きまじめチキン日記

株式会社十文字チキンカンパニー 代表取締役社長 十文字保雄

2005年06月

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 昨夜、1泊2日の出張から帰ってきました。お客様など業界関係の都内の企業を歩いたわけですが、やっぱり話題はどこでも今回の茨城県の鳥インフルエンザから入りました。

 しかも昨日は、周囲の5農場に、過去に感染していたという抗体反応があったということで、どうなっていくのか心配する声も聞かれました。

 しかし、流通の皆様の一番の心配は、もちろん消費のマイナスがどれくらいになるかということです。ある近くの人が「鶏肉も卵も食べない」と断言してガッカリしたとかいう話も聞かれました。

 ただ、28日都内は猛暑だったこともあり、消費云々のデータはまだ掌握できていなかった?

 さて、28日の岩手農協チキンフーズ蠅涼訖は寿司でした。上京して夜はVIPと銘柄鶏肉の懐石料理。29日朝はホテルの部屋でコンビニのおにぎり1個+ヨーグルト+みそ汁。昼は寿司をご馳走になりました。そして夜「どこ行きましょう?寿司でどうですか?」と言われ、思わず「寿司はご勘弁を‥」結局、海鮮居酒屋へ。

  夏は寿司や水産関係が人気なのでしょうかね。熱い焼き鳥はお呼びじゃないイメージなのでしょうか?韓国のように夏バテ防止のための熱〜い薬膳料理「参鶏湯」のようなものを日本の夏に定着させたいところですね。

(写真は本社の中庭) 

312428ee.JPG 昨日、岩手農協チキンフーズ蠅粒主総会と取締役会が開かれ、代表取締役社長に選任されました。

 これまで16年間、父が務めてきた役職でしたが、「勇退」ということになり、私が務めることになったものです。

  この会社の半数が、公の団体の出資によるものですので、非常に身の引き締まる思いでこの日を迎えました。

  父は退任の挨拶で、「農業者として」という言葉を使いました。地元農協の組合員でもあるわけで、ビジネスマンというより「農家」の延長でこの仕事を大きくしてきた思いを改めて感じます。

  私も今42歳にして、この地元の基幹産業としての農業の一翼を担う立場を再認識というか再覚悟した次第です。

3642c1f2.JPG 今朝いちばんの仕事は、やはり日経新聞の荷受相場欄を見て鶏肉相場を見ることでした。

  さあ、どれくらい下がっているのかな?と見てみると意外や「強もちあい」の文字が2つ!、もも=572円、むね=236円でした。

  日経以外の新聞にもこの相場が掲載されておりますが、いわば株の世界の「日経平均」と同じような意味の、国内チキン産業にとっての最大の指標となっております。

  そして、われわれ生産会社にとって、この2つの数字が販売価格に反映されます。2品目で売上の4分の3くらいありますので、この数字が会社の生命線と言っても良いくらいです。

  昨年の鳥インフルエンザ、特に京都の発生によりマスコミで経営者に焦点が当たり騒がれて以降は、ものすごい下落に見舞われたのです。人の噂も75日といいますか、夏場にはだいぶ回復してきて、生の輸入品についてはタイと中国がトリインフルエンザ問題で禁輸になっていることもあって、良好な状況となって現在に至っております。

  そこに一昨日の国内発生ですから、ガッカリしましたが、今日の相場のように何事もなく過ぎてくれれば、というのが本音です。

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 当社での対策は昨年の社内スローガン通り「そこまでやるか」を実践していると思っておりますので、当社の農場で発生する確率は1000年に一度位、と計算しております。社員や関係者には「無用な心配はしないように」と言ってあります。

 しかし、茨城県で採卵養鶏が盛んなのと同様、当社の基盤とするこの地域はチキンの生産地として国内でも有数なので、他の会社で発生すれば、同様に風評被害が当社にも発生してしまう恐れがあります。そこが怖いですよね。

 7時のNHKニュースでもやっておりましたが、近隣の同業者でさえ病気そのものよりとにかく「風評被害」に怯えています。農水省もその押さえ込みに躍起です。報道も今回はそのことを理解しているように思います。

