きまじめチキン日記

岩手県二戸市 昭和38年生 チキン産業 経営者 十文字保雄

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 会長になったからという訳ではないのですが、矢野香さんの「その話し方では軽すぎます!エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』」を読んでみました。

 さすが元NHKのアナウンサーというわけで、正統派の品位のある話し方を目指した細かい所のこだわりに感心しましたが、半分くらいは日常気にかかる他人の話し方などについてそれがなぜいけないかを解説してくれていて非常に実用的だと思いました。

 思えば青年会議所の活動の中で、自分が属するまちの青年会議所のトップとは少し違う、岩手ブロック会長、東北地区会長、そして日本青年会議所の会頭と上に行くに従って、話す内容、話し方、振る舞いに接することがあって、会頭なんてもう雲の上の人みたいな目で見てましたから、自分とは次元が違う世界だと思っていた時期があります。

 しかし、34歳で地元の理事長になり、ちょっとカッコつけしなければならなくなり、また38歳で社長になって否応にもレベルアップに取り組まざるを得なくなり、社長業18年5ヶ月やって、毎週月曜の朝礼をはじめスピーチする機会に恵まれ、自分なりに気にすることが増えて、部下の指導も増えてきているという感じでしょうか。ちょっと煙たがれているところがあるかもしれませんが(笑)。

 部下の育成の意味でも非常にタイムリーな本を手にしました。細かいことはここに書きませんが、タイトル通りランクアップした私をこれから見せていきます!

 ‥と断言。「いきたいと思います」ではエグゼクティブは駄目だそうなので。

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 上の名刺と下の名刺は違います。そうです、社長と会長の違い。本日やっと会長の名刺を渡す機会がありました。

 しかし、70周年のロゴマークが入った社長の名刺のほうは確か3月に配られたはずですが、出張も来客も禁止でしたので、作ってもらったのに使わず終いでした。

 幻の名刺になりそうですが、このまま捨てるのはもったいない。何かに使えないものですかね。裏が白ければメモ用紙に使えますが白くない。なにかアイデアが浮かぶまでちょっと保管しておこうかな。

 考えれば私だけじゃなく、社員の皆さんもこの70周年の名刺を作成しておいてほぼ使ってないはず。もしかして使わないまま70周年の年は終わってしまうのか‥。

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 6月になりました。今日から私は会長です。

 父の健助のことを「会長」と言ってましたが、今日から自分が会長なので、さてどう呼んだらいいのか? 朝礼では「健助さん、ヤスオさんでいい」と言いましたが。

 さて、今月のカレンダーをみて、初めてじゃないかと思える現象がありました。6月の土日8日間が綺麗に4事業所とも休みに成っている。

 工場の稼働時間を1日480分に増やして、休日の稼働を減らして、今年は267日稼働。しかも、水曜・土曜休みが半々だったのを、社員の要望から土曜休みを増やしたら、旗日の無い6月はこうなったというわけですね。

 なお本社は休日の稼働は無いので260日出勤となっています。年間105日休みということです。今後、工場も更に近づいていくことでしょう。

 鮮度が大切な商品ですので、年間の稼働日が減るのに流通側から難色を示されてきましたが、今の時代そう言われることがほとんど無くなりました。時代は変わりました。

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 6月1日、18年5ヶ月務めてきました当社の社長から会長になることになりました。

 その理由を説明するには要素がありすぎて語り尽くせませんが、健助会長が思いの外元気でビジネスの第一線でまだまだやれそうというのが大きいです。正直なところ、80代になってから忘新年会でおじいさんを装ったような喋り方をするのに違和感を感じてました。

 私はほぼやれることをやり尽くして当社は中堅企業の体をなしてきましたし、人も育ってますし、経営環境もまずまずですし、私ができないことを現場に強い父ならやってくれるであろうと思い、代表権のない社長をと筆頭株主の立場でお願いしました。

 ゴールデンウイーク明けの5月7日の本社朝礼で発表してから3週間が経過しましたが、新社長は意欲的に動き始めています。

 なお、岩手農協チキンフーズ、PJ二戸フーズ、十文字丸善スープ、めんこい協同組合、岩手県チキン協同組合の社長や理事長はそのままです。本社内の部屋も今まで通りで、表示が変わるだけです。

 今後の私はというと、より離れたところから会社のあり方等を考えていきたいと思っています。よろしくおねがいします。

 会社のSNS運用も始まってますし、このブログも終わりかなとも思いましたが、決心できなかったので当面続けることになりそうです。

(写真:本日の岩手日報朝刊)

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 創業者とか経営者としてではなく、投資家として財を成したアメリカのウォーレン・バフェット氏。

 先日、アマゾンで氏を取り上げたドキュメンタリー映画を拝見して、なぜこれまでその存在を知ろうとしなかったんだろうと悔いて、書籍を検索したらその語録や思想を描いた本がたくさん出ているじゃないですか。

 その中から、古いけどこれかなと選んだのが「ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!―世界最高の投資家の原則」です。

