います。

 それから、準備ですね。準備が無くても話せるにはかなりの人間レベルに達していなければ出来ませんよね。私も含め、一般人はしっかり準備で練る必要があるのではないでしょうか。

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 21日の改善自慢大会が私にとっても大きな節目だったので、正直なところ何だかそのあと体に力が入らない状態で、このブログも小休止でしたが、その21日朝のことを書きましょうか。

 狭いところに駐車することも考えて、私のセカンドカーでホテルに出掛けたのですが、車がちょっと汚いことに気が付いて、時間もあることだし、コイン洗車場に寄ったのです。

 ところが、100円玉が2枚と50円玉2枚しかない。洗車機は100円玉3枚が必須なので、千円札を取り出して、そばにある自販機で買おうと思ったら、お札が入っているのに買えない。よく見たらお釣りの100円玉が切れてる様子‥。

 今度は行きつけの近くのゴルフ練習場に、50円玉2枚を持ってお願いに行こうとしたら、あれ、まだ開店してない‥。近くに誰もいないし、諦めて別の自販機を探そうかと思ったのですが、おや‥

 私の車の隣の洗車機から「あと1分です」との声!さっき行った軽トラのオジサンが洗車途中で帰ったんですね。ラッキー!急いで車を隣に移し、「おお40秒もあれば、きれいになるわ!」と急いで洗い始めたのですが‥

 ズデーーーン!とぶっ転んでしまいました。寒い朝だったので、足下が僅かに凍結していたのですね。靴底はツルツルのだったし‥。

 スーツは台無し。急いで家に帰って違うスーツに着替えて、手に負った傷にミッキーマウスの絆創膏(それしか無かった)を貼り、なんとか10分前にはホテルに着いたのですが、たかが300円が高くつきました。急いては事をし損じる、ですね。おしまい。

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 一般的には「改善発表会」と言うのでしょうが、当社では遊び心を入れて「改善自慢大会」としました。その第1回目が地元のホテルで開催されました。

 以前より1年に1回、役員・管理職・事務職150人を集めた大会を開催しておりましたが、トップからの方針の伝達が中心でしたので、今回は逆で現場に脚光を浴びせた格好です。

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 発表を見てますと、ちょっと縦割りの風土があってギスギスしたところも以前はあったのですが、だいぶ変わってきたと思っております。質問もたくさん飛び、良い雰囲気!

 表彰の盛り上がりの後で、私の方針説明をしたのですが、真面目な話ばかりで、ちょっと盛り下がったかな(笑)。

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 今回特別に、社歌を作ってくださいましたアマチュアのシンガーソング公務員の田口友善さんに、昼食タイムの前にミニライブをやってもらいました。

 よく考えると、社歌なんていう重責を快く引き受けてくださって、本当に感謝せねば成りませんね。

 準備委員会の皆さん、参会者の皆さん、大変ご苦労さまでした。

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 1ヶ月ほど前、数年ぶりに美容院に行きました。美容院って、床屋と違って髪の毛が襟とかに残りがちで、剛毛タイプの私にとっては痒くなる原因なので敬遠していたのですが、奮起して家の近くの二戸市内ではいけてると評判の美容院に行きました。

 そしたら、ばっさり今風のワイルドな感じで仕上げてもらって、ワックスのお世話になることになりました。しかし、剛毛でドライな髪ですし、以前の6:4の分け方の癖も残っているので、あれこれ試したのですがなかなか上手くまとまってくれません。

 周囲はどう言うのか心配だったのですが、案外コメントをもらってないですね。褒めて頂いたのはこの1ヶ月で2回だけで、マイナス意見は頂いておりません。言いにくいのでしょうか(笑)‥。

 そろそろまた切りに行かなければならないのですが、もっと短めにしたいと思っております。

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 4月から始まる事業計画の最終調整、確認のための一連の会議が一昨日より3日間続けてありまして、部門毎に入れ替わり立ち替わり、先ほどやっと終わりました。

 次年度はグループ全体でのスローガンとして「カイゼンは5Sの徹底から」を掲げます。整理・整頓・清掃・清潔・躾のレベルアップをカイゼン運動の前提として取り組み、現場力を上げたいと思っております。

