きまじめチキン日記

株式会社十文字チキンカンパニー 代表取締役社長 十文字保雄

2005年09月

cb731ca3.JPG

 我が業界の業界紙(新聞)といえば、「全国食鳥新聞」「鶏鳴新聞」、業界誌(雑誌)といえば「鶏卵肉情報」といったところです。

 全国食鳥新聞は文字通り、鶏肉業界専門で、他の2つはどちらかといえば卵業界が主です。これは、卵業界のほうがまだまだ小規模な企業が多く、購読者が多いからなのでしょう。

 で、紙面では当然ながら、ここのところ鳥インフルエンザ、略して「トリフル」の話題が圧倒的に多い状況です。茨城県に行くわけには行かないし、市場も平静を保っているので、岩手にいてどうもピンと来ないのですが、そろそろ収束が見えてきたようですね。

 原因については、違法ワクチン説がほぼ固まりつつあるような情勢でしょうか?違法ワクチンで巻き添えを食らった方々は損害賠償を請求する姿勢とかで、やはり法律違反は何より代償が大きいと認識せざるを得ないですね。

 さて、鶏卵肉情報にマスコミにも良く登場する鳥取大学の大槻教授が特別機構してまして、大変示唆に富んだ内容でした。

 「渡り鳥より分離したウイルスは、鶏には気管内に直接接種しないとなかなか感染が成立しない」

 「七面鳥はトリインフルエンザへの感受性が非常に高いが、七面鳥産業が巨大な欧米では最初に七面鳥が発病し、体内で増殖した後に感染しやすくなったウイルスが近くの鶏群に感染する例が多い」

 「鳥インフルエンザの本来の宿主であるアヒルが、東南アジア、中国、韓国では大量に飼育されており、韓国での連鎖の元はアヒル農場だった」

 ‥といった事実を考えると、渡り鳥が日本に飛来しても、そう簡単に直接鶏に感染が発生しない、との見解でした。だからワクチンも安易に許可すべきでないと。

 なるほど。ちょっと安心しました。

 

7c3eb7e4.JPG

 いま乗っている日産ムラーノには「燃費情報」というのがあって、ナビ画面に写真のように平均燃費が刻々と変化して表示されるようになっております。そして給油毎にリセットボタンを押すと、そのたびの燃費が過去のグラフになって出てくるようになっております。

 以前から必ず燃費は、給油毎にトリップメーターと給油量から大雑把に計算しておりましたが、どうしても暗算で計算するので、0.1や0.2の違いまでは頭に残らなかったのですが、こうしてデータが小数点以下1位までデジタルで出ると、面白くてこの画面を見ながら走ることも多くなりました。自然とアクセル操作に気遣うようになります。

 一般道で信号がないところだとどんどん伸びます。高速を走るとまあまあ伸びますけど、スピード次第。市街を走るとどんどん下がっていきます。トータルでは7.5〜8.2の攻防でしょうか。購入直後はこの画面を見ないで漫然と走ってましたので7前後でしたからだいぶ良くなりました。

 こないだ、岩手農協チキンフーズ蠅両鑢海亮屬望茲蠅泙靴燭蕁同じ日産車ということで、同じようにこの画面とにらめっこしながら走ってました。雪国ながら常務自身がFFを積極的に選んだこともあって、2300ccながらリッター12キロを超えてまして非常に驚き、感心しました。

 クルマを会社に置き換えて考えてみたらどうでしょう。会社の効率がこんなふうに刻一刻と表示され、それを社員が共有すれば、だいぶ無駄が無くなるんだろうな〜。

7a02ff81.JPG

 9月18日のNHK「食彩浪漫」という番組を録画したものを見ました。K1レスラーの小川直也さんが出演して「鶏肉が大好き」だし、自身のあだ名が「チキン」(=弱虫)だと言ってました。

 ちょっと小川直也さんの公式ホームページに行ってみますと、なんとホームページ自体が「I'm Chicken」というタイトルじゃないですか!いやー、これはチキン業界のイメージキャラクターになってもらわねば!