 しかし、報道が取り上げないわけにはいかない‥  昨年は79年ぶりと言うことで、その79年前のトリインフルエンザのことを肌で感じた人なんていまこの世にいなかったので、ものすごい取り上げ方だったと思います。

 しかし、報道がどうしても撒き散らしてしまう「風評被害」というウイルスには、そろそろ消費者も免疫を持って欲しいものです。そのために今回の発生は良い媚薬になったというストーリーになってくれないかなと業界人としては願っております。

3af8410b.jpg 鶏舎をトリインフルエンザから守るためにあれこれやっているのですが、昨年グループの飼育農場の全鶏舎が野鳥による汚染から守るために、昨年どーんと1億4000万円を遣いました。

  これまでも網があったのですが、雀は体を上手に縮めて、大きめの網なら通過してしまうことがたまにあるということがわかり、上記の決断をしたのです。ここまで徹底したのに自慢しなければ割に合わない(笑)

1af413ec.JPG 慌てて昼の弁当の発注を忘れてしまい、二戸駅の立ち食いそば・うどん店で「冷やしとろろうどん」(430円)を食べて、新聞もまとめて買ってきました。

  読売新聞は結構スペース取ってますね。ヘリコプターからの写真を一面カラーで載せてありますね。社会面にも「風評被害が心配」と結構な内容です。

  朝日新聞の1面は「毒性弱いタイプ」という見出しが目を引きます。社会面には、あれ、無いですね。よく見たら、第3面に解説記事がありました。

  毎日新聞はの1面は無し。社会面には「弱毒タイプ」検出と、面積も割と少なめ。

  日本経済新聞の1面も無し。社会面に小さく載ってますね。文字自体小さいので目立ちませんね。

  それから地元紙関係では、デーリー東北(本社八戸市)が1面に大々的に「茨城でトリインフルエンザ」と黒バックの文字と航空写真。でかい!4月から「800羽死ぬ」と地元にしてはややキツイですね。社会面は無し。

  岩手日報は1面無しで、気を遣って頂いたのかな?社会面には地図入りで出ています。

  河北新報(本社仙台市)は1面無し。社会面に縦長で出ています。  以上、地元で手に入った新聞を確認してみました。やっぱり昨年の業界側からの批判があったせいか、優しい扱いが多いように見受けられます。

  昨年の発生のうち、京都の例では隠蔽があったとして業界の評判を落としましたが、面で広がらなかったと言うことで、世界的には日本の防疫体制は非常に高く評価されたようです。今回も広がらないように願いたいところです。 

 また出ましたね〜。マスクを被り、頭を被った真っ白な服を着た人々が農場に立ち入る様子が。この物々しい画像が風評被害の元凶なので、恐れておりましたが、やっぱりこの画像しかないんでしょうね。

  しかし、細田官房長官がしっかりと「鶏肉・鶏卵から人体に伝染した報告は世界的にない」ということだけをズバリ編集して放送してくれたのは良かったです。報道機関も洗練されてきたのでしょう。

  生きた鶏や死んだ鶏との接触が心配される従業員7人の健康状態は良好とのことで良かったですね。日本人の生命の管理という点では、そのことが一番のリスクなんですよね。そのことで物々しくなっているということを消費者の皆様には理解して頂きたいところです。ただ、今回のは弱毒株なので生命の危険は無さそうですが。

  午前中は鳥インフルエンザの話題を中心に会議をやっていたのですが、ワイドショー関係での報道がどうなっていたのでしょうか?それがまた心配です。

 茨城県の採卵養鶏農場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。日本ではH5とH7は何でも高病原性に分類してしまうので、H5N2の病威のおとなしさが意外に思われるかもしれませんが、テレビで報道されるとおり、その変異が怖いと言うことでそうなっているのですね。

 当社では早速、社内ルール通り、この国内発生という事態をレベル2と認識し、自社社員は「国内他産地出張禁止」「同業者会合出席禁止」、得意先様には「他産地経由の訪問を禁止」「来客は極力ご遠慮願う」、同業者には「受け入れ全面禁止」という状況になります。ご協力をお願いします。

 今回も採卵養鶏の農場からの発生です。昨年は、鶏肉業界のほうが、風評被害が多いので、割に合わないな〜と嘆いておりましたが、今回もそうなるのでしょうか?