 数量については、業界の趨勢と同様に増産の方向に舵を切っていきたいと考えております。鳥インフルエンザが報道される反面、チキン業界はみんな元気が良く、増産に力を入れております。

 あまり早くから計画を立て始めますと、年度の始まりには現実と乖離することがありますので、今回はちょうど良かったと思っております。

 何とか久しぶりにシナリオ(計画書)通りに進む年にしたいものです。

 

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 以前、当社は「グループ会社13社から成る岩手の大企業」などという形容詞で紹介されることもあったのですが、徐々に合併などして減らして今は10社に。

 そしてこの4月1日より、一挙に4社の社名が無くなり、それぞれ蟒淑源チキンカンパニーに統合となります。

 名前が無くなるのは、蟒淑源二戸フーズ、蟒淑源久慈フーズ、蟒淑源ブリーダーズ、蟒淑源バイオアペックスです。これでもまだ6社も残るんですね(笑)。

 以前から構想はあったのですが、一気に片づけることを決断しました。看板から商品の包装資材の変更などで現場は混乱しておりますが、私が社長になる前だって当社は活発に動いてきましたので、その延長みたいなものです。

 ただ、父の代では何でも増えたり複雑になる方向で、私の場合は整理整頓する方向という違いはあるかな。

 今後も会社が成長するには、「自分の会社は大きいんだ」と感じるより、「自分の会社はまだ小さい」と社員が感じる状態でいたいと思っています。

 実際、世界的に見れば、チキンの会社で大きい方とは言えないのですから。

(写真:全国食鳥新聞から)

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 今日取材に初めておいでになった方も、この本社の防疫体制をお褒め頂きました。

 本社の敷地に車で来ると、タイヤ消毒槽があり、そこを通るようになっております。

 そして、玄関前には10メートルほどの通路があるのですが、靴底を綺麗にして消毒するようになっております。

手洗い 更に、スリッパに履き替えた後、玄関の左右には、最近トイレとかによくあるように石鹸噴出→手洗い→乾燥の手順ができるようになっております。

 結構な車の数がタイヤ消毒槽を通過しますので、定期的に掃除をして液体の補給もやらなければ成りません。ごくろうさま。

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 5月から会社法が変わります。なんと大胆にも、有限会社は無くなり、株式会社に一本化。資本金1円でも株式会社。取締役は社長1人だけでも株式会社。監査役がいなくても株式会社として成立するようになります。

 「会社って何で会社って言うのだろう?社会の反対が何で会社?」とか、「警察と関係ないのに何で取締役なんて大それた日本語なんだろう?」と最初聴いたときは思ったものでした(学生の時は会社法ゼミに在籍)が、CEO云々だとか、執行役員だとか、委員会答設置会社だとか、会社の在り方というのもかなり流行があるというか流動的なんですね。

 それにしても、今回は法律としては大胆な変化が盛り込まれております。一言で言って、この新しい会社法には「ムダを省く」という精神があるように思えて、時流に乗ってよいことだと思います。

 昨日は、ある女性社員と会話をしていて「図書館に行って、女性社員の心構えだとかのタイトルの本を借りたんですけど、これがちょっと昔の本で全然今の時代に合わないので驚きました。セクハラのこととか‥」と言ってました。

 世の中、まさしくドッグイヤーなんですね。

ジャクト営業会議 東京、八丁堀の螢献礇トフーズで営業会議がありました。仙台と札幌の代表も混じって昼食を食べ、午後会議をして、今日のうちに仙台、札幌組は帰るという慌ただしさです。

 4月からの事業計画は、私の方から強く、ズバリ高めの目標で計画を立てるように指示したはずが、そうなってないことが判明。

 理由を聞いていると、なるほどと思えてきます。しかし、こうも簡単になるほどと思えてしまう自分が社長として本当に仕事をしたことになるのか?とも思えます。

 この会社は業界の情勢に左右されますので、計画の数値はコミットメント(必達数値)として扱わないことが暗黙の了解になっています。にもかかわらず慎重な計画か‥。

 それにしてもここ数ヶ月の厳しい輸入品の情勢では、致し方ないかな‥。まだ迷いを残しながら東京を後にしました。 

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 当社にとって初めてとなる、東京での学卒者向け会社説明会を、六本木一丁目駅と繋がっている泉ガーデンカンファレンスセンターで開催しました。