 小池栄子さんもチキンが大好きだと言ってますし、プロ野球の清原和博選手は鶏肉であの体を作っていると公言してますが、2人ともチキン業界でギャラを払えるかは疑問。小川直也さんならちょっと現実的かと‥。

 それより、BUMP OF CHICKENとかグレート・チキン・パワーズが良いのかな?テレビを見ない私にとってこの2組は未だ名前だけ知っている世界です。あ、後者は既に解散しているんですね。

28c9578c.JPG

 正確には「岩手県議会食鳥産業振興懇話会総会並びに研修会」が県議会1階大会議室で開かれ、当業界を応援して頂いている県議会議員(5名)と県庁の保健福祉部と農林水産部の方々(4名)と、我々岩手県ブロイラー事業協同組合の経営者(8名)の会合が開かれました。

 短い時間でしたが、もちろん話題の中心はトリインフルエンザのことです。2ヶ月ほど前にあった県内での騒動(結局は陰性だった)の話や、仮に発生した場合にはどういう措置を行うかなど話題はつきませんが、昼食会の後、議会がありましたので、あっという間に終わりました。

 冒頭、工藤篤県議は「岩手県の農業粗生産額が、過去10年で1000億円落ちた」と言っておりました。凄い額ですね。ますます当業界に期待がかかります。

 また保健福祉部長が東京勤務だった頃、近くの量販店で「岩手若鶏」の陳列スペースに驚いたと言っておりました。これは当社の商品のことかもしれないですね。

 ついでに県議会を生まれて初めて傍聴しました。季節の良い晴れの日、窓のない部屋で、ずっと眠りをこらえて聴いている議員は大変でしょうね。

1870ce04
 

 当社の工場で働く社員は1600〜1700名ほどですが、その10%程度の人数が中国人研修生や実習生(研修生を1年無事済んで試験を受けてあと1〜2年残る人)で占められております。

 関係者の尽力により非常にスムーズに進められており、帰国後も良き思い出として周囲に語ってくれているそうです。

 先日、当社の関係者が中国を訪れ、同窓会になったようで、写真のように皆さん和やかな時間を過ごしたとの報告をいただきました。そして日中の貨幣価値の違いから、実業家に転身している人も少なくないようです。なんとも嬉しい光景です。私も私学の理事長(?)にでもなった気分です。

 ところで、外から来るものへ、こんなに和やかに良き雰囲気を作れるのは、ここ旧南部藩の土地柄もあると思います。「遠くからよくおいでなさった」「ありがたい」「何もないけど蕎麦をたらふく食べてください」というような気遣いは、南部藩の人柄を良く表していると思うのです。洗練されてはいないかもしれないけど、温かい土地柄なのですよ。

3be1c96d.jpg

 私は、体操や鉄棒や水泳は苦手でしたが、動くボールのスポーツは昔から比較的覚えが早くて、特に中学校から高校にかけてサッカーが大好きで、球技大会でのサッカーの試合が待ち遠しかったですね。

 中学校はサッカー部は無く、バレーボールクラブに所属。高校はひょんなことから物理部に入ったのですが、部室からサッカー部の活動の様子を見ていて、サッカー部に入りたい〜ってずっと思っていたくらいです。ただ、物理部の居心地が良かったので、スピーカー作りとかのオーディオを楽しみました。

 というわけで、長男が5月からサッカーをやり始めたのは、ちょっと嬉しい出来事です。しかし、まだまだレギュラーではないので、昨日今日の新人戦では試合に出させてもらえません。

 初めてのサッカーの試合の観戦なのに、雨。試合に出ないのに、長男は合間の練習で2着の服も靴も泥まみれ。おまけに私も試合で興奮して、デジカメを泥に落としてしまった!帰って撮影した写真を見てみたら、ピンぼけの嵐。やってしまったかな‥。

f2d920a4.JPG

 世の中3連休かもしれませんが、今日本社では午後、役員、部長、工場長など20人が集まっての経営会議でした。

 そこで生産部長の報告で唸ってしまうセリフがありました。具体的には書けませんが、これまで良かれと思ってコスト軽減していたことを元に戻したら、逆にコストが下がったということでした。

 そんなレベルだったの?と思われるような恥ずかしい話ですが、今までそのことが分からなかったけど、明日からはそれが分かって改善になるのですから社長にとっては嬉しい報告です。

 世の中、往々にしてこういう事はありますよね。頑張って目的達成に一役買ったつもりが、かえって逆効果になっていたこと。特に生き物の世界は、それがかなりダイレクトに帰ってくるような気がします。考えたら、女性もそうかな?