 私自身の行動の制限も多くなりますので、このブログでは少々頻度を上げて、鳥インフルエンザの話題を書いていきたいと思っております。

f53b9e8c.JPG 本社の後、我が家も昨年の10月に社屋の近くに引っ越したのですが、町の中心地であるのにナント、ADSLが通じないということが引っ越しの時に分かりました。

 この地域はインフラの整備が最近だったので、既に光ファイバーベースで電話線を通しているそうで、それなら早く光ファイバーのサービスを実現して欲しいところです。

 入居の際は、まずアナログ回線でした。懐かしの56kですね。まもなくISDNルータを中古で購入してフレッツISDN契約にして64kにしました。

 それでもイライラが募っていましたが、「そういえば、無線にしてしまえばいいか!」と気が付き、FOMAのデータ通信カードを導入。これは良かったのですが、最初の月の料金に驚き、更に検討。カタログをあれこれ見て、通信品質に心配があったのですが、安いプランがあったので衝動買いでウイルコムのPHSデータ通信カードを導入。私が使う上では結構良好だったのですが、家庭内LANの構築に問題が解決できないことが分かってきて、またまた情報収集。そしてauの最大2.4mbpsのサービスを試したくなり導入(写真)。しかしこれも通信品質が安定しないかな〜と嘆いているところです。こんなことを4月からやっています。

 家庭内LANの構築とかがうまくできない最中はほんとにイライラしてしまうのですが、うまくいくとスッキリいい気分。私にとってはパソコンが趣味で、東芝のパソピアから始まって、初代東芝ダイナブック、マッキントッシュを経て、ウインドウズ95導入、2000年頃からはパソコンは道具としてスムーズに使えるようになり、趣味としてあれこれ試したり問題解決したりする時期から遠ざかっていました。ですから、いまは久しぶりに戦っている感じです。

 子供たちのオモチャを直したり、家の中の修繕をしたり、問題解決するのも大好きです。頭の切り替えが出来るし、それがストレス発散かな。

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 6月になって多忙なスケジュールがずーっと続いております。

 何はともあれ、来客がたくさんあることは有り難いことです。今日はある新支店長さんが挨拶にいらっしゃって、社屋の話題から会話が始まりました。

 「国道4号線から、はじめてこの社屋を見たとき、あー、これは鶏舎をイメージして造ったんだなあと思いましたよ」と鋭い指摘がありました。

 色は違いますがガルバリウム鋼板を使ったエクステリアという点ではまさしく鶏舎と同じです。コスト意識そのまんまです!

 それに木造在来工法という点でも鶏舎と同じ。鉄筋コンクリートの家に住む人は寿命が短いという噂が頭に残っていましたし。断熱は強力にやるポリシーもそのまま社屋に取り入れ、外断熱工法を選択しました。

 食品会社の本社という意味で衛生にもこだわりました。クルマで敷地に入る際には、消毒漕にタイヤを浸けるようになっておりますし、玄関には靴底を消毒するマットがあります。

 玄関でスリッパに履き替えてもらうと、すぐ両端に自動手洗いボウルがありますので、必ず手洗いをしてもらっております。

 また、鶏糞工場とかに行った社員のためにシャワー室(お湯)を設けました。

 デザイン的には清潔感とともに、21世紀の建物ですからユニークさも求めました。新幹線二戸駅ができた直後でしたので、立派な二戸駅に負けたくなかったですね。

 おかげさまで、昨年日経ニューオフィス賞を受賞することが出来ました。

 他には代表的意見として「外は渋い色だけど、中は木のぬくもりを感じて明るくてびっくり」「北欧の家というかんじですね」などなど、割と好評ではないでしょうか。

 ただ会長(=父)だけは、もっと立派さを求めていたようで物足りないようです。それを押し切ったので、風当たりが強いんですよね(笑)。
 

4f027628.JPG 6月15日、東北地方も梅雨入りしたわけですが、あんまり降らないですね。昨年も空梅雨(からつゆ)だったと思いますが、今年もそうなのでしょうかね?