 参加者数も期待以上に集まりましたし、手応えを感じましたね。最後にアンケートを記入いただいたのですが、社長がこうした説明会に来て話をしてもらって良かったとかいう感想もあって、率直に言って嬉しいものです。

 また、東京の学生は大企業に志向が強いとか、地味な岩手の中堅企業だからUターン志向の学生しか集まらないかなという先入観もあったのですが、結構学生さんは業界の事やらを勉強されているようで、当社の社風やポリシーに魅力を感じて来てくださった方も多かったような気がします。

 ちょっとした質問や終わってからの会話などで、私自身もとても刺激を受けましたし、学生のポテンシャルに元気をもらった気がします。

 また、入社1〜6年の若手もプレゼンターをやったり裏方をやったりして勉強になったようで、まずは満足の1日でした。

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 最近お気に入りのCDがこれです。Norman Brownのbetter deays ahead。私の世代にとっては、ジョージ・ベンソンとかエリック・ゲイルの再来のようなジャンルといったら良いでしょうか。

 このCDの中でも、タイトル曲で、2曲目に入っているbetter days aheadが最高に乗れて、ここ1年くらいで一番気に入っている曲です。他の曲もドライブに最適という感じです。

 オーディオ的にも、濃密で最高の音質です。ついつい自宅でボリュームアップしてお気に入りのスピーカーで聞いています。癒されます。音楽ってイイですね。

 このCD、アマゾンで1367円でした。私にとっての完璧なアルバムなのに安い!

 それからドリカムの最新アルバムを今日入手しました。楽しみです。

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 昨日の日経新聞に「鶏業界『ワクチン』で対立」の見出しで、結構大きく出ておりました。

 鳥インフルエンザで大混乱している鶏卵業界の影で、地味な存在になっていた食鳥業界の立場が脚光を浴びた格好です。

 一般消費者には、混同して認識されることも多い両業界ですが、ごく僅かな会社が両方をやっているに過ぎず、その結果、鶏卵業界側は食鳥業界側のことをあまり考慮に入れず、これまで鳥インフルエンザの議論がされてきた気がしないでもないです。

 それに、国も関与して鳥インフルエンザ互助基金を作ったのはいいのですが、積立は双方がやっても、昨年の茨城での連鎖で鶏卵業界側ばかりが取り崩していく格好になって、食鳥業界側が苛立っていると言うことも在るかも知れません。

 鶏が先か、卵が先かの喧嘩をしている場合じゃない!?

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 会社案内はありましたが、今年初めて「入社案内」の冊子を制作しました。どちらかというと制作会社さんにお任せで作って頂き、非常にあか抜けたデザインに仕上がっております。

 表紙には外人のモデルさんの写真と、当社の住所である「岩手県二戸市石切所字火行塚25。」と「日本一を目指す会社があります。」のシンプルなコピー。

 中の文章は、このブログや私のインタビューから起こして作り上げたもので、企業としてのポリシーが感じられる内容になっております。

 就職活動中で当社のことに関心を持っている皆さん向けに作られた冊子ですが、それ以外の方でも玄関近くに置いてありますので、当社を訪問の際にはご自由にどうぞ。

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 3月6日に、旧・久慈市と山形村が合併して、新「久慈市」が発足しました。

 旧・久慈市には約700名を抱える当社最大の久慈工場がありますし、農場も現在建設中。

 山形村には、毎日8万羽を発生させる孵卵場をはじめ、種鶏場や飼育農場が点在しておりますので、当社にとっても非常に関係のある自治体です。

 人口は4万人弱とのこと。新・二戸市もそうでしたが、つい何年か前までの旧市の人口に今、隣の町村がくっついて、同じくらいの人口になると言う、人口減少ぶりです。

 25年前に出来た当社の久慈工場は、久慈市公認の誘致企業です。二戸と近いのに、誘致企業とは何だかくすぐったいと、そのことを初めて聴いたときに思いましたが、今考えますと地元における自社の自覚が足りなかったんですね。

(写真:今日の本社からの新・久慈市方向の眺め。見えませんけど)

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 もう既にこのスタイルの名刺にしてから1年ほど経過しましたでしょうか。シチュエーションによっては渡すことに恥ずかしさを覚えるときがありますが、なかなか力を発揮してくれております。