 「お金を使わないようにするのが経営でなく、お金をどう使うのかが経営だ」とか、誰かが言ってましたけど、それを改めて考えさせられる出来事でした。

36535c8f.JPG

 自宅近くの二戸地区合同庁舎の駐車場で、動物愛護フェスティバルが行われていたので次男と見てきました。愛犬家が集って、楽しい競技会やしつけ教室などが行われていました。

 独身時代から長男が生まれる直前まで3年ほど犬を飼っていたことがあります。社外の養鶏農家で愛犬家の人が、あげるというので1歳ちょっとのエアーデルテリアの雌をもらったのですが、これが山奥の鶏舎の隣に囲いを作ってそこから出ていない状況だったので、ぜんぜん教育されてなくて半分以上野生といって良いほど。しつけを試みたのですが、なかなか言うことを聞かなかったですね。美人だったけど(笑)。

 庭が塀で囲われていたので、放し飼いにしていたのですが、塀を2〜3度飛び出て逃走しました。一度は20キロ近く離れた「市民の森」に連れて行って、遊ばせようとしたら、これまた逃走してしまったのでした。

 でも、不思議と必ずや誰かのお世話になり、私の手元に届くのでした。今考えると、この小さな町でエアーデルテリアを飼っているとなれば、あそこしかないという感じで情報が伝わって届くんでしょうね。もちろん登録した首輪をしてましたが、それが理由で届いたのではなかったと思います。

 というわけで愛犬家ネットワークの皆様には大変お世話になりました。

0cc6c826.JPG

 昨日は夕方にお客様と仙台に入り、グループ会社の螢献Дぅ咼奪を訪問しました。お客様は仙台に降り立ったのが初めてで、「夕食は何でも良いですよ」と言ってましたが、私のワガママで「牛タンの店」に行きました。

 その牛タンの店ですが、既に牛タンの卸値が10倍という状況だからなのでしょう、牛タン以外にもメニューを取りそろえ、たっぷり2時間刺身とかも混ぜて飲んできました。

 それにしても、私も2年以上牛タンをたべてなかったので、久しぶりに堪能しました。テールスープも美味い!

 しかし相変わらず仙台という町は若者ばっかり歩いてますね。東北じゅうの若者を全部仙台に集めたのではないかと思えるくらいです。二戸と平均年齢が20歳くらい違うのでは(笑)?

 螢献Дぅ咼奪のビジネスも順調ですので、採用をどうしようかと常に考えてますが‥。

de5c56e9.jpg わくわくしながら民主党代表選挙を眺めていたわけではないのですが、さすがに同世代の人が代表になるということは、おーっと感じざるを得ない出来事ではあります。

 新人類と呼ばれた世代の始まりが「昭和37年生まれ以降」と何かの本で読んだ記憶がありますが、前原氏は37年生まれ、私は38年生まれ。36年だったら、ちょっと違うかもと思うかもしれませんが、ぎりぎり37年は自分と同じ「新人類」という感覚なのです。

 風貌からはブレア首相とか、漫画の中の政治家である加治隆介とかに似て、なかなか雰囲気を感じさせます。

 同世代としてがんがんやって欲しいですね。がんがんやらないうちに、更に新世代のホリエモン世代に移行してしまうかもしれない世の中ですから。

(写真:今週末は二戸市内の石切所のお祭りです)

cf47bf9f.jpg

 「自分の趣味は音楽CDを買い続けることです」と言いたいくらい、こないだまで新譜情報を入手し月に1〜5枚程度購入しておりましたが、最近現役のアーティストは全く分からない状態に突入。その関係の雑誌「CDジャーナル」を読んでいるだけではさっぱりイメージが湧かないので、定期購読をやめました。