 北海道には梅雨が無いと言われるくらいですし、緯度からすると北海道寄りなので、この地域の梅雨は「半梅雨」と表現しても良いくらいです。調べてみますと、二戸市の年間降雨量はたったの849.5mmしかなく、全国的にも非常に少ない部類のようです。

 従って干害に見舞われやすく、山間部が多く、稲作にも向いていないと言うことで雑穀の産地として名を馳せているわけです。そして、山間部を有効に使える鶏舎の建設が促進されていったのですね。

 しかし、夏は結構暑いですよ。若鶏の主産地は東北と九州なのですが、案外東北で夏場の熱死が多いのです。よく聞かれますが、鶏舎にはガス暖房がありますが、冷房については、扇風機や霧の噴霧、水の冷気を利用した気休め程度の空調だけで、エアコンやクーラーはありません。

 今年は暑くなりませんように。それに、暑くなりすぎると、そうめんとか蕎麦とかばっかり消費されて肉の消費が落ちるんですよね〜。

(写真:本社駐車場より東北新幹線二戸駅と折爪岳を望む)

da148ed8.jpg 昨日午後、岩手農協チキンフーズ蠅離Εぅ鵐疋譽好皀妊觀楴砲陵鄒祝賀会が地元の二戸パークホテルで開催されました。二戸地方振興局(岩手は広いので県の出先機関が二戸にある)農政部長や九戸村長が出席され、短い時間でしたが完成を祝いました。

  その祝宴では、二戸市なにゃとやら保存会の皆さんによる「なにゃとやら」が披露されました。なにゃとやらとは、この一戸、二戸〜八戸、九戸とその周辺に残る盆踊りです。

  非常に緩やかな振り付けで、教えるのも難しいとされるものです。各地でちょっとずつアレンジが変わっていたり、踊り方も違っていたりします。

  狭い部屋で太鼓をたたいて、20人近くが踊るわけですから、迫力があってそれに感化されたのか、父(=岩手農協チキンフーズ社長)が輪に入って踊り出し、あんまり上手じゃないのを見て(?)私もその後を追い踊りに入りました。そして数人の社員が更に加わり、喝采を浴びました。というか、単に笑われたというか。

  さて、今では参加しなくなりましたが、10年ほど前に、当社の事業所がほとんど全部、地元の秋祭りの流し踊りに参加していた時期がありました。私は率先して全部に参加していたものですから、二戸音頭はもちろん、九戸音頭、軽米音頭、さんさ踊り(県央工場のある西根町=盛岡に近い)と全部踊れます。密かな自慢です。地球上でオンリーワンでは?

dfb484bb.JPG 今週末は、野田村と安代町の東西の2カ所で部門合宿が開かれておりまして、それをちょっと覗いてみようということで、穏やかな天気のもと300kmのドライブとなりました。岩手は広い!たまには家族と別行動もいいかと、全行程高速道路を使わず走りました。

 写真は久慈渓谷です。前を走る車の中にはバイクでツーリングの人も結構いましたね。しかし、前をよく見ると、休日だというのに、この地域らしく、エサを運ぶバルク車がいるし、もっと前には鶏舎に敷く大鋸屑(おがくず)を運ぶ車が前を走っていましたね〜。途中別の道では、慎重に走る当社の卵のトラックを追い越したりして。

 なかなか行かない野田村ですから、帰りは野田村から山を越えて久慈市の山根という集落を通過して山形村にダイレクトに行く、くねくね道の県道29号線を通ってみました。

 近くなのに通ったことがない道路を見つけて走るのは楽しい!へえー、こんなところに立派な集落がある!とか感心してしまいます。舗装されているのに対向車とほとんどすれ違わないし、自分のために作られた道みたいな気分になりますね。

 疲れましたが、社員の輝いている目を見ることもできて、心地よい初夏の1日でした。

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 この業界に入ってしばらくしてびっくりしましたね、この「食鳥業界」という言葉には。確かに漢字そのもの、その通りなのですが、なんだか羽の付いた生きている鳥をそのまま食べる絵が脳裡に浮かんでしまって。