 世界最高の投資家が、生まれ故郷の盛岡のような田舎の町から離れずに活躍してて、巨額の財を成してるのにマクドナルドのドライブスルーで朝食を買って自家用車で出社。家事を手伝うとかは全く無く、とにかく仕事にのめり込んでいて、その発言はウイットに富んでいて注目の的。

 その反面、氏が経営するに至った投資会社「バークシャー・ハザウェイ」の年1回の株主総会には世界中から株主が集まって手作りだけどお祭りのような時間を過ごす。いやあ、いいなあ。

 このコロナ騒動で、さすがのバフェット氏も巨額の損失を出していると伝えられていますが、10代からビジネスの才覚を見せていたところは、ちょっと私の父に似てるかなと思いながら拝読しました。世代もほぼ同じか。

 たくさんマーカー線を引きましたが、一番印象的だったのがこの表題の「好きになれない人々と一緒に働くのは、金目当てに結婚するようなもの」という言葉。なるほど〜。

 当社を選んでくれる学生さんは、かなりの比率でリクルーターをやってる若手社員に触れて好感を抱いてというのが理由になってるようです。社長じゃなくて(笑)。

 そのサイクルがもう何度も回っているんだな、と実感することがよくあります。

 そういえばカンパニーっていう英語には、「仲間」という意味もあるのでした。忘れてました。

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 一昨日、人事審査委員会がありました。人事評定の最終確認と、昇格・降格の候補者選定を行う時間です。

 この日まで評価水準の前後左右照らし合わせて調整を行ってもらい、最後この時間にトップの私から気になっている社員の評価を聞いて確認していくというのが主眼でしょうか。

 そこで私が気にするのは、マッチングです。その仕事が合っているのかどうか。

 特に、当社には大別して、農場を担当する「生産部」と工場を担当する「製造部」があって、それぞれ相性があるように思うからです。

 生産部は鶏を出荷するまでの比較的長時間の仕事なので、深い思慮と信頼感の醸成が欠かせません。

 片や製造部は毎日与えられた時間内にオーダー通りの仕事をこなすのが主眼で、トラブルにスピーディーに対応したり、大人数を相手にした立ち振舞や言動が重視されます。

 どちらかと言うと、生産部が「じっくり」で、製造部が「スピード」というイメージでしょうか。

 時には「その職場が合ってないようだ」ということで越境移動することがありますが、それがハマって活躍しだしたと聞くとこちらも嬉しくなります。

 もちろん、それ以外にも積極的な意味で越境することがあり、オールマイティに活躍できれば評価は高くなりますが。

 当社はそれ以外にも、品質部、支援部、環境部、営業部と第3の分野がたくさんあります。それぞれ独特の気質があるようで、自社ながら面白いなと思っています。

 多種多様な仕事の分野があるのが当社の一つの特徴なのでしょう。

(写真:製造部久慈工場の玄関)


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 今日は9:00から生産部の部課長職会議、13:15から営業部の販売会議、15:30には種鶏孵卵課の事務所に行って部課長職会議と、3つの社内会議にオブザーバー出席しました。

 写真の営業部販売会議は、3工場の販売課の課長がオンラインで参加。先月に続いて2回めのウエブ会議だそうですが、営業部はお客様とのオンライン打ち合わせも多いので、多少のトラブルはありましたが手慣れてましたね。

 実は先週月曜日、同じ大会議室で3工場と繋いで経営会議をやりましたが、ネット回線が混んでいるせいか声が途切れて実用に堪えなかったので、音声だけはスマホの電話機能でスピーカーを鳴らして接続したまま進行したのでした。改めて音声がいかに大切か実感しました。

 さて、この本社に引っ越したのは確か2004年のはずです。それからずっと16年間、この大会議室のスクリーンは巨大でした。

 しかし、先日気が付きました。デカすぎて仰ぎ見るので、首が疲れる! 見てるとどんどん姿勢が悪くなる(笑)。

 年取ったせいもあるでしょう。少しずつ苦痛に思えてきて、何だろう?とふと考えてみたら、やっとそのことに気がついたのです。

 結果、スクリーンを小さくすることで普通に見れるようになりましたし、プロジェクターの設置場所は前進し天井の金属の梁に天吊する形で取り付けられ、スペース効率もアップ。結構いい事ずくめだったのではないかな。

 わがままが功を奏する事例じゃないでしょうか。疑問を持てるかどうかが分かれ目ですよね。気がつくまで時間がかかったけど、まだ感性が錆びて無くてよかった。

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 2ヶ月前にAmazon Music HDにハマってると報告しましたが、今日あのときのセッティングから更に替えてみました。

 サーバーはAmazonのFireタブレットでしたが、時間が経つとまた途切れが発生するようになり、ストリーミングを諦めようとも思いましたが、セールで買ったEcho Show 5を試しにセットしてみたら、途切れが激減。やったー。

 しかし、タブレットのように曲やプレイリストを自在に選ぶことはできなくなりました。音声認識ですべて希望を伝えなければならないので、難しい名前、誤解されがちな名前のアーティストとかは自然と遠のいていきます。