 そして、車中は経営関係の講演のCDとかを聴いたりということも増え、またFM番組をMDに録音して聴くことも多くなりました。山下達郎や久保田利伸がパーソナリティーの1時間番組を録音して聴くとこれが面白い!特に山下達郎!しかし、いま手元にある写真のデッキは1週間2番組しか録れないのが淋しいですね。DVDレコーダーのようにバンバン録音出来ればいいのですが。

 それから、車中でコマーシャルをスキップして聴きたいのですが、それが出来ないのが困るんですよね。毎回同じコマーシャルを聴かなきゃならないし。

 出張には、メモリーオーディオのiriver N10を使用しておりましたが、今流行のポッドキャスティングが面白そうだと気がつき、iPodシャッフルをネットで購入。なんだかすぐ届かないな?と思っておりましたら、やっと先日届きました。忙しくて触るヒマがないなあ〜としばらく未開封にしておりましたら、アップルから後継機種のiPodナノが出たじゃないですか。なんだそういうことだったのか。とってもガックリです。

 まあ、気を取り直して、この週末はポッドキャスティングの世界を覗いてみます。経営者の講演だとか、政治家のスピーチなんかもメモリーオーディオで手軽に聴ける時代になるのでしょうか?

4f45f87e.JPG

 14日〜15日、5年ぶりに全国大会に参加してきました。ここのところスケジュール過密状態が続き、やるべき仕事が少々遅れ気味でしたので、朝一番の新幹線に乗り、横浜の会場に着くまでは正直なところ、今回は直前にキャンセルすべきだったと少々反省していたのですが、最初の塾生の体験発表を聴いて、早くも来て良かったと痛感しました。

 年1回の全国大会は、8人の塾生の体験発表(30分)とそれに対する稲盛和夫塾長の講話(10分)が基本です。その一部始終は後に本になって届きますし、そのビデオを地元の例会で見る機会もありますので、それでも勉強になるのですが、やはりその場の空気感を共有するというのは、格別のものがあります。

 全国各地の例会での塾長との経営問答は、どちらかと言えば発展途上の塾生の苦悶を披露する場という感じですが、全国大会は、既に成功者の範疇に入った塾生がどういう生き様で、どういう苦労を重ねた末に、どういう盛和塾での学びがあって、今に至っているかを披露するパターンです。それはまさに発展途上の塾生の憧れのようなもので、発表者のようにありたいと共感していくのです。

 一般的な経営セミナーでは、単純にこうありたい、こうあるべきだ、になってしまうのでしょうが、経営者としての魂のストーリーを見せつけられると、ああ、自分はまだまだだなあ、もっと精進しなければ、と心底思えます。

 「会社は社長の器以上にはなれない」そうですが、自分が会社のボトルネックにならないように、盛和塾を軸にこれからも学んで行きます。

(写真:会場のパシフィコ横浜国立大ホールのテラスにて、休憩時間)

3c91fcd7.JPG

 我が家の書斎の壁に貼ってある「30年カレンダー」を紹介しましょう。これは凄いと思います。

 10年ほど前に書籍を購入した際の付録でした。人生設計を考えようという意図のものであり、1ヶ月が終わると×印を書いていくという使い方です。そうして既に9年を経過しており、もうすぐ10年です。早いですね。‥というか怖い(笑)。

 実はシステム手帳が流行していた26歳頃に、そのリフィル(様式)で人生設計みたいな物があって、小さい字で書き込んでいった記憶があります。確か私は28歳で結婚して、子供を2人持った後、34歳で社長になる‥といったことを書いた記憶があります。気がつくと結婚が遅れた分だけ、だいたい全部遅れて進んでいることになりますね。

 それから高橋憲行さんの本が好きで「人生は企画だ」を初めとする本をよく読んで夢を膨らませたものです。あ〜、懐かしい〜。

55f46e0d.JPG

 9月5日、講談社から「新・食べるな危険!」(小若順一・食品と暮らしの安全基金著)が発売されました。文字通り、分野別の食品の安全性について語った本であり、今回は当社の紹介に1ページも割いて頂いております。やっぱり嬉しいですね。

 まだちゃんと読んでおりませんが、ちらっと見たところ、以前に発行されベストセラーになった「食べるな、危険!」「食べたい、安全!」のエッセンスをまとめて1冊にした本という感じでしょうか。最新情報も入って以前より濃い内容のようです。こうなってくると、毎年発行されるのでしょうかね?