 ブロイラーという言葉も今や密飼いの代名詞になってしまってますし、養鶏っていうのも採卵養鶏のケージ飼いのイメージが強くてどうも良くないですよね。

 そんなイメージで平成3年、当社は社名変更したのです。社名に「チキン」という言葉を盛り込みました。「カンパニー」は会社という意味もありますが、仲間という意味もあるんですよね。

 業界では「国産チキン」とか「Jチキン」という言葉を普及させようとしているのですから、業界団体もそろそろ「日本食鳥協会」から「国産チキン協会」とかに変更しても良いと思うんですがね。

 まだまだ業界には、社名に食鳥やブロイラーという言葉を残している会社も多いですし、そう簡単にいかないのでしょうが。

(写真:本社の裏庭側)

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 業界の若手の会「21世紀の会」に出席しました。14日の最終の「はやて30号」(二戸20:11→東京23:08)で上京し、ホテルで寝て、翌日朝10:00から最終の「はやて27号」(東京18:56→二戸22:08)で帰るまでみっちり21世紀の会関係でディスカッションでした。

  夜は、日比谷の「鶏味座」という店で懇親会。青山の店は繁盛しているというので、行ってみたかった店として頭に入っていましたが、日比谷にもできたんですね。17:30から1時間しか居なかったので、残念ながら地鶏の神髄に触れることは出来なかったのですが、3階の15人部屋を貸し切って、なかなか楽しめる雰囲気の良い店でした。

  今回の昼の例会は、先物相場の勉強会という趣向だったのですが、聞けば聞くほど業界人にとって有益な分野のような気がしますが、アメリカ人のように日本人は、経営ツールとして商品取引の世界を見ていないので、火がつかないのでしょうね。

  しかし、20代の会員は「我々の世代には商品取引も後ろめたい気持ちはないですよ」と言っていました。不動産を始め、投資の対象がどんどん広がりつつある時代ですから、徐々に定着してきそうな気もします。

  リスクヘッジを考えるのは経営の根幹でもあるわけですが、精魂込めた努力でないのにそういうので助けられる気がしてしまうのは、やはり古い世代に分類されるということなのでしょうか?

86786b96.jpg 外食産業にも原産地表示が義務化されることが発表されましたね。そういう方向で政府が動いているという話は聞いておりましたが、やっと発表に至りました。喜ばしいことです。

 正直なところ、輸入国の表示とか、都道府県表示だとかというよりも、チキンは企業毎のポリシーとかが如実に表れるので、リアルな生産会社名とかの表示を義務化して欲しいところです。

 ただ消費者も会社名を覚えきれないとか、流通での手間とかで無理なのでしょうね。こういう状況をブレークするには、産地から100%コンシュマーパックしたものを出すしかないのでしょう。

 (写真はロイヤルホストで始まった原産地表示されたグランドメニューです)

 隣の浄法寺町の東北最古の名刹である天台寺の住職をされていた瀬戸内寂聴さんがこの6月10日に83歳で引退されました

 その当時の浄法寺町長から打診があったのがきっかけだそうで、もちろん村おこし的な意図であったようですが、それを真正面からこの地域のためにと受け止めてくださったのです。

 そしてこの田舎の住職として毎月お見えになり、その法話で聴衆を魅了し、全国から集まった人たちに生きる勇気を与えつづけてくださいました。住職を譲ってからも寂聴節を聞かせて下さるようです。

 岩手県北の二戸市、浄法寺町、一戸町、九戸村、軽米町の5市町村で、カシオペア連邦として売り出し、私も青年会議所時代、町おこしで建国祭を大々的に開いたのですが、そのときも地元のためにと特別出演して下さいました。

 また、そのころ、元朝参りに元旦9:00ぐらいに天台寺を若い連中で訪問すると、快く寂聴さんが起きてきて応対して頂き、おせち料理を振る舞われて帰ってきた時期がありました。そのころ寂聴さんは70歳くらいだったでしょうか。

 さて、この浄法寺町ですが、昔ワープロによっては「じょううじ」と入力しないと出なかったりしたのですが、これは内蔵辞書の間違い。正確には「じょううじ」なんですよね。いや、もっと正確には「じょぼず」かな。