 先日も「これですよ、これ!!消費者が求めているのはこれです!」と感激していただいた方がおりました。概ね好意的に受けて頂けてますね。

 この名刺を裏返しますと、銘柄鶏の紹介とともに、しつこくも赤い文字で「抗生物質を与えず育てています。」と同じことが書かれております。

 この名刺には私の執念が宿っているとも言えるかもしれません。
 

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 昨晩は、お客様と二戸市内の「鮨処たけ田」で夕食。ここは気の利く若旦那と奥様の店で、会社関係でよく利用させていただいております。

 海外によく行かれるお客様との会話で、そういえばここのところ全然海外に行かなくなってきたな、と改めて反省しました。

 少なくとも7〜8年前までは、毎年2回は必ず海外に行っていたのですが、ここのところせいぜい1回。しかもほとんどアジア関係ばかりという状況でした。(9.11のときは当日にアメリカから帰国したのですが)

 時差の適応が苦手なことと、ここ数年日々の仕事に充実感があって、会社にダイレクトに貢献できる地位になってきたこともあって、太陽にほえろのボスみたいに詰めてることも少なくありません。

 会長がいるということもあってか、社長職というより、専務職の延長のような社長でとりえあえず良いと自分でも判断しておりましたが、そろそろ変えていこうかな。

 それにしても、飲んだ後の最後の味噌汁がうまいと感じるこのごろです。

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 今日本社に来られた業界関係者の方は世界を飛び回っている方で、有益な情報を教えてもらえました。

 アメリカでは今年1月から、チキン生産の上位3社が、成長促進剤(≒抗生物質)フリーで育てているそうです。また、世界最大のファストフードチェーンM社はアメリカ国内で同様の規制をしたものだけを仕入れているそうです。

 時期を同じくしてEU全体での規制も始まりました。こうしてみると、日本の方が遅れていると言えますね。

 鳥インフルエンザの話題で、陰に隠れてますが‥。

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 2回シリーズのNHKスペシャル「気候大異変」を録画して見ました。1回目は「異常気象 地球シミュレータの警告」、2回目は「環境の崩壊が止まらない」というサブタイトルで、凄い衝撃でした。

 100年後には地球の平均気温が4.2℃上がるのだそうです。東北が九州のような気象になるとかで、青森ではリンゴでなくミカンを作るのに適するようになるそうです。

 そして、東北・北海道は乾燥化して、逆にそれ以外の地域は年間降雨量が多くなり、しかも集中豪雨が多くなるのだそうです。

 番組では100年後云々という話ばかりでしたが、もしかして200年後、300年後とかは悲惨すぎて番組に出来ないのではないかとも思えました。

 それを止めるには、まず二酸化炭素濃度を上げないことを世界中で本気で取り組まないと駄目だということですが、さて現実は‥。

 新型インフルエンザも怖いですが、首都圏直下型地震も怖い。それにも増して地球環境の急激な変化が怖いですね。

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 チキン業界は、結構歴史が浅い業界です。日本にはもともと肉卵兼用種の鶏があり、どちらかというと卵が中心で、肉の方がバイプロダクト(副産物)といった位置づけだったのです。

 そこに昭和30年代にアメリカから肉専用種、よく言われますブロイラーが入ってきて、日本経済の復興とともに爆発的に普及。チキン会社の創業はその時期に集中しております。

 各地の雑穀問屋さんとかが、飼料の販売量の拡大のためにチキンの世界に進出した例が目立ちますし、大手商社さんも同じような意図で進出していった例が多かったようです。つまり「商い」の延長で取り組む会社さんが多かったのです。

 そういう意味では当社は例外中の例外でしょう。なにせ、普通の農家だったんですから。

 農家ですから元手は大したことは無かったはずですが、協力してくれる人がいて父の事業は成功していきました。

 そして、気が付くと大手10社で国内生産の50%を占めるほどに寡占化してきたのですが、その大半が大手資本系列で、地元の独立資本の当社は異彩を放ちます。

 農家が原点だということを忘れずに、と父はよく言います。私は農家はやったことがないのですが、そういうスタンスは失いたくないと思っております。

(写真:地元二戸の公園にもまた白鳥が‥キテホシクナイ)

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