 こういう本が着実に売れると、社会への影響が大きく、当社のような品質志向の会社が増えてくるでしょう。そうなればライバルが増えて嬉しくないような気もしますが、個人的には日本が健全な方向に変わったということで嬉しいですね。

76b07559.JPG

 昨日よりリゾート地のホテルで2泊3日の幹部研修が始まりました。業務を離れ、メンタル面での研修は我が社始まって以来初めてと言って良いでしょう。

 ここのところつくづく社員の意識改革への投資が必要だと思っておりました。情報収集しているうち、これだ!と思えるセミナーにめぐり逢い、私と専務が出掛けていって体験し、確認し、当社に来てもらってやってみようと決断したのです。

 あるところで、こういう話をしましたら、アメリカではそういうセミナーのトレンドが毎年変わっていって、いまはその効果についての検証が課題となっているのだそうです。しかし、それって非常に難しいですよね。そのとき効果があったと思っても、時間が経つと多かれ少なかれ風化してしまうものですし。

 そう言う意味では、少なくない経費と時間を割いて、どういう効果に結びつけるか。経営者としての決断が問われます。私はセミナーオタクだった時期がありますので、今回は太鼓判を押せると自信がありますが。

 初日の昨日、始まりに自己紹介をやってもらって、私は一旦退席。廊下に出たそのとき、主宰者代表から一言「いや〜、真面目な人たちですね〜」。

 嬉しいような、嬉しくないような‥(笑)。

14412ee9.JPG

 先日紹介した死ぬ確率」という本ですが、読みました。とはいっても斜め読みしてしまいました。とっても期待していたのですが、仰々しい表題にふさわしい情報の収集はまだまだという印象でした。この本でも触れられておりますように、もしかすると世界的にもデータの蓄積が十分でないのかもしれません。‥などと文句を言いながらも、十分価値のある本だと思います。

 見出しを見るだけで面白いですよ。「菜食主義者は、人生の8割地点で死ぬ」「お酒をやめた人は、お酒を飲む人より約2倍死亡リスクが高い」「激しい運動は6歳寿命を縮める」「毎日飛行機で1往復しても、飛行機事故に遭うのは1400年に1度」などなど。

 ところでこの本を読んでいて、これは「ギネスブック」のように、毎年更新して、世界的に最新の情報をかき集めて出来る本であるべきではないかという気がしてきました。どこかの会社でやりませんかね、このネタ?この発行元の螢┘スナレッジはその気かもしれませんが?いや、本当は食品安全委員会が編集するにふさわしい気がしますが。

2b8967e2.jpg

 今日午前中に、表題の会が二戸市シビックセンターで行われました。今回は「高病原性鳥インフルエンザ」に絞った会として、チキン産業の盛んな当地で行われ、前半は鳥取大学の伊藤壽啓教授の講演、後半はパネルディスカッションということで私もパネリストに名を連ね、当社の衛生対策の現状を説明し、少々発言してきました。

 100人ほどの聴衆は一般消費者というより、業界人が大半を占めていたようです。質疑応答は活発に進められ、ウインドレス鶏舎はなぜ殺処分の例外になったのかとか、この冬高病原性が発生したらワクチンは使えるようになるのかといった質問が出ておりました。

 伊藤教授は、ロシアと中国の間を南北に行き来するキャリアの野鳥が、東西に軌道をずらして日本にくることは非常にまれであると指摘されました。先日、今回の茨城県の発生は業者の違法なワクチンが疑われるという報道もあって、私も心理的にはややほっとした感があります。

 昨年と今年で、なんとなく分かってきたのは、変なワクチンが国内に持ち込まれない限り、あるいは韓国で発生して近い西日本に野鳥が持ち込みさえしなければ、日本は大丈夫なのではないかということです。でも、例外がまた発生するかもしれません。心していかねば。