 そのカシオペア連邦の1つ、浄法寺町が二戸市に合併することが決まっています。もうカシオペア連邦も最終章ですかね。


 

ef84e81d.JPG 本日、男性社員の結婚披露宴がありました。途中入社して10年。37歳という遅咲きでの結婚は、会社の休日を選んで行われ、たくさんの社員が招かれて参加しました。私の役目は一番最初のお祝いのスピーチです。

 新郎には農場の指導員を永年勤めてもらいました。指導員になってから、彼はどんどん太り、どうしたのかと聞くと、農場に寝泊まりして農場長と酒を交わしていたら太ってきたと答えたのです。その後、彼に続いて指導員になる人がどんどん太る現象が続いて、彼の影響はすごいと思いました。当社では指導員が太ると鶏も成績良く太るという現象が出ています。

 …などと冗談交じりでスピーチをしました。私も34歳の3日前の結婚式だったもので、自己反省を込めて社員には口を酸っぱくして「仕事は一時的には少々手を抜いても、早く結婚せー」と言っておりますが、なかなか進まないのが30代なんですよね〜。

 

 

1984574b.JPG 一昨日、業界の雑誌の記者さんがいらっしゃってインタビューを受けたのですが、真っ正面からキツい質問を受けました。「国際競争力について御社はどう考えておりますか?」

 少々間をおいて、私は「国際競争力はありません」と言ってしまいました。どう考えてもブラジル、中国、タイといった国々より鶏肉を安く作ることは出来ません。

 しかし、10年ほど前と違い、着実に国産チキンは評価され、輸入品がどんなに安くても、我々の売上の半分を占める「国産フレッシュもも肉」は独立独歩の地位を築いており、消費者の皆様からの評価を頂いております。ありがたいことです。

 トヨタはレクサスのディーラー網を日本にも展開するようですが、クルマはうるさいことを言わないのなら、中国で作って、ユニクロブランドで50万円とかで販売する時代になるかもしれません。

 レクサスを買うつもりは今のところ無いのですが、そんなわけでレクサスブランドの行く末に興味津々ですね。クルマ自体はカタログで見ると地味すぎのように思えるのですが。

(写真:若宮ファームのお母さんのオブジェを机の上に置いておいたら、お客様に見つかってしまって、また制作をお願いしたら、送られてきたのがコレです)

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 「もったいない」という言葉が脚光を浴びていますね。子供の頃、祖母がこの言葉をよく使う人でしたし、母もまたよく使う人でした。また、父は経営者として徹底してこれを実践した人だと思っております。まあ、別な言葉で言えば「ケチ」を徹底したとも言えます。その徹底ぶりを見た周囲の人が、父に信頼を寄せ、資金を使わせてくれ、ここまでの企業に成長したと思っております。

 10年ほど前、地元の青年会議所の会員だったときに、その全国組織の7万人のトップの華やかな立場にいる会頭に横浜の岡田さんという方がなっていたのですが、この先輩が驚いたことに「もったいない運動」というのを、全国で広めたのでした。あー、そういえば、非常に深い意味を含んだ言葉なんだと再認識させられ、青年会議所のパーティーの残り物を持ち帰る習慣を付けたものでした。

  増える世界人口に対しての限られた資源。更に今は、世界の飢餓の問題と先進国の贅沢とのギャップをベースにした言葉として使われることもあるようですね。贅沢できる国にいること、そういう境遇にあることに感謝しなければ成りません。

  しかし、考えてみると、会社の経営上「もったいないの精神で」と言っても、誤解が生じてしまう恐れがあるのでなかなか言えないんですよね。モノを大事にするという意味が大半であるこの言葉を使いすぎると、もっと大事な「人」や「時間」という重要な要素をないがしろにしてしまう気がします。

  例えば、食べ物を大事にしすぎて、残さずに食べるのは一般的には美徳ですが、太って外観を悪くし、病気にも成りやすくなるのでは、割に合わないですよね。発展途上国でも肥満が問題になっているようです。過ぎたるは及ばざるが如しですね。