 でも、もう昔みたいにアーティストの作品を聴くというのではなく、BGM的な聴き方がほとんどなのでこれでいいやという感じ。CDプレーヤーもほぼ使用しなくなりましたので、外してみました。Amazon Music HDで聞けないアーティストのCDはパソコンでリッピングして、USBメモリに入れてこのアンプに挿そうという計画です。

 その代わりと言ってはなんですが、この位置にアンプを戻すことで、テレビのVHFアンテナを使ってFMを受信できるようになったし、インターネットラジオも聴けるようセットしました。

 そして、アンプの位置はスピーカーの間に戻しました。トーンコントロールをいじることを想定してリスニングポジション脇に2ヶ月間置いてましたが、ほとんどいじることもなかったので。

 スピーカーケーブルもBTL接続は諦めて、壁の中に埋め込んであるものを使ったので見栄えも良くなりました。アンプに接続するケーブル類が見えるので、束ねるグッズを駆使して最小限に見えるようにしました。テーブルの足に隠れてたら最高なんですけどね。

 この先はBluetooth接続ができるパワードスピーカーの上等なやつが出れば、それを導入して単体のアンプを無くしてしまおうという方向かな。オーディオマニアだった私が、こんなシンプルな方向に来てしまうとは思っても見なかった‥。

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 雨漏り対策工事のパイオニア、唐鎌謙二さん著の「自分を磨く「嫌われ仕事」の法則」を読んでみました。

 タイトルから、職業を選ぶワーカーの立場から書かれた本かと思いましたら、そういう内容もありましたが、どちらかと言うと経営者としてそういうカテゴリーの仕事を選ぶことのメリットを中心に自らの体験を交えて書かれておりました。

 誰もやりたがらない仕事は、すぐ利益にならないということもあってライバルができにくく熾烈な競争とは無縁。しかも真摯に仕事をするととても感謝される。よく想像して考えれば社会的に無くてはならない仕事なので、精神衛生上とても良い。

 コロナ禍で華やかな業界が苦境に陥っているわけですが、もしかしたら世の中の法則として、仕事自体が楽しい業界は、瞬発的に巨大な「嫌な事態」が発生し、嫌われ仕事の世界は日々「嫌」を消化している傾向があるのではないでしょうか?(全てとは言いません)

 ですからポストコロナの新しい時代は「嫌われ仕事」が見直されるのではないかと予想します。いや、そうなってほしいですね。意図して景気良くして華やかすぎるのって違和感ありますし。

 ちなみに当社もそういう「嫌われ仕事」がたくさんある業界です。しかし、それを日々淡々とこなしている人たちがいます。しかも笑顔を見せながら‥。

 正直に言うと私もそういう仕事は苦手な方なので、現場に出ると「偉いなあ」の一言です。小山昇さんは「嫌なことをやると人間は素直になる」と言いますが、その意味がじわじわと理解出来るようになってきました。

 「嫌われ仕事」だけに、それに合った見返りを用意しながら、会社の利益を出して盤石にしていくのが私の仕事。そう改めて認識しました。

 結局のところ、著者が言うように、全てをひっくるめると「世の中楽して儲かる仕事は無い」ということでしょうね。

社長  (13)

 ゴールデンウイーク明け5回あった工場の高卒者昼食会、本日が最後でした。

 今日の9人はなぜか読書好きが多くて5人、なぜか中学で卓球部が多くて4人、なぜか高校時代皆勤賞が多くて4人と不思議な偏りで、八幡平工場はある程度均したと聞いた割に毎回違ってて面白かったです。

 形としては、中高で頑張ったこと、趣味としてハマってることを話してもらうんですが、それぞれ自分の大切なものをお持ちで、そういうのをちょっとツッコミを入れて聞き出すのは楽しい作業です。ウケすぎて、こんな写真を撮ってもらえました。

 趣味では音楽好きだとかジャンルだけを言うので、好きな音楽アーティスト、作家、ユーチューバー等について深堀りするんですが、名前が出てもほとんど分かりませんね。メジャーじゃない名前も結構出るみたいで、他の参加者も分からないこともしばしば。昔と違いますね。

 そもそも、「ユーチューブよりテレビを観る人は?」と9人に聞いたら一人も手を挙げなかった時がありました。そこまでテレビ観ないのなら、当社で盆正月にやってるテレビCMの効果ってどうなのかな?と思わざるを得ません。

 ホリエモンのようにスマホ1台でほぼ完結してるんでしょうね。自己紹介で私が高校時代オーディオが好きで、レコードプレーヤー、アンプ、FMチューナー、カセットデッキ、大型スピーカー‥などと言うとき、世代の違いを大いに感じます。イメージできてるのかな?

 5月になって少しは落ち着いてきているかなというタイミングで昼食会を企画してるのですが、仕事のペースを掴んで自信をつけて、オフタイムをますます充実していってくれればと願うばかりです。

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