64509bdd.jpg

 今日はある求人情報誌の取材と言うことで、1時間ほどインタビューを受けました。

 業界や会社のPRはまあまあすらすらっと出来るのですが、これから就職活動する現在大学3年生の皆さんへのアドバイスと聞かれますと、正直なところ私自身就職活動したことがないので、少々戸惑います。

 それに私の22歳の頃は、バブルの絶頂期だったので就職活動も売り手市場で、周囲の仲間も今ほどの危機感は無かったと思います。

 実は私の就職は、大手商社になるはずでした。仕事の関係から、コネで数年間は修行を積む予定でした。しかし、そういうストーリーを作った父自身の気が変わって、いざそのときになってまっすぐ帰ってこいということになりました。

 私自身はのんきなもので、岩手に戻って「実業家」も悪くないかと素直に従いました。実は私の中学校の卒業アルバムには、図々しいことに「尊敬する人:堤義明」と書かれていたりします(笑)。

 いま考えると、アルバイトでお世話になっていた大手求人情報会社に「そのままうちに就職したら?」と誘われたのをもっと真剣に考えるべきだったと、今でも少々後悔しています。あるいは親の言うことも聞かずに、自分の好きなデザインやグラフィックの世界という選択肢もあったかもしれませんね。

65bc1b11.JPG

 9月2〜4日、地元二戸市では二戸まつりが開催されています。前夜祭も含めて19のプログラムが組まれ、山車は地域ごとに8チームと、市役所、松の丸幼稚園の合計10チームが出まして、我が家は以前は「川又」だったのですが引っ越して今年から「愛宕」に入ることになりました。

 お盆の時もそうなのですが、二戸まつりのほうがもっと、人口が数倍になったような気がしますね。八戸をはじめ、この南部の戸(へ)がつく地域はどこも似たような祭りのスタイルなのですが、高齢者を始め周辺町村から、今週は一戸、来週は二戸、再来週は三戸というかんじで移動して見て歩く人も多いようです。

 以前は市内の旧4号線沿いが商店街で栄えていたのですが、何もないと今日この頃は寂しい状況です。中心街のある地点を通常歩いている人が1時間に10人だとすると、市日(二戸は9のつく日で、月3日)は100人、お祭りの日は1000人というかんじでしょうか。

 健康のためにちょっと市内を歩いていると後で「(車から)見ましたよ。何で歩いていたんですか?」とか聞かれる始末です。車社会の田舎で、歩く人は貧相にみえちゃいますからね。中には、狭い歩道なので「危ないから歩かない方が良いですよ」とアドバイスをくれたりする人もいます(笑)。

 それにしても昨夜の流し踊りはすごい人でした。以前は工場の社員と一緒に参加していたのですが、これは価値あることかもしれないな、と思えました。

2046f61a.jpg

 「代表鶏締役の日記」から、やっと「きまじめチキン日記」へと引っ越すことが出来ました。いっそのことタイトルを「きまじめドットコム」にしようかなとも思ったのですが、さすがにやめました(笑)。

 さて、当社の企業メッセージとして「きまじめ品質」を掲げたのは平成3年です。社名変更とCIの導入という作業をしている中で、当社のカラーを探っていったのですが、そこにあったのは地元岩手人の真面目さでした。当時から品質に対してかなりの評価を頂いていたのですが、なぜそうなのかを繰り返し問うていくと、地元の地域性に結びついていったのです。

 そうして「まじめ品質」で行こうかという案もあったのですが、営業担当の役員であった村上弘晃氏が強く「きまじめ」を主張。私は「きまじめ」 の「き」は「きちがい」の「き」とだぶって、どうかな?と思ったのですが、結局役員会で全会一致で「きまじめ品質」で行くことになったのでした。おかげさまで、今は当社のイメージを表す言葉として定着しております。

 ところで、民主党の岡田代表が「きまじめ」を売りにしており、前回の選挙ではその要因もあって民主党の躍進に繋がったと思いますが、今回はいかに?

※現在、新旧どちらでも繋がるようですが、旧アドレスが繋がらなくなった場合は、お手数ですがhttp://www.kimajime.comを入力頂くか、「きまじめチキン」で検索してみて下さい。

(写真:二戸駅近くの新旧の鉄橋。奥に男神・女神が見えます)

↑このページのトップヘ