80bfc4b9.jpg 昨晩は、札幌から岩手県出身の飲食店経営者を囲んでの夕食となりました。北海道の食材と岩手の食材を使って自らの夢をかなえようとする、野心にあふれた方で、岩手についてあれこれ話題になりました。

  宰相をたくさん出しているという自慢とか、県民性の良いところ、悪いところの議論になりましたが、千昌夫の影響だけでなく、やはり岩手人の根底に流れているのは、やはり劣等感なのかな?と自分を振り返って思えます。ド田舎ですし、自慢できるものはそんなに無いですから、無理もないのです。

  それにしても悔しいのが、当地で学校教育を受けて、社会に出ると優秀な人は都会に出て、引退すると田舎に帰って来るという変な循環です。人の一生のうち、肝心の活躍できる時期を都会に奪われている。

  それは地元に良い会社がないからです。公務員だけが辛うじて積極的に選ばれる職場といった風潮が地元にはあります。

  なんとか、それを打破したい!給料も良いし、仕事も都会レベルで打ち込める、やりがいのある職場。

  それを実現するのが私のライフワークと感じています。

bdabe851.JPG 人間ドックを受けると、奇跡的にほとんど何も引っかからないですし、食べ物も「好き嫌い」という点では何も問題ないのですが、私は口に出来ない食べ物が多いんですよね。

 アレルギーとしては、蕎麦、カニ、メロン、日本酒が駄目です。メロンは安いのは大丈夫なんだけど、高いのは駄目(笑)。蕎麦は死なないけど、体がむずむずしてきて脱皮したくなります。

 それからコーヒー、紅茶、ウーロン茶は、体の潤滑油が無くなる感じ。興奮して眠れません。カフェインかと思えば、日本茶は微妙に眠れなくなるけど、コーヒー、紅茶ほどではありません。

 牛乳はといえば、ゴロゴロして飲めません。その代わり明治のヨーグルトLG21はほとんど毎日食べています。アイスクリームは体内時計が狂ってしまうみたいですので遠慮しています。

 それから、甘いのは大好きですが、チョコレートやケーキの生クリームは食べ過ぎると、吹き出物が今でも出てきます。

 そして肉について。牛肉と豚肉は嫌いじゃないけど、脂肪を食べるとこれまた甘いものと別の場所に吹き出物が出てくるんだなあ。

 やっぱり鶏肉が一番です!

 こんな私ですから、食べ物と体の関係には人一倍洞察力を発揮していると思っております。子供の頃、父は「医者になるなら、跡を継がなくて良い」と言ってましたが、その世界も合っていたかな?

(写真は若宮農場さんが作ってくれたオブジェです)

e17a3d50.JPG ここ1週間、このブログもつまらない内容でお茶を濁しておりましたが、実は、先月29日の日曜日に東京である会合があり、岩手農協チキンフーズ蠅寮賁海箸靴峠仞覆掘△修里泙淌豕に泊まり、翌30日から昨日までの4泊5日、中国に出張しておりました。

  当社では4工場に協力会社の分も含め、160人もの中国人研修生・実習生がおり日本人社員と同じような仕事をしてもらっております。その若い女性たちを送り込んでいる相手先などを表敬訪問するのが今回の出張の目的です。写真は近いうちに当社に派遣される研修生たちで、事前の日本語の研修をしている教室です。

  ほかにも同業者の訪問などの日程をこなしましたが、正味4日間、昼夜2回ずつ回転テーブルでの中国式のパーティーが開かれ、地元市長さんや副市長さん、畜産局長、薫事長などのVIPが入れ替わり立ち替わりお付き合いしてくれました。名刺も30枚ほど持って行ったのですが完売でした。

  私は日本以上に人気のあるケンタッキーフライドチキンに寄りたかったのですが、気が付くとあっという間にスケジュールが終了してしまいました。

  ここのところの日中関係もあって少々心配したのですが、私と同じ年のVIPはこう言いました。「私は日本に20回以上行っているし、日本のことが分かっているし好きだ。13億人のうち1億人を研修生として日本に送り込めば、中国は変わる」

  真顔でのこのセリフに、ホントに感動しました。